今日は、このページの書き込みのためにカメラを持って大学にでかけました。右のこの写真。わが家のまん前です。小さいひらたい山がずっと続いていたのですが、昨年末より猛烈な地響きとともにあっという間に山が削り取られ向こうが丸見え。新しくあちら側にできる団地とこちら駅側をつがげるためだとか・・・おかげでうちの窓からそれまでみることのできなかった明石海峡大橋が良く見えます。たしかに橋のイルミネーションは夜とてもきれいですが、ごっそり削られた山を見ると気持ちは複雑。まさか家のまん前がこんなことになるとは。「こどもに‘ものを大事にしなさい’といって育てられないな」と、妻が一言。この開発、付近の住民には何も知らされていない・・・・どうなってるのだろう?

通勤途中の散歩道:人気が少なくさみしげな池
自宅と研究室があまりに近い(キャンパス内官舎に住んでいる)私は、健康のことを考えて、キャンパスをぐるっと一周、約20分かけて研究室に入ることにしています。その間、沢や川などはいっさいありません。用水路のような細い溝が切られていますが、雨の日以外は水は流れていません。
この池は、家から10分くらい歩いたところにある池です。なんだ、水辺あるじゃない、といわれるとその通りなんですが、この水辺にアクセスする人はほとんどいません。昨年12月からはじめた20分散歩通勤は、フィールド調査に出ているとき以外、ほぼ毎日、がんばって続けています。でも人が水辺まで降りているのを見たのは今まで2回だけ。「水辺に降りてはいけません」という看板こそありませんが、柵が周囲に張り巡らされ、水辺と岸の間には腰を下ろせる緩衝地のような場もなく、近づいていこうという気にならない状態です。
でも、この池周辺には桜の木が植わっていて、春にはとてもきれいでした。せっかくそんなきれいな桜の時期もお花見を楽しんでくれる人影もなくさみしいかんじがしました。
