2005年06月30日

群馬県片品村 星野 学 4日目

これからの季節は、野菜を買う必要がなくなります。なぜなら、畑で野菜が取り放題だからです。自前の畑があって、そこで取れたものをその日に食べる、なんとも贅沢な生活をしています。
これは、ナスです。まだ温度が低いので1つしか取れていませんが、暖かくなれば食べきれないほど取れます。夏も美味しいけど秋ナスは最高です。
嫁さんも食べてますよ。


この花はなんだかわかりますか?
カレーや煮物には欠かせないアレです。
ジャガイモの花です。
白い花なんですけどたくさんの花をつけるので、畑でもかなり目立ちます。
もうすぐ新ジャガが食べれそうなので、とっても楽しみです。


ピーマンもなり始めました。生で食べても美味しいです。
このピーマンって、売られてるものよりも香りが強く、甘みもあってなんとも言えないですよ。ピーマン嫌いの子供にもオススメ!!
取れた手に勝るものはないですね。


これは、チンゲンサイです。
穴があいているので、お店で見かけることはないでしょう。
考えようによっては、私たちは虫も食べないようなものを食べているわけで、それで本当にいいのか考えてしまいます。
皆さんも、虫が食べるほどおいしいものを食べてみてはいかがでしょうか。


これは、きゅうりです。
きゅうりの花も黄色で目立つので、畑で光ってます。
今のきゅうりは、いぼや白っぽくないものが店頭に並んでいますが、このようにいぼがあって、白く粉が吹いているきゅうりもあるんですよ。
みずみずしくて畑で一仕事したあとは、水分補給にきゅうりをひとかじりする。大地の恵を感じれてサイコーです。


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2005年06月29日

群馬県片品村 星野 学 3日目

これは、リンゴの子供です。これが大きくなって、リンゴになります。(ちなみにこれはオウリンです。オウリンは大人になると緑なのに、子供のころは赤くなるのが不思議でしょ。)9月ごろからリンゴ狩りも楽しめます。我が家にもリンゴの木があるので、このころからは果物を買う必要がなくて、もぎたてをそのままかじることができ、なんとも贅沢です。


これは、洋ナシです。洋ナシは子供のころから、洋ナシの形をしています。ひょうたんに似た感じの実で、かわいらしいでしょ。もいでから、追熟を1ヶ月ぐらいしなくては食べれないので待ち遠しいのです。熟しすぎるとお酒のようになってしまいます。


郷土学のまとめについてですが、様々な意見や感想が改めて出てきて、調べてみたいことやみんなで検討していくべき課題などたくさんのものが得られた気がします。調査を始める前に「参加した人しか詳しくなれない。」という言葉を思い出しました。
調査したことにより、様々な問題や課題についてみんなで知恵を出し合い考えることが重要であり、それが始まりのような気がしました。
そういう意味では、今からがスタートです。出てきたものを整理して、できるところからやってみたいと思っています。今住んでいるところをよりよい環境にするために、みんなで努力していきたいです。

昨日は、子供と布団に横たわるとすぐに寝てしまい気づくと朝
今朝の目覚めはとても気持ちよかっただけに、朝からブルーになってしまいました。

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群馬県片品村 星野 学 2日目

片品村は、標高600m〜1000m以上のところで生活しているので、村の中でも、場所によって季節の訪れが違います。私が住んでいるところは、標高800mぐらいで、南に位置するので、村の中でも暖かいです。
村の夏は、短く8月の中旬ぐらいにはススキやコスモス、ホトトギスといった秋の花が咲き乱れます。
この花は、アナベルといって夏から秋にかけて咲かせ続けます。つぼみはライムグリーン、咲いてくると純白、その後は、またライムグリーンになり、ドライフラワーとしても鑑賞できます。夏に涼しさや爽やかさを感じさせてくれる花です。


これは、アスチルベです。日向から半日陰でも楽しむことのできる花です。グラウンドカバープランツと言って、地表面を覆うように株が増えていき、初夏にケイトウに似た細長い三角錐の形の花を咲かせます。


これは、アルケミラモリスです。この花も、日向から半日陰を好みます。カスミソウに似た黄色い花をたくさんつけます。また、この花の葉は、うぶ毛を持っていて雨が降ると水玉ができてかわいらしいです。


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2005年06月27日

群馬県片品村 星野 学 1日目

私は、群馬県片品村に住んでいる星野学と申します。この村に住み始めてから、4年目と浅いので、どこまで村のことをお話できるかわかりませんが、身近なところから報告していきたいと思います。


6月4、5日に郷土学というのを実施しました。郷土学と聞くとなんだかよくわからいような気がしていたのですが、自分が住んでいる部落を歩いて周り、あるもの探しをするということで、面白そうなので参加してみました。自分が住んでいる地区を歩くのって案外少ないようで、部落のことを知ってみたいという私にはとてもよい経験となり、地域の人たちと交流を深めるといった点でも、とても良いものだと感じました。
本日夜に集まって、もう一度まとめてみることになったので、後日報告したいと思います。

私の部落では、地域ごとに様々な信仰があり、様々なお祭りや行事があります。
先日(6月12日)も駒の休みというお祭りがありました。駒の休みとは、田植えを終え馬を休ませるための休みだそうですが、今では馬を飼っている家もなく、機械化されているので、部落のみんなが集まって、バーベキューをしています。
青空の下たくさんの人と食べるご飯はとても美味しいですね。
そこで珍しい現象がありました。
テレビで見た方もいるかもしれませんが、環天頂アーク(彩雲)と言うそうです。一直線に伸びる虹の姿は、見慣れていないせいもあって、とても幻想的でした。


私たちの部落では、村が進めている「花いっぱい運動」の一環として、平成9年から畑にラベンダーを植えて管理してきました。今年は去年の大雪で枝がかけてしまったり、春になってもなかなか温度が上がらず、花の時期が遅れてしまいました。


今までは、地域の人たちが眺めたりするぐらいだったのですが、平成15年より一般の方にも開放して、ラベンダーを眺めてもらったり、摘み取って利用してもらうようにしてきました。(今年は6月26日と7月2日です)
開放したことで、村内はもちろん村外からも多くの方に来ていただいて、新たな交流が生まれてきています。
子供からお年寄りまで、誰もが楽しめて、体験できることって素晴らしいし、そこでまた新たな出会いや発見があることに気づかされました。今後も、続けていきより多くの方に楽しんでもらえるようにラベンダー畑も整備していきたいです


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2005年06月26日

千葉県我孫子市 功能聡子 4日目

こんにちは。みなさんお元気ですか?今日は、宮城県加美町からです。
ここ3日ほどホームページにアクセスできなかったので、どうしようかと心配していましたが、ようやくアクセスできてほっとしています。やくらい薬師の湯の方が、ご親切にパソコンを使わせてくださったおかげです。本当にありがとうございます。

加美町は、東北新幹線古川駅から車で約1時間ほどのところにある、人口28,000人の町です。3年前に合併される前は、宮崎町、小野田町、中新田町の3つの町でした。宮崎町は中でも最も小さい人口わずか5,000人の町でしたが、そこが全国的に有名な食の文化祭の発祥の地だそうです。どうして、食の文化祭が始まったのか、なぜそれが7年間も続いているのか、今後どのように発展していくのか、それを知りたくて、インドネシアからやってきた3人のコミュニティワーカーたちと一緒に訪れました。

宮崎町の食の文化祭について、詳しくは、宮城県企画部地域振興課のホームページ http://www.pref.miyagi.jp/tisin/hustle/hustle_10/toku_1.html 他をご覧下さい。

ここに来てみて、宮崎町には、”食の文化祭”という形になるずっと前から、地域の人たちが作っている特産市のグループや、学校給食に地元の食材を提供する活動、特産のもち米を生かしたおもちやさんなどの、自発的で活発な活動があり、そうした活動をひっぱる意欲的な人たちがたくさんいたのだということがわかりました。どこの地域にも、そういう”未来の見える人”、(この言葉、おもちをいただきながらお話させていただいた、加美町のおかあちゃんがいっていた言葉です、いいことばですね)、がいて、一緒に未来をつくっていく仲間がいて、思いもかけない変化が起こっていくのだということを改めて感じて、とても勇気づけられました。

三日坊主+1になってしまった、今週の私、ですが、またいつかどこかで皆さんとお目にかかれることを楽しみにしています。


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2005年06月22日

千葉県我孫子市 功能聡子 3日目

おはようございます。今日の我孫子は朝から雨です。皆さんはどんな朝をお迎えですか?

・・・と書き始めたものの、なんとまたもや深夜になってしまいました。今日は昼からは雨も上がり、紫陽花がひときわ美しく見えました。皆さんの一日はいかがでしたか?

今日はお米の話から、と思いましたが、カンボジアからメールがまいこんできました。奨学金の話です。これは、地域の話題になるかどうかちょっと不安ですが書き進めてみます。


ある人からお手紙がきました。カンボジアで学校に行けない子どもたちに奨学金を出して、学校に行けるようにしたい、とおっしゃいます。奨学金として使えるお金は年間約50万円。皆さんならどうしますか?

しばらく考えて、カンボジアにいる友人に相談したところ、返事がきました。「カンボジアの子どもへの奨学金を考えてくれてありがとう。私たちのプログラムは、奨学金を与えるよりは、貧しい人たちが自立できるようにすることを(そしてその結果として子どもを学校に行かせることができるようになることを)目指しています。そのために、村の中で最も貧しい人たちとよく話し合い、プロジェクトに参加したいという意思のある人たちに対して、農業の技術を教えたり、借地を用意したり、子どもの栄養改善を助けたり、学校の教材費を用意したりする仕事を、地域の農民組合との協力で行おうとしています。」




「子どもの教育への支援を考えているのであれば、他にもいろいろな方法があります」と、彼のメールは続きます。
・貧困家庭の子どもへの奨学金支給
・成績優秀な子どもへの奨学金支給
・先生に支援して、子どもへの教育が適切に行われるようにする(先生の給与が不十分なので、授業はしないで、現金収入が得られるアルバイトに精を出す先生も多い)
・ノンフォーマル教育の実施により子どものライフスキルを高める
・農村の学校への図書の支給


地域格差も確かにあります。カンボジアの東北地方には、全国の先住民族の80%以上が住んでいるといわれています。特に先住民族人口の割合の多いモンドルキリ州とラタナキリ州の二州をあわせると、約12万人程度です。しかし、先住民族の識字率は、男性で5.3%、女性で0%という数字が出ており、実際クメール語の読み書きができる人はごくわずか、高等学校に進学できる子どもは各州で10人に満たないのが現状です。



就学率の低さにはさまざまな要因があります。学校が遠くて歩いて通えないこと。僻地の学校の先生になる人がいないこと。クメール人の先生と意思疎通がはかれないこと。先住民族のことばはクメール語とは違い、クメール語で学ぶことが大きな障害になっています。NGOの中には、先住民族の言語の読み書きをクメール語の文字を使って学び、徐々にクメール語を学ぶ、という方法を導入して成功しているところもあります。

去年、先住民族の村のひとつを訪ねたときに、村の人たちは言いました。「子どもたちを学校に行かせたい」と。仲間のひとりが聞きました。「学校に行って、プノンペンに行ったら、もう村に帰ってこないかもしれないよ」。意地悪な質問に、村の人たちは言いました、「村の外に出て行って、いろいろなことを学んできてほしい。そして、村に帰ってきて、村の生活を豊かにしてほしい」

自分たちの村の将来は自分たちで決めたい、将来の夢を子どもたちと一緒に考えたい、そういう村の人たちの思いに寄り添えたらいいな、と思っています。


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千葉県我孫子市 功能聡子 2日目

皆さんの中には、炭焼きさんもおられるのではないかと思いますが、今日は炭の話からはじめたいと思います。

炭といえば、森。「木炭は世界いたるところ、森林のあるところで生産されている」といわれていますが、カンボジアも例外ではありません。

統計によれば、現在、カンボジアの国土の約60%が森林といわれています。しかし、内戦が始まる前の1960年代の森林面積は75%だったそうです。戦争と無秩序な森林伐採によって、今もカンボジアの森林は減り続けています。

そのカンボジアで、環境と再生可能エネルギーをテーマに活動しているイワンさんからメールが届きました。出会った頃の彼は、改良かまどの普及活動を熱心にやっていました。カンボジアの農村では、薪を燃料として使うため、かまどの熱効率をあげて、薪の消費量を減らし、森を守ることが目的でした。メールによると、最近は、活動を改良かまどから炭へと広げているようです。カンボジアの首都、プノンペンの南に位置するタケオ州に、すでに二つの炭窯をつくり、一週間に1トンの炭を焼いているとのこと。炭焼きのときに出る煙を集めて冷やすと取れる木酢液も1万リットルほどたまり、マーケットを探している、とも書いてありました。木酢液には、たくさんの用途がありますが、虫除けに利用すれば、農薬の使用量を抑えることもできるでしょう。コミュニティによる森林管理の活動の中で、質の高い炭と木酢液を生産して、森林保護と環境保全、コミュニティの収入向上に役立てることができれば、とイワンさんの夢はふくらみます。すでに、カンボジア西部のカルダモン山脈の森林2,000ヘクタールの地域に、炭焼き釜をつくる計画があるそうです。






そのイワンさんも知っている、国際炭焼き協力会の広若さん、農工大の山田さんと一緒に、益子にお住まいの高橋さんを訪ねたのは、日曜日のことです。高橋さんの農場では、竹炭、備長炭など5種類の炭を利用して鶏を飼い、抗生物質、消毒、ワクチン、ビタミンなどを一切使わないで、元気な鶏を育てています。元気な鶏から生まれた卵は、アレルギーのある人でも食べることのできる、美味しい卵です。(右の写真は高橋ファームの鶏舎と竹炭です)




養鶏は、カンボジアの小規模農家にとって、とても大切な生活の一部です。どこにいっても農家の庭先には鶏が走り回っています。また、比較的初期投資が少なく取組みやすいので、寡婦や除隊兵士を対象にした収入向上プロジェクトでも人気のメニューです。でも一番心配なのは病気。ワクチンなどの経費もばかになりません。そこで、えさや水、竹を使ったフェンス、ヒナのためのスペースの確保、薬草や微生物の利用などの工夫により、化学薬品を使わずに元気な鶏を育てる養鶏が広まりつつあります。お百姓さんたちは、この新しい方法で、鶏の死亡率が下がり、ヒナが大きく育つようになり、家族で食するほかに、市場に出して収入を得ることができるようになった、おまけにワクチンなどの余計な出費がいらなくなった、と喜んでいます。

自然の恵みをいっぱいうけてのびのび育った鶏肉は、とても美味しいです。私は、千切りの生姜をたっぷり使った生姜炒めや、ライムの漬物と一緒に煮込んだ酸っぱいスープが大好きです。いつか皆さんもぜひ試してみてください。

益子では、カブトエビを使った米作りの話も聞きました。明日は、お米の話からまたカンボジアに飛んでみたいと思います。


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2005年06月21日

千葉県我孫子市 功能聡子 1日目

はじめまして。千葉県我孫子市から、功能聡子(こうのさとこ)です。千葉県から初めての参加ということで緊張気味です。まだここに住み始めたばかりで、地元のことをよく知らないので、千葉県発というにはちょっと役不足ですが、どうぞよろしくお願いします。

千葉県に住むのは、実は2回目です。1回目は、小学校入学前に、習志野市に住んでいました。それから、東京都杉並区に長く住み、両親は10数年前に我孫子市に引っ越してきました。我孫子は、かつて白樺派の柳宗悦や志賀直哉などの文人に愛され、北の鎌倉、と呼ばれたところです。日本一汚れた湖沼として有名になってしまった手賀沼も、かつては美しい湖だったと聞きます。我孫子市は、その手賀沼と利根川に南北をはさまれ、東西約14Km、43.19平方Kmに約13万人の人が住んでいます。手賀沼周辺には古い街並みが残り、その北側を東西に走る常磐線のさらに北側には、新興住宅地が広がり、そのまた北には昔からの農家が健在で、そして利根川が西から東へゆっくりと流れています。

そうそう、この利根川べりの土手で、孫と草すべりをするのが夢だった私の父は、この春、とうとうその夢をはたしました。

私は、ここ10年ほどカンボジアに住んでいましたので、ここの住人としては新参者ですが、私の新しい地元、我孫子のこと、それから、長く暮らしたカンボジアのことなどを織り交ぜながら、皆さんとお話できればと思っています。

では、よい一週間になりますように!


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2005年06月19日

福島県 「かわうち元氣村」 久保田稔 7日目

おはようございます
私の慣れない文章に一週間お付き合い有難うございました。
また、いろいろ情報を頂いた皆さん有難うございました。
朝靄の中、父の日おめでとうコールで目を覚ましました。
カッコウ・ルリ・鶯などの鳥の声や蛙の声・川のせせらぎ・さわやかな風は精神安定の為の最高の処方箋です。



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天然記念物に指定されている平伏沼のモリアオガエルの卵塊です。金曜日の雨にも関わらず沼は湿っている程度の水しかありません。この卵塊の下に発泡スチロールの箱を置いて監視員の方が見守っていてくれます。山から帰る途中いきなり車の前にリスが跳び出して来て危うく轢く所でした。


さて、川内村といえば「蛙の詩人」草野心平先生です。
第40回目の天山祭りが7月16日開催しますが天山文庫の命名は「中央とみちのくを結ぶ」願いがこめてつけられたものです。経緯はホームページに詳しく載っております。昭和28年に先生をお招きされた長福寺の住職さんや資材と労力を持ち寄って天山文庫を作り上げた川内の先輩方には敬意と感謝の気持ちが湧いてきま写真は天山文庫で村役場からの提供です)


最後に「かわうち元氣村」と「阿武隈ロマンチック街道推進協議会」では、交流人口の拡大・定住者の応援などの理念がありますが、もう一歩踏み出せない皆さんローカルジャンクションのサイトで本物の食材などを味わってください。そして評価してください。
さらに良いものを一緒になって作る事が都市と農山漁村の交流につながります。
地域興しはそこに住む夫々の立場の方が、お互いを尊重し人の意見に耳を傾け自分の意見を主張し合いながら活性化が進むと思います。
是非、皆さん福島県川内村やこの阿武隈の地においで下さい。そしてその時はお金を持って来て買い物も忘れないで下さい。これから私は、隣から貰ったさやエンゲンの味噌汁で遅い朝食です。有難うございました。


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2005年06月18日

福島県 「かわうち元氣村」 久保田稔 6日目

おはようございます
これから、平伏沼のモリアオガエルを見てきます。
あす報告します。
さて、ここ数年「炭の効用」が評価され脱臭効果・吸湿力・土壌改良など
いち早く取り組み地域おこしの先駆者として「阿武隈ロマンチック街道推進協議会」会長の吉田敏八のホームページを訪ねてください。
炭を焼くという事は、山仕事をする人・炭を加工する人・販売する人さらにデザイナーと雇用の創出による経済効果だけでなく自然環境の保全に大きな役割を果たしています。
炭の中でも特に評価の高い竹炭を主製品として商品開発をされ炭の利用例として
1.米びつや炊飯器に入れる(さらに美味しいご飯)
2.水道水に入れることで飲み水が美味しくなり風呂に入れることで保温効果
3.冷蔵庫や野菜と一緒に入れておくなどがこの地域での利用方法です。



阿武隈の地域興しに頼もしい援軍のギャロップというバイク愛好会の方々です。
阿武隈の地で自転車レースの可能性の可能性を検証してくれたり、見やすい道路標識の提案など初めて走る人に親切な道路が出来ると思います。


ギャロプXの写真は村役場から提供です


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2005年06月17日

福島県 かわうち元氣村 久保田稔 5日目

お早うございます
朝田さんと浦嶋さん「自民党初体験!」お疲れ様でした。
お二人が参加された「都市と農山漁村・・・調査会」はいわき市と双葉郡から選出の坂本剛二代議士が副会長を務められておられます。代議士は筋金入りの蕎麦好きで蕎麦と自然薯の薀蓄には長けています。5年後にはローカルジャンクションさん一押しの自然薯が川内から送れますから。(今土造りから始めました)
また、「廃校等の既存ストック・・・」は川内村では三つあった小学校が統合し新校舎が出来たので廃校が三つ発生しました。昨年までは取り壊しの予定でしたが、村長が正月休みを利用して1200通のメールを専門学校などに送った結果、利用を希望する学校が数校名乗りを上げられそのうちの一校と現在教育特区の申請が出されております。
全国に先駆けた成功例として発信できると思います。
写真は再利用が決まった現在の旧川内第二小学校です


さて、私達「かわうち元氣村」の中心的団体「農楽塾」を紹介します。
塾長秋元美誉さんは「農楽塾」のホームページを訪問していただけると雰囲気のあるご夫婦の写真がでています。
アイガモ農法や都会からの体験農業などをいち早く取り入れた先駆者です。
奥さんの作られる数々の漬物は三越や高島屋で並ぶ高級漬物にけして劣る事はありません。
かわうち元氣村で商品開発を勧めたいと思います。


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2005年06月16日

福島県 かわうち元氣村 久保田稔 4日目

こんにちは
写真は山開きの様子を福島民友新聞(高橋さん)からお借りしました。
今日の天気は典型的な梅雨空です。
梅雨空のような文章を書かなくてはなりません。
かわうち元氣村とあぶくまロマンチック街道推進協議会では「田舎暮らし」を推奨しております
「水と空気の綺麗な・・・」素晴らしい言葉は田舎にたくさんあります。
一方、暮らしにくい現実も又あります。
子育てをされる方でしたら病院や学校の問題
道路事情・近所付き合い・就労の問題・通信環境
しかし、一番田舎でわずらわしさを感じるのは「地元意識」かもしれません



昨日の議会で欠員になっていた教育委員の補充が提案されましたが村内出身者ではないとの理由で否決されました。
確かに地元には長年にわたって代々喜怒哀楽を分かち合って来た共通認識はあるのでしょうがそれもまた過疎化の一要因ではないでしょうか?
私がUターンしてきたとき交際費のかかるのにはびっくりしました。結婚式・お葬式・入院・入学・などなど。
田舎暮らしの体験ツアーでは経験者がこのような不安に相談にのり田舎暮らしに一歩踏み出そうとしている方にその決断を応援します。

しかし、そんな事があっても田舎は余りある楽しさがあります。
ゴミの違法投棄があっても「ゴミはなくなるものではないから片付ければ良いよ」と息子を諭す「おバーちゃん」や幼児が熱いお茶を急須からお茶碗についてこぼしたりすると「余りこぼれたから吉相がいい」と解釈する「おじいちゃん」
野球やサッカーをやりたいと思えば照明つきのグランドもあります。
ジョギングしたければ目一杯に飛び込んでくる緑の山々を見ながらの「風景浴」
スローフード・スローライフの中に田舎にはこんなノンビリした一面もあります。
ただ、この環境を守るには適度な人の手入れが必要です。
明治神宮の森も表参道の並木も上京したときの安らげる場所ですが「あぶくま」の穏やかな山並みとは比べる対象になりえません。

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2005年06月15日

福島県 「かわうち元氣村」 久保田稔 3日目

こんにちは。
昨日は川内村の6月定例会が9時から開かれたので傍聴してきました。
井出茂議員の質問ご紹介します。環境分野で初めてノーベル平和賞を受賞されたケニアのワンガリー・マータイさんの言葉を引用し「自然は人間が無くも存在するが人間は自然無くは存在できない」を引用し環境保護の訴えがありました。川内村の森林面積は40万人強の方々の酸素供給量だそうです。 「環境対策に関する施策を5〜10年にかかわるような計画としてまとめるべきでとくに広大な森林をもつ本村として経済効果などへ波及効果も考えるべきだとの意見でした」
 福島県は来年度からの森林環境税の導入を予定していて河川の水質や森林の保全につながる重要な財源だと理解してください。



又、福島県では先のマータイさんの提唱する「もったいない運動」を新たに県民運動の一つとして展開します。県商工会連合や市民団体の活動を支援し実践を通じて「もったいない」の精神を全国に発信しようとする、福島県の取り組みに目を向けてください。


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2005年06月14日

福島県 「かわうち元氣村」 久保田稔 2日目

こんにちは
昨日は、日曜日の川内高原山開きにいけなかったので早速車で行ってきました。
掲載は祭りの後の高塚山です。
今年は例年にない花付きでドウダンと山ツツジの花花花で「山蜂」は大喜びでしょう。
山蜂の蜜はこの地域では産前産後や病後のお見舞いなどに使われていました。
ローカルジャンクション21では蜂蜜に対する造詣理解が深く、私達も伝承の飼育方法だけではなく、しっかりした知識を得て皆さんにおすそ分けできればと考えております。
いろいろな地域や花の蜂蜜を食べ比べて見ましたが手前勝手ながら川内の蜂蜜は一番だと自負しております。


地域興しの為に都市との交流を盛んに進めておりますが、田舎暮らしを考えられる人の参考に川内村の行政の姿勢を紹介します。
村役場に入ると「クレームはラッキーコール」と張り紙があります。どういう意味なのか村長に尋ねました。
「クレームはラッキーコール」は私の経営理念のサブタイトルになっている言葉です。クレームで一番多いのが職員の住民に対する接し方です。クレームを言ってこられるのは全体の2〜3割の人です。
あとの人は黙って我慢するか、二度とその職員に頼まなくなります。このこと
が一番恐ろしいのです。
クレーム処理は積極的に関わることによって職員のスキルアップに繋がります。


福島県も地元の町村長を講師に勉強会をしてます。
一回目の講師に川内の村長が呼ばれたので、「県職員の講師になるなんて村長すごいですね」と言ったら地元の声を吸い上げようとしている県の対応が素晴らしいとの話をしてました。
いま、福島県や川内などあぶくまの市町村は住民の声に耳を傾ける姿勢が着実に大きくなっています。
田舎暮らしを目指される方是非あぶくまの地に一度足を運んでください。

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2005年06月13日

福島県 「かわうち元氣村」 久保田稔 1日目

皆さん初めまして。 私は福島県双葉郡川内村に住む久保田稔と申します。
昭和27年生まれの53歳で婦人ブラウスの製造を生業としております。
遅ればせながら地域おこしの「かわうち元氣村」の発足に参加し今までと違った風景が見られるようななりました。
掲載のチャンスを頂いた朝田さんや浦嶋さんとローカルジャンクション21をご紹介頂いた佐川旭さんに感謝いたします。
今日は五時半に目が覚めると最初に大ルリの鳴き声が耳に入り周りの景色は緑一色の田園風景ですがあやめの黄色と白っぽいアジサイの花が咲き電線にはスズメが50羽位の群れでかたまっていました。


川内村は昨日の日曜日、村の三大イベントである高塚山の「どうだんまつり」が開かれ人口3300人の村に参加者3000人弱のお見えになられました。私は同時に開催したかわうち元氣村のきのこ講習会に参加しました。講習会はNHK文化センター講師の奈良先生をお迎えして、森の案内人を養成したいとこれから毎月一回くらい合計5回開催します。
数年前まで山に入ると空き缶や煙草の吸殻などのゴミが多くダンプカー一台くらいのゴミは簡単に集まったのですが、「どうだんまつり」の参加者やきのこの講習を受けた方達の影響か最近はゴミの量も大分減ってきました。



土曜日に阿武隈の地域おこしの一環であぶくまロマンチック街道構想推進協議会が開かれ田舎暮らしの体験ツァーを募集する事になりました。
小鳥のさえずりに耳を傾け季節の木々や草花の息吹を肌に感じ自分流の生活環境を作り地域に溶け込んで30年生活された方から最近越されて来た方々まで田舎暮らしの不安に相談にのります。
文章を書いた事のない私の説明より、一度阿武隈に関するホームページを開いていただいて里山や日本の原風景の素晴らしさを感じてください。
今日から一週間阿武隈をお伝えしますので是非お付き合い下さい。

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2005年06月12日

新潟県十日町市 鈴木邦俊 7日目

1週間のおつき合い大変ありがとうございました。いよいよ今日で私の担当も最後となりました。自己紹介が最後になりましたが、私は現在第三セクター株式会社なかさとで、旧中里村が設置した観光施設の管理運営に当たっています。ここ1〜2年間の地域の最大の課題は、やはり市町村合併にあったような気がします。当地の合併は圏域内のひとつの町が自立の道を選択しましたので、十日町市、川西町、松代町、松之山町、中里村の5市町村によるものとなりました。やっと合併という大きなハードルを越えることが出来た状態ですので、合併後を見据えた本当の地域づくりはこれからスタートすることになるのでしょうが、そのスタートを順調に切ることが出来るかどうかが、今を生きる私たちに課せられた課題となるように思います。


旧中里村は、人口6400人、集落数42集落でした。新しくできた十日町市は、約10倍の人口の64000人となりました。区域はかなり広くなりましたので、住民同士が集落名を聞いて、何処のどんなところにあるのかをお互いにイメージできるようになるにはもう少し時間がかかりそうです。そうした点では、地域内交流もしっかりやっていく必要があるのかもしれません。
今日の写真は、1点目がアートトリエンナーレ「大地の芸術祭」の作品です。作者はフィンランドのカサグアンデ&リンターラ建築事務所です。大地の芸術祭は来年三回目が開催されます。当初計画では3回開催が計画されていたところですので、これから来年にかけての取組が正念場となりそうです。存否両論でスタートした同芸術祭ですが、いよいよ最終回となり、真価が問われることになりそうです。



二点目は新潟県環境保全地域に指定されている小松原湿原です。高層湿原で多くの池塘も点在しています。中里地域にも優れた自然環境が数多くありますが、なかなかそれを活用できていないように思います。三点目が冬の最大のイベントである「雪原カーニバル」の雪原へのキャンドル30000本設置風景です。冬の時代の克雪・利雪イベントとして創設され、地域住民のボランティア参加で支えられてきたイベントであったと思います。地域づくりという点から考えると、当地にとってはいろいろな問題が見えてくる3枚の写真ではないかと思っています。
それでは1週間大変ありがとうございました。当地にお越しの際はお声掛けください。



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2005年06月11日

新潟県十日町市 鈴木邦俊 6日目

旧中魚沼郡中里村の関係では、二箇所で水力発電のための取水が行われています。第1のケースは旧国鉄時代につくられた信濃川発電所で、現在JR東日本さんが管理しています。JRさん所有の水力発電所としては国内唯一のものだと聞いています。ここでは信濃川の宮中取水ダムで取水をし、これを下流の小千谷までトンネルで送水して発電しています。ここで発電した電力で東京の山手線の電車を運行するのに必要な電力の80%が供給されているとのことですが、小千谷市にある発電設備に先の中越地震で被害があり、現在発電は休止状態になっているようです。取水後の信濃川が大河の面影も無いように枯れた状態になっていることから、周辺環境に与える影響も大きいとして信濃川をよみがえらせるための論議がされています。


第2のケースは東京電力さんが清津川で取水して発電を行っている東京電力清津川発電事業です。ここの発電では、湯沢発電所で発電をした後の水が、水系の異なる南魚沼郡の魚野川に放流されています。ここでは発電のために使用された水が清津川に戻されること無く水系の違う魚野川に流されるために、清津川に慢性的な水不足が生じ、環境破壊につながることが問題となっています。このケースでは平成17年の秋が水利権更新時期となっているために、旧中里村では更新反対をこれまで表明してきていたのですが、この先どのような決着となるのか地元住民は注目しています。


また、中里は送電線銀座となっています。原子力100万ボルト送電線が1ルート、同50万ボルト送電線が1ルート、そして通常タイプも走っています。景観から言えば、この送電線の存在は非常に問題ありというところなのでしょうが、「東京のしょも電気がいらんだんがしょうがねべ」というのが地域の声というところでしょうか。ただこれからの地域づくりには、景観対策が大きなテーマになっていることを考えると、この巨大な送電線の存在をどのように考えたらいいのか、仲間との論議のたびに「?ハテナマーク」が飛び交っています。今日のphotoは、1点目がJR宮中取水ダム、2点目が第2のケースの下流にある清津峡渓谷、3点目が送電線概観です。いよいよ明日で最終回となります。


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2005年06月10日

新潟県十日町市 鈴木邦俊 5日目

昨日の夜、蛍マップ作成の打合せ会がありました。中里のあちらこちらにも蛍が生息しており、時期になると小さな鑑賞会も行われているのですが、地域内全域のしっかりしたマップが作成されていないために、「せっかくだから作っておこうや」「全面公開するかどうかは別途検討することでいいんじゃないの」ということになり、今回有志が集まりました。
中里には「信濃川」「清津川」「釜川」「七川」の一級河川と数多くの二級河川がありますので、それに注ぎ込む小川や水路も数多くあります。ただ、ご多分に漏れずコンクリート三面張りの水路が多くなりましたので、蛍生息には不可欠とされているタニシやカワニナが住みにくくなっているようです。



今年はいつもの年より少し遅れているみたいなので、蛍を観察できるのはもう少し立ってからのようです。班編成を決めて、エリアごとにそれぞれの班が担当することになりました。デジカメとDVで撮影にも挑戦したいと思っていますが、どの写真も同じように見えてしまって、何処でとったかわからなくなるのではないかとやや不安のところです。
話し合いの中で、こんな会話がありました。
「○○メーカーの50ccのバイクのウィンカーを点滅させるのが、一番蛍が反応して光ってくれるって話聞いたことがあるんだけど本当?」
「あ、それって俺も聞いたことがあるよ」
「それ、本当らしいけど、蛍に強い光に反応させることで、蛍がすっかり弱ってしまうらしいよ」
「蛍が発する光は求愛行動でもあるのだから、他に強い光を見ると恋が成立しなくなってしまうんじゃないの」
保健センターの一角でそんな蛍談義がしばらく続きました。



便利さと自然環境との調和は、これからの大きな地域課題ですが、自然環境を大切にと口で言うのは簡単ですが、具体的に実行していくということになると、毎日の生活の中ではついつい便利さに流されてしまうことが多いので、結構大変なことだなと痛感している昨今です。今日の写真は1点目が清津川の桔梗原周辺、2点目が清津川清津大橋周辺、3点目が清津川倉俣周辺です。
明日は中里地域の抱える水問題です。



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2005年06月09日

新潟県十日町市 鈴木邦俊 4日目

今日掲載した写真は、各集落の秋祭りの写真です。中里には現在42集落があるのですが、これらの集落の秋祭りがお盆過ぎから次々と行われます。10年位前までは、同じ日にあることはほとんどありませんでしたので、毎日どこかの集落で祭りが行われているという状態だったのですが、ここ数年は同じ週末に行われることが多くなりました。当然ながら、行ったり来たりお呼ばれしあうことも少なくなってきているようです。これからご紹介する「からす踊り」は当地に伝わる郷土芸能です。各地域が元気の頃は、お祭りでは必ず踊られました。踊り方は丸く輪になって、その中の一人が音頭とりとして謡いますと、残りのものがそれを返していくという踊り方をします。手足の動作はいたって簡単ですが、この踊りの楽しみは音頭とりが歌う言葉にあったようです。こんな感じで唄います。


・ハアーはじまりました カラス踊りがひょこひょこと(音頭取りが謡う部分)
「ひょこひょこと カラス踊りがひょこひょこと」(「」は踊り子全員で返す部分)
・ハアーこの町の若い衆 カラス踊りを知らないか
「知らないか カラス踊りを知らないか」
・ハアー知らなきゃおせる 両手たたいて地を踏んで
「地を踏んで 両手たたいて地を踏んで」
・ハー踊りの中に 立ててよいのが雪洞だ
「雪洞だ 立ててよいのが雪洞だ」(以下返し方は上記同様ですがここでは省略します。)
・ハアー雪洞よりも たててよいのが酒樽だ
・ハアー酒樽よりも 立ててよいのが十七だ
・ハアー十七連れて 行こか野沢の温泉へ
・ハアー温泉場の二階で 十七お酌で飲んでみたい
・ハアー飲むのは良いが 後の勘定は誰がする
・ハアー誰にもさせぬ あとの勘定は俺がする



ちょっと長くなりましたが、こんなうたい文句が延々と続きます。伝えられているのが、80〜100節くらいあるようです。ちょっとした物語風になっていて、自作OKだったようです。音頭取りが駄目になるとこんな言葉で次の音頭取りにつなぎます。
・ハアー音頭取りゃ駄目だー 情けある方お頼みだ
新しく音頭取りをやる人がこんな言葉で引き継ぎます。
・ハアー頼みとあらばー 俺とかけましょ何処までも

しんしんと夜が更けるまで、若者たちの数少ない娯楽として踊られたようですが、今では多くの神社境内で、この歌声を聴くことができなくなりました。
明日は蛍マップ作成のお話です


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2005年06月08日

新潟県十日町市 鈴木邦俊 3日目

合併をして早2ヶ月、新市の体制もようやくはっきりしてきたようです。地域自治組織のあり方が合併後の周辺地域の趨勢を決するといわれていましたので、行政と民間協働で、中里地域の自治組織のあり方について模索しています。新市全体としては旧市町村ごとに地域協議会を設置し、新市計画の中の地域建設計画等について論議する段取りとなっています。中里地域ではこれと並行する形で、住民主体の学習・研究・実践の場をつくるための準備が進められています。


今年度は初年度でもあるので、これをまちづくり講座という形で進めていくことが検討されています。行政と地域協議会と住民主体の組織が一体となって地域づくりを進めていこうとしているのですが、どのような形で進めていったらよいのか具体的なことになると暗中模索の状態です。講演と地元学と事例研究の三本柱で進めたいとしています。皆さん方の取組事例を教えていただきたいものだと思っています。


このことについてご指導いただきたいと五月下旬、朝田代表、浦嶋事務局長、渋澤理事に当地にお越しいただきました。地域をさっと見ていただいて、お昼におそばを食べてもらって、役場で打合せをさせてもらったのですが、何をどう具体的にお願いしたらよいかもわからないままの打合せ会でしたのでいろいろとご迷惑をかけたのではないかと思っています。しかし地域の中のパワーだけで、地域のこれからの方向を見出していくことは不可能なようにも感じますので、皆さん方の力をお貸しいただきたいと切に切に願っているところです。明日は郷土芸能の「カラス踊り」についてです。


posted by LJ21 at 13:09| Comment(1) | TrackBack(0) | 新潟県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月07日

新潟県十日町市 鈴木邦俊 2日目

中里には21体の道祖神があることが確認されています。道祖神とは、昔村々を疫病や悪霊から守るために、村のはずれの路傍に立てられた石像の神様です。その後の道路改良や区画整理事業などで、今では神社の境内に安置されているものも多くなっています。


道祖神(どうそじん)の本流は、男性と女性の二体が刻まれている双体道祖神と言われていますが、男性や女性のシンボルそのものをかたどった石柱のものもあります。二体仲良く並んでいるもの、手をつないでいるもの、その手が交互に相手方に延びているものとその形は様々です。この形からして、単に悪霊や病気を追い払うだけでなしに、安産や子供の守り神ともされていたようです。少子化や子供が多難な現代社会を見ると、子供を守ることができる、今の社会に適合した双体道祖神が必要なのかとも考えます。


双体道祖神はみんな少しずつ違います。ということは、画一的につくられたものでなく、いろいろな作者が自由に制作していたことが創造されます。そして長い年月それが集落、地域の中で残されてきました。学ぶべきは、そんな自分たちの地域は自分たちで守るという、地域社会の持っていた健全な息づかいなのかもしれません。
長い年月で、石の肌はかなり風化してきているものの、形がやっと伺い知れる程度のものから保存状態がまだ良好なものまで様々な状態にあり、まだまだ充分存在感を発揮してくれているようですが、受け手の人間の心の方にそれを受けとめる余裕がなくなりつつあるようにも感じます。明日は合併後の地域自治組織の現状報告です。



posted by LJ21 at 10:40| Comment(0) | TrackBack(1) | 新潟県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月06日

新潟県十日町市 鈴木邦俊 1日目

みなさんこんにちは。新潟県十日町市の鈴木邦俊です。この3月までは中魚沼郡中里村だったのですが、市町村合併で十日町市となりました。ということで、生活の基盤はまだまだどっぷりと旧中里村の中にありますので、今週の私の舞台もその中に限定されてしまうことになりそうですがご理解を。
私の住んでいる地域は、新潟県の南端にあります。この地域の特徴としては、日本有数の豪雪地、日本有数の河岸段丘地、日本一おいしい魚沼コシヒカリ生産地、日本有数の着物産地等が挙げられます。



そんな自然環境が影響して、この地域の住宅新築は克雪住宅といわれるタイプが主流になってきています。克雪住宅には大きく分けて、融雪式、落雪式、耐雪式の三つがあります。専門的にはもう少し違った分類もあるのかもしれませんが、住民の中ではこんな区分の仕方が一般的です。融雪式は屋根に熱源を設置して、屋根の上で降った雪を融かすタイプです。落雪式は屋根勾配を急にして、そのまま屋根から滑り落ちさせるタイプです。当地域には、このタイプが一番多いようです。耐雪式は荷重に強い建物にして、そのまま雪を積もらせておくタイプです。これらに共通する仕様として建物の基礎部分を高くする高床タイプといわれる家が大変多くなっています。このタイプの家の普及で、家の中が冬でも明るくなったのですが、反面縁側でお茶を一杯などという風情がなくなってきているようにも感じます。19年ぶりの今年の豪雪ではこれだけ高床にしていても、落下した屋根の雪が軒下まで届きそうになりました。明日は道祖神についてお話します。


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2005年06月05日

国際協力機構(JICA、ジャイカ) 小林英里子 7日目

早いもので今日で私の日記も最終日を迎えました。
ブログ初体験だったのですが、簡単に情報発信、コミュニケーションできるツールだなぁと便利さを実感しました。
ガーナに赴任して生活環境が整い、自宅でインターネットが使えるようになり次第(なんと最近ガーナでもADSLが導入されました!)、ブログでガーナ情報を発信するのも面白いかな、と思っています。その折にはLJのホームページでもお知らせさせて頂きますね。
また、ガーナにお越しになる機会が(万が一?)ありましたら、ぜひご連絡下さい!

今週1週間、本当にありがとうございました。


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国際協力機構(JICA、ジャイカ) 小林英里子 6日目

1日目の日記にも書きましたが、7月から西アフリカのガーナという国に3年間ほど赴任する予定です。ガーナはアフリカ西海岸沿いに位置する国で、首都はアクラ、公用語は英語(何百もの現地語もあります)、政治は共和制、国土は日本の3分の2ほど、人口は2千万人という国です。
「ガーナ」と聞くと、多くの方がチョコレートを連想されるかと思いますが、実際ガーナの主な輸出物はカカオ豆で、ガーナの経済を大きく支えています。ただし、ガーナ人の子どもがいつでも美味しいチョコレートを食べているかというと全くそうではなく、1年に1度食べられるかどうかという高級品であるというのが皮肉なところです。
また、野口英世が黄熱病研究のためガーナに渡ったものの、わずか半年後に自らが黄熱病にかかって亡くなった地でもあります。

JICAではガーナに対し、教育、保健、農業、貧困対策等様々な支援を行っていますが、その中で私は主に教育と保健分野の事業を担当する予定です。
教育分野では小中学校の教員を対象にした理数科教育の研修を行うプロジェクトや、産業人材育成のための技術教育プロジェクトがあり、また青年海外協力隊の理数科教師隊員も高校30名ほど派遣されています。保健分野では、エイズ、寄生虫対策、地域医療プロジェクト等が行われています。
私はそのようなプロジェクトで活動している専門家を影でサポートする役割で、裏方仕事という意味では日本での仕事と同じですが、現場にいる立場を最大限有効に活用して、ガーナ人や専門家の方々の意見によく耳を傾け、現地に根ざした協力ができればと思っています。

*写真はアクラにある野口英世記念病院にある彼の銅像です。
 また、昨日掲載した写真は、”フーフー”というガーナの伝統料理です。
 キャッサバ(芋の一種)とヤム芋を粉にして蒸し、臼でついたもので、日本のお餅によく似ています。これに唐辛子とトマトベースの辛いスープをかけて食べるのですが、とっても美味しいです!


posted by LJ21 at 10:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 東京都 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月03日

国際協力機構(JICA、ジャイカ) 小林英里子 5日目

LJの浦嶋さんからのリクエストにお応えし、今日は私の大学時代の話を書きたいと思います。

宮城県仙台市にある東北大学に4年間在籍し、文化人類学を勉強しました。この専攻を選んだ理由は2つあります。
1つは、専攻を選ぶ際にまだ自分の中で研究対象がはっきり決まっていなかったので、人類の文化に関すること、つまりは何でも研究対象になるという文化人類学の懐の深さに惹かれたこと。
2つ目は、研究室の助手の先生の「文化人類学はまだ珍しい学問だから、就職の面接の時に文化人類学専攻というだけで話が広がるし、相手の印象に残る」という言葉につられたという邪道な理由です。
(あまり真面目な学生ではなかった私が文化人類学について語るのもオコガマシイのですが・・・)文化人類学は、物事の背景や成り立ちを、ある時は限りなく内部者に近い視点で、またある時は外部者の客観的な視点で見ることが求められる学問であり、隠れた要因を見つけたり、複雑な関係者のつながりを紐解くことで真実を明らかにする学問だと思います。
“さわり”だけでもこうした見方を勉強できたのは、国際協力という複雑怪奇な(?)世界に携わる上で多少の助けになっているのではと思います。

勉強よりもずっと多くのエネルギーを費やしていたのは、海外・国内での国際ワークキャンプでした。「国際ワークキャンプ」というのはNICE(ナイス)というNPO(http://nice1.gr.jp/)が主催するボランティア活動で、世界中から若者が集まって2、3週間一緒に生活しながら、地域の人たちと農村開発や環境保護等に取り組むというものです。
とにかく外の世界を自分の目で見たい、どうせ見るなら旅行者としてではなくもっとその国の人たちと関わりながらできるだけ深く見てみたい、という気持ちが強かった私は、「これだ!」と思って早速申し込み、メキシコでの海ガメ保護活動、トルコでの公園整備活動、岩手の陸前高田市での農漁業のお手伝いという面白い経験をさせてもらいました(浦嶋さんと知り合ったのも陸前高田のワークキャンプの時です)。
ワークキャンプを通じて世界の色んな人たちと一緒に働くことの楽しさを経験したことが、今の仕事を選んだ理由の一つになったように思います。

*写真は本文とは全く関係ないものです。さて何でしょう?答えは明日の日記で・・・!


posted by LJ21 at 15:30| Comment(2) | TrackBack(0) | 東京都 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月02日

国際協力機構(JICA、ジャイカ) 小林 英里子 4日目

今日は“箸休め”で、仕事以外の話をしたいと思います。

昨晩、友人2人と新橋に飲みに行きました。2人とも仕事とは関係のないつながりで、Eさんは雑誌の編集者、Tさんはつい最近までとある私立学校の広報担当を務めていた方です。

国際協力の業界というのは、世間の動きや関心事に敏感でなければならない一方で、ついそうしたところを離れて机上の空論に走りがちな人の多い業界のように感じます。自分の価値観や感覚のバランスを保つためにも、こうして仕事以外の人たちと交流する機会を意識的に持つようにしています(何だかんだ言って単純に楽しいだけなんですが)

Tさんは趣味で5年ぐらい俳句を作っていて、俳句、短歌、川柳それぞれに向いている性格が違うことや、「句会」メンバーで行く「吟行」(俳句を作るための旅行のこと)の話など、知られざる興味深い俳句ワールドについて色々と教えてもらいました。Tさんが最近作った句の中で私が特に気に入ったものをご紹介します。
「象に色塗りたし 五月晴れなれば」
句を解説するのは野暮のようですが、少々解説を。Tさんが小田原城に出掛けた時に、その隣にある小さな動物園にいた年老いた象を見た時に浮かんだ句だそうです。五月晴れのくっきりした青い空と、年老いた象のモノクロのコントラストが印象的で、晴れた空に似合うような色を象に塗りたいと感じた、という、なんとも絵画的な心境がたった17文字の中に見事に収められていて感心してしましました。

帰り道、会社が築地にあるEさんから、「2012年を目処に築地市場が江東区の豊洲に移転する」という話を聞きました。恥ずかしながらこの話を全く知らなかったので驚きましたが、移転理由が納得できるものでなく、その動きの影には政治家の利権が絡んでいる様子があるということを聞いて、市場関係者の怒りややるせなさはどれほどだろうと思いました。Eさんは、雑誌の編集者という情報発信の側に携わる立場の人間として、あきらめずにもっとこの動きに対する声をあげていきたいと語っていました。結果はどうあれ、Eさんのような行動によって築地を好きになる人が増えたらいいなぁと思います(築地市場移転に関する詳しい情報は、http://www.chuoku-town.com/gyousei/を参照)。

posted by LJ21 at 15:01| Comment(1) | TrackBack(0) | 東京都 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月01日

国際協力機構(JICA、ジャイカ) 小林英里子 3日目

私がJICAに入って最初に配属されたのは、「青年海外協力隊事務局」という部署でした。青年海外協力隊はJICAの事業の中でも一番有名ではないでしょうか。都内にお住まいの方なら、電車の中吊り広告で募集のポスターをご覧になったことのある方もいらっしゃるでしょう。
現在、青年海外協力隊は世界69カ国に約2,500名派遣されています。その中でも、私はバングラデシュ、ネパール、パキスタン、ブータン、ウズベキスタン、キルギスという国に派遣されている協力隊員の方々を担当し、彼らが任地でスムーズに活動できるようサポートをさせて頂いていました。
具体的には例えば、活動に必要な機材やお金を送ったり、ケガや病気で日本での治療が必要な場合に一時帰国の手続きをしたり、技術面での支援が必要な時には日本から専門分野の先生を派遣したり・・・。
協力隊にご関心のある方はぜひ一度HPをご覧下さい!
http://www.jica.go.jp/activities/jocv/index.html

次に配属されたのは「人間開発部」という部署です。「人間開発」なんて、とてつもなく大げさな名前のようですが、要は、教育と保健という人間にとって一番基本的かつ大切な分野の協力を担当している部署です。
私が担当していた中でも非常に印象深い「ニジェール・みんなの学校プロジェクト」について少しお話したいと思います。西アフリカに位置するニジェールは、女性の10人に1人しか読み書きができず、2人に1人しか小学校にすら通えず、子どもの7人に1人は5歳以下で亡くなってしまう、という本当に過酷な状況の国です。
このプロジェクトでは、子どもが学校に通えないのは、親の教育に対する理解不足や学校に対する不信感が一因であることに着目し、「地域の人たちに学校をもっと身近に感じてもらうと同時に、魅力的な学校をつくろう」という目標を掲げて活動しています。
学校を魅力的なものにするために、校長、教師、地域の人たちみんなで話し合って計画を作ります。例えば、子どもの病気を予防するための手洗い・うがい励行計画、農業技術の習得と学校資金確保を兼ねた玉ねぎ栽培計画、学校の安全確保のための塀建設などなど、アイディアあふれる計画が次々と実行されています。
もっと詳しくこのプロジェクトについて知りたい!という方はぜひHPをご覧下さい。→http://project.jica.go.jp/niger/6331038E0/

*写真は、ある学校で行われたピーナッツバターづくりの様子です。小学校を卒業してすぐ働き手になる子どもが多いニジェールでは、こうした実践的な教育が必要とされています。



posted by LJ21 at 15:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 東京都 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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