2005年06月03日

国際協力機構(JICA、ジャイカ) 小林英里子 5日目

LJの浦嶋さんからのリクエストにお応えし、今日は私の大学時代の話を書きたいと思います。

宮城県仙台市にある東北大学に4年間在籍し、文化人類学を勉強しました。この専攻を選んだ理由は2つあります。
1つは、専攻を選ぶ際にまだ自分の中で研究対象がはっきり決まっていなかったので、人類の文化に関すること、つまりは何でも研究対象になるという文化人類学の懐の深さに惹かれたこと。
2つ目は、研究室の助手の先生の「文化人類学はまだ珍しい学問だから、就職の面接の時に文化人類学専攻というだけで話が広がるし、相手の印象に残る」という言葉につられたという邪道な理由です。
(あまり真面目な学生ではなかった私が文化人類学について語るのもオコガマシイのですが・・・)文化人類学は、物事の背景や成り立ちを、ある時は限りなく内部者に近い視点で、またある時は外部者の客観的な視点で見ることが求められる学問であり、隠れた要因を見つけたり、複雑な関係者のつながりを紐解くことで真実を明らかにする学問だと思います。
“さわり”だけでもこうした見方を勉強できたのは、国際協力という複雑怪奇な(?)世界に携わる上で多少の助けになっているのではと思います。

勉強よりもずっと多くのエネルギーを費やしていたのは、海外・国内での国際ワークキャンプでした。「国際ワークキャンプ」というのはNICE(ナイス)というNPO(http://nice1.gr.jp/)が主催するボランティア活動で、世界中から若者が集まって2、3週間一緒に生活しながら、地域の人たちと農村開発や環境保護等に取り組むというものです。
とにかく外の世界を自分の目で見たい、どうせ見るなら旅行者としてではなくもっとその国の人たちと関わりながらできるだけ深く見てみたい、という気持ちが強かった私は、「これだ!」と思って早速申し込み、メキシコでの海ガメ保護活動、トルコでの公園整備活動、岩手の陸前高田市での農漁業のお手伝いという面白い経験をさせてもらいました(浦嶋さんと知り合ったのも陸前高田のワークキャンプの時です)。
ワークキャンプを通じて世界の色んな人たちと一緒に働くことの楽しさを経験したことが、今の仕事を選んだ理由の一つになったように思います。

*写真は本文とは全く関係ないものです。さて何でしょう?答えは明日の日記で・・・!




posted by LJ21 at 15:30| Comment(2) | TrackBack(0) | 東京都 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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