2005年08月30日

東京都港区 甲斐良治 2日目

帰省2日目の8月16日は、「みつばちプロジェクト」のブログでも紹介されている日本ミツバチの名人、佐藤林さん(73)のお宅を訪問。案内してくれたのは今年1月に「今週の私」に登場した役場企画情報課の若手、工藤久生君(33)。

佐藤さんの本業は腕のいい(そして頑固な)大工。しかし、10代のころから趣味で日本ミツバチを飼いはじめ、いまでは西は天草半島から東は大分空港のあたりまで、ほぼ九州を横断して580箱の巣箱を置いているとか。しかも普通、巣箱を置いてもそこにハチが営巣するのは2〜3割なのに、林さんの場合は6〜7割。「みつばちプロジェクト」でも書かれていたように、どこに巣箱を置くかはカンが頼りだし、どこに置いたかは記憶が頼り。正確には覚えていなくても、その場所の近くに行けばだいたい思い出すそう。「1m違うだけでハチが入らないこともあるし、蜜源の花のすぐそばでも入らない」とか。

また「里より山の方がハチは蜜を集める。自然木の多い山は木の花が何かは一年中咲いている」とも。いま高千穂ではハチを飼う人が増えて全体では100人ほどいるが、とくに親しい4人が集まると「ハチの話で朝まで眠らない」とか。また天草に行くのも大分に行くの日帰りで、朝3時に高千穂を出て、帰ってくるのは夜の9時。一年間の車の走行距離が1万qちょっと。


高千穂はまた日本ミツバチの蜜を集めるだけでなく、長野県と同じようにスズメバチや地蜂の幼虫を食べる食文化のあるところ(画像は大スズメバチの成虫のはちみつ漬けと佐藤林さん)。

地蜂の巣を探すのは「ハチつなぎ」といい、花にとまっているハチの足に目印の糸やこよりを垂らしたカエルの足の肉などをからませ、巣に帰るハチを肉眼や双眼鏡で追いかけるという原始的な方法。巣が見つかれば「つながった」、見つからなければ「つながらんかった」。

子どものころの私自身もこのハチつなぎの経験があり、おとなといっしょに野山をかけまわるのが好きでした。巣が見つかれば、夜のあいだにダイナマイトの導火線や花火の煙をかけて成虫が一時的に失神状態になっているあいだに巣を掘り出すのです。

高千穂では、日本ミツバチが巣箱に入ってくれるかどうか、また、「ハチつなぎ」で巣が見つかるかどうかは腕半分、運半分の「結果論」。でもその「お金をかけないギャンブル性」が、よい年をしたおとなたちを夢中にさせているようです。


(写真は昨年の夏、実家の庭にスズメバチがつくっていたハンドボール大の巣。「孫たちが帰省してくるのに危ないから」と、老父が夜中、懐中電灯で照らしながら殺虫剤をスプレーして落としたもの。しかし逆襲に遭い、オヤジは顔面を刺されてウンウンうなるハメに)


「腕半分、運半分の結果論」といえば、夏休み前に、千葉県の某地でトライした「イセエビの生け簀漁」もそんな漁。昨年「捕れるときは1000匹くらい捕れる」というなじみの民宿のおばさんの甘言に誘われ、初めて参加したのだけれど、成果は数匹!

その漁法は、海とパイプでつながった岩場の穴(人工的に掘ったもの)に入り込んだイセエビを手づかみで捕まえるといういたって簡単なもの。しかし、そのためには穴にたまった海水をバケツでくみ出し、底にたまった砂やヘドロ状の土をかき出し、イセエビを捕ったら、イセエビの巣になっていたコンクリのブロックを運び出しては掃除し、また元に戻すという作業が必要です。しかも炎天下の、足場の悪い磯での作業。ホント、熱中症で死ぬかと思うほどです。

昨年は屈強な鴨川自然王国のスタッフと参加したのですが、あまりにも不漁だったので「民宿のおばさんがまた今年もやると言ってるけど、どうする?」と王国スタッフに電話をしたら「やるに決まってるじゃないか! なんのために去年、あんな苦労をして掃除したんだ!」と言われてしまいました。


今年の漁もしんどかったけれど、かんじんのイセエビが70匹ほど捕れたので、鴨川から行ったメンバーも大満足。8人がかり、3時間ほどの漁だったので、労力から言えば買った方が安いのかもしれませんが、なんとも言えない満足感、充足感があります。

日本ミツバチ、地蜂捕り、伊勢エビ漁――自然を相手の人間の「労働」には、「合理性」だけでは解釈できない身体のヨロコビがあるなあとつくづく感じる夏。(成果は)あてにならない、(経済的には)頼りにならない、(仕事としては)けっこうキツイ――しかし、なぜだかハマってしまう! そんな仕事が、山村や漁村にはまだまだたくさんありそうです。


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2005年08月29日

東京都港区 甲斐良治 1日目

はじめまして。農文協という出版社で「増刊現代農業」という季刊の雑誌の編集をしています。今回は「今週の私」ではなく、「先々週の私」として、8月14日〜8月21日までの夏休みにあったこと、出会った人々をご紹介させていただきます。

私の職場はまだ完全週休二日ではないのですが、夏期休暇だけは比較的長めです。その休みを利用して、数年前から帰省のついでにふるさとやその近くの会いたい人、行きたい土地を訪ねるようになりました。それが結果的に「定点観測」のようになり、農村の微妙な変化を感じることができるようになって、『定年帰農』や『若者はなぜ、農山村に向かうのか』のような「増刊現代農業」の企画に結びついてきました。

とはいえ、帰省で一番楽しみなのが、小学校5年から生後3ヶ月まで5人のめい・おいの顔をみることです。私の実家は宮崎県の高千穂町という山村で、めい・おいはみんな都市部にいるのですが、お盆と正月はじいちゃん、ばあちゃんに会いに来ます。今回の帰省でも、私が家についた14日の夜にはもうみんな花火に夢中でした。




いちばん年長は小学5年の「ももこ」なのですが、今回の帰省で、彼女が友だちと「農業会社」を立ち上げていることを知りました。それも二つあって学校農園でやっているのが「パート1」、男の子の友だちの家で庭の芝生を半分剥がし、畑にしたのが「パート2」。ミニトマトやキュウリ、ラッカセイなどをつくって給食の時間などに食べているのだそうですが、ももこはパート1では「副社長」なのに、パート2では「パート」なのだそうです。理由を聞くと「学校では時間が自由になるけど、放課後は塾やピアノであんまり畑に行けないから」とか。

ももこが住んでいるのは宮崎市郊外の新興住宅地で、地域に畑や田んぼはほとんどありません。そんなところで、子どもたちが突然「農業会社」を立ち上げたなんて、「帰農」の波は小学生にまで及んでしまったかと思いました。


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2005年08月28日

神奈川県川崎市 農家 小倉美恵子 6日目

我が家の庭や家のあちこちに、小さな神様がおいでです。
多摩丘陵の丘のような小さな山々には、だいたい“お稲荷さん”
が祀られていました。
それが大きな開発に伴って、山が切り崩されたときに
そうした神々は追いやられて、地元の家の敷地内に
引き取られてきたのです。



あの開発によって、本当に村の暮らしは一変しました。
たくさんの人々が、移り住んで来られ、鉄道、道路もお店も整い、
便利になりました。

あれから30年。
“風土の力”とは何か…を、もう一度きちんと問い直さねば
ならない時期が来ているように思います。

(画像:荒神さん)


土地におわした神々の存在を知ると同時に
この土地ならではの在来の作物なども見直してみる動きを
作ろうと思っています。


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2005年08月27日

神奈川県川崎市 農家 小倉美恵子 5日目

「土橋農業後継者会」の仲間の農園をもう一軒ご紹介します。

田園都市線 宮前平駅から歩いて3分の「紺屋農園」です。
昔、藍染の染物をしていた家の由来から屋号を「紺屋」と言い、屋号を店の名前にしています。




「紺屋農園」は、ぶどう栽培のパイオニアです。
巨峰をはじめ、甲斐路、ロザリオビアンコ、ロザリオロッソ、ブラックオリンピア、ロザキ、マスカットベリーA、リザマートなどなど、様々な人気品種の栽培に取り組んでいます。

「手ごろなお値段で、本場山梨のぶどうに勝るとも劣らぬ味」と、近隣の皆さんに大人気です。こちらも台風の影響はほとんどなく、朝からお客さんが次々と直売所を訪れていました。



「鮫島園」「紺屋農園」。
いずれも、田園都市線宮前平駅から徒歩5分圏内です。
その他にも、ぶどう、梨の直売をしている農家があります。
春はタケノコの直売も、あちこちの農家の軒先で行われます!

ぜひ、遊びに来て下さい!!


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2005年08月26日

神奈川県川崎市 農家 小倉美恵子 4日目

台風一過の朝を迎え、畑の作物に被害はないか真っ先に見に行きました。
ナスなど、少々背の高い苗は、強風を受けて倒れかかっていました。
戦々恐々としていましたが、それほど大きな 被害はなく、一安心です。

同じ村内で、果樹の生産をしている仲間の畑が心配だったので、訪れてみました。
「土橋農業後継者会」の仲間の皆さんです。

幸いどこの果樹園も、大きな被害はなく、直売所には、お客さまがひきも切らずに訪れていました。



「鮫島園」は、多摩川梨と巨峰を主に栽培し、直売しています。
今日は家族皆で直売と地方発送作業に追われていました。
こちらの多摩川梨は、大玉で、果肉のキメが細かく甘くてジューシー。とても人気の高い梨です。また、種無しの「藤稔」も粒よりで、酸味がさわやかです。



皆さん、収穫販売の1ヶ月を迎えるために、丹精こめて苗を守ってこられているので、無事な姿を 見て安心しました。




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2005年08月25日

神奈川県川崎市 農家 小倉美恵子 3日目

今日は、正月に搗いた餅を“さいの目”に切って
天日干しにしておいた“あられ”を油で揚げて
“おかき”を作りました。

干しが足りないと、途中でカビが生えたり、
揚げても芯が残ったりします。

今年の干し具合は上々です。



揚げたての熱々に醤油をかけまわすと、
“ジュッ”という音とともに、香ばしいいい香りが
立ち上ります。

熱々をホフホフ言いながら食べるもよし、
冷めたのを一気にほおばるもよし。

どんなスナック菓子もかなわない、
最高のおやつです。



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2005年08月23日

神奈川県川崎市 農家 小倉美恵子 2日目

今日は、母と二人で楽しみに育ててきた
紅小玉スイカをいよいよ収穫!

何よりもスイカが大好きな私は、5月に農協が
主催する「植木苗市」に出かけ、3本の苗を
購入しました。
たっぷりの水と堆肥を根元にあげて、成長を祈りました。
その苗から8つのスイカが生りました。
ありがたや、ありがたや。

幼い頃は、畑で採れたスイカを井戸に放り込んで
冷やして食べたものです。




包丁をあてた瞬間に、“ピッ”と割れ目が入り、
実が詰まって美味しそう。
や、や、や、こりゃ甘い!
今年食べたスイカのNo.1です!
たまたま遊びにきていた中国人の親友も大絶賛。

このように、収穫の時期に運良く訪れた客人には、
“今採れ”の野菜でもてなします。

古来、武蔵国橘樹(たちばな)郡と呼ばれてきた
この土地は、温暖な気候に恵まれて、
その名の通り柑橘類をはじめ、果樹がよく育ちます。
メロン、梨、ぶどう、いちご…
現在、数少なくなった農家の多くは主に果物を
生産しています。
「多摩川梨」や「宮前メロン」は、ブランド果樹として
人気を博しています。
今週中に、その果樹園もご紹介したいと思います。


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2005年08月22日

神奈川県川崎市 農家 小倉美恵子 1日目

渋谷から電車で30分。川崎市宮前区の地元の農家で、
マンションや分譲住宅地の合間に小さく残された農地で、
今も細々と畑仕事をしている小倉です。
近くの公園の落ち葉を拝借して堆肥を作るなどして、
なるべく農薬や化学肥料を使わずに野菜を作っています。

ところで、皆さんは“お盆”はいかがお過ごしでしたか?
我が家では、毎年“おショロさま”と呼ばれる精霊棚=盆棚
を作り、日頃会えない親戚が集って、手づくりの郷土料理を
囲んで、祖先の霊と一緒に過ごします。

竹、里芋の葉、ほおずき、きゅうり、なす、みそはぎ…
お盆のしつらえや、お供えは全て我が家の庭先の作物で
作ります。
…というより、家の周りで採れるものを上手く利用して、
日本人は行事をしてきたんですね…。




8月13日の夕刻に、家の門口で迎え火を炊き、
キュウリとナスで作った馬で、ご先祖様を迎え、8月15日の
夜に、送り火でお送ります。
その間毎食、畑で採れた野菜の料理を備えて、おもてなし
するのです。

子供の頃から、お盆には山も川も暗闇さえも、特別な雰囲気
に覆われ、それが今もって私の心の底で生きています。


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長野県富士見町(8月21日)

今日は、夏休み最後の日。。。
朝早起きして、草刈に、、
これは町主催の景観推進協議会メンバー独自の景観作りの花畑の管理を
メンバーでお手伝いするもの。景観推進協議会は富士見の景観をよくしていくための
市民の集まりで、週末しか参加できないけれども、1昨年前からメンバーにいれてもらっている。

昨年、景観ウオッチングのイベントで歩いた上蔦木という旧宿場町の近く、
景観推進協議会の会長さんが所有の土地に、様々な植物を植えて、歩く人々に楽しんでもらおうと今年から自主的な形で実践。この土地には「ふじあざみ」という富士見に昔からある、しかし絶滅危惧種である植物の種を推進協議会のメンバーがみごとに入手して、富士見で増やしていくために、植えられた。。これは、根っこはごぼうのようにも食べられる有用植物らしい。富士見には外来の植物も観光目的に植えられているが、このような富士見に昔からある植物を市民の手によって増やし、町を美しくしていきたい。このような活動にちょこっとお手伝いできて、満足のわたし。





作業が終わった後は、みんなで記念撮影! こんにゃくも植えられているので、次のイベントはこんにゃく体験??


その後、富士見町の中心街で行われているフリーマーケットに行って、ちょっぴり
買い物を楽しみ、後はのんびり、家の掃除をして、最後の休日を楽しみました。



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2005年08月21日

長野県富士見町(8月20日)

自称地域通貨の研究家でもある私は、富士見町での地域通貨「あい」の立ち上げに関わった。立ち上げてから約1年半たったが、現在のところ順調にメンバーは増えてきている。でも最近はちょっと交換が停滞気味か。。

今日のお昼は、地域通貨の毎月のミーティング。夏なので、もちよりランチパーティである。多くの人は自分の畑でとれた野菜をつかった自慢の料理をもってくる。私も材料も調理も手作りのルバーブジャムと手作り小麦粉による手作りパンを持っていきました!!
この場で、停滞気味と思われた地域通貨を活性化するため、これまでの通帳方式からお金のような金券方式を試行してみては と提案。金券方式は、裏に交換した内容を記述することで、どのような交換がメンバーでなされたのか、他人が見ることができる。また期限をきることで交換を促進するという使い方もできる。でもすべて使ってしまったら稼がない限りは交換できない。。次回サイド確認をしたうえで試行してみようということに。

夜は、地域の議員さんを中心に富士見町の財政の勉強会。
富士見町は、合併をしないで、自立の道をあゆんだが、スキー場による大きな債務を抱える。
本日は、財政課長からの出前講座で、富士見町の財政の仕組みを勉強。
われわれの関心は、市民にわかりやすい予算書づくりから市民参加型の予算決定の仕組み構築に。。と少しづつ勉強中です。





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2005年08月20日

長野県富士見町(8月19日)

今日は、朝はゆっくりお休みして、少し畑しごとを手伝って、のんびり1日過ごしまし
た。
また、だんながセルフビルドでエコハウスを作ろうとしていますが、その基礎づくりの
準備も少ししました。


富士見町はとても大きな自慢の図書館がある町。
図書館に、私が最近出版した本を寄贈するため、図書館の係長を訪問。


係長さんは、図書館はさまざま年代の住民がたくさんおとづれる絶好の場所。ここを使
って町を元気にするようなイベントをしたい。
私が最近水環境の仕事をするようになった とお話しているうちに、それじゃー 環境
のフェアを一度やろうじゃないか。 という話に。
図書館って単に本を読むだけでなく、それをきっかけに、地域の良さを発見したり、交
流したり、そんな場所にできる可能性がある。
富士見の図書館はかなりいい「ハード」であるが、それを生かしていくためには、ソフ
トをいかに充実させていくか。
そんなことに少しでもお手伝いできれば と思っています。


その後、町のお豆腐屋さんに「おから」をとりにいって、畑のハウスに直行。”おから
”はとても貴重な資源ですけれど、今はやっかいな
産業廃棄物。そこで、だんなが、お豆腐屋さんにかけあって「おから」を定期的にもら
うようになりました。おからで堆肥を作って、とてもおいしいトマトができています。
小さな循環型社会作りに貢献しているかな???


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2005年08月19日

長野県富士見町(8月18日)

万博2日目。今日は、長久手会場から瀬戸会場にも訪問。その際に、ゴンドラを使って
移動。
ゴンドラに乗って、この地域の自然の雄大さを実感することができた。この地域は海上
の森といって、自然豊かな雑木林の森。
万博が決定される前には、市民の反対運動があったところ。
この万博に参加していると、自然生態系を守ることの重要性が、あらゆるところから、
教えられる。
また、水のミストにより涼しさを出すとか、自転車タクシー、燃料電池車など、会場作
り、会場に移動方法等に環境保全上のさまざまな工夫がみられる。
これは、楽しみながら環境について勉強のできる絶好の場所だと思いました。



でも、一方で、このような美しい海上の森の多くを破壊して、この万博が行われている
のが事実だから、複雑な気持ちになってしまう。
環境アセスでかなり配慮して作られたようではあるが、工業地帯の跡地を緑化して行う
とか、何とかできなかったのだろうか。


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2005年08月18日

長野県富士見町(8月17日)

朝早く起きて、愛・地球博に参加。
9時開門とともに、ものすごいたくさんの人が、会場に押し寄せる。
私たちも、その流れにそって、企業パビリオンの整理券をもらいに走り、その後、市民
団体がブースをつくっている。
朝、停電が3秒あり、いくつかのパビリオンが動かなくなった。


ここは、マイクログリッドという複数の新エネルギーを組み合わせて、エネルギーの自
給を実現するための実証実験も
同時に行われている。 とても新しい技術であり、停電もそれが一時うまくいかなかっ
たのかな。。と。でもその後は問題なく電気は供給されていた模様。


地球市民村に向かった。今回の万博は、環境をテーマにし、また市民が積極的に参加す
る新しい試みを用いている。
地球市民村では、さまざまな市民団体が、熱心に活動を紹介してくれる。また体験型で
自然の大切さを学ぶことができるようになっている。
でも、ここは、トヨタなどの企業のパビリオンと比べて、人の数がうんと少ないのがち
ょっと残念。(だからスムーズに回れて、直接環境の話を聞けるので、穴場のスポット
かもしれないが)


お昼は、自然食を楽しむことができる ビーグッドカフェに。ここでは、有機無農薬の
野菜中心の食を提供し、建物には竹を使い、調理に使った、排水は、ホテイアオイがは
えた樽の水で浄化し、その水は、直接植物に散布される
など、エコロジカルな循環を考えたものになっている。



午後は、中部地方のパビリオンの外で、碧南市の子供たちによるミュージカルを観劇。
子供たちが自然の植物や動物になって、元気に自然の営みを演じる。
子供たちの元気な演技に感動。。このような形での普及啓発が一番、大人の心に響くのではないかと思いました。



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2005年08月17日

長野県富士見町(8月16日)

朝、トマトの出荷のための袋詰めをして、小淵沢にいる母と姉とともに、野菜を販売さ
せてもらっている
パン・パ・パンで高原ランチを楽しむ。サンドイッチには、私たちが作ったレタスとト
マトが使われている。
基本的に自給中心だったが、今年からは、富士見に住む人々に楽しんでいただけるよう
、パン屋さんで販売。
「真土不二」的な農業経営である。自分たちが心をこめて作ったものを、なるべく手の
とどく範囲内で、提供したい。



田んぼは、0.5ヘクタール程度、今年は例年より早く 穂がでてきている。元気にそ
だっているかな。。毎日水の調整を
するため田んぼにいく。もちろん無農薬でやっているので、水草にぎっしり、囲まれた
生物多様性の高い田んぼになっている。
でも、こんな田んぼにいくと、都会で疲れ気味の私は、ほっと いやされる。虫の声、
水のながれ、、田舎っていいなと
感じるひとときである。


夜は、畑でとれた野菜(かぼちゃ、なす、じゃがいも、にんじん)をたっぷり使ったカ
レーを作りました。新鮮な野菜からたっぷり
エネルギーと元気をいただける って一番の贅沢ですね。


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2005年08月15日

長野県富士見町

私は普段は、週末に長野の八ヶ岳山ろくの田園地域である富士見町で田舎暮らしを
楽しみ、平日は、東京の高層ビルの中で環境行政の仕事に携わっている。

今週は、東京の仕事を一休みして(夏休み!)、ゆっくり田舎暮らしを楽しもうと思っている。

夜遅くまで働くことが習慣となっている私の田舎暮らしの朝は、10時ぐらいから始まる(ごめんなさい!)。先週から、この地域には、別荘の人々や観光客がたくさんおとづれているので、近所のおしゃれで美味しいパン屋さんである「パン・パ・パン」の店先で、だんなが作っている有機無農薬の”こだわり農作物”を販売させていただいている。
朝、起きてから、だんなが朝早くに収穫してきた有機無農薬の新鮮なトマトなどの野菜を、洗って、袋につめて、手作りの挨拶カードをいれて、11時にいざ出荷!
とても遅い出荷だと思われるかもしれないが、これは、ほかの農作物の売れ行きをみながらの戦略的出荷である。
野菜をお店に持っていったときに、パン屋に来ていた女性の方が「トマトたくさんほしいわ」とミニトマトを3袋買って行ってくれた。その後、大きなトマトを並べていると、その彼女が、「大きなトマトもあるの? それも買わせてもらうわ」とわざわざお財布を車まで取りに戻って買ってくれた。大事に育てたトマトで元気になってください! 農作物を育てて、売り物にするまでには、艱難辛苦がある。それを垣間見ている私にとって、とてもうれしい瞬間である。








新鮮な野菜をたっぷり使った昼ごはんを作って、一休みしてから、富士見町の隣町の
「グリーンズ」というこれまた「こだわり」のお店に行った。グリーンズは、自然食品、フェアトレードの製品や環境や人権等の書籍を販売しているお店であるとともに、地域通貨や聖書研究、地域活動の拠点となっている。お店は、店長の手作りセルフビルドの建物である。グリーンズでは、地域通貨のメンバーとともに、新しいオルターナティブな高校を作るつもりという。いわゆる教科書による知識詰め込み教育ではなく、ものづくりや畑仕事などの体験を通じた教育や子供の関心を高めることのできるような形での教育をしたいという。八ヶ岳山麓地域には、このようなオルターナティブな生き方を求めている人が多く住んでいる。





お昼の3時は、”甘いものの時間” !グリーンズの近くに、私の親が京都からいわゆる”田舎暮らし”を求めて、3年ほど前に移住してきている。私の母は、ガーデニングを楽しみ、とても元気になったという。 親の家に訪問し、昨日、私が作った、ヘルシージェラート(自分で作ったトマト、近所の人にもらったメロンで作りました)と母と姉が作ったローズゼラニウムバターケーキを楽しむ。そこで採れた新鮮なものを使って、手作りスイートを楽しむ! 田舎暮らしの真髄? ですね?


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2005年08月13日

福島県只見町 たもかく 吉津耕一(第6日目)

叶津番所別館の玄関とお風呂場は石ばりで、この石は、この建物を使う人達が近くの叶津川から拾ってきたものだ。地元の自然の石を使う建物は珍しい。

今日は季刊たもかくの発送。以前は月刊で出していたのだが、ネットで週刊たもかくを出すようになったので印刷物は季刊で出すようになった。年4回5000部ずつ発行している。今回は株主募集の特集号だ。これを見てどれくらいの人が株主になってくれるだろう。楽しみだ。

古民家を買いたいと言うお客さんが物件を見に来てくれた。今まで300坪の土地つきで500万円から800万円で売りに出ていた古民家の価格が急に250万円から300万円位下がってしまった。廃棄物処理法ができて、今まで、壊した家は燃やしたり、腐らせて肥やしにしたりしていたのに、ちゃんと処理工場で処分しなければならなくなって、1棟あたり、300万円前後の処理費用がかかるようになり、その分だけ値段を下げても買ってもらいたいと言うが増えたからだ。しかし、安くなったからと言って古民家を買う人は増えていない。トイレを水洗にしたり、お風呂をなおしたり、リフォームするのにかかる費用のほうが土地建物代よりも大きいからだ。今日案内した人は、建築関係の仕事をしていて、リフォームは自分でやる予定らしい。


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福島県只見町 たもかく 吉津耕一(第5日目)

夏休みで只見にも都会の人達がたくさん目につく。

ついこの間まで仮設の直売場で1袋300円で売られていたトマトが500円に値上がりしている。

アスパラガス畑はふわふわした緑の髪の毛みたいになっている。もうすぐ赤い実をつける。アスパラガスが育った姿や赤い実の中に黒ゴマのような種をつけることを知らない都会の人もたくさんいる。枝豆が大豆と同じものだと言うことを知らない人もいる。

わたしは、世界中のすべての人に、自分の家や自動車、テレビを持つのと同じような感覚で、小さな畑を持ってもらいたいと思う。まだ誰も知らない、ちょっと不思議な野菜を作ったり、つくりすぎた野菜を近所の人にあげたり、もらったりするのは楽しいと思う。


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2005年08月11日

福島県只見町 たもかく 吉津耕一(第4日目)

2週間ほど前、取材に来てくれた環境関係の雑誌の若い美人の編集者から8月19日のか
ぶ懇に参加しますと言うメールが届いた。うれしい気分になる。かぶ懇というのは、
もう18年くらい続いている毎月第3金曜日に、たもかくを応援してくれている株主
やお客さん、取材に来てくれたマスコミ関係者の飲み会だ。株主懇談会と言うことに
なっているが毎回半数以上の参加者が株主ではない。最初は仕事で上京した時にお客
さんと飲んでいたのがはじまりでいつの間にか定例化し、ずいぶん長く続いている。
この飲み会がきっかけで株主になった人や只見に家を買った人もいる。でもそういう
ことを目的にしているわけでもない。
時々、応援してくれている人と一緒に飲んで話すことが楽しいから続いているのかな。

 今日は9時から只見ダムの近くの、宮渕集落で国土調査の立ち会い。もう14年く
らい前に地元の農家の土地と家を買ったのだが宅地のまわりの田んぼや畑は農地であ
るために農業委員会の許可がおりなくて、ずっと仮登記のままだった。ようやく今回
の国土調査で原野や雑種地に地目が変わり、正式な登記ができる。家や土地を購入し
た都会の人にとって、宅地と地続きの畑や田んぼはぜひとも欲しいのだが、馬鹿げた
規制のために、売ることも買うこともできない。耕地整理した優良農地ならともかく、
自宅まわりの家庭菜園程度の小さな農地まで農業委員会の許可がいる。大規模な優良
農地でさえ、耕作されないで荒廃しているのに、わずか30坪から50坪程度の宅地
まわりの小さな家庭菜園が地元の人同志でさえ自由に売り買いできない。
 もし、売り買いが可能になればこういう自宅続きの家庭菜園は一般的な農地と違っ
て宅地と同じくらいの価格で取り引きされるから、わずかな土地でも、一番の零細兼
業農家にとっては、数年分の農業収入よりも大きい収入になることが多い。つまり、
農地法を宅地に接続する家庭菜園に限って緩和するだけで、農村の経済は大きく活発
化し、農地の荒廃対策、過疎化対策、としてももっとも有効だ。しかし、日本の農業
について高説を垂れ流している農業学者にしても、農水相や各県の役人にしても、そ
もそもこの実情を全然理解も把握もしていない。日本中の人がいやでも関心を持たざ
るを得ないような工夫はないものかな。この問題はわたしの手で何とかしたい。

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2005年08月10日

福島県只見町 たもかく 吉津耕一(第3日目)

今日は台風の影響か、かなり激しい雨が降っている。

おかげで少し涼しい。突然、一反の森とらすとをインターネットで見て現地を見てみ
たいと言うお客さんが来られた。雨の中現地案内。お客さんは埼玉県の農家の生まれ
で子供の頃は落ち葉かきなどの仕事を手伝ったので里山に関心があると言うことだ。
案内の後、バンフレッと申込書を渡したら、こんな立派なパンフレットを作るだけの
収益は上がらないでしょうと言われた。ここ4,5年の短期間で考えればお客さんの
言うとうりかもしれない。しかし、森を扱う仕事は息が長いので、また、毎日お客さ
んを案内して、契約が続くと言うような時もくるかもしれない。あまりその時その時
の環境に左右されない仕事をしたい。

 午後は地ビール工場を応援するために作った会社の休業届けを町役場に提出。複雑
な気分。うまく行かない仕事でも、自分もまわりも精一杯がんばったと言う気持ちに
なれる終わり方をしたい。

posted by LJ21 at 15:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 福島県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月09日

福島県只見町 たもかく 吉津耕一(第2日目)

たもかく本の街では、線路を引いて車輪つきの貨車7輛を本の倉庫として使ってい
る。1輛ごとにジャンルを変えて公開するつもりだったのに、今公開しているのは
入場料500円を払って段ボール1箱か、大きなビニール袋いっぱいの本を持帰れる
「只本館」だけだ。お盆を前に、貨車の看板の塗り替えをしている。

 只見町の長浜地区には、都会から移り済んだ人の家やセカンドハウスが55軒ある。
今年も1軒建築中で今完成直前の作業中。今日はたもかくで作ったキッチンが取り付
けられる予定。

 第3セクターが経営している「深沢温泉ホテル湯ら里」の近くの国道に面した森を
本と森の交換に使うことにした。今まで交換した森にくらべて、国道から近い分だけ
案内もしやすく、目立ちそうだ。ここは1度、杉を植えてかなり育っていたのに、20
年ほど手入れされないでいるうちにすっかり、雑木林に戻ってしまった。

フォトショップの調子が悪く、写真をupできないのが残念。。

posted by LJ21 at 15:47| Comment(3) | TrackBack(0) | 福島県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月08日

福島県只見町 たもかく 吉津耕一(第1日目)

福島県の只見町で都会の人達の田舎暮しの受け入れと、
本と森の交換による世界一の本の街づくりに取り組んでいる
「たもかく」の吉津です。

 今日は、まもなく完成する「叶津番所別館」の工事進行の確認。
叶津番所は会津と越後を結ぶ八十里街道の関所だった南会津最大の民家で
福島県の重要文化財になっていますが、たもかく株式会社のクラブハウス
にもなっています。今年、その隣に古い民家そっくりの建物を新築で作っ
ています。初めて見る人は誰も新築とは気づかない、なかなかのできばえ
です。

 南会津はまだ盆暮れ勘定の習慣が残っているので、お盆前に完成させて、
引き渡し、支払いも済ませる計画でしたが、遅れていて、電気屋さん、左
官屋さん、設備屋さん、など工事業者ががみな集まって戦場のような状態
です。

 本と森の交換による本の街のほうは、今年は遠くからのお客さんが減っ
て、代わりにアマゾンに出品している本が毎日たくさん売れています。

 今日も暑い日になるかなと思っていたら、急に雨が降り、そしてもう青
空が広がっています。只見は1日の温度の差が大きく、朝晩は涼しく、日
中は30度以上になります。野菜の生育にはいいけど、人間にはけっこう
きびしい感じです。

posted by LJ21 at 14:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 福島県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月01日

長崎県 松浦藩21 川崎雄輔

今日からお世話になります。松浦藩21の川崎です。
私たちは長崎の北部でまちおこしの活動を中心に事業を展開しています。

NPOの形をとって早くも3年が経過して、たいした実績も残してないような感じですが、とりあえずは今、都市と田舎を結ぶツーリズム事業を立ち上げようとしているところです。

長崎という土地柄、やっぱり海が自慢になりますね。海は日本中にあるとは思いますが、島の数が半端じゃないです。当然ツーリズムもそのあたりにこだわって展開しようと考えてるんですが、なにしろ東京・大阪などの大都市圏との距離が問題で、簡単に「おいでよ!」なんて言えないのが辛いですね。でも、離れ島で暮らす人々はみんな優しくて素朴で、きっと感動すると思います。一度来たら永住したくなるかもしれませんよ!

漁業で生計を立ててる漁師さんは、根っからの海の男で多少気が荒いところもあるんですが、命を張って仕事してるだけあって、あったかいです。

これからしばらく、そのあたりなんかをまじえてお話できればと思います。
一応、最初ですから自分たちの紹介なんかもしなくちゃいけませんね。




posted by LJ21 at 19:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 長崎県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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