2005年10月11日

東京都 三鷹市 松尾瞳美 2日目

★市民活動とは何なのか★

今日は、私が感じた「市民活動」について話させてください。

私は高校生の時にあるきっかけで環境問題について考えるようになり、大学も「環境科学部」に進学し、環境のコンサルティング会社に就職しました。

そんな私にとって「市民活動」は問題を解決するための運動という認識しかありませんでした。

しかし、会社を辞め、NPO活動が活発な地であるサンフランシスコに行き、その認識は変わりました。

ちょうどアメリカの大統領選挙が行われようとしていた時でしたので、街ではデモが行われたり、各家の窓に「ケリーに投票します」といった意思表示のプラカードを掲げていたりと、とてもにぎやかでした。

(1枚目の写真はピースマーチの様子です。音楽やコスチューム、手作りのユニークなプラカードなど、まるで「自己表現」の場として楽しんでいるような雰囲気。ピノキオのように鼻が伸びた大統領のバルーンを持っている人や、お尻に「BUSH」と書いてペンペンたたいている人など、とてもユニークなパレードでした。)

そして毎日のように知り合いが集まり、夜遅くまでアメリカの政治や戦争について語り合っていました。

街には無農薬栽培の野菜や無添加の食品を売っているお店が多く、また特徴のある小さなお店が軒を連ねています。こういうお店が成り立つのは、意識の高い消費者がたくさんいるという証拠です。

また、街のいたるところでNPOが主催するイベントが行われていました。
「遺伝子組み換え食品に関するパネルディスカッション」や、
「アメリカの多国籍企業が発展途上国で起こしている問題」についての報告会など
いたる所で開催されているのです。


イベントだけでなく、NPOのサービスも実にさまざまでした。
障害を持つ人がアートを作り出すサービスをしているNPOでは、
専門の先生の指導の下、クオリティの高い芸術作品が作り出され、
販売会ではお店に入りきらないほどの人が買い求めに来ていました。

インターネット上にボランティア活動のカレンダーを運営しているNPOもありました。
「明日開いているからボランティアでもしようかな」という人が
そのサイトを見て、参加したいボランティア活動を見つけ、
指定された集合場所に行く、という手軽な参加の方法を提供しています。

市民活動が生活の一部に溶け込んでいる街でした。

(2枚目の写真は週に一度開かれる、環境に配慮した市場。無農薬野菜やオーガニック食品、植物などが売られている。)


私がインターンしたNPOでも、多くの発見がありました。
若い人が多く、女性も男性も同じくらい活躍していました。
若いのに責任のある仕事を任されているのにも驚きましたが、
彼らはなによりもやる気にあふれ、生き生きとしていました。

サンフランシスコに来て、市民活動の価値を知りました。
それは生きがいをもって生きることが出来る、ということです。
仲間ができ、一緒に同じ問題に向かって活動できる。
しかも、周りから感謝される。

私は新しい「生き方」を垣間見れたような気がしました。

(3枚目の写真はデモの様子。自分の思いをプラカードに表現している。)




posted by LJ21 at 00:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 東京都 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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