2005年12月13日

岩手県盛岡市 高橋慶子 2日目

本州最東端・宮古市
 今日は朝から宮古市に出張です。北海道のみなさまにはかないませんが、宮古市は本州の一番東端に位置しているのだそうです。太陽を一番先に見ることができる、なんだか羨ましいところです。
 盛岡から宮古まではバスで移動。「106急行」というシンプルな名前で、地元にとっても愛されている(と私は思っている)大切な乗り物です(ちなみに国道106号を走っているバスなのです)。所要時間は約2時間。盛岡を出るときには雪が積もっていましたが、宮古に着くと雪は全く見あたらなくていいお天気(思わず車の中から写真をパチリ)。こんな時、岩手は広いなあ!と実感します。

キャリア教育
 私が属している未来図書館では今年度、「キャリア教育」なるものに取り組んでいます。キャリア教育…正直、今ひとつピンとこない名前ですが、子ども達が社会に触れることで「働くこと」を前向きにとらえ、自分が将来やりたい仕事を子どもの頃から考えるようにしよう、とまあ、そんなことを進める取り組みです。今日は県立宮古商業高校の3年生を対象に、このキャリア教育の授業を行う日なのです。


しゃおしゃんの前田千香子さん
 本日の講師は前田千香子さん。盛岡市材木町で、「しゃおしゃん」という中国茶のお店を開いていらっしゃいます。そばにいるだけでとっても暖かい気持ちになれる、大きくてゆったりとした、私の憧れの女性です。
 
お茶の味は入れる人によって変わる
 講義はちょっとした実験から始まりました。受講生から選ばれた男の子1人、女の子1人、そして前田さんの3人がそれぞれお茶を茶碗に注ぎます。予め前田さんが入れきたお茶を茶碗に注ぎ入れるだけの簡単な作業です。幸運にも試飲係に任命された私は、3つのお茶をいただきました。すると…3つのお茶の味が違うんです。男の子が注いでくれたお茶はなんだか力強く、女の子が注いだお茶は優しく、前田さんが注いだお茶はすっきりとして飲みやすい味がしていました。
 前田さんは言います。「お茶は入れる人によって味が変わります。そのときの気持ちの状態によっても変わります。みなさんが入れるお茶の味は1人ひとり違うはず。…私はいつも、おいしく飲んでもらえるように気持ちをこめてお茶をいれるんです。」



無理をしないこと。自分を大切にすること。
 それから前田さんは、お茶のお店を開くことになったいきさつなどを中心に、様々なメッセージを高校生に伝えてくれました。「自分の心や体が壊れるまで我慢することはないですよ。無理をしてはダメ。態勢が整わないなら整うまで待てばいいんです」「自分を大切にしてください。自分を一番愛してあげられるのは自分なんです。自分を大切にしなければ他の人も大切にできませんよ」「皆さんはこれから様々な会社に就職するでしょう。だけどもし、この会社にいると自分が壊れてしまうと思ったなら、思い切って変えてみることもいいと思います」…前田さんのお話は、高校生の皆さんにしっかり伝わったようでした。一番後ろで聞いている私も、前田さんの珠玉の言葉の一つひとつに、ジーンとなってしまうのでした。


平井さん
 帰りの106急行で、宮古市の平井教育委員長さんに偶然お会いすることができました。同僚から「とても教育に熱心で、謙虚で、親しみやすくて、本当にすばらしい女性」と聞かされていましたが、実際にお会いしてみるとそのお人柄が表情にもにじみ出ていらっしゃいました。素敵な女性が世の中にはたくさんいるんですね

 それにしても人の縁は不思議。帰りのバスでお会いできるなんて、ほんと、神様に感謝しなくっちゃ、ですよね。



総会と忘年会
 夜は未来図書館の総会と忘年会が開かれました。来年はどうしようか〜なんてまじめに話していたのは最初の15分だけ。あとはよもやま話で収集がつきません。忘年会ですもん、当然ですよね。今年もいろんなことがありました〜なんて話しながら、ほろ酔い気分で一日が終了しました。





posted by LJ21 at 23:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 岩手県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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