2006年04月30日

イタリア・ウンブリア 朝田今日子 7日目

BTH2520774_0B.jpg午後、隣近所のカポッチ家の女の子、ジュリアが庭に咲いているふじとリラの花束を持って来てくれた。この間彼女の家で会った時に「わあー、いい香り」と言ったから持って来てくれたのだと気づく。14歳のジュリアには、私たち一家が日本に滞在する時にドッグシッターを頼む。動物に対する愛情と責任感は並々ならぬもので、安心してまかせられるのだ。 

自著の「オリーブオイルのおいしい生活」に彼女の話を書いたことがある。そこには、一家が豚の解体をする時、9歳の彼女が豚の目玉を転がして遊んでいたということを書いた。それはただの気持ち悪いびっくり笑い話の中に、両親が行なう豚の解体を通して彼女と食べ物に対する密接な関係を書きたかったのだ。 

ジュリアの家では10種類以上の鳥、ヤギ、ウサギなどたくさんの家畜を飼っている。何年か前、彼女が泣きはらした目で庭に座っているところを通りかかった。「どうしたの?」と聞くと、かわいがっていた子ヤギをお父さんが夕食用に絞めたという。その時はどう慰めたらいいのか言葉を失ってしまった。

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イタリア ウンブリアから 朝田今日子 6日目

料理のこと。
 料理が好きです。食べることも好きです。でも空腹でどうしてもあれが食べたいと思いながら作る料理とそうでない時の料理の差は、歴然としています。料 理を作る時、おしゃべりしながらだと味が落ちます。おいしい料理を作ろうと思ったら、一番大事なのはやはり、「おいしくなれ〜」と念を入れることではな いでしょうか。あと、私の場合初めて作るレシピは緊張感もあって上手くいくのだけれど、おいしくできたからといって安心して同じレシピをもう一度作る と、2回目は必ず失敗します。

 そういったことを全てクリアしようとすると、なんだか自分は仮面をかぶって料理をしているのではないかという気分になります。仮面をかぶらなくて済むように料理しようと思ったらきちんと分量を計ればいいのでしょうが、私はとにかく数字に弱いので、大体の分量しか計れません。すべてその時の感覚と気分 で左右されてしまうのです。


先日ヨアンナがお昼ご飯に招待してくれた日、彼女は私に料理を見せたいと言うので、喜んでと朝9時に約束をしました。朝の9時は私にとってかなりキツ いのですが、がんばって行きました。すると彼女は朝5時半から用意して待っていたというので度肝を抜かれました。料理をしている間、ヨアンナはおしゃべ りもたくさんしていたけれど、出来上がりには随分満足して、私と話をして気分が盛り上がったとおっしゃりました。

 そしてヨアンナは料理の最中、すべての料理を味見して「う〜ん、おいしい」とニッコリします。ビールを飲みながら、本当に幸せそう。時間のことはすっ かり忘れて、食べる準備が整ったのは午後2時半でした。テーブルについてからも、実においしそうに食べています。私の場合朝9時からだったけれど、彼女 は朝5時半から料理しているから私より疲れているはずなのに、そんな気配もありません。アンティパストからプリモ、セコンド、ドルチェと全部食べ終わっ てお腹がいっぱいになり、もう何もしたくないと思っていたら、彼女はサッサとお皿を片付けて、なんと、余った材料を使ってまた料理を始めたのでした。こ れにはアッと驚きました。ヨアンナの料理好きは年を重ねるごとにエスカレートしていると本人も自覚していて、その情熱には母の料理を残したいという使命 のようなものを感じました。彼女の料理熱、何か形になればいいなと心から思うのでした。 ヨアンナすごい!


写真:サルデーニャのお菓子 パルドゥラス
 羊のリコッタチーズとサフラン、レモンの香りがします。 



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2006年04月29日

イタリア ウンブリアから 朝田今日子 5日目

今日はでははちみつの話をします。私がイタリアで最初に食べたはちみつは栗の花のはちみつでした。それまではちみつに花の種類があるなんて知らなかったので新鮮でした。

 栗の花はくせがあって苦手な方も多いですが、香ばしい味がすっかり気に入ってローマの店をあちこち周り、いろんな養蜂家のを試してみました。ローマの裁判所の裏にははちみつ専門店などもあったし、自然食品店もたくさんまわって見つけたのが、カルロ・ピエトランジェリさんという養蜂家の作っているはちみつでした。彼のつくる栗の花のはちみつは、他と違ってエグミが少なく、透き通った味がします。それでいて香りも高く、他の花の種類のはちみつもすべて試してみました。イタリアはチーズもそうだけれど、花の種類によってそれぞれ味がバーンと個性的で、似通っていないのも特徴のひとつです。

 その後、ウンブリア州に移ってオリーブオイルの店を東京・阿佐ヶ谷に開いた時に、カルロさんのハチミツもぜひ売りたいと思い、彼の夏の家があるアペニー山脈の麓まで会いに行きました。カルロさんはイタリア国内をトラックでミツバチと移動しながらハチミツを集めています。このアペニー山脈の麓ではタンポポの花のはちみつを作っていたので、見学させて頂きました。蜜蝋を出してきて蜜蝋をナイフでサッサと取り除き(その手さばきのよさに見とれてしまう)、さらに遠心分離機にかけてハチミツが採れるのを見ました。
 カルロさんの奥さんがアブルッツォ州の名物料理、アマトリチャーナ(トマトとベーコンのパスタ)を作ってお昼をごちそうしてくださって、子供時代の話などを伺いました(*この話は夫ピエルサンティがブオーノイタリアのHPに載せています)。

 そしておみやげに蜜蝋を一枚プレゼントしてくれたのでした。「遠心分離機がなくても、そのままぶら下げておけば蜜が落ちてくるからね」と言われたので、家では蜜蝋から直接垂れてくるはちみつをとって食べていました。

 やはり、蜜蝋から出したばかりのはちみつは味が違いました。それまでタンポポの花のはちみつは変わった匂いがして特別な思い入れはなかったのに、「オオッ」と思い、そのおいしさがわかりました。ほっくりとしてキク科特有のかすかな苦みは飽きのこない味です。よく阿佐ヶ谷のお店でも、「はちみつをどうやって料理に使ったらよいですか」と聞かれますが、質の良いおいしいはちみつは料理に使うよりそのまま食べるのが一番です。

 私の場合は 毎朝パンにつけたり、ほうじ茶にたっぷり入れて飲んだりもします。朝起きてからの一杯は欠かせません。たっぷり大さじ3、4杯分は食べるので1kgの瓶もすぐになくなってしまいます。病気の時にはリンゴを薄めに切って、ハチミツを入れて柔らかく煮るといいですよ。イタリア料理の場合調味料として使うことはあまりないですが、チーズとの相性は抜群で、栗や西洋ヤマモモなど苦みのあるはちみつを添えてワインのおつまみにしてもいいでしょうし、リコッタチーズにかけてデザートにしても。夫の子供の頃は、リコッタチーズにエスプレッソの粉とはちみつをたっぷりかけて食べるのが最高のデザートだったそうです。

写真:カルロ・ピエトランジェリさんの養蜂場。


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イタリア・ウンブリア 朝田今日子 6日目

料理のこと。
 料理が好きです。食べることも好きです。でも空腹でどうしてもあれが食べたいと思いながら作る料理とそうでない時の料理の差は、歴然としています。料 理を作る時、おしゃべりしながらだと味が落ちます。おいしい料理を作ろうと思ったら、一番大事なのはやはり、「おいしくなれ〜」と念を入れることではな いでしょうか。あと、私の場合初めて作るレシピは緊張感もあって上手くいくのだけれど、おいしくできたからといって安心して同じレシピをもう一度作る と、2回目は必ず失敗します。

BTH2518008_2B.jpg そういったことを全てクリアしようとすると、なんだか自分は仮面をかぶって料理をしているのではないかという気分になります。仮面をかぶらなくて済むように料理しようと思ったらきちんと分量を計ればいいのでしょうが、私はとにかく数字に弱いので、大体の分量しか計れません。すべてその時の感覚と気分 で左右されてしまうのです。

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2006年04月28日

イタリア・ウンブリア 朝田今日子 4日目

ウンブリアで家探しをしている間、数えきれないほど多くの物件を見てまわりました。イタリアの田舎にはよく、昔ながらの石造りの家が捨てられています。

崩れかかったものもあるのですが、その重厚で自然な石の色は周囲ののどかな自然とよく調和されてとてもきれいです。きっと300年前もこんな風景だったのだろうと思い起こさせます。 この辺りは昔からカリタ一族が広大な土地とたくさんの家を所有しています。王族に使える貴族だったのが、そのうちに王家よ りも財力を持つようになったそうです。村の象徴でもあるそのお屋敷は、王家とカードの賭け事をして勝ったために譲り受けたそう。

BTH2513225_1B.jpg

カリタ一族の所有する土地と崩れかけた家を一軒売ってほしいと頼んだ友人は、即断られたそうです。これほど多くの家を放置しているくせに、どうして一軒くらい売らないのだろうかと不思議に思っていたら、その理由を友人が教えてくれました。ずばり、理由は「昔の景観を残したいから」だそう。そしてカリタ一族はそれらの家を完全に放置しているかと言えばそうでもなく、家の周辺はいつも麦畑が並び、雑草もきれいに手入れされています。
所有するすべての家の周りがこうなのだから、維持しているのはすごいことです。
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イタリア ウンブリアから 朝田今日子 4日目

ウンブリアで家探しをしている間、数えきれないほど多くの物件を見てまわりました。イタリアの田舎にはよく、昔ながらの石造りの家が捨てられています。
崩れかかったものもあるのですが、その重厚で自然な石の色は周囲ののどかな自然とよく調和されてとてもきれいです。きっと300年前もこんな風景だったのだろうと思い起こさせます。 この辺りは昔からカリタ一族が広大な土地とたくさんの家を所有しています。王族に使える貴族だったのが、そのうちに王家よ りも財力を持つようになったそうです。村の象徴でもあるそのお屋敷は、王家とカードの賭け事をして勝ったために譲り受けたそう。



カリタ一族の所有する土地と崩れかけた家を一軒売ってほしいと頼んだ友人は、即断られたそうです。これほど多くの家を放置しているくせに、どうして一軒くらい売らないのだろうかと不思議に思っていたら、その理由を友人が教えてくれました。ずばり、理由は「昔の景観を残したいから」だそう。そしてカリタ一族はそれらの家を完全に放置しているかと言えばそうでもなく、家の周辺はいつも麦畑が並び、雑草もきれいに手入れされています。
所有するすべての家の周りがこうなのだから、維持しているのはすごいことです。



イタリアには家を建てる際に厳しい法律があり、最近ではもともと家があった土地以外は新たに家を建てることはできません。もし何もない土地に家を建てる場合には、最低でもン十万ヘクタールの土地が必要という、ややこしい法律をクリアしなければなりません。だからイタリア人は古い崩れかかった家を見事に修復して住めるようにします。日本のように新築ほど価値が高くなるのとは正反対で、古ければ古いほど価値もあがります。



田舎の景観を壊している家には大きく分けて2つのタイプがあります。 石造りの家はお金がかかるし手入れも大変だからと、昔風の家を壊し、白く薄い壁のペカッとした家に建てかえてしまう農家の人々。もう一つは外国人やローマに住む人々が一応昔風の石造りの家に修復し、プールやトスカーナ州特有の糸杉を植えたりしている別荘系の家。ウンブリアと言えばなんと言っても樫の木とオリーブの木が特徴なのですが、一時期どんどんそういったウンブリアのもともとの景観とは何の関係もない家が建ちました。“これ以上景観を壊すような家を建てないように”と活動する「イタリア ノストラ(私たちのイタリアという意味)」というグループもイタリア各地にあり、私と夫もちょっとだけその会に参加してみました。
面白いのは、この近辺のグループの会員は皆都会の人々なのです。それが文化だと認識できていなかったら、守っていこうという意識も芽生えないのだろうかとちょっと考えさせられる会でした。


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2006年04月27日

イタリア ウンブリアから 朝田今日子 3日目

ユーロ紙幣に変わってから、イタリアの物価は上昇する一方です。一部の国民を除いてはかなり苦しい状況が続き、私などなるべくスーパーに入らないように 心がけています。そうでもしないと、「そうそう、あれも必要だった、これも買っとかなきゃ」といってレジに着く頃にはカートが山盛りになってびっくり。

1週間に1回、チーズ類や水、パスタ、コメ、小麦粉、砂糖、果物など最小限必要なものを買っても、あっという間に50ユーロ(約7千円)を超えてしまう ので、大げさではなくリラの頃の倍の値段になっています。


こんなご時世だと、畑で採れる旬の野菜や家の周りの野に生える野草、林の中のアスパラガスやキノコ、夏に畑で採れた大量のトマトの瓶詰めやオリーブの ペーストなど、保存食も大変役に立っています。

それから肉類は、農家で年に一度安く購入する肉があるからやっていけるようなものです。もし都会で暮ら し、食品はすべて購入するものだったらどうなっていただろう。豚や子牛の肉は一頭絞めるわけだから、好きな部位だけ選んであとは知らない、という訳には いきません。豚一頭は他の家族と半分ずつ、子牛は一頭を8家族と分けるので、「私はフィレ肉とロースがあればいいわ」、なんて口が裂けても言えません。
今まで知らなかった部位もあって最初はどうやって料理したらよいか困ったこともありました。それらの肉を小分けにして倉庫にある大きな冷凍庫に入れ、使 う分だけ解凍して料理します。


豚の骨はよいダシがでるので、よく鶏ガラやモミジでとったスープと一緒に中華料理に使います。このスープがあるから中華そばの麺をうってラーメンの代 わりにすることもあるし、材料によって工夫していろいろな料理を生み出さなければなりません。 まさに昨日ヨアンナが話していた、彼女のお母さんの話と 同じです。



ヨアンナが子供の頃、お母さんは子羊の腸を何度も水で洗ってきれいにし、その腸をさらにワインビネガーで洗って匂いを消し、そのあとようやくきれいに なった腸の中に子羊の内臓を詰めてソーセージを作っていたそう。ソーセージは乾かし、スープのダシに使っていたのです。ヨアンナはそれを「お世辞にもお いしいとは言えなかったわ。でも苦労して作っているお母さんの手前、子供とはいえ残すわけにはいかないと思い、必死で水と一緒に流し込んでいたんだか ら」といいます。おいしくないのだけれど、お母さんにとっては一頭絞めた子羊を無駄にはできないという思いがあったのだと思う。「それにそうやって苦労 してできたありがたいソーセージは、お母さんにとってはきっとおいしいものだったに違いない」とも。



隣近所の農家の人達も、ニワトリを絞めたらその足をトマトソースで煮込んで食べていたことを思い出します。貧しい暮らしから生まれる食生活の知恵は、 見習おうと思うことがたくさんあります。食べ物に対する姿勢から、料理のアイデアまで。今日は豚の骨と、たくさん作って冷凍してある生ソーセージを使っ て、トマトソースを作りました。脂が多いので古くなったワインで1時間ほど煮て脂抜きをしてからトマトソースで煮込みます。このソース、骨からでるエキ スでトマトがすごくおいしいんですよ。

写真:生ソーセージ(サルシッチャ)とリブのトマトソース



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イタリア・ウンブリア 朝田今日子 5日目

今日はでははちみつの話をします。私がイタリアで最初に食べたはちみつは栗の花のはちみつでした。それまではちみつに花の種類があるなんて知らなかったので新鮮でした。

BTH2515787_0B.jpg 栗の花はくせがあって苦手な方も多いですが、香ばしい味がすっかり気に入ってローマの店をあちこち周り、いろんな養蜂家のを試してみました。ローマの裁判所の裏にははちみつ専門店などもあったし、自然食品店もたくさんまわって見つけたのが、カルロ・ピエトランジェリさんという養蜂家の作っているはちみつでした。彼のつくる栗の花のはちみつは、他と違ってエグミが少なく、透き通った味がします。それでいて香りも高く、他の花の種類のはちみつもすべて試してみました。イタリアはチーズもそうだけれど、花の種類によってそれぞれ味がバーンと個性的で、似通っていないのも特徴のひとつです。

 その後、ウンブリア州に移ってオリーブオイルの店を東京・阿佐ヶ谷に開いた時に、カルロさんのハチミツもぜひ売りたいと思い、彼の夏の家があるアペニー山脈の麓まで会いに行きました。カルロさんはイタリア国内をトラックでミツバチと移動しながらハチミツを集めています。このアペニー山脈の麓ではタンポポの花のはちみつを作っていたので、見学させて頂きました。蜜蝋を出してきて蜜蝋をナイフでサッサと取り除き(その手さばきのよさに見とれてしまう)、さらに遠心分離機にかけてハチミツが採れるのを見ました。

 カルロさんの奥さんがアブルッツォ州の名物料理、アマトリチャーナ(トマトとベーコンのパスタ)を作ってお昼をごちそうしてくださって、子供時代の話などを伺いました(*この話は夫ピエルサンティがブオーノイタリアのHPに載せています)。

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2006年04月26日

イタリア・ウンブリア 朝田今日子 3日目

BTH2510977_4B.jpgユーロ紙幣に変わってから、イタリアの物価は上昇する一方です。一部の国民を除いてはかなり苦しい状況が続き、私などなるべくスーパーに入らないように 心がけています。そうでもしないと、「そうそう、あれも必要だった、これも買っとかなきゃ」といってレジに着く頃にはカートが山盛りになってびっくり。

1週間に1回、チーズ類や水、パスタ、コメ、小麦粉、砂糖、果物など最小限必要なものを買っても、あっという間に50ユーロ(約7千円)を超えてしまう ので、大げさではなくリラの頃の倍の値段になっています。

こんなご時世だと、畑で採れる旬の野菜や家の周りの野に生える野草、林の中のアスパラガスやキノコ、夏に畑で採れた大量のトマトの瓶詰めやオリーブの ペーストなど、保存食も大変役に立っています。

それから肉類は、農家で年に一度安く購入する肉があるからやっていけるようなものです。もし都会で暮ら し、食品はすべて購入するものだったらどうなっていただろう。豚や子牛の肉は一頭絞めるわけだから、好きな部位だけ選んであとは知らない、という訳には いきません。豚一頭は他の家族と半分ずつ、子牛は一頭を8家族と分けるので、「私はフィレ肉とロースがあればいいわ」、なんて口が裂けても言えません。

今まで知らなかった部位もあって最初はどうやって料理したらよいか困ったこともありました。それらの肉を小分けにして倉庫にある大きな冷凍庫に入れ、使 う分だけ解凍して料理します。

豚の骨はよいダシがでるので、よく鶏ガラやモミジでとったスープと一緒に中華料理に使います。このスープがあるから中華そばの麺をうってラーメンの代 わりにすることもあるし、材料によって工夫していろいろな料理を生み出さなければなりません。 まさに昨日ヨアンナが話していた、彼女のお母さんの話と 同じです。
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イタリア ウンブリアから 朝田今日子 2日目

先日、自称”料理マニア”のヨアンナと知り合いました。彼女は友人のお兄さんの奥さんで、母親がサルデーニャ出身、父親がオーストラリア人で、ミラノに住んでいます。ヨアンナと料理の話をしていたら、イタリアでも代々伝わる郷土料理を作る人がどんどんいなくなっているという話になりました。イタリアの若い女性で手打ちパスタができる人、フルコースを作れる人は20%に満たないといいます。
 ヨアンナのお母さんは50年前にオーストラリアに移民として渡り、ミラノに移るまでの10年間サルデーニャ料理を作り続けたそうで、その意志の強さは見上げたものです。現在80歳のお母さんは、ミラノにいながらもやはり昔ながらのサルデーニャ料理を作っているそう。

 「オリーブオイルのおいしい生活」という本を12月に出してから、「なぜ日本人の著者がイタリアの郷土料理の伝統を受け継いでいくのか疑問だ」という感想を頂きました。なぜそうなのかと言えば、ひとつは息子がいるからというのがあるでしょう。父親はイタリア人だし、子供がその土地の人間と関わって生活していくのだから、その人たちと同じ土地の食べ物を教えたいと思うのは当然のことのような気がします。もちろん、和食だって作ります。日本に帰国したらどんなに重くても、米、しょう油、麹、かつおぶしに昆布とまるで移民のように大荷物を持ってイタリアに帰ります。この間は土鍋も持って帰り、割れないようにと気苦労も多い旅でした。ダシだってインスタントには頼らないし、味噌も豆腐も自分で作ります。
 
 もう一つは、昔ながらの文化が消えてしまうのはイタリアであろうと日本であろうと私の中で危険信号が灯るのです。動物的な勘かもしれません。ヨアンナのお母さんが作る、サルデーニャの一部の小さな村でしか作られていない貴重な料理を、80歳になったお母さんを見て「この人がいなくなったら、これらの料理は食べられない」とヨアンナが危機感を持ったのも心の底からよくわかります。

 昔の人が作って食べてきた料理というのは生活に基づいたもので、「あるものを無駄なく使う」というものが基本です。「ないものはない」から補うための保存食を充実させていったわけです。日本で暮らしていた頃、生ハムと言えばホテルのレストランで食べる水っぽいメロンといつ切ったかわからない乾ききった一切れの生ハムというものでした。ローマに住んでいる時も、量が増えて新鮮になったとはいえ、やはり生ハムは前菜にでてくるかパンに挟んである一品でしかたなかったのです。それが田舎に暮らして生ハムを一本作り上げると、家に一本生ハムがあるというのがどういうことかようやくわかりました。削りカスや脂身など今までお店で買った時になかったものがでてきて、こういう部分は豆料理やトマトソース、煮込み料理など様々な料理の抜群の調味料やアクセントになることがわかりました。料理って、そうやってできていくものだと知ったのです。

 そういう料理をもっと大切に残していきたいということで、ヨアンナと意見が一致してとてもうれしくなりました。

写真:ヨアンナと娘のアンニック。ヨアンナ手作りのパナーテ(豚肉、空豆、アーティチョーク、オリーブの実、乾燥トマト、イタリアンパセリ、の詰め物入りパイ)
 










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2006年04月25日

イタリア・ウンブリア 朝田今日子 2日目

BTH2508380_0B.jpg先日、自称”料理マニア”のヨアンナと知り合いました。彼女は友人のお兄さんの奥さんで、母親がサルデーニャ出身、父親がオーストラリア人で、ミラノに住んでいます。

ヨアンナと料理の話をしていたら、イタリアでも代々伝わる郷土料理を作る人がどんどんいなくなっているという話になりました。イタリアの若い女性で手打ちパスタができる人、フルコースを作れる人は20%に満たないといいます。

 ヨアンナのお母さんは50年前にオーストラリアに移民として渡り、ミラノに移るまでの10年間サルデーニャ料理を作り続けたそうで、その意志の強さは見上げたものです。現在80歳のお母さんは、ミラノにいながらもやはり昔ながらのサルデーニャ料理を作っているそう。

 「オリーブオイルのおいしい生活」という本を12月に出してから、「なぜ日本人の著者がイタリアの郷土料理の伝統を受け継いでいくのか疑問だ」という感想を頂きました。なぜそうなのかと言えば、ひとつは息子がいるからというのがあるでしょう。父親はイタリア人だし、子供がその土地の人間と関わって生活していくのだから、その人たちと同じ土地の食べ物を教えたいと思うのは当然のことのような気がします。

もちろん、和食だって作ります。日本に帰国したらどんなに重くても、米、しょう油、麹、かつおぶしに昆布とまるで移民のように大荷物を持ってイタリアに帰ります。この間は土鍋も持って帰り、割れないようにと気苦労も多い旅でした。ダシだってインスタントには頼らないし、味噌も豆腐も自分で作ります。
 
 もう一つは、昔ながらの文化が消えてしまうのはイタリアであろうと日本であろうと私の中で危険信号が灯るのです。動物的な勘かもしれません。ヨアンナのお母さんが作る、サルデーニャの一部の小さな村でしか作られていない貴重な料理を、80歳になったお母さんを見て「この人がいなくなったら、これらの料理は食べられない」とヨアンナが危機感を持ったのも心の底からよくわかります。

 昔の人が作って食べてきた料理というのは生活に基づいたもので、「あるものを無駄なく使う」というものが基本です。「ないものはない」から補うための保存食を充実させていったわけです。

日本で暮らしていた頃、生ハムと言えばホテルのレストランで食べる水っぽいメロンといつ切ったかわからない乾ききった一切れの生ハムというものでした。ローマに住んでいる時も、量が増えて新鮮になったとはいえ、やはり生ハムは前菜にでてくるかパンに挟んである一品でしかたなかったのです。それが田舎に暮らして生ハムを一本作り上げると、家に一本生ハムがあるというのがどういうことかようやくわかりました。削りカスや脂身など今までお店で買った時になかったものがでてきて、こういう部分は豆料理やトマトソース、煮込み料理など様々な料理の抜群の調味料やアクセントになることがわかりました。料理って、そうやってできていくものだと知ったのです。

 そういう料理をもっと大切に残していきたいということで、ヨアンナと意見が一致してとてもうれしくなりました。

写真:ヨアンナと娘のアンニック。ヨアンナ手作りのパナーテ(豚肉、空豆、アーティチョーク、オリーブの実、乾燥トマト、イタリアンパセリ、の詰め物入りパイ)

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2006年04月24日

イタリア・ウンブリア 朝田今日子 1日目

はじめまして、朝田今日子と申します。今日は自己紹介も兼ねてお話します。

BTH2504278_0B.jpg 20歳の時、語学留学でイタリアに渡りました。そのままローマで知り合ったイタリア人の夫と結婚し、あっという間に10年が経ちました。ローマに住んで3年、この頃からイタリアの田舎の美しさに惹かれ、田舎暮らしを決意しました。ローマから北に100キロ程のウンブリア州で家を探し、築500年の石造りの家を借りることに。仕事は夫婦共々原稿を書く毎日なので、パソコンと電話、ファックスを持ってエイヤッと引っ越しました。

最初は田舎暮らしに不安もありましたが、広いスペースと見事な自然に囲まれた生活は性にあっていたようで、今ではすっかりここに落ち着いています。中でも近所の農家の人々から学んだここでの暮らし方は、私にとって大きな意味がありました。野菜は出来るだけ自分たちで育て、肉も農家で自分の家族用に飼育している豚、羊、牛、ニワトリ、ウサギなどを直接売ってもらいます。もちろん、買ったら解体も手伝いますし、保存食の生ハムやソーセージも作ります。


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イタリア ウンブリアから 朝田今日子 1日目

はじめまして、朝田今日子と申します。今日は自己紹介も兼ねてお話します。

 20歳の時、語学留学でイタリアに渡りました。そのままローマで知り合ったイタリア人の夫と結婚し、あっという間に10年が経ちました。ローマに住んで3年、この頃からイタリアの田舎の美しさに惹かれ、田舎暮らしを決意しました。ローマから北に100キロ程のウンブリア州で家を探し、築500年の石造りの家を借りることに。仕事は夫婦共々原稿を書く毎日なので、パソコンと電話、ファックスを持ってエイヤッと引っ越しました。最初は田舎暮らしに不安もありましたが、広いスペースと見事な自然に囲まれた生活は性にあっていたようで、今ではすっかりここに落ち着いています。中でも近所の農家の人々から学んだここでの暮らし方は、私にとって大きな意味がありました。野菜は出来るだけ自分たちで育て、肉も農家で自分の家族用に飼育している豚、羊、牛、ニワトリ、ウサギなどを直接売ってもらいます。もちろん、買ったら解体も手伝いますし、保存食の生ハムやソーセージも作ります。

 オリーブ畑と麦畑がどこまでも広がる丘陵地帯で、観光地とは程遠い田舎。家の前の道路は舗装されていなく、周りの森にはキツネの巣がいくつもあり、家の暖炉の煙突からはフクロウの赤ちゃんが落ちてきたこともありました。5歳の息子は大喜びです。

 ちょうど今の季節にイタリアの田舎を車で走っていると、おじさんやおばさんが林の中で何かを採っているのをよく見かけます。たいていは野生のアスパラガスの採取で、皆一日かけて手に一杯採ります。野生のアスパラガスのおいしさには、マムシの怖さも吹き飛んでしまうと、皆口を揃えます。

 4月23日の日刊紙レプッブリカに、「イタリア人はアスパラ好き」という記事がありました。それによると、イタリア人一人当たりのアスパラ消費量は年間500g以上だそう。年間とは言っても、イタリアでは東京のように年中アスパラガスを見かけるわけではないので、”旬のわずか2ヶ月間”と言った方がいいかもしれません。

 パスタにリゾット、蒸して塩とオリーブオイル、レモンを搾っただけのアスパラガスに、生みたての卵を目玉焼き(半熟)にして一緒に食べたり、ここぞとばかりに味わいます。アスパラには腸内を殺菌する作用もあるといい、たくさん食べるとトイレに行った時に匂いですぐわかります(小の方)。殺菌されているなあと実感もわきます。

 オリーブオイルとニンニクと塩で、茹でずに直接ゆっくり炒めて、柔らかくして食べるのもいいものです。マヨネーズをつけるなんてもったいなくてできません。やはりアスパラそのもののおいしさを味わうなら、塩味が一番です。

 それでは、1週間よろしくお願いします。



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2006年04月23日

東京都世田谷区 植村春香 6日目

BTH2501937_0B.jpg最後は、番組を通じて日本のすばらしさを再発見!発信について書いてみたいと思います。

この番組を通じて、こんなにも、農・食について知らなかったの?と、自分で思うほど毎回新しい発見があります。例えば それはどんな発見なのか少し例をご紹介したいと思います。

まずは、農・食を通じて学ぶ環境問題です。
首都圏で大きな問題になっている生ゴミの問題。生ゴミだけではありません。ヒートアイランド現象を少しでも緩和しようと緑化計画が進む一方で、樹木ゴミの問題もより一層深刻な問題になっています。

このような問題について、大学では今どのような研究、開発がされているかご存知ですか?
生ゴミから肥料、エタノール、メタンガスを取り出す研究、技術がすでに開発されています。
その他にも、樹木ゴミを舗装材にして土に還したり、炭化燃料にするシステムなどがあります。

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東京都 世田谷区 植村 春香 6日目

最後は、番組を通じて日本のすばらしさを再発見!発信について書いてみたいと思います。

この番組を通じて、こんなにも、農・食について知らなかったの?と、自分で思うほど毎回新しい発見があります。例えば それはどんな発見なのか少し例をご紹介したいと思います。

まずは、農・食を通じて学ぶ環境問題です。
首都圏で大きな問題になっている生ゴミの問題。生ゴミだけではありません。ヒートアイランド現象を少しでも緩和しようと緑化計画が進む一方で、樹木ゴミの問題もより一層深刻な問題になっています。

このような問題について、大学では今どのような研究、開発がされているかご存知ですか?
生ゴミから肥料、エタノール、メタンガスを取り出す研究、技術がすでに開発されています。
その他にも、樹木ゴミを舗装材にして土に還したり、炭化燃料にするシステムなどがあります。


これらの研究は大学ないにとどまらず、農家の方々、企業の方々、そして地域のみなさん、多くの方々と取り組みが行われています。この環境問題を取り上げるきっかけになったのは土壌問題でした。
土壌問題から、農・食・環境問題は非常に深い関わりがあることを初めて知りました。

また、世界では毎年どれぐらいの面積が沙漠化になっているかご存知ですか?
世界で一番熱い国といわれ、日中は目玉焼きができるほどの暑さ。気温70度まで上がる場所で、大学が取り組んだ緑化チャレンジでは、日本の農業技術の高さを知ることができます。

このような環境問題については、リスナーのみなさんからの反応も大きかったように思います。
ここでご紹介した研究は、東京農業大学に申し込めばどなたでも見学することができます。
興味のある方は、是非一度ご覧になってみてください。(沙漠緑化をのぞく)



そのほかにも、食育を取り上げたことによってゲストの方々、イベント会場、シンポジウム、セミナーなどで、全国各地の郷土料理、伝統、文化、生産者の方々の声を聞く機会が随分増えました。

シンポジウム、セミナーで、「うまみ」という言葉が世界共通語なっていたり、日本食を知的財産として、海外に輸出する国家戦略がスタートしたことや、海外での日本食のシェフ育てる教育についてなどの動きがあるほど。これは、海外での日本食がブームになっている背景があります。

一方では、食育を通じて、日本各地の郷土料理や、その地域の食文化、伝統文化について知るたびに、日本はなんて素晴らしい国なんだろうと、新しい発見をさせていただいています。

現在、大学のOB生のこだわりの食材を集め、インターネットで販売している大学初ベンチャー企業の学生さんを通じて、全国各地の生産者の方々にインタビューにチャレンジしてもらっているのですが、
大学側から推薦のある生産者の方々ということもあり、そのお話には言葉で伝えきれないほどの感動をいただいています。

ご紹介したのは、ほんの一例ですが番組を通じて日々そんな新しい発見をさせていただいています。

さて、番組がスタートして2年。
大学生で結成された農業戦隊も大きく変化しました。

ゲストで登場していただいたのをきっかけに、大学の先生方のご協力をいただき、その生徒さんたちにも番組に関わっていただくようになりました。新しい大学生メンバーも加わり、さまざな角度からの情報を発信できるようになりました。なかでも、大学生が自分たちの活動を話すことで情報によりリアル感が増したようです。

そんな大学生のコーナーには、みなさんからたくさんの応援をいただき注目もしていただいています。
今年の3月には、日本経済新聞NIKKEIプラス1、日本農業新聞で取り上げていただきました。
ありがたいことです。

現在、今までの活動をホームページや、ブログなどに文字で残したりするようにしています。
ブログは半年間で1万件のアクセスをいただき、コツコツ頑張っているところです。今後も、食・農・環境に加え、地域、文化、伝統など、日本のすばらしさを再発見!できるような番組として継続、発信を続けて行ければと考えています。

<写真>
1枚目 東京農業大学内 リサイクル研究センター
2枚目 東京農業大学内 リサイクル研究センター(樹木ゴミ舗装材)
3枚目 砂漠緑化の工法のひとつ(食と農の博物館展示より)

最後までおつきあいいただき誠にありがとうございました!



posted by LJ21 at 20:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 東京都 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月22日

東京都世田谷区 植村春香 5日目

今日は、食育を通じて広がる人と地域の輪を書いてみたいと思います。

BTH2498350_0B.jpg前回も書きましたが、番組で食育を取り上げたころは、今ほど食育という言葉は一般的には知名度も低く、

「食育?地域と関係あるの?」
「もっと地元密着の情報を提供してもらえない?」
「食育?そんなの本当に流行っているの?聞いたことないなぁ〜。」

そんな声が、いくつか耳に飛び込んで来てガッカリしたこともありました。

それでも、食育の取材は続けようと思いました。
それは、自分が2005年に1月に開催された二ッポン食育フェアを体験したからでしょう。
聞いて、さわって、体験した楽しさを、みなさんに伝えたいそんな気持ちでした。

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posted by LJ21 at 20:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 東京都 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

東京都 世田谷区 植村 春香 5日目

今日は、食育を通じて広がる人と地域の輪を書いてみたいと思います。

前回も書きましたが、番組で食育を取り上げたころは、今ほど食育という言葉は一般的には知名度も低く、

「食育?地域と関係あるの?」
「もっと地元密着の情報を提供してもらえない?」
「食育?そんなの本当に流行っているの?聞いたことないなぁ〜。」

そんな声が、いくつか耳に飛び込んで来てガッカリしたこともありました。

それでも、食育の取材は続けようと思いました。
それは、自分が2005年に1月に開催された二ッポン食育フェアを体験したからでしょう。
聞いて、さわって、体験した楽しさを、みなさんに伝えたいそんな気持ちでした。

食育をテーマに取材をしていたころは、食育基本法が成立される前後ということもあり、企業の方々の食育に対する関心度は高かったように思います。

おかげさまで、企業の食育についてもお話をお伺いする機会を多数いただきました。
みなさん、本当に熱心な方が多く独自の食育活動を展開されている企業の方々ばかりです。

そして、これがニッポン食育フェアにつながるのだから驚きですね。
そんな出会いをくださった農文協 栗田所長に改めて感謝です。

<ご協力いただいた企業の方々 番組出演順>
・カゴメ株式会社
・キッコーマン株式会社
・東京ガス株式会社「キッズ・イン・ザ・キッチン」
・株式会社ベネッセコーポレーションボンメルシィ!事業部
・農文協 食育雑誌 季刊「うかたま」


さて、ここで世田谷区の食育活動をご紹介しましょう。
一番有名な事例は、食を通じた健康づくりのモデル事業の1つ「ぱくぱく 健康キッズ&タウン」。
子どもたちと、家族、学校、商店街、スーパー、大学、世田谷区などが一緒になって、健康なまちづくりをすすめるプロジェクト。平成14年度に実態調査。平成15年度取組がスタートしたものです。

私が食育を取り上げたときは、みなさん関心がないのかと落ち込んでいましたが、実はそれは一部の方であって、世田谷区は、どこの地域よりも早く、小さなものも含めると数多くの取り組みがありました。
調べてみないとわからないものですね。

現在、世田谷区の地域では「健康づくり推進条例」が制定され、地域全体で健康づくりを推進。そのひとつの活動の中に「食」があり、世田谷区内各地をまわり「出前型食育講座」が予定されています。

先日、この「出前型食育講座」イベントが東京農業大学のキャンパス内にて開催されたので、私も参加してまいりました。大きなPRはなかったように思いますが、会場は多くの参加者の方で賑わっていました。
今年は、あと11回区内を回られる予定だそうです。

会場では、このイベントに関わりの深い、これから区内の食育活動をひっぱっていかれる各リーダーのみなさん、区の方、商店街、NPO団体、大学の先生方にお会いしました。

以前から、ラジオで取り上げさせていただいた食育活動を、もっと地域のみなさんにこの情報をつなげ、一緒に活動することができないか?と考えていたところだったので、この出会いをきっかけに、さらに発展するといいなと考えているところです。


つづく〜。


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2006年04月21日

東京都 世田谷区 植村 春香 4日目

更新が遅れてしまいました。
昨日、ローカルジャンクション21代表 朝田さん、そして養蜂家 藤原さんのラジオ収録が行われたので、そのレポートを皆さんにお届けしたいと思います。

朝田さんとは、エフエム世田谷のスタジオがある東急田園都市線「用賀駅」で待ち合わせ。
養蜂家 藤原さんとは、スタジオから世田谷〜盛岡を電話でつないで録音を行うことになっていました。

この日の朝、電車のダイアが乱れていたので心配していましたが、朝田さんが無事駅に到着しホッ!
すぐに、二人で事務所に移動しスタジオで打ち合わせ。



録音がはじまる前に、大きな紙袋からなにやらゴソゴソと荷物を取り出す朝田さん。
紙袋からは、干しりんご、熊本県のさくら紅茶、一福ほうじ茶のサンプル。そして、ハチミツの話のときには、実際スタジオでハチミツを試食しながら話そうと、サンプルを持って来てくださったのでした。

荷物になるのに、わざわざ持って来てくださるなんて・・・。う、嬉しい!
ありがとうございました。

気づけばスタジオの机の上は、お茶、干しりんご、ハチミツのサンプル、そして録音のための資料でいっぱいになりながら、どんなお話が飛び出すのかワクワクしながら打ち合わせを済ませ録音を開始。

☆1回目/ローカルジャンクション21について
 ・ローカルジャンクション21はどんな団体なのか?
 ・現在の活動をひとつずつ紹介、説明。
 ・この活動のきっかけや、以前のお仕事なども聞かせていただきました。

○録音がはじまるまえは、うまく話せるかなぁ〜と話していた朝田さんでしたが、熊本県 水俣市、お茶と、次々とお話が飛び出してきます。画一的なお茶の味を消費者が求めた結果、土壌汚染につながっているという、お茶の話にはこちらも身を乗り出し聞いていました。
 
☆2回目/ローカルジャンクション21 風土倶楽部の紹介
 ・風土倶楽部の活動
 ・風土倶楽部で扱う商品の紹介
 ・販売ショップの紹介
 ・新しい企画などの紹介

○干しりんご、パッケージデザイン、お味噌を仕込んで来たことなど、朝田さんのお話に引き込まれていきます。あ〜、私もお味噌のメンバーに入れていただきたい。

さて、ここで・・・
事前に連絡していた時間になったので、養蜂家 藤原さんの録音を先に行うことになりました。
 
☆3回目/ローカルジャンクション21 
 東京はちみつクラブ 顧問 藤原 誠太さん電話インタビュー。
 ・ローカルジャンクション21に関わるきっかけ
 ・千代田区永田町、世田谷区 食と農の博物館の屋上でのみつばちの飼育
 ・世田谷区 食と農の博物館のイベント
 ・メルカード東京農大、世田谷区民祭りの大学ブースでの藤原さんのハチミツ販売
 ・東京はちみつクラブ、今後の新しい企画

○東京の4ケ所の屋上でのハチの飼育について、またそのきっかけ。
 東京でとれるハチミツ種類、木の種類も教えていただきました。

藤原さんにお礼を述べ電話を切った後、再び朝田さんの録音を再会。

☆4回目/ローカルジャンクション21 東京はちみつクラブ
 ・東京はちみつクラブの活動について
 ・朝田さんとハチミツの出会い
 ・ニッポン食育フェア
 ・過去のイベント紹介
 ・新しい企画などの紹介

○ここで、持ってきていただいたハチミツの臭いをかいだり、地域ごとや花の種類別に食べ比べにチャレンジさせていただきました。みんな微妙に味が違います。しかし、この深みのある味を何と言葉で表現したらいいのでしょうか?自分のボキャブラリーのなさに落ち込みながら、ハチミツの奥深さを堪能させていただいたのでした。



さて、録音が終わったときはすでにお昼を過ぎていました。
なんとか、時間内に無事4回分の録音が終わりました〜。お疲れさまでした!

あっ、そうそう、忘れてました。朝田さんの声は普段から可愛い声なんですが、マイクを通すと一段と可愛い声になるので、世田谷近辺のお住まいの方がいらっしゃればリアルタイムで放送聞いてみてくださいね。

放送予定日は、
朝田さんの放送が、5月13日(土)、20日(土)、27日(土)、
藤原誠太さんの放送は、6月 3日(土)

コミュニュティ放送局なので、全国のみなさんに聞いていただけないのが残念ですが、ブログでの音声配信を一部行っていますので、またそちらをお聞きいただければと思います。
また、朝田さん、藤原さん、このたびは、お忙しいところご協力いただき誠にありがとうございました。
この場をお借りしてお礼申し上げます。


つづく〜。



posted by LJ21 at 22:02| Comment(1) | TrackBack(0) | 東京都 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

東京都世田谷区 植村春香 4日目

BTH2497207_0B.jpg更新が遅れてしまいました。
昨日、ローカルジャンクション21代表 朝田さん、そして養蜂家 藤原さんのラジオ収録が行われたので、そのレポートを皆さんにお届けしたいと思います。

朝田さんとは、エフエム世田谷のスタジオがある東急田園都市線「用賀駅」で待ち合わせ。
養蜂家 藤原さんとは、スタジオから世田谷〜盛岡を電話でつないで録音を行うことになっていました。

この日の朝、電車のダイアが乱れていたので心配していましたが、朝田さんが無事駅に到着しホッ!
すぐに、二人で事務所に移動しスタジオで打ち合わせ。


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2006年04月19日

東京都世田谷区 植村春香 3日目

3回目の今日は、「食育」がつないでくれた出会いについてお届けしたいと思います。

2005年1月に開催された、ニッポン食育フェアのようすをラジオでも放送しようと取材に行くことになりました。会場に到着すると、1月だというのに額から汗が流れるほど。午前中にも関わらず大勢の人で賑わい熱気であふれかえっていました。このようすでは、どのブースに行っても担当の方にお話を伺えるような状況ではなさそうだなぁ〜と思い、ウロウロしていると大人の食育ワークショップに大勢の人が集まっているのが見えました。

白い服を着て、麦わら帽子を被った人がいます。何だろう?急いで近づいてみると養蜂家 藤原 誠太さんでした。風土倶楽部2005ローカルジャンクション21が主催している「ハチミツ物語」が、はじまったところでした。

最初は、ほんの数分立ち止まって聞き、次のブースへ移動しようと思っていたのですが、初めて聞くハチとハチミツのお話に釘付けになりました。最後まで聞いてみたい・・・。でも、今日は参加者じゃなく、会場をレポートしなければ・・・。仕方なく、次のブースに移動したのでした。
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posted by LJ21 at 22:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 東京都 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

東京都 世田谷区 植村 春香3日目

3回目の今日は、「食育」がつないでくれた出会いについてお届けしたいと思います。

2005年1月に開催された、ニッポン食育フェアのようすをラジオでも放送しようと取材に行くことになりました。会場に到着すると、1月だというのに額から汗が流れるほど。午前中にも関わらず大勢の人で賑わい熱気であふれかえっていました。このようすでは、どのブースに行っても担当の方にお話を伺えるような状況ではなさそうだなぁ〜と思い、ウロウロしていると大人の食育ワークショップに大勢の人が集まっているのが見えました。

白い服を着て、麦わら帽子を被った人がいます。何だろう?急いで近づいてみると養蜂家 藤原 誠太さんでした。風土倶楽部2005ローカルジャンクション21が主催している「ハチミツ物語」が、はじまったところでした。

最初は、ほんの数分立ち止まって聞き、次のブースへ移動しようと思っていたのですが、初めて聞くハチとハチミツのお話に釘付けになりました。最後まで聞いてみたい・・・。でも、今日は参加者じゃなく、会場をレポートしなければ・・・。仕方なく、次のブースに移動したのでした。

ようやく、午後になり会場も一段落したところで、いくつかブースで許可をいただきお話を録音。取材も終わり、お土産を買ってかえろうと予めチェックしていた地産地消のおすそわけのコーナーに急いで行ってみました。ブースに行くと、お目当ての商品は早くも売り切れ。また、どこかのショップで売っているかも?と、風土倶楽部のパンフレットを手にイベント会場を後にしました。

それから、季節は夏を迎える少し前だったでしょうか?新聞、雑誌、インターネットで、藤原 誠太さんの記事を見かけるようになりました。養蜂家でも有名な方だったのかぁ・・・。そんな有名の方が作る、ハチミツはどんな味がするんだろう?食べてみたいなぁ〜と思っていました。

夏の暑さもピークに近づいたころ、私は初めて世田谷区民祭りにでかけることになりました。このお祭りでは、全国各地からの「ふるさと物産展」も同時開催され、区民のみなさんにも大人気のお祭りです。

通りを歩くと、東京農業大学の出店しているブースがありました。大学のブースでは何を売っているんだろう?と近づいてみると、藤原 誠太さんのハチミツが売っていました。聞けば、東京農業大学OB生なんだとか。これが噂のハチミツだ!ここで、ようやくハチミツをゲットすることがきたのでした。

それから、また半年が過ぎ2006年1月。今年も農文協 理事・提携事業センター所長 栗田庄一さんのご了解をいただき、ニッポン食育フェアの会場を取材することになりました。当日は、取材を早めに切り上げ参加者としてゆっく会場を散策。

会場を歩いていると、ハチミツのブースを発見。なんと、藤原さんご本人が立っていて、「せっかく来たんだから、いろいろな種類のハチミツを食べて行って!」と、試食をすすめてくださったのでした。

ハチミツの試食!?せっかくなので、いろいろなハチミツを舐めてみることにしました。
どれどれ、ペロリ。うん、おいしい。ではこっちをペロリ。あれ?さっきのと味が違う。今度はこれをペロリ。あれあれ?これはまた違う味がする。そして数種類の、試食をさせていただいたのでした。

隣から、お茶の試飲いかがですか?声をかけれられたので飲んでみることに。ズズゥー。ややっ、このお茶まろやかでおししい!その横には、知り合いの方が話していた有名なお米が売っています。なんか、このブースおいしいものがたくさん売っているけど、何と言うブースだっけ?そこには、風土倶楽部・ローカルジャンクション21のパンフレットが置いてありました。

風土倶楽部?あれ?どこかで見た覚えが・・・。
そうだ!昨年、このフェアに出店していたブースだ。思い出しました。

こんなにおいしい生産者の方を束ねていらっしゃる、風土倶楽部・ローカルジャンクション21の代表の方ってどんな方なんだろう?一度お会いしてみたいなぁ〜と思っていたら、農文協 理事・提携事業センター所長 栗田庄一さんが、コーディネーターをつとめられる「食育」シンポジウムに参加されることを知り、このシンポジウムに参加して、ここで初めて朝田さんとお会いすることができたのでした。

当日、事例報告では、ローカルジャンクションについての説明を聞き、あらためて多くの活動を知りました。
また、休憩中には、この日持っていらした干しリンゴの話を聞かせていただきました。干しりんご、これおいしかったなぁ〜。

そしてその後は、ふるさと情報プラザにて、「ロハスなお話田舎の暮らしと都会のハチミツづくり」イベント会場で再び、朝田さんとお会いしたのでした。
このとき、田舎と都会を結ぶコーディネーター役をしている団体であり、多くの人を巻き込んでいるその活動と魅力について、みなさんにご紹介させていただきたい!是非ラジオでお話を聞かせていただこうと思い、朝田さんにラジオ出演をお願いさせていただくことになったのでした。

明日はスタジオで朝田さんの収録。そして、養蜂家の藤原さんの電話中継収録を予定しています。
みなさん、明日のレポートをお楽しみにしていてくださいね。

つづく〜。


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2006年04月18日

東京都世田谷区 植村春香 2日目

2回目の今日は、「食育」との出会いについて書いてみたいと思います。

BTH2488608_0B.jpgコミュニティラジオ局のある世田谷区は、緑や公園が多く、区内で生産される野菜や花には「世田谷そだち」というロゴマークがあるほど。また、区内でも野菜の直売所がありマップも区で配布されています。

年間行事も多く事前に予約すれば、区内の農家でたけのこ堀り、イチゴ狩り、ぶどう狩り、大根の引っこ抜きなどといった体験もできる、首都圏の中でも自然に恵まれた地域です。

そんな地域の方々に、私達が発信する番組はどう聴いてもらえるのか?受け入れてもらえるのか?
一番最初の放送が流れたときは、口から心臓が飛び出すほどドキドキでした。後で冷静に聞いてみると、大学生よりも緊張していたのはこの私でした。まったくトホホですね。

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東京都 世田谷区 植村 春香2日目

2回目の今日は、「食育」との出会いについて書いてみたいと思います。

コミュニティラジオ局のある世田谷区は、緑や公園が多く、区内で生産される野菜や花には「世田谷そだち」というロゴマークがあるほど。また、区内でも野菜の直売所がありマップも区で配布されています。

年間行事も多く事前に予約すれば、区内の農家でたけのこ堀り、イチゴ狩り、ぶどう狩り、大根の引っこ抜きなどといった体験もできる、首都圏の中でも自然に恵まれた地域です。

そんな地域の方々に、私達が発信する番組はどう聴いてもらえるのか?受け入れてもらえるのか?
一番最初の放送が流れたときは、口から心臓が飛び出すほどドキドキでした。後で冷静に聞いてみると、大学生よりも緊張していたのはこの私でした。まったくトホホですね。

番組がスタートした頃は、まだ30分番組で大学生トークだけでした。半年が経過したころ、大学生のみんなも慣れてきたようだし、そろそろ30分から60分番組へと頑張ってみようかというお話を編成部長よりいただきました。今度は専門家の方々にもお話を聞くコーナーを作り、チャレンジしてみようというものでした。

私は、以前別のコミュニュティラジオ局で企業の方々へのインタビューを担当していたこともあり、チャレンジすることへの抵抗はありませんでしたが、農業についてはまだまだ初心者でどういう方々がいらっしゃるのかすら検討もつきませんでした。

区内の生産者の方がいいのだろうか?
それとも農水省関係?
何か少し違うような気がするなぁ〜。う〜ん、どんな人がいいのかなぁ〜。考えてもわからないので、とにかく食、農に関するホームページを検索してみることにしました。いくつかのキーワードを検索していると、目に飛びこんできたのが「ニッポン食育フェア」でした。

ニッポン食育フェア?
コンクールまでやっている?
そもそも、食育って何だろう?
好奇心旺盛な私は、食育をキーワードに更に検索をかけてみました。すると、食育に関するサイトがたくさんあることを知り、そのひとつひとつを見てみることにしました。そこでわかったことは、食育は教育、健康、食がテーマになっていることでした。

これを検索したのは確か2004年の夏頃だったと思います。フェアや、コンクールが開催されていても、私の身近なお友達、知り合いの中でも「食育」という言葉を知っている人はほとんどいませんでした。まわりの人が知らないのだから、これを取り上げる意味はとても大きいのでは?よし決めた!第一回目のテーマは食育にしよう。こうしてテーマは決まったのでした。

そう決めたものの、関西から東京に出てきてまだ間もなかった私は、東京に人脈などなく紹介してもらえそうな人など誰一人いませんでした。仕方ないので、直接交渉だ!と、受話器をとり電話をかけたのが、農山漁村文化協会でした。

電話で番組の趣旨をお話ししたところ、ご協力いただけるとお返事をいただき打ち合わせのお約束をして受話器を置いたその瞬間、ヤッター!と大声で叫んでいました。断られると思い、かけた電話だったので本当に嬉しかったかったのを今でも覚えています。

それから、早速、農山漁村文化協会におじゃまして、栗田所長から、全国でさまざまな取り組み事例や、その活動を表彰するコンクール、フェアについてお話を聞かせていただいたのでした。中でも、私が興味を持ったのは、地域、世代を超えた食育活動で、またその数が多いことには驚きました。

打ち合わせも終わり、スタジオで録音、編集。そして、私にとっては記念すべき第1回目のゲストコーナー。
テーマは食育。お客様は、農山漁村文化協会理事・提携事業センター所長 栗田庄一さんのお話が3回にわたって放送されたのでした。

そして、翌年の2005年1月に開催された、ニッポン食育フェアに取材に行き、風土倶楽部、養蜂家の藤原誠太さんのワークショップと出会い、その後ローカルジャクション21でブログを書くきっかけにつながっていくとは、このとき思いもしなかったのでした。

つづく〜。


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2006年04月17日

東京都世田谷区 植村春香 1日目

BTH2485727_0B.jpgみなさま、はじめまして!
私は、東京世田谷区にあるコミュニティラジオ局 83.4MHZエフエム世田谷で「農・食・環境」をテーマとしたラジオ番組を制作、パーソナリティーを担当しております植村 春香と申します。

今日から、1週間こちらのブログを書かせていただくことになりました。どうぞよろしくお願い致します。

今日は、私が担当させていただいております、ラジオ番組について書いてみたいと思います。番組のタイトルは、「農といえるニッポン!」毎週土曜日18:00〜の1時間番組です。

番組の内容は大きく分けて2つ。農学部に通う大学生を中心に結成された農業戦隊が大学で学んだこと、自分達の活動について話す大学生のコーナー、そして、農・食・環境の分野での専門の方々をお招きして、お話をお伺いするコーナー。その他、音楽、インフォメーションなどで構成されている番組です。

この番組を作りたいと思ったきっかけは、「食」の問題でした。ちょうどその頃、BSE、鳥インフルエンザ、ハム、牛乳といった食に関する問題が次々とニュースで流れていた頃です。

それほど大した問題ではないだろうと、最初は気にもとめていなかったのですが、いつまでたっても問題は解決するどころか、食に関する事件が次々とニュースから流れてきます。そのとき初めて、自分が当たり前のように毎日食べている「食」について不安になると同時に、自分自身も「食」について知りたいと思いました。



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posted by LJ21 at 21:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 東京都 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

東京都 世田谷区 植村 春香1日目

みなさま、はじめまして!
私は、東京世田谷区にあるコミュニティラジオ局 83.4MHZエフエム世田谷で「農・食・環境」をテーマとしたラジオ番組を制作、パーソナリティーを担当しております植村 春香と申します。

今日から、1週間こちらのブログを書かせていただくことになりました。どうぞよろしくお願い致します。

今日は、私が担当させていただいております、ラジオ番組について書いてみたいと思います。番組のタイトルは、「農といえるニッポン!」毎週土曜日18:00〜の1時間番組です。

番組の内容は大きく分けて2つ。農学部に通う大学生を中心に結成された農業戦隊が大学で学んだこと、自分達の活動について話す大学生のコーナー、そして、農・食・環境の分野での専門の方々をお招きして、お話をお伺いするコーナー。その他、音楽、インフォメーションなどで構成されている番組です。

この番組を作りたいと思ったきっかけは、「食」の問題でした。ちょうどその頃、BSE、鳥インフルエンザ、ハム、牛乳といった食に関する問題が次々とニュースで流れていた頃です。

それほど大した問題ではないだろうと、最初は気にもとめていなかったのですが、いつまでたっても問題は解決するどころか、食に関する事件が次々とニュースから流れてきます。そのとき初めて、自分が当たり前のように毎日食べている「食」について不安になると同時に、自分自身も「食」について知りたいと思いました。

そんなとき、とある社会人の集まりで大学生たちに出会いました。彼らは、明治大学農学部に通う大学生。
私は、農学部に通う大学生に会ったのはこれが初めてでした。

農学部?普段は何を勉強しているの?と、とても興味津々で話かけてみました。するとどうでしょう。大学生から飛び出してくる話は、どれもこれも新鮮で、食の問題についても彼らは実によく知っていました。また、同時に農業についての大切さも私に熱く語ってくれたのでした。

大学生が知っているのに、どうして消費者である私は何も知らないのだろう?どうして情報が届いてこないのだろう?私が知りたいと思ったこと、それ以上のことを大学生が知っていることにとても驚きでした。

もっと話を聞いてみたい。食の問題が多い今だからこそ、農学部の大学生が外に向けて発信する情報がたくさんあるように思えました。また、それは消費者にとって身近な問題でもあります。私が、大学生から聞いて驚いたような気持ちを、みなさんにも感じて興味を持っていただく。そして自分たちも一緒に、勉強をしていく場所を作れないかと考えはじめたのでした。

ちょうどその頃、お友達から紹介してもらったエフエム世田谷さんとご縁があり、お会いした編成部長さんから、農業をテーマにした番組を作りたいと考えていらしたようで、それならば一緒に作りましょうとお誘いをいただき、番組を制作担当させていただくことになりました。そして、その番組にレギュラー出演をお願いすることになったのが、そのきっかけをくれた明治大学農学部の学生さんたちでした。

そして、農学部に通う大学生で農業戦隊アグレンジャーを結成。
農・食・環境について、世田谷のコミュニュティ放送局から発信することになり、「農といえるニッポン!」が、2004年5月からスタートしたのでした。

エフエム世田谷


「農といえるニッポン!」ホームページ

農業戦隊


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2006年04月16日

群馬県桐生市 深澤明男 6日目

晴れ最終日でーす。

私が担当する、『今週の私』も7日目、最終日となりました。
今日まで、ご覧いただきありがとうございました。
特に桐生市黒保根町について、お知らせしてきましたが、
今日は、お伝えできなかった部分を最後にお知らせします。

BTH2485658_0B.jpg写真は、『柏山のしだれ桜』という巨木です。今日、満開になりました。
群馬県でも、10本の指に入る桜の名所です。この時期、沿道にカメラマンが埋め尽くしにぎやかになります。

※注意:この桜は私有地にあるので、敷地等に入らないで、
 少し離れて撮影してくださいね


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群馬県桐生市 深澤明男 7日目

最終日でーす。

私が担当する、『今週の私』も7日目、最終日となりました。

今日まで、ご覧いただきありがとうございました。

特に桐生市黒保根町について、お知らせしてきましたが、

今日は、お伝えできなかった部分を最後にお知らせします。

写真は、『柏山のしだれ桜』という巨木です。今日、満開になりました。

群馬県でも、10本の指に入る桜の名所です。この時期、沿道にカメラマンが埋め尽くし

にぎやかになります。

※注意:この桜は私有地にあるので、敷地等に入らないで、
 少し離れて撮影してくださいね


亀石でーす。

イボ石に続き亀石です。

医光寺の七不思議と言われている亀石は、
田沢川をはさんで男亀と女亀が向かい合う
夫婦亀石です。

地元の名物になっています。

桐生市観光ガイドブックの英訳には、
亀石= Kame Rock
イボ石=Ibo Rock
と訳され、趣があります・・・(私だけ・・・)


ささら舞といいます。

先ほども、触れた医光寺境内で毎年9月に行われる
『ささら舞:獅子舞』です。

涌丸地区の子供達が、おおきな獅子頭を自由に操る、
風景は、これもまた、趣があります。


地元の特産品、マイタケ。

この舞茸は、黒保根町のきのこセンター
で、育てられている高級舞茸『上州舞茸』です。

香りが良く、歯ごたえ、味ともにすばらしい舞茸でーす。

このパッケージを見ることがあったら、是非一度
手にとってみてください。




最後に・・・。

最後に、桐生市黒保根町の将来について話したいと思います。
『2007年問題』という言葉を聞いたことがあるかと思います。要するに、団塊の世代が大量退職する現象を総称してこう呼んでいるようです。問題とは、熟練された技術が後継者に技術継承されていないことや、就労人口構造の変化による社会風土に与える影響等が心配されています。

この問題を、逆手にとって、全国の市町村、または県をあげてふるさと回帰事業として『Iターン、jターン、Uターン』を進める政策が展開されています。

桐生市黒保根町も、田舎暮らしを求める団塊の世代の方々が、豊かに暮らせるよう、環境整備を進めているところです。環境整備とは、わたらせ渓谷鐵道の存続をはじめとする、公共交通の充実や、地域情報化(ブロードバンド、携帯電話)の推進等です。
都会で便利な生活をしていた人が、黒保根町のような田舎で、いかに豊かに生活できるか、どうすれば『真の豊かさ』を提供できるかが、これからの課題です。

〜黒保根町の各地域が持つすばらしいコミュニティーを壊すことなく、移住者と共に地域資源を守り、発展させていく〜こんな姿を夢見ています。

今回の、ブログでは、黒保根町の紹介を中心に報告してきましたが、興味を持った方は、是非、一度、訪ねてきてください。

一週間ありがとうございました。

写真は、脱サラして、黒保根町の良質な水を使って作った『赤城豆腐:すみれ屋』さんの商品です。ミョウガとショウガと七味をのせたら、日本酒がすすんじゃいます。
歯ごたえと、国産大豆のうまみぎっしりの豆腐です。

ps:
植村 春香さんにバトンタッチします。おもしろい情報まってます。がんばってください。


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2006年04月15日

群馬県桐生市 深澤明男 6日目

晴れ6日目でーす。

今日は、土曜日。

快晴。とっても気持ちいい日です。

BTH2485629_0B.jpg写真は、長男の鯉のぼりです。朝8時に実家に行き、庭に竿を建てました。
一年たつと、竿の建て方や段取りを忘れてて、四苦八苦しました。


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群馬県桐生市 深澤明男 6日目

6日目でーす。

今日は、土曜日。

快晴。とっても気持ちいい日です。

写真は、長男の鯉のぼりです。朝8時に実家に行き、

庭に竿を建てました。

一年たつと、竿の建て方や段取りを忘れてて、四苦八苦しました。




次男の旗竿です。

今日は、竿建てで、半日使いました。

不器用なもんで、二人とも男なのです。

祖父母は、孫は、かわいいらしく、こんなに大げさに祝っています。

ちょっと、気恥ずかしいのですが、ほんの数年のこと。

親として、とにかく、健康に育ってほしいです。


気持ち悪いでしょう!

カブトムシの幼虫でーす。

実家の畑の腐った桐の木の下に20匹くらいゴロゴロいました。

2人の子供は、大喜びでした。

さなぎ→カブトムシまで、飼育し育てたいです。

桐生市黒保根町は、まだまだ、こんな自然風景が、あちこちで見られます。


今の子供の遊び(男の子版)

今、長男がはまっている遊びです。

テレビ東京系で放映され、3月で終わってしまった

ムシキングのゲームです。

100円でカードがでてきて、相手とじゃんけんをして戦うゲームです。

カードの種類は、ムシカードと技カードがあり、あつめたカードから強いカードを

スキャンして遊ぶものです。

すでに、120枚くらい集めました・・・というか
パパのお小遣いを減らされました


今の子供の遊び(女の子版)

これは、女の子の間で、ブレイクしているゲームです。

専用のカード入れに、やはりカードをいっぱい入れて

列を作っています。

ラブアンドベリーというゲームです。

私には、女の子がいないので、詳しくはわかりませんが、

洋服や、髪型、靴やアクセサリーなどを、100円でゲットしたアイテムから

お好みで組み合わせ、音楽に合わせて、タンバリンでリズムをきざむゲームです。

とにかく、みんな、鋭い目つきで真剣です!


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2006年04月14日

桐生市黒保根町 深澤明男 5日目

5日目でーす。

今日は、昨日に続き、水力発電所の復旧作業に、あたりました。
無事に運転再開です。

午後は、水稲生産実施計画書及び水田農業構造改革交付金(産地づくり対策)等営農計画書(兼助成金申請書)兼水稲共済細目書の異動申告票についての説明会のため、午後は前橋市まで出張でした。お題が長いですよね。農業政策は、初めてなので、チンプンカンプンでしたが、なんとなく理解して帰ってきました。これから復習です。

公務員は課が変わると、転職したように業務内容がかわるので、大変なこともありますが、刺激があって、おもしろい部分もあります。

特に、水稲関係は、実家でもしていないので、すべてが新鮮で、まー、頭のなかが、空っぽなだけに、興味深く取り組めそうです。

写真は、昨年の黒保根町水沼(上野地区)の田植えの様子です。毎年、一番早く、田植えをする方が決まっていて、今年あたり、誰かがぬけがけしないかなー、なんて思ってます。



今日は、出張してしまったので、取りだめしていた写真を紹介しちゃいます。

この写真、なんだと思いますか。

そうです、石です。でも、ただの石ではありません。
昔から、『変な石』として、地元(上田沢地区)で大切にされてきました。それは、イボイボがあって、ちょっと気持ち悪い石なんです。地元の人は『触れるとイボががとれる:いぼ石』として、信仰してきましたが、専門家に見てもらったところ、全国的にもめずらしい、海洋性プランクトンの一種で放散虫ノジュール化石であることが判明しました。

天然記念物に指定されるかも?!
さわれるのは、今のうちです!
イボでお悩みの方は、どうぞ!


あじさいです。

かわいらしいでしょう。
これも、あじさいです。
黒保根町には、さくら街道とあじさい街道とよばれる地域があって、既設には沿道に花が咲き乱れます。
あじさいは、合併前の旧黒保根村の花だったため、住民が愛する花の一つです。
また、奥さんの名前をとって『ミセスクミコ』という品種のあじさいをつくり、品評会でグランプリを獲得し、世界的に有名な園芸家になった坂本正次さんは、旧黒保根村で、第一号の村民栄誉賞を受賞しています。

黒保根のひとは、花をとっても大事にしています。年々、品種も数も増えているような気がします。


くろほね夏まつり

住民が主体で開催する夏祭りです。

毎年、8月15日と16日の2日間開催します。

八木節の競演大会がメインで、遠方から音頭取りが参加し、音頭取りの間では、有名で、格式ある八木節大会です。

昼間は、ちびっ子対象のますのつかみ取りなど各種イベント、クライマックスは、16日の八木節大会の表彰式前に行われtる、大花火大会もあります。

場所は、わたらせ渓谷鐵道水沼駅から徒歩1分の、水沼運動公園で開催されます。

今年の夏は、浴衣を着て、是非、遊びに来てください。


「はっけよーい。のこった!のこった!」

これは、宿廻、城地区の諏訪神社境内で毎年8月末に行われる、奉納相撲の様子です。

私も、この城(じょう)地区の出身でしたので、子供の頃参加していました。

勝つと、お菓子や学習用品がもらえて、毎年楽しみでした。

特に、5人連続して勝ち続けると、カルピス1本もらえるのが、最高の喜びで、夏休み最後のイベントだったので、今でも良い思い出になっています。

あー 懐かしい・・・・・・・。童心を忘れてはいかんなー。

カルピス1本のの賞品の伝統は、継承されているかなー。


posted by LJ21 at 13:32| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

群馬県桐生市 深澤明男 5日目

5日目でーす。

晴れ今日は、昨日に続き、水力発電所の復旧作業に、あたりました。
無事に運転再開です。

午後は、水稲生産実施計画書及び水田農業構造改革交付金(産地づくり対策)等営農計画書(兼助成金申請書)兼水稲共済細目書の異動申告票についての説明会のため、午後は前橋市まで出張でした。お題が長いですよね。農業政策は、初めてなので、チンプンカンプンでしたが、なんとなく理解して帰ってきました。これから復習です。

公務員は課が変わると、転職したように業務内容がかわるので、大変なこともありますが、刺激があって、おもしろい部分もあります。

特に、水稲関係は、実家でもしていないので、すべてが新鮮で、まー、頭のなかが、空っぽなだけに、興味深く取り組めそうです。

BTH2480632_0B.jpg写真は、昨年の黒保根町水沼(上野地区)の田植えの様子です。毎年、一番早く、田植えをする方が決まっていて、今年あたり、誰かがぬけがけしないかなー、なんて思ってます。







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2006年04月13日

群馬県桐生市 深澤明男 4日目

4日目でーす。

さーて、本日は、朝から山に登りました。
実は、2日目で特集した『利平茶屋水力発電所』
の、水車と発電機のベアリングが、故障してしまい修理が
必要になってしまいました

大事に、管理していたのに、どうしてこうなってしまったのか・・・・。

しかし、こんなこともあるかと思って、屋根がはずせるように設計していたのでした。

なかなか、見ることができない『空飛ぶやね』です。




『空飛ぶ水車』

これが、水車の心臓部『プーリー』と呼ばれる部分です。

この、水車に水を噴射して、発電します。

昨年は、約50万円を稼ぎました。



続きまして、『空飛ぶ発電機』です。

水車で受けたエネルギーを発電機に伝え、

電力を起こします。

この発電所は、『見える発電所』をコンセプトに建設しました。

『百聞は一見に如かず』 とにかく、本物をみて



が降らないことを、祈るばかりです。

本日、渋川市の工場にもって行って、修理します。
明日、設置し、即日運転再開です。




ちょっと話題をかえて・・・・。

1日目で、お伝えしました、定住促進事業のなかで、もう一つ
特徴的な事業があります。
『定住促進住宅』です。
4LDKで木造2階建てで、家庭菜園付きで なんと家賃は、

36,000円です。

右の写真は、平成12年度に私が建設課のときに
担当した柏山定住促進住宅です。
駐車場のインターロッキングブロックが、すてきでしょう。
予算がもっとあれば、独創的な家が造りたかったのですが、
いたしかたありません。でも、田舎暮らしブームもあり、なかなか
あきません。


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群馬県桐生市 深澤明男 4日目

4日目でーす。

晴れさーて、本日は、朝から山に登りました。
実は、2日目で特集した『利平茶屋水力発電所』
の、水車と発電機のベアリングが、故障してしまい修理が
必要になってしまいました

大事に、管理していたのに、どうしてこうなってしまったのか・・・・。

BTH2475925_0B.jpgしかし、こんなこともあるかと思って、屋根がはずせるように設計していたのでした。
なかなか、見ることができない『空飛ぶやね』です。







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2006年04月12日

群馬県桐生市 深澤明男 3日目

3日目どえーす。

今日は、黒保根町の春をお届けしちゃいま〜す。


この写真は、水沼運動公園の桜と鯉のぼりです。

渡良瀬川の上空を、のんびり泳いでいます。

今日は、春の香りが感じられる一日です。


これは、利平茶屋森林公園の水芭蕉です。

とっても、かわいらしい花に、

心がなごみます。

都会の雑踏の中にいるあなた。

都心から、2時間という距離です。

旅してみませんか!


さて、ここは、どこでしょう。

すごい道だと思いませんか!

ヒーローものや特撮アクションのロケで使えそうですよね。

異動してきたばかりなので、先輩に現場確認に連れて行ってもらいました。

両サイド岩盤で、切り開いた『ウルトラ林道:田沢小中線』です。

のり面は、1:0.3(3分)です。

なんと、道幅は5.0mありますが、目の錯覚か、その広さを感じられません。




さあ、この動物は、なんでしょうか。

きつねです。

田中邦衛さんのまねで『ルールルルルル』と呼んでみたら

山に逃げていきました。

黒保根町で見れる動物は、鹿、カモシカ、イノシシ、テン、タヌキ、サル

などとっても、バラエティーに富んでいます。


posted by LJ21 at 12:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 群馬県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

群馬県桐生市 深澤明男 3日目

3日目どえーす。

晴れ今日は、黒保根町の春をお届けしちゃいま〜す。

BTH2475484_0B.jpgこの写真は、水沼運動公園の桜と鯉のぼりです。

渡良瀬川の上空を、のんびり泳いでいます。

今日は、春の香りが感じられる一日です。



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2006年04月11日

群馬県桐生市 深澤明男 2日目

2日目です。

晴れ今日は、全国初の小水力発電の話をしたいと思います。
この発電所は、その手の人間には非常に有名で、注目を集めています。最近は、環境問題への関心が高く、循環型社会の構築や、自然エネルギーの活用の先進地として全国から視察がきています。着工から完成、維持管理まで担当していますので、視察したい方は、是非お越しください。
近隣の観光、宿泊まで、コーディネートしちゃいます。

BTH2472835_0B.jpg写真は、桐生市で唯一の温泉地、梨木温泉、梨木館です。

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posted by LJ21 at 19:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 群馬県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

群馬県桐生市 深澤明男 2日目

2日目です。

今日は、全国初の小水力発電の話をしたいと思います。

この発電所は、その手の人間には非常に有名で、注目を集めています。最近は、環境問題への関心が高く、循環型社会の構築や、自然エネルギーの活用の先進地として全国から視察がきています。着工から完成、維持管理まで担当していますので、視察したい方は、是非お越しください。
近隣の観光、宿泊まで、コーディネートしちゃいます。

写真は、桐生市で唯一の温泉地、梨木温泉、梨木館です。



利平茶屋水力発電所について》
〜経緯と現状〜
当発電所は、国有林野における自然エネルギー発電推進のための共同研究(林野庁、東京電力)の実証の場として計画されました。林野庁の『むらづくり維新森林・山村・都市共生事業』及び『群馬県森林の自然エネルギー活用推進事業』の補助を受け、旧黒保根村が事業主体となり平成16年3月に水力発電所が完成しました。全国的にもめずらしい『水源村宣言』をした旧黒保根村は、自然との共存を目指した村づくりに取り組んできました。合併後、【桐生市】になっても、この取り組みは、地域の特性として、継続しています。この小さな地域から当発電所をつうじて、全国に自然エネルギーの活用をPRすることで、地球温暖化の防止だけでなく、環境問題に対する意識の向上、波及効果にも期待しています。


発電システムは、国有林内の治山堰堤から取水し、下流のキャンプ場隣接地内(林間広場)に水力発電機を設置しました。治山堰堤から発電機までの高低差は、約70mあります。水圧にして約0.7mpaとなり、この水圧を利用して水車を回転させ発電するものです。季節により水量が変わるため発電機の4つのノズルにより圧力(水量)を調節します。
年間の発電電力量は、約110,000kWhの発電が可能で、一般家庭の約30軒分が一年で消費する電力がまかなえます。キャンプ場内で消費する電力量が約10,000kWhとなりますので、約100,000kwhの余剰電力については電力会社に売電します。発電所の維持経費については、売電して得られる収益で、本事業を維持しています。

〜特徴的な事項〜
水圧管は、曲げ率の高い高密度ポリエチレンパイプを発電用施設としては、初めて採用し埋設時に樹木の伐採なく施工できました。取水地点の治山堰堤は、林野庁が砂防事業として新規に築造しました。堰堤の築造時に取水部について協議し、堰堤築造費にて対応できたためコスト縮減を図ることができました。パワーコンディショナーについては、太陽光発電に使用されている機器を活用し開発費抑制を図りました。

写真は、水圧管路で電気による溶着で、接続した部分です。


〜管理状況〜
日常の管理は、プーリーやベルトへのグリースアップを2週間に1度行います。電気事業法に定められている電気主任技術者による定期点検はついては、電気保安協会に委託しています。ダム水路主任技術者は、職員が選任され点検を行っています。

〜売電量等実績〜
平成16年度と比較し平成17年度は効率的な発電に努めた結果、倍増しました。公園内で消費する電力は、この発電によりまかなえています。

〜環境への貢献〜
本水力発電で得られるエネルギーをCO2削減量に換算すると年間36,572kgのCO2の削減(環境省「地球温暖化対策推進に関する法律」施行令で規定された排出係数を用いた値)となります。また、26ha(東京ドームの5.5倍)の森林が1年間で吸収するCO2とほぼ同等となります。なお、火力発電に換算した場合の二酸化炭素の削減効果は、自家用車15台分の年間排出量に相当します。

写真は、オーストリア製の水車の搬入時の様子です。当初、オーストリアから、船で来日予定が、工期の関係で飛行機で到着したので、黒保根に来たときは感動しちゃいました。

黄色と青のコントラストがすてきです


写真は、昨年12月に、さいたま新都心にある、関東経済産業局主催の、マイクロ水力フォーラムで事例発表と、パネルディスカッションに参加したときの写真です。

実は、この4月1日の人事異動で、総務課から地域振興整備課に異動になったのですが、利平茶屋森林公園の管理も地域振興整備課で担当しているので、このマイクロ水力発電を子供たちに紹介し、公園事業とセットで『自然エネルギー』や『循環型社会』への理解を深めていただければと考えています。黒保根町には、利平茶屋森林公園のほかに、花見ヶ原森林公園もあります。

欲を言えば、入園者を前年比120%くらいにしたいと、密かに考えています。学校関係者や、自然愛好家の方、是非、是非、お越しください!

色がついている部分は、リンクになっていますので、クリックしてくださいね


posted by LJ21 at 12:59| Comment(1) | TrackBack(0) | 群馬県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月10日

群馬県桐生市 深澤明男 1日目

イヤッホー!
皆さんはじめまして!
本日から1週間、『今週の私』を担当させてもらう、昭和47年8月7日生まれ獅子座で、O型、おおざっぱで小心者の深澤明男と申します。
どうぞよろしくお願いします。

桐生市黒保根町って・・・。
黒保根村は、この平成の大合併により、平成17年6月13日に、桐生市と新里村と合併し桐生市黒保根町となりました。
黒保根(くろほね)という響きから、皆さんどんなイメージを持ちましたか。初めて耳にする方は『ブラック・ボーン』と連想することが多いようですが、この地名は
【くろほのねろのくずはかたかなしこけらにいやさかりくも】とこの地域を詠んだ万葉集に由来しています。豊かな歴史と誇り高い文化のなかから生まれた美しい山里です。写真は、ぐんま百名山にも選定された『荒神山(コウジンヤマ)』展望台から望む黒保根町の全景です。奥手に見える雄大な山は、国定忠治で有名な赤城山です。四季により色彩が変化し、訪れた旅人を楽しませてくれます。

ローカルジャンクション21さんとの出会い
ローカルジャンクション21(LJ21)さんとは、『地元学手法による地域振興策』の調査で出会い、blogに参加することになりました。前週担当した、山口県阿東町の賀屋直美さんも記述していたとおりです。聞き慣れないこの、『地元学手法』とは、地域の魅力を地元人と地元人以外の人間が観て再発見し、地域資源を掘り起こそうというものです。

これから1週間、桐生市黒保根町の紹介を中心にレポートしたいと思います



私の仕事
私の仕事を、簡単に紹介します。
桐生市黒保根支所で地域振興整備課というセクションで働いています。主な業務は、公共交通対策、過疎対策、定住促進事業、農業政策、地域情報化対策等です。過疎地域、特有の課題を担当しています。
写真は、唯一の鉄路『わたらせ渓谷鐵道』</a>で、現在、存続が危惧されている、第3セクターの鉄道です。会社は、家族4人が乗り放題で1万円という全国初の企画切符(わたらせ夢切符)を発売し、経費削減等、経営の安定化を図ろうと努力していますが、大変厳しい状況です。
行楽シーズンでは、赤字鉄道とは信じられないくらい、トロッコ列車等が大人気で、乗車できない日もあるくらい盛況なのですが・・・・
しかし、地元紙では、毎日のようにわたらせ渓谷鐵道の記事が掲載され、沿線地域出身者で、存続のために、1,000枚の夢切符を一括購入する支援者が現れるなど、注目度は高く、話題になっています。是非、一度、渡良瀬川の美しい渓谷風景を車窓から見ていただけたら幸いです。


さあ!奨励金をGETしよう!
今、田舎暮らしを考えている方には、吉報となることでしょう。桐生市が行っている定住促進事業として、我ふるさと黒保根町に定住することを条件にした奨励金交付があります。新築等祝金100,000円〜150,000円結婚祝金50,000円出産祝金、第1子50,000円、第2子100,000、第3子以降150,000円です。
子供を育てるなら桐生市黒保根町へ!
家を建てるなら桐生市黒保根町に!
また、市で造成したひまわり団地</i></a>は、46区画販売し、残りはわずか11区画です。1区画は、ゆったりの約100坪!坪単価は、40,000円!おいしい水と空気、夜は手に届きそうな星空の下、ロマンチックに暮らしてみませんか!
写真は、昨年、親熊とはぐれ黒保根町の山深い林道で保護された小熊です。だっこした感じはなんともいえないかわいさがありました。


カラフルな山里!桐生市黒保根町!
黒保根町にも、春がやってきました。町内の桜名所も早いところで、8分咲きといったところです。この写真は、4月下旬頃〜5月の中旬まで、楽しませてくれる『清水地区つつじ街道』です。約2kmにわたり植栽された山つつじは、見事です。黒保根町は、菜の花、さくら、つつじ、あじさい、アカシヤ、ふじ等、これから初夏にかけて赤、青、黄と色彩が豊かになります。


なんちゃってミュージシャンなんです。
少し、自分の余暇をレポートします。週末に、大学時代の友人がめでたく結婚して、茨城県の水戸まで行ってきました。写真は、余興で『Only you』と、『カノン』を友人達と演奏してきました。ドリフのカミナリ様みたいですが、ピンクのアフロが私です。私の夢は、職場で交響楽団を結成することなんですが、技術的にはコミックバンドが現実的な感じです・・・

ダラダラとまとまらない、文章で読みづらかったでしょうが、最後までご覧いただきありがとうございました。
明日は、全国初の取り組みを、ご紹介したいと思います。良かったらまたアクセスしてください


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群馬県桐生市 深澤明男 1日目

イヤッホー!BTH2467159_0B.jpg皆さんはじめまして!
本日から1週間、『今週の私』を担当させてもらう、昭和47年8月7日生まれ獅子座で、O型、おおざっぱで小心者の深澤明男と申します。
どうぞよろしくお願いします。

桐生市晴れ黒保根町って・・・。
黒保根村は、この平成の大合併により、平成17年6月13日に、桐生市と新里村と合併し桐生市黒保根町となりました。
黒保根(くろほね)という響きから、皆さんどんなイメージを持ちましたか。初めて耳にする方は『ブラック・ボーン』と連想することが多いようですが、この地名は
【くろほのねろのくずはかたかなしこけらにいやさかりくも】とこの地域を詠んだ万葉集に由来しています。豊かな歴史と誇り高い文化のなかから生まれた美しい山里です。写真は、ぐんま百名山にも選定された『荒神山(コウジンヤマ)』展望台から望む黒保根町の全景です。奥手に見える雄大な山は、国定忠治で有名な赤城山です。四季により色彩が変化し、訪れた旅人を楽しませてくれます。

晴れローカルジャンクション21さんとの出会いローカルジャンクション21(LJ21)さんとは、『地元学手法による地域振興策』の調査で出会い、blogに参加することになりました。前週担当した、山口県阿東町の賀屋直美さんも記述していたとおりです。聞き慣れないこの、『地元学手法』とは、地域の魅力を地元人と地元人以外の人間が観て再発見し、地域資源を掘り起こそうというものです。

これから1週間、桐生市黒保根町の紹介を中心にレポートしたいと思います。



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2006年04月09日

山口県阿東町 賀屋直美 7日目

オヤジの背中

早いものでいよいよ最終日となりました。
では最後に、「今週の私」に登場させて頂くきっかけとなった、LJ21さんのお手伝いとして参加した群馬の地元学調査で感じたことについて少し述べたいと思います。

BTH2464883_1B.jpg群馬県、赤城山の裾野に営まれた、旧黒保根村(現桐生市)の隣接する2集落。
そのうち私が調査のお手伝いした「清水集落」はその名の通り水に恵まれたところで、集落のあちらこちらに水路が引かれ、またそれが美しく管理されていました。

この水路、天然のものではありません。先人たちが多大な労力をかけて造りあげ、そして今日まで集落の人々の手によって代々管理されてきたものです。

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山口県阿東町 賀屋直美 7日目

オヤジの背中

早いものでいよいよ最終日となりました。
では最後に、「今週の私」に登場させて頂くきっかけとなった、LJ21さんのお手伝いとして参加した群馬の地元学調査で感じたことについて少し述べたいと思います。



群馬県、赤城山の裾野に営まれた、旧黒保根村(現桐生市)の隣接する2集落。
そのうち私が調査のお手伝いした「清水集落」はその名の通り水に恵まれたところで、集落のあちらこちらに水路が引かれ、またそれが美しく管理されていました。

この水路、天然のものではありません。先人たちが多大な労力をかけて造りあげ、そして今日まで集落の人々の手によって代々管理されてきたものです。

しかしながら現在、この集落には「若い人」がほとんどいません。「若い人」がいないということは、この先の水路の守り手がいないということです。
清水集落の方は盛んに、「今、水路の大規模な工事をやっており、それが完了すれば水路は100年でももつ」と熱く語って下さいました。確かに土木工事によって水路のそのものが壊れることはなくなるのかもしれませんが、現実には、水路には人の管理・人との関わりが必要であり、それを失った水路は??
私はお話を伺いながら、集落の方が水路を清水集落の誇りとしていること、そして自身の住み慣れた集落を心から愛していることがひしひしと伝わって、どうしてこんなに熱い思いが「若い人」には届かないのか、とても悲しくなりました。




なぜ若い人は清水集落にいないのか。
それは田舎には「雇用の場がない」からです。
これは大学卒業後、地元に戻りたいと考え現在仕事を探している私にとっても、ごく身近な問題です。

そんな私が最近考えていたことが2つあります。
1つは、雇用は、本当に選ばなければそれなりにはあるということ。(ただし正社員かどうかは不問)
もう1つは、雇われることだけが仕事(=収入を得る道)ではない、という、ごく当たり前のこと。
用は生活に必要な収入を得られれば良いはずなのです。
そしてそもそも本来農山村とは、農業・林業を主な産業とする地域であるのだから、農業・林業を営んで生活して行けることが当然であるはずだし、ベストでしょう。しかし今やその当然が困難な、おかしな時代になってきているのです。




ということで改めて、
私の仕事はどうなるのでしょう(笑)
「大学院まで行ったのに」と言われつつ、雇用先が決まらずに「仕方ないやー、あは」と言いながら、家で百姓したいなぁ・・・なんてもくろみ中。
農業はもちろんやりたいけれど、農家ではなくてあくまで百姓。
オーガニック野菜のお庭を作ってカフェしたり、うちの山のヒノキで部屋を改造して農家民宿したり・・・あー夢は広がります。なんて創造的な仕事なのでしょう。
(ま、それで(収入を得て)生活していけなきゃいけないのですが(・・笑))

こんな私は、友人たちに驚かれ、不思議がられ、時に羨ましがられます。
最近の田舎暮らしブームで、こういった価値観が広がってきたとはいえ、実際には同年代の友人たちの多くにとっては、まだまだ「想定外」であるようです。

しかし、私には「想定内」。
それはきっと、オヤジの背中を見てきたからなのでしょう。

飲み好きで友人の多い父は、近所の飲み友達のおじさんたちと「もみじ会」なるものを結成し、共同でおいしい米作り&オリジナルのお酒を造りました。(→)そしてそんな父を見守る?母・・・
温かい人と自然に囲まれて、楽しそうに暮らす両親を見てきているからこそ、
いい意味で「生きるって、こんなもんだなぁ」と思えるから、
実家に帰りたいと思うのはごく当然の成り行きではないのでしょうか。
この「楽しく暮らす」その姿を見て育つということは、とても大切なのではないかと思います。

カヤ的過疎化対策キーワード
1 生活のための収入を得られる農林業(または百姓)
2 土地の人は楽しく暮らしているのか、どうか。





1週間、楽しみながらだらだらと書かせて頂きました。
ありがとうございました!

(皆様のご活躍をお祈りし、富士山を・・→)



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2006年04月08日

千葉県松戸市 賀屋直美 6日目

おいしいキャンパス

BTH2463246_0B.jpg今日は土曜日、
人通りの少ない大学に、毎年恒例の「竹林管理」に行ってきました。
(携帯の前にちょこっと出てるのがタケノコです)

私の通うキャンパスは、
上野から常磐線に乗り約20分、江戸川を渡って進行方向右側を眺めていると家家ビルビルの街の中から突如出現する緑の丘、それが千葉大学松戸キャンパスです。
BTH2463246_1B.jpg緑地・植物系の大学なので、先生方が日本各地から持ち帰ったとされるかなり珍しい植物なんかもあり、また茂り過ぎているために、大学キャンパスとしては雑多な印象も受けますが、
芽吹きも桜も紅葉も・・四季折々。


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千葉県松戸市 賀屋直美 6日目

おいしいキャンパス

今日は土曜日、
人通りの少ない大学に、毎年恒例の「竹林管理」に行ってきました。
(携帯の前にちょこっと出てるのがタケノコです→)



私の通うキャンパスは、
上野から常磐線に乗り約20分、江戸川を渡って進行方向右側を眺めていると家家ビルビルの街の中から突如出現する緑の丘、それが千葉大学松戸キャンパスです。
緑地・植物系の大学なので、先生方が日本各地から持ち帰ったとされるかなり珍しい植物なんかもあり、また茂り過ぎているために、大学キャンパスとしては雑多な印象も受けますが、
芽吹きも桜も紅葉も・・四季折々。




さて、そんな緑の中には当然、食べられる緑も多々あるわけです。

地産地消、食費節約、単なる趣味の立場から、私がこのキャンパスで食べてきたものを挙げると、
春 タケノコ/ノビル/アシタバ/ヨモギ/お茶
夏 ウメ/ビワ/友人が研究で作ったトマト/研究作られた余剰の野菜・果樹
秋 クリ/マテバシイ/キクラゲ/ギンナン
等々、があります。
他に不定期で、参加している畑のサークル(→)からの収穫物があったりなんかします。
ちなみに千葉大学の本キャンパス(千葉市)にも食べられるものはたくさんあり、ビワやサクランボ、ギンナン、また夏みかんなんかも収穫できて、マーマレードを作ったこともありました。



そんな学校食趣味の友人Kと共に、昨年の文化祭では「どんぐりケーキ」を出店して一儲け(笑)しちゃいました。
「どんぐりケーキ」とはその名の通り、どんぐりマテバシイを使ったケーキです。
ちなみにどんぐりとは、ブナ科(ブナ、シイ・カシ類)の堅果の総称です。一般的にどんぐりはアクが強く食べにくいとされていますが、マデバシイはアクが少なく、アク抜きなしでも食べられます。そしてまた、このマテバシイは大気汚染に強い木として都市の公園や街路樹としてもしばしば植栽されており、とても身近などんぐりなのです。

珍しがったお客さんから「これってどこにあるのですか?」と聞かれ、
「あそこです。」
と、店の裏の林を指差すことがとても心地よく、
また、説明すると早速マテバシイを拾いに行かれた方もいらっしゃって、まさに『してやったり!』大成功(自画自賛・・・)な出店でした。




お気に入りの沖縄(西表?)の言葉
「いただきます」として使われる(ていた?)「バーミートーリヨウ(=私のぶんも分けて下さい)」が意味するように、自然の一部でしかない自分が食(自然)に対して謙虚な気持ちに慣れる直接的な行為、それが採取なのではないでしょうか。
食への感謝の気持ちとは、自分の食べ物がどこから来ているのか、繋がりを知ることから生まれるものと思います。

採取って大切。

といっても、単に原始時代からの血がうずうずと、私を採取に駆り立てているだけかもしれませんが・・。
(ちなみに、ニライカナイの神様が降りられたと言われている場所@沖縄→)



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2006年04月07日

埼玉県さいたま市 賀屋直美 5日目

どのハクサイにする?


BTH2460321_0B.jpg一度は欲しい赤バラ花束

今日は花の金曜日です。金曜日なだけに、今日は花屋でアルバイト。
というわけで、売るには咲き過ぎているバラを頂いてきました。
花は生のもですからこんなこともしばしば、お花に囲まれ楽しいバイトです。

そんな花屋バイトもかれこれと1年半。大学の長期休みの度に出かけていた私は、この花屋バイトがこれまでの人生最長バイトです。
結構あきっぽい性格だし・・・(笑)
大学生活を通じ一貫して続けてきたこと、胸を張って言えることといえば、「お弁当持参」でしょう!お弁当といっても、きっちりとおやつまで手作りし持参する日もあれば、冷凍しておいたカレーを研究室のレンジで解凍することや、学校で素麺を茹でる(←このへんはもはやただの自炊)まで様々。
ともかくお弁当はとても良いです。金銭的にも節約となることはもちろん、買うよりもおいしいし(自分好みの味付けだから)、安心・安全、そして何より愛がこもっている。


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posted by LJ21 at 23:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 埼玉県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

埼玉県さいたま市 賀屋直美 5日目

どのハクサイにする?


一度は欲しい赤バラ花束

今日は花の金曜日です。金曜日なだけに、今日は花屋でアルバイト。
というわけで、売るには咲き過ぎているバラを頂いてきました。
花は生のもですからこんなこともしばしば、お花に囲まれ楽しいバイトです。





そんな花屋バイトもかれこれと1年半。大学の長期休みの度に出かけていた私は、この花屋バイトがこれまでの人生最長バイトです。
結構あきっぽい性格だし・・・(笑)
大学生活を通じ一貫して続けてきたこと、胸を張って言えることといえば、「お弁当持参」でしょう!お弁当といっても、きっちりとおやつまで手作りし持参する日もあれば、冷凍しておいたカレーを研究室のレンジで解凍することや、学校で素麺を茹でる(←このへんはもはやただの自炊)まで様々。
ともかくお弁当はとても良いです。金銭的にも節約となることはもちろん、買うよりもおいしいし(自分好みの味付けだから)、安心・安全、そして何より愛がこもっている。



食べる物に関して、
農家(兼業ですが)の娘として生を受けた私は、大学生までの18年間、米と野菜に「買う」というジョウシキは全くありませんでした。「季節のものを、(畑に)あるものを食べる」という母の方針で、田のもの畑のもの、時に野のもの、またご近所さんから頂いたものを食べる。それはもちろん金銭的節約という理由からが大きかったのでしょうが、今となってみては素晴らしいことであったと思います。
そして大学生となり実家を離れて始まった、「食べるものは買う」という本格的な消費者生活。
これはなかなかセンセーショナルなものでした。




スーパーで悩む、どちらのハクサイがいいか。

判断基準はいくつかあります。
まず思いつくのは価格。それから、目で見える品物の品質・大きさだとか、身が詰まっていること、おしり?が新鮮なこと、色・ツヤ、虫食い状況・・。さらに「○○さんちのハクサイ」だったり、旬や朝取りの表示、また有機栽培か減農薬かどうか・・・等も判断基準となるでしょう。

では改めて、どちらのハクサイを選ぶのか。

そんな時、私の頭の中で親友の名言が流れます。
『買うことは支持することである』 
この名言を訳すと、
私たち消費者は買うという行為を通じて、商品を支持し、またその商品の生産者を支持している。
ごく単純に考えると例えば、消費者がみな有機栽培のハクサイを買うようになれば、スーパーも売れる有機ハクサイを仕入れ、そのためには農家がみな有機ハクサイ作るようになる、ということです。




つまり、消費者は日本の農業を左右している。

以前父(JA職員)にこんな質問をしたことがあります。
「どうして農薬を使うの?使わない方が安心・安全だし、良いに決まっているじゃない。」
すると、こう答えました。
「確かにそうかもしれないけれど、無農薬にしたら虫食いになる。消費者は虫食いのハクサイは買わない。きれいなハクサイを欲しがる。だから、減農薬はできても、無農薬にするのは難しい。」

消費者が持つ、日本農業への清き一票。


さて、どのハクサイを買って、明日はどんなお弁当をつくろうかなー。
でももうハクサイの旬はおわっちゃったから、明日はタケノコ堀りですね。



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2006年04月06日

埼玉県さいたま市 賀屋直美 4日目

ルームシェア=田植え機共同利用組合


昨日書いたように、私は1年ほど根無し草をやっていたものですから、しばらく連絡をとっていない友人から「今はどこにいるの?」と度々尋ねられます。
現在、さいたま市在住。実家は山口県、千葉大学生、さいたま市在住。
ん???
なぜなら、東京・埼玉・そして千葉と、ばらばらの大学に通う友達でルームシェアを始めたために、立地的な真ん中と、‘田植え機共同利用組合‘的な理由から、さいたま市に住むこととなったのです。

ルームシェアって、どんな印象をお持ちでしょうか?
学生同士のルームシェアは海外だとかなり一般的ですが、日本じゃまだまだなじみが薄いですよね。私たちの場合は3LDKに住み、それぞれの個室があり、キッチン・風呂・トイレ・洗濯機等は共用。

ルームシェアの利点としては、
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posted by LJ21 at 22:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 埼玉県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

埼玉県さいたま市 賀屋直美 4日目

ルームシェア=田植え機共同利用組合


昨日書いたように、私は1年ほど根無し草をやっていたものですから、しばらく連絡をとっていない友人から「今はどこにいるの?」と度々尋ねられます。
現在、さいたま市在住。実家は山口県、千葉大学生、さいたま市在住。
ん???
なぜなら、東京・埼玉・そして千葉と、ばらばらの大学に通う友達でルームシェアを始めたために、立地的な真ん中と、‘田植え機共同利用組合‘的な理由から、さいたま市に住むこととなったのです。

ルームシェアって、どんな印象をお持ちでしょうか?
学生同士のルームシェアは海外だとかなり一般的ですが、日本じゃまだまだなじみが薄いですよね。私たちの場合は3LDKに住み、それぞれの個室があり、キッチン・風呂・トイレ・洗濯機等は共用。



ルームシェアの利点としては、

@金銭面
・1人暮らしに比べて各々安い家賃で、広いキッチン(→ガスは3口!)、バス・トイレ別、構造がしっかりしているなど設備の良いところに住める。
・公共料金やインターネットの基本料は1人も3人もたいして変わらないので、安くなる。

A生活面
・カレーを作りすぎても、誰かが食べてくれる。
・誰かがゴミを出してくれる。
・風邪を引いて動けなくても、オレンジジュースを買ってきてもらえる。
・しばらく留守にしても植物に水をやってくれる。
・安全。
・寂しくない。
等々。




思うにこの『シェア・共有』って、近年農村集落で盛んに作られている、田植え機共同利用組合に似ていると思いませんか?

かつて機械化が始まった時代、田植え機は各農家に1台を当然として購入されてきました。しかし米価は下落、減反の推進などにより米農家にとっては好ましくない状況が続いている中で、主にコスト削減という観点から、機械の共同利用が望まれています。というのは機械にも寿命があり、たとえ年に1日しか使わなくとも2週間使ったとしても、同じ年月を経れば同様に買い換える必要があり、それならば、1人で200万の機械を買うよりも、3人でより高性能な500万の機械を買った方がいい。(実家の共同田植え機とおじさんたち→)




ただし、そこにはちょっとした不便さが出てきます。それは、機械利用の日程の調整だったりなんだりと、いった、自分だけのものではない不便さ。
ルームシェアも同様で、お風呂に入りたくても誰かが使っていたり、個室で勉強していても足音が気になって集中できなかったり、キッチンに自分のではない洗い物が溜まっていたり・・といった不便があります。

けれどもその不便さは、本当に排除すべきものなのでしょうか。思うに、高度経済成長を経ながら求めてきた豊かさ・便利な暮らしというのは、「お金さえ払えば自分ひとりで暮らしていける」社会であったのではないかと思います。確かに、人と共に暮らすことは、好き勝手にはできないし気を使うし、「不便」なことは多いけれども、
そこでは必要から生まれる会話や交流が、一人では得られない楽しみや、喜びを生み出し、共有できるのではないでしょうか。


人との関りの中で暮らすこと、これは農村の本質的な魅力の一つであり、
そしてまた、共有は、3つの田植え機が2つ減った分、地球にも優しい暮らし方でもあります。

この『シェア・共有』というのはこれからのキーワードだー!と豪語して、今日はおやすみなさい。



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2006年04月05日

山口県阿東町 賀屋直美 3日目

「リアル」のあるたび

今日は学校へ行く。
なんだかんだと私もこの研究室に属し4年目となります。
といってもそのうち1年は休学して、自称「農をめぐるたび」に出かけていました。
私たちの講座では大学4年生から研究室に分属し、1年間で研究・論文を書くことになっています。が、それまでの大学3年間遊びすぎた?私は、せっかく面白くなってきたのにたったの1年では不服として、大学院であと2年勉強すること、さらに1年休学し、たびに出かけたのです。
こんな娘、親は本当に大変です。

「農をめぐるたび」の目的は、「農」の現場を知ること。
ここでの「農」とは、農業、農村、農的暮らし、農家、農民、農産物等々を含みます。環境保全としての農、安全な食としての農、都市住民のレクリエーションとしての農、環境学習の農、定年後の暮らし・ライフスタイルとしての農、多方面から見直されている農の価値を現場(リアル)で体験・考察し今後の研究と人生に役立てようと、ずいぶん真面目そうですが、実際は「農」暮らしが好きなだけなんですけどね、私。

BTH2454817_1B.jpgたびは岩手・長野・千葉・山口・イタリアへと・・・パーマカルチャー実践の農家さんや子どもの長期自然学校のお手伝い等々させて頂き、各地で耕し種をまき収穫し、おいしいものをたらふく食べ(食べてばっかり、でもこれ大切!)、そして、多くのオモシロイ人に出会うことができました。
農村には「リアル」がたくさんです。

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posted by LJ21 at 21:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 山口県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

山口県阿東町? 賀屋直美 3日目

「リアル」のあるたび

今日は学校へ行く。
なんだかんだと私もこの研究室に属し4年目となります。
といってもそのうち1年は休学して、自称「農をめぐるたび」に出かけていました。
私たちの講座では大学4年生から研究室に分属し、1年間で研究・論文を書くことになっています。が、それまでの大学3年間遊びすぎた?私は、せっかく面白くなってきたのにたったの1年では不服として、大学院であと2年勉強すること、さらに1年休学し、たびに出かけたのです。
こんな娘、親は本当に大変です。



「農をめぐるたび」の目的は、「農」の現場を知ること。
ここでの「農」とは、農業、農村、農的暮らし、農家、農民、農産物等々を含みます。環境保全としての農、安全な食としての農、都市住民のレクリエーションとしての農、環境学習の農、定年後の暮らし・ライフスタイルとしての農、多方面から見直されている農の価値を現場(リアル)で体験・考察し今後の研究と人生に役立てようと、ずいぶん真面目そうですが、実際は「農」暮らしが好きなだけなんですけどね、私。

たびは岩手・長野・千葉・山口・イタリアへと・・・パーマカルチャー実践の農家さんや子どもの長期自然学校のお手伝い等々させて頂き、各地で耕し種をまき収穫し、おいしいものをたらふく食べ(食べてばっかり、でもこれ大切!)、そして、多くのオモシロイ人に出会うことができました。
農村には「リアル」がたくさんです。




ちなみになぜイタリアに行ったのか。
それはイタリアが、アモーレ(愛する)、マンジャーレ(食す)、カンツォーネ(歌う)の国だと耳にたからです。「スローフード」の発祥の地でありすばらしいイタリア料理という文化を持つ国、人生を楽しみ愛する国民、そしてまた、グリーンツーリズム(アグリツーリズム)の先進国であるヨーロッパの国に行ってみたいと思ったからでした。

しかし残念なことにデジカメを盗られて、イタリアの写真は一枚もない、という・・・(笑)思いでは心の奥底に!
(ので今日の写真はたまたま見つけた、阿東町の田植え直前シリーズとなりました。)




ちなみにご存知の方も多いと思いますが、私はWWOOF(ウーフ)を活用して、農家を尋ねさせて頂きました。住み込みの農業体験したい方、農のある暮らしを体験したい方、ただの観光ではないたびがしたい方にはもってこいです。
さらにちなみに国立大学(独立法人化しましたが)は休学にお金がかからないうえに、学割と学生というあいまいな立場が何かと役立つので、学生のうちの休学&たびはかなりお勧めです。


学費を払ってもらっている方はご相談上、ぜひご検討くださいませ(笑)


posted by LJ21 at 21:12| Comment(2) | TrackBack(0) | 山口県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月04日

山口県阿東町 賀屋直美 2日目

カエルの故郷

今日はもうあちらこちらで桜が散り始めています。

桜の季節は、微笑ましい光景がたくさん見れるのがよろし。
普段は周囲の樹木に目を向けることもなく急ぎ足で駆け抜けてゆくサラリーマン達が、足を止めて携帯カメラで桜を「ぱちっ」・・なんて姿を見ると嬉しくなっちゃうし、
あんなに花見で浮かれている姿(私もですが・・)から、本当に桜という花が、四季を感じことの少ない都会に幸せを与える、素晴らしい花であるのだなぁと思ってしまいます。
(例え「花より団子」で、宴会の口実のお花だとしても、それはすごいことですよね。)





私は生まれてから18年間、山口県阿東町という、中国山地ののどか〜な山に囲まれた農村でのんびりと暮らしてきました。だから大学で関東に来てすぐの頃は、湧いて出てくる人の多さと都会人の歩くスピードについて行けずな日々・・・(笑)、また「カエルの合唱」が聴けないことでホームシックになって泣いたこともありました。(←よく泣くから)




私の実家はちょっとした良質米の産地であり、盆地にこだまするカエルの鳴き声は、そりゃすごいんです。あの名曲・蛙の合唱のような、かわいいものじゃありません。

4月下旬の田植え前は、盆地は水を入れ代掻きを終えた田んぼ一面、まるで大きな静かな海。(ちなみに太古の昔、この盆地は本当に湖であったそう。)

5月上旬に田植えを終えてから、稲と競争しながら生き物たちはすくすく育ち、そのうちにカエルの大合唱が始まります。これが本当に半端なくすごい!雨の日には、雨に喜んで農道に踊り出てきたカエルたちでいっぱいで足の踏み場がないほどです。

9月の稲刈りまで、生き物達は本当に賑やかで、だんだんと、赤とんぼが飛び始め、やまが色づき、道端の草が黄金色に染まるころ、ぼちぼち雪がやってくるのです。




山口県は暖かくて、雪が積もるというと驚かれる方も多いのですが、雪、降ります。さらに、阿東町は「山口県の北海道」という愛称?を持ち、県内で最も気温が低く、雪も結構積もりますよ。ちなみに打ちの父が子どもの頃には、二階の窓から出なければならないほどの雪も降ったことがあるそうです。



私は本当に、きれいな所に住んでいたものです。(→私の部屋から)

しかし、そんな私の実家も例外なく、過疎化と高齢化などの農村問題の波が押し寄せています。

当初、砂漠緑化を夢見て大学にやってきた私の方向を大きく変えたのは、
都会での暮らしと、そして外から眺めた、大好きな故郷であったのでした。



posted by LJ21 at 18:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 山口県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

山口県阿東町 賀屋直美 2日目

カエルの故郷

今日はもうあちらこちらで桜が散り始めています。

桜の季節は、微笑ましい光景がたくさん見れるのがよろし。
普段は周囲の樹木に目を向けることもなく急ぎ足で駆け抜けてゆくサラリーマン達が、足を止めて携帯カメラで桜を「ぱちっ」・・なんて姿を見ると嬉しくなっちゃうし、
BTH2451547_0B.jpgあんなに花見で浮かれている姿(私もですが・・)から、本当に桜という花が、四季を感じことの少ない都会に幸せを与える、素晴らしい花であるのだなぁと思ってしまいます。
(例え「花より団子」で、宴会の口実のお花だとしても、それはすごいことですよね。)

私は生まれてから18年間、山口県阿東町という、中国山地ののどか〜な山に囲まれた農村でのんびりと暮らしてきました。だから大学で関東に来てすぐの頃は、湧いて出てくる人の多さと都会人の歩くスピードについて行けずな日々・・・(笑)、また「カエルの合唱」が聴けないことでホームシックになって泣いたこともありました。(←よく泣くから)

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posted by LJ21 at 16:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 山口県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月03日

埼玉県さいたま市 賀屋直美 1日目

はじめまして。
賀屋直美(かやなおみ)と申します。
現在、千葉大学で大学院生をしています。といっても、「現場主義」と称したお出かけ好きのため、あまり机に向かっていないものですから、「もっと机に着いてなさい」としょっちゅう教授からお叱りを受けている、あまり真面目でない学生です(笑)
しかしながらLJ21さんとはそんなひょんなお出かけのご縁で、今週の私に登場させて頂くこととなりました。
「今週の私」愛読の皆様、どうぞ1週間お付き合い下さいませ。

さて、今日は簡単に自己紹介させて頂きます。
かやなおみ 24才 女
山口県阿東町という、鳥インフルエンザが日本で初めて見つかったところ(明るくない話題ですが・・)出身で、大学から千葉県に来て、現在も学生、しかしなぜか現在は埼玉県に住んでいます。
趣味はアウトドア・・・山登り好き、お散歩好き、ベランダでご飯を食べるBTH2449607_1B.jpgのが好き、土いじりが好き、外で本を読むのも好きです。とりあえずアウトドア=おうちの外が好きらしい。(うちのベランダ→)

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posted by LJ21 at 23:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 埼玉県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

埼玉県さいたま市 賀屋直美 1日目

はじめまして。
賀屋直美(かやなおみ)と申します。
現在、千葉大学で大学院生をしています。といっても、「現場主義」と称したお出かけ好きのため、あまり机に向かっていないものですから、「もっと机に着いてなさい」としょっちゅう教授からお叱りを受けている、あまり真面目でない学生です(笑)
しかしながらLJ21さんとはそんなひょんなお出かけのご縁で、今週の私に登場させて頂くこととなりました。
「今週の私」愛読の皆様、どうぞ1週間お付き合い下さいませ。


さて、今日は簡単に自己紹介させて頂きます。
かやなおみ 24才 女
山口県阿東町という、鳥インフルエンザが日本で初めて見つかったところ(明るくない話題ですが・・)出身で、大学から千葉県に来て、現在も学生、しかしなぜか現在は埼玉県に住んでいます。
趣味はアウトドア・・・山登り好き、お散歩好き、ベランダでご飯を食べるのが好き、土いじりが好き、外で本を読むのも好きです。とりあえずアウトドア=おうちの外が好きらしい。(うちのベランダ→)
でも、お料理も好きですよ。昨日は日曜日だったので、のんびりとあずきを煮ていました。(でも結局、焦がして大変なことになったのですが・・・)料理は上手とはかなり言い難いですが、良いものを食べたい気持ちは本物。いまさらながらこの場で「食」の大切さを語る必要はないでしょうが、食べるという「自然から他の命を頂く」行為、そりゃ、大事にしなきゃですよね。
しかし最近、あまりに料理ばかりしすぎて1日が終わると、「自分は主婦なのか」という錯覚に襲われることもあります。
いやいや、本業は学生。
千葉大学自然科学研究科環境計画学専攻地域計画学研究室・・・というなんとも長い属名にて、ごくごく簡単には『人の生活の器であるまちをどのようにデザインし、より「豊か」な生活を実現するか』について研究しています。この研究室の面白いところは、研究で扱うものが「生活者と生活環境」であるため、研究対象は生活がある(=人間がいる)空間ならどこでも該当し、テーマがかなり多様なことです。例えばうちの教授は、最近は「子どもの安全・安心なまち」を熱心に研究なさっていますが、私は農のある暮らし・ヤマのある暮らしの豊かさがテーマ。一見かなり違うように思われますが「生活」という視点が一貫しています。



さて4月3日、今日から新生活、新学期開始な方も多かったはず。
私も久々に学校に行き、新しい研究室のメンバーと顔合わせ&早速ほろ酔ってきました。

まさに出会いと別れの季節。親しかった人との別れを思いつつ、新しい環境で出会ったまだ慣れない人と仲良くなろうとやきもきする季節。
でもそれが春で良かったなぁ思いませんか。
もし、ヨーロッパやアメリカの様に新学期が秋から始まっていたとしたら・・・
冬に向かってだんだんと静かになり行く自然の景色が心に染みて、よりいっそう、もの悲しくなっていたことでしょう。



次々に花が咲き乱れる生命力あふれる春、私が見た限り今日の桜は10部咲きでしたよ!


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新年度もよろしく!トラックバックを復活させました

いつも「今週の私」をご覧いただいているみなさまへ

いつもご覧いただきありがとうございます。
3年目の「今週の私」も、いろいろな方にご参加いただき、ますます熱いレポートが連日届いています。
日本の普段見えない本当のありようの一端を少しでもみなさんと共有できれば、運営する私たちにとって大変うれしいことです。

さて、長らく中止していたトラックバックを復活させました。あまりにも迷惑トラバが多くて、少しお休みしていました。
共感を持っていただける方とは大いに意見交換、情報交換をこのブログで行っていければと考えています。よろしくお願いいたします。

このブログを運営しているローカル・ジャンクション21(LJ21のサイトにもぜひ、お立ち寄りください。


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2006年04月02日

青森県青森市 村上靖徳 7日目

自己紹介F:小さい頃は鉄道大好き。ヒマがあると時刻表を眺めていた。小学校2年生の時に初めての1人旅。青森から青函連絡船に乗って函館経由で札幌の親戚へ。とても不安で10分おきに切符が無くなってないか確認していた。連絡船では酔った思い出が殆ど。それでもTV番組で連絡船の特集番組などを見ると感動。やはり自分は青森人。その青森にも5年後には新幹線が来る(八戸はH14/12開業)。写真の特急白鳥もいずれは函館〜青森間の接続特急になるのでしょう。その5年後には函館まで新幹線が延び、役目を終えるのでしょうか。


4月2日(日)
朝、二日酔のため昼まで惰眠をむさぼる。久しぶりにF1グランプリをTV見る。今週は体も少し疲れ気味。夕方になって外出。古本屋に寄り、イトーヨーカ堂で食料品を購入した後、ココイチで定番のソーセージカレー4辛400g。



明日から:いよいよ平成18年度が始まる。今年の目標は「親父になる」だったけど、この度めでたく達成。11月に無事家族が増えることを祈念。
仕事も忙しくなる。年度始めは挨拶回りと社内会議等で出張も多い。
来週末は東京で野球。4月8日(土)に神宮と川崎で2試合(ともに草野球球場ですが。9日(日)は会社の準硬式野球を1試合。
今年度はどういう年になるでしょう。大変なこともあるだろうけど、これから楽しい人生になること間違いなし!


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青森県青森市 村上靖徳 7日目

BTH2446165_0B.jpg自己紹介F:小さい頃は鉄道大好き。ヒマがあると時刻表を眺めていた。小学校2年生の時に初めての1人旅。青森から青函連絡船に乗って函館経由で札幌の親戚へ。とても不安で10分おきに切符が無くなってないか確認していた。連絡船では酔った思い出が殆ど。それでもTV番組で連絡船の特集番組などを見ると感動。やはり自分は青森人。その青森にも5年後には新幹線が来る(八戸はH14/12開業)。写真の特急白鳥もいずれは函館〜青森間の接続特急になるのでしょう。その5年後には函館まで新幹線が延び、役目を終えるのでしょうか。


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青森県青森市 村上靖徳 6日目

自己紹介E:ねぶた大好き。社会人になってから初めて参加して感動。ねぶたで踊るのを「跳ねる」といいます。単純に、跳んで跳ねる踊りだからです。最初の頃は2時間ずっと跳ねることもできましたが、去年は30分で限界。今年は20分でもいいかも〜。毎年友人を複数名連れてきて、うちの実家に泊まり、ねぶたの他海水浴したりバーベキューしたり、十和田湖に行ったりと3日間遊びまくる。写真は去年友人と実家での夕食の風景。参加者20人。5年連続参加の人がいたり、初めての人もいたり。今年も既に昨年に続き来たいという人と、初めて参加したいという人がいて、6月にはもう準備にとりかかります。今年は2時間フルで跳ねるぞ!まさか〜。(←自分ツッコミ)


4月1日(土)
9時起床。11時に出かけ、青森市浅虫の「浅めし食堂」で昼食。写真は鳥唐揚定食で税込み500円。ここは地元のNPO法人が運営する食堂で、年配の人達の社交の場にもなっている。常に650kcalを上限にメニュー設定。食後に浅虫温泉「辰巳館」で通算55場所目の温泉に入る。露天もよし。帰りに図書館で本を借りる。高校野球は秋田商業がベスト4に残れず残念。東北勢の全国優勝は今回もお預け。夜、五所川原市の「きりん味食倶楽部」で野球チーム「ファイターズ」の飲み会。このチームは親戚の紹介で入ったチームでまだ2大会の参加のみ。鯵ヶ沢町で活動しているため青森市からは遠い。車で2時間弱。入って2試合目から4番をまかされることに。そこそこ打ってはいますが、単にチーム内で一番年上だからのような気も。



この秋の出来事:11月にバースデー割引で家族で京都に旅行。実家が浄土宗で、お寺から浄土宗のこども奉仕団として京都と比叡山に行って見ないかと誘われ、中学までに私が3回、妹2人が2回と1回。それからある程度年をくったので改めて行く。浄土宗の総本山は知恩院で当時はお寺に泊まったが、泊まった場所には観光コースでは入れない。山門で手を合わせてる。


昨年度にNHKで放映した「新撰組」にかじりつきで、その影響で隊員が宿にし訓練した「壬生寺」にも行く。「八木邸」で芹沢組長が暗殺された際に鴨居についた刀傷跡を見る。ガイドの人から八木家のみに伝わる逸話を聞く。坂本龍馬の墓の前では、自分も頑張りますと手を合わせた。


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2006年04月01日

青森県青森市 村上靖徳 6日目

BTH2444527_0B.jpg自己紹介E:ねぶた大好き。社会人になってから初めて参加して感動。ねぶたで踊るのを「跳ねる」といいます。単純に、跳んで跳ねる踊りだからです。最初の頃は2時間ずっと跳ねることもできましたが、去年は30分で限界。今年は20分でもいいかも〜。毎年友人を複数名連れてきて、うちの実家に泊まり、ねぶたの他海水浴したりバーベキューしたり、十和田湖に行ったりと3日間遊びまくる。写真は去年友人と実家での夕食の風景。参加者20人。5年連続参加の人がいたり、初めての人もいたり。今年も既に昨年に続き来たいという人と、初めて参加したいという人がいて、6月にはもう準備にとりかかります。今年は2時間フルで跳ねるぞ!まさか〜。(←自分ツッコミ)

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