みなさま、はじめまして!
私は、東京世田谷区にあるコミュニティラジオ局 83.4MHZエフエム世田谷で「農・食・環境」をテーマとしたラジオ番組を制作、パーソナリティーを担当しております植村 春香と申します。
今日から、1週間こちらのブログを書かせていただくことになりました。どうぞよろしくお願い致します。
今日は、私が担当させていただいております、ラジオ番組について書いてみたいと思います。番組のタイトルは、「農といえるニッポン!」毎週土曜日18:00〜の1時間番組です。
番組の内容は大きく分けて2つ。農学部に通う大学生を中心に結成された農業戦隊が大学で学んだこと、自分達の活動について話す大学生のコーナー、そして、農・食・環境の分野での専門の方々をお招きして、お話をお伺いするコーナー。その他、音楽、インフォメーションなどで構成されている番組です。
この番組を作りたいと思ったきっかけは、「食」の問題でした。ちょうどその頃、BSE、鳥インフルエンザ、ハム、牛乳といった食に関する問題が次々とニュースで流れていた頃です。
それほど大した問題ではないだろうと、最初は気にもとめていなかったのですが、いつまでたっても問題は解決するどころか、食に関する事件が次々とニュースから流れてきます。そのとき初めて、自分が当たり前のように毎日食べている「食」について不安になると同時に、自分自身も「食」について知りたいと思いました。
そんなとき、とある社会人の集まりで大学生たちに出会いました。彼らは、明治大学農学部に通う大学生。
私は、農学部に通う大学生に会ったのはこれが初めてでした。
農学部?普段は何を勉強しているの?と、とても興味津々で話かけてみました。するとどうでしょう。大学生から飛び出してくる話は、どれもこれも新鮮で、食の問題についても彼らは実によく知っていました。また、同時に農業についての大切さも私に熱く語ってくれたのでした。
大学生が知っているのに、どうして消費者である私は何も知らないのだろう?どうして情報が届いてこないのだろう?私が知りたいと思ったこと、それ以上のことを大学生が知っていることにとても驚きでした。
もっと話を聞いてみたい。食の問題が多い今だからこそ、農学部の大学生が外に向けて発信する情報がたくさんあるように思えました。また、それは消費者にとって身近な問題でもあります。私が、大学生から聞いて驚いたような気持ちを、みなさんにも感じて興味を持っていただく。そして自分たちも一緒に、勉強をしていく場所を作れないかと考えはじめたのでした。
ちょうどその頃、お友達から紹介してもらったエフエム世田谷さんとご縁があり、お会いした編成部長さんから、農業をテーマにした番組を作りたいと考えていらしたようで、それならば一緒に作りましょうとお誘いをいただき、番組を制作担当させていただくことになりました。そして、その番組にレギュラー出演をお願いすることになったのが、そのきっかけをくれた明治大学農学部の学生さんたちでした。
そして、農学部に通う大学生で農業戦隊アグレンジャーを結成。
農・食・環境について、世田谷のコミュニュティ放送局から発信することになり、「農といえるニッポン!」が、2004年5月からスタートしたのでした。
エフエム世田谷「農といえるニッポン!」ホームページ農業戦隊