2007年08月23日

神奈川県横浜市 福島県鮫川村3・4日目大草鮎子

村の図書館にて投稿です。
ごめんなさい、3・4日続けて投稿させていただきます〜

図書館のパソコンに座ってると、
去年一緒に小学校の田んぼ体験をやった
小学生たちが声をかけてくれました。

「あーおおくささんだ!!」
「久しぶり〜やせた?」

「お!久しぶりじゃん!
 うん。かわいくなったべ。」

「いや、かわいくはないけどやせたね。」
「横浜から自転車できたんでしょ」
「何考えてんの?」
「なんでまたジャージなの?」
「梅干食べる?」

覚えててくれたうれしさと、
変わらずの村の子どもの突っ込みのするどさ。
いい感じです。
大体なんで自転車できたって知ってるの?


去年協力隊で小学校の農業体験を手伝い、
この子たちと一年間田植えから稲刈りもちつきまでを
一緒にやらせてもらっていました。
家の前に田んぼがあったので、私が一応水管理を任せていただき。
まあ、管理といっても何をすればいいのかさっぱりだったので、
農家のじいちゃんに教えてもらいながら
言われたとおりに水を抜いたり水を入れたり。

・寒い日は、水をたっぷり入れて稲を守る。
・土用の時期は土用干し。田んぼはカラカラに乾かすこと。
・稲の花は2時間しか咲かない。北風が吹くと咲かない。
 25度(?)以上にならないと咲かない。この時期には水をためとく。

米作りのいろはも知らなかった私ですが、
あぜ道学校でじいちゃんに、
子どもと一緒にいろいろいろいろ教えてもらいました。
自然と相談して、稲にとってここちいい環境を
水の量で調整するのだということ。
カレンダーではないその時々のタイミングがあるのだということ。


人が米を作ることはできません。
稲がすくすく育っていくよう、
身の回りのお世話をしてあげるのだと、
毎日家の前に広がる小さな田んぼを見ながらそんなことを
考えたものです。
いろんな農業の形態はもちろんあるけれど
村の農の多くは自然と一緒にありました。
農を営む人の動きが自然の中に入りこんでいる。

田んぼに水を入れることで
かえるやどじょうが生きる豊かな生態系が生まれてくる。
人があぜ道の草を刈るからこそ繋がる虫たちの命がある。
稲を育てる人の営みは、しっかり自然全体の中の一部にありました。
人の都合いいよう「作る」のでなく、
もっと大きな中に農業はある気がします。

今の私の世代って「食育」なんて言葉とは無縁でした。
でも食べ物や農業から学べることはたくさんある。
大学生にもなってやっとそのことを知りました。
自然の中に人はいる。
ここで知った土台を忘れず生きていきたいものです。

田んぼの稲の穂もそろそろ傾き出してきて、
黄金色になり始め、秋の匂いが近づいている鮫川村でした。


posted by LJ21 at 13:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 神奈川県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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