2007年10月02日

私設あおもり応援団 小畑智恵1日目

みなさま、はじめまして。ライターの小畑智恵と申します。

2005年4月から東京に住んでいますが、生まれは青森県青森市。上京前の16年間は、新聞記者として青森県内を中心に、あちこち走りまわっていました。人とお話するのが大好きで、「これはいい!」と思った人、もの、出来事は、誰かに伝えずにいられない性分。

LJ21のAさんからお声をかけていただきましたので、せっかく全国の皆様とつながれる機会を大事にしたいと思い、独断と偏見で、私が自信を持ってオススメする青森の人、食べ物、話題について書かせていただきたいと思います。お付き合いのほど、よろしくお願いいたします。

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071001_4.jpgそれにしても、青森県は岩木山のふもとの地域で採れる嶽(だけ)キミを、東京で、しかもナマで食べられるなんて、思っていなかった。「これ、食べてみませんか?」。午後4時に青森から届いたばかりだというトウモロコシを取り出した若い亭主は、手際よくひげと皮を剥ぎ取り、包丁で身の部分を切り取り、大葉を添えて皿に盛り付けた。薄皮のシャキシャキっとした歯ごたえが心地よく、口の中にほんのり甘みが広がる。「わぁ、ナンボうまいんだ!(なんておいしいんだ)」と、私の津軽弁がいきなり炸裂すると、それまで標準語だった亭主は、ニヤリとして「ンだっきゃ」と津軽弁で答えてくれた。

071001_2.jpg「試しに自分で食べてみたら、ナマで十分おいしかったから、いけると思った。お客さんには、青森のうまいものを味わってほしい」という言葉通り、この日の品書きには、下北半島の松茸、陸奥湾のタコ、津軽海峡のマグロなどが並ぶ。

今年7月末、東京・神楽坂の北町にオープンした「北町善知鳥」は、青森市出身の若い亭主が切り盛りする和食の店。「旬の魚と野菜は、和食の命綱。特に魚は、青森産にいい物が多い」といい、青森駅に近い市場に店を出す商店とこまめに連絡しあい、朝採れたばかりのイキのいい魚を直接送ってもらい、翌日の品書きに加える。

071001_1.jpgタコとかぼちゃの炊き合わせは見た目が綺麗で、タコの柔らかさといいあんばいの弾力、味わいに、目が丸くなる。さらに、刺身が冷たすぎない絶妙な温度で出てきて、思わずうなる。見ていると、冷蔵庫から木箱に入った魚を取り出しては、刺身にしている。「下ごしらえは、特に気をつけています。これがきちんとできないと、いい素材も台無しですから」とのこと。このウマさは、なるほどそういうわけか。

しかし青森県民としてウン十年暮らしていても、下北半島で松茸が採れるなんて、恥ずかしながら知らなかったし、陸奥湾でこんなに立派なタコが元気に泳いでいるなんて、恥ずかしながら知らなかった。これからは、タラやヒラメが旬を迎える。

071001_3.jpg店の名前に添えられている「善知鳥(うとう)」とは、青森の古い地名。神楽坂で、地元のよさを改めて知ることができたこと、そして30代の若い亭主が「ウマい青森」を元気に発信してくれているのが嬉しかった。

「青森のウマサは、なかなか無敵だ」と、ひとり勝手に胸を張ってしまった青森県人は、私です(食べてるだけなのに)。
posted by LJ21 at 00:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 東京都 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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