「枝豆って、夏のものじゃない?」と思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、「枝豆」は列記とした、秋の季語、もともとは秋が旬の食べ物だったのです。それが、日本人がビール飲むようになってから、夏に多く食べられるようになり、枝豆の旬が夏に変わってしまったのでは、と言うのが私の考えです。
私たちが何気なく夏に食べている枝豆も、その影には品種改良や栽培技術など、人知れぬ苦労が潜んでいることでしょう。
さて、私たちが栽培している大豆は、「たのくろ豆」と呼ばれている茨城の地大豆です。
農家が「田んぼのくろ」(畦の意味)に、自家用の枝豆やみそ豆にするために作り続けて来た大豆です。水戸周辺の青御前、千葉県の小糸在来と同じ青大豆で、あざやかな緑と香ばしい香り、甘みが特徴の大豆です。

※<枝豆刈>

こちらは、地元では有名な有機無農薬のぶどう園で、皇室へも献上されたことがあるそうです。こちらのオーナーさんから、無農薬、自然農などの農産物を使っているという常陸大宮市の「雪村庵」という所を教えてもらったので、序でに立ち寄ってみました。
※<雪村庵の入口>

あすか農園の巨峰をはじめ、知り合いの自然農の方々の農産物がメニューに使われていました。
レストランは完全予約制なので、日本庭園を横切って、カフェへ向かうことにしました。
途中、農家の納屋があり、「1日2000円でお貸しします」という張り紙がしてありました。早速、イベントへの想像力をかき立てられました。
※<雪村庵の納屋>

※<雪村庵のコーヒー>

自然農のSさんの古代米をはじめ地元の旬の無農薬野菜やオーナー厳選の材料を使った12品のメニューで2,100円。次回は、ぜひ、味わってみたいと思いました。
※<おかゆ一杯の底力>
ラベル:ひたちなか市