2004年07月30日

高知県大月町 津戸真弓 5日目 7月30日(金)

今日は中心的な活動3つの3番目「自然を活かすくらしづくり」について、ご紹介します。

柏島の周りに広がる海が、美しく魚種が豊富であることはすでにお話ししましたが、島には豊かな海の幸を生かした手作りの美味しいものが沢山あります。
自然の恵みに溢れた海の旨いものを、各家庭で食べるだけではなく、物産販売の形で島を訪れる一般の方にも食べていただく方法、そして現金収入を生む場として、年に数回「里海市」を開いています。人と海が共存できる場所、里海で開く市だから「里海市」です。
里海市は、生まれ育った柏島をいつまでも美しく豊かなまま保ち続けたいとの想いを持つ島の人々の組織「島おこしの会」の方々を中心に、私たち黒潮実感センターが共に運営をする形で開いています。
今はまだ年に数回ペースですが、次の段階では月に1回、次には月に2回、そしてさらに進めば毎週開催できるようになればいいなとの希望を抱きつつ進めています。

右の写真はある日の「島おこしの会」です。




里海市にはどんなものが並ぶかといいますと、
アジのすり身てんぷら、キビナゴ一夜干し、キビナゴみりん干し、鯛めし、蒸し饅頭、アオリイカ干物、鯛のすり身てんぷら、海鮮コロッケ、アジすり身のメンチカツ風、サツマイモのてんぷら、つき揚げ(かき揚げ)、アジ姿寿司、冬場限定のヘダ寿司(ブリの姿寿司を形よくスライスしたもの 柏島郷土料理)、こうしめし(沢庵、かまぼこ、海苔、焼魚の身をほぐしたものなどと刻んで白飯と混ぜ合わせたもの 柏島郷土料理)、柏餅、観音ドーナツ(島内の名所「観音岩」に似せた形のドーナツ)、なぜかイチゴ大福、栗大福、五穀米おにぎり.......などなど。もちろんすべて島のおばちゃん、おんちゃん(おじさん)たちの手作りです。

まだまだ各家庭に眠っているうまいモノがあるにちがいありません。

写真はへだ寿司です。盛りすぎて見た目はあまりよくありませんが、本当はもっとずっと整った形で、味は絶品です。ブリですから、少々お高いですが、価値あり!です。



これは里海市に出店された男性のテントです。
並んでいるのはキビナゴの「ひーとよぼし(一夜干し)」「みりん干し」です。
こんな風に骨組みと幌だけの簡単なテントをいくつか並べています。
テントの前や横に見えるカラフルな布はフラフ(大漁旗)です。


これは女性7、8人グループで出店された方々のテントです。
テントの前で数人の女性が覗き込んでいるのは、ムロアジの量り売りです。
青いかごを持っている人が計っている売り手、横から覗いているのが買い手です。
涼しい季節には、このように鮮魚が店頭に出ることもあります。漁業の島ならではの物産市です。


こちらは潜りに来られたダイバーが里海市を覗いてくださって、地元出店の女性と話をされている様子です。

柏島は磯釣りとスキューバダイビングをなさる方の中では知る人ぞ知る、有名なスポットです。数年前には年間1万人とも2万人とも言われるくらいのダイバーが訪れたようです。今はかなり落ち着いていますが、それでもゴールデンウィーク、海の日、お盆休みには周囲3.9キロの小さな島のあちこちでダイバーを見かけますし、夏から秋の週末はウェットスーツ姿の人々で賑わいます。

たまたま里海市が開かれている時に来島されたダイバーはかなりラッキーと言えるでしょう。いつもにも増して島の美味しいモノを食べられるのですから。





posted by LJ21 at 15:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 高知県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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