2005年01月08日

6日目 川崎市高津区 浦嶋裕子

豆腐づくり再開

2日前の最後に「これから豆腐づくり」だ!と書いて、日記が終わっていましたが、実はあの晩は、ミキサーに入れて呉汁をつくるシーンの写真を撮るところまでで中断していたのでした。呉汁を絞って、豆乳とオカラに分けておいて、冷蔵庫に入れておいたのです。なかなか仕事が忙しくて、落ち着いてつくる暇がなくて・・・。今日は家で作業だったので、やっと豆腐を完成させることができました。まずはその模様から。

豆乳を煮た立ててニガリをうつのですが、今まで何回かつくって失敗していたのは、温度が低すぎたからのようです。焦げ付かないように、しゃもじでかき混ぜながら温めていくと、お豆のいい香り。このまま飲んじゃおうかな、という気になります。いよいよクライマックス。ニガリをうちます。数々の失敗が頭をよぎります、緊張の瞬間。とりあえずティースプーンに半分くらいをたらす。ん、変化なし。ではもうちょっと。まだ変化なし。あれ、じゃあもうちょっと?そうだ、朝田さんはニガリを打ってからまた火を入れるとか言っていたな。と、ここで火を入れた瞬間、フワフワと分離が急速に進みました。おぉ、固まる、固まる!ん、あれ?固まりすぎじゃないか、これは!


もう遅すぎました。ニガリを打ちすぎてしまったようです。この段階から豆腐の塊がお鍋のなかで形成されていくまでは一瞬の出来事。これを、網ですくって豆腐キットのなかに入れるとこんな状態。うーん。これは明らかに失敗だ。


キットに入れて上から重石を乗せること10分。ちょっと豆腐とは思えない形状のものができてしまいました。でも味は良し。すぐには気づきませんが、よーく味わうと、やはりニガリが多いことが舌でも感じることができます。残念ながら、成功!とはいきませんでしたが、まずは固めることができたのde
、今日のところは良しとしたいと思います。しかし、冷奴で食べるには硬すぎるし・・・。ということで、今晩の夕食に豆腐チャンプルーをつくりました。もう水切りしなくても十分硬いし、よしよし。


食育フェアの準備
パンフレット等の印刷物は、私たちの手を離れ、準備はフェアの一環で行われる食育ワークショップ(午前がハチミツ、午後が大豆と豆腐づくり。詳細はこちら。あ、ちなみに豆腐づくりはプロの豆腐屋さんがきます。私が教えるわけではないのでご心配なく。)や、ブースの必要備品についてなどの細かい準備に移っています。ここ二日で盛り上がったのは、アンケートに答えてくれた方への景品づくり。何にしようかと考えていたところ、いいアイディアが浮かびました。先日ご紹介したように、各商品紹介が双六状になっているので、双六のコマとサイコロをプレゼントすることにしました。コマはなんと、各地から取り寄せた本物のお豆。5種類の豆をつかって双六で遊んでみてください!という景品です。今、すでに手元に用意できたのはこの3種。このバカでかいのは、群馬県の花豆です。同じ豆でもこんなに大きさも色も違うなんて・・。「ちょっと、こんなに大きくて双六のマス飛び出ちゃうよ」、「大豆丸くて転がっちゃうよ」などなど、いろいろご意見もあるかと思いますが、そこらへんはご愛嬌。お豆のカタチを確かめながら、ワイワイやってもらえればと思っています。



やってみること、やってみせること。
昨日の話になりますが、夕方家に帰ってニュースを見ていたら、米村でんじろうさんが科学実験をやっていました。最近、本当にでんじろうさんはひっぱりだこですね。「笑っていいとも」に出演されたときはかなり驚きました。
今から2年前、以前の研究所でNPOの調査をしていたとき、子供たちの理科離れを食い止めるために、理科教育にかかわる方たちのNPOやネットワークが活発に活動していることを知りました。企業も、とくに電機メーカー系が、自社の展示場などで科学教室を盛んに開いていました。米村さんについても、そのとき知りました。
理科の総授業数の削減や、指導要領の変化などで、実験の機会がかなり減ってしまっているとのこと。私がインタビューした方はご自身が科学大好き人間で、その楽しさを子供たちに伝えたいのに、実験の回数が少なく、またその内容にも多くの規制があり、理科の授業が面白味に欠けることを憂慮されていました。
昨日の米村さんは、「科学を難しいものとして捉えないで、まずは面白い、不思議なものだ、ということを体験してもらいたい」という趣旨のことを言っていました。分野は異なりますが、「食」も同じことのように思います。私たちは、知識や情報をたくさん身につけることで、何かを知ったような気になっている。でも、本当に自分の身体を通して、その対象と向き合っているのだろうか。大切なことは、自分でやってみること、または間近でやって見せてもらうこと。そして自分なりに何かを発見すること。当たり前だけれど、こういう一つ一つの体験をもっともっと大切にしなくてはいけないと思っています。
LJ21では去年から、食べものを作っている人の話を聞く「食話会」を開催しています。「食べものが育てられ生み出される現場の声に耳を傾ける」という、とてもシンプルな企画です。「有機農業」や「安心・安全な食品」などの情報が氾濫する今だからこそ、食の現場に直接自分が向き合ってみる。つくり手の飾り気のない、普段の仕事の様子を間近で聞くことで、ささやかだけれども、自分なりの発見や感動が生まれます。
豆腐づくりも同じこと。つくり方を知識として知っていても、自分が実際にやるとなると話はまったく違ってきます。一つ一つに驚きと、感激(または落胆?)があります。やってみること、やってみせること。そこから生まれる小さな発見や感動。LJ21では、今後もそんな当たり前のことを大切にしていきたい。でんじろうさんの静電気実験で激しく感電するアナウンサーたちを見ながら、そんなことを考えたのでありました。




posted by LJ21 at 22:27| Comment(0) | TrackBack(0) | LJ21事務局担当 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。