2005年04月20日

茨城県つくば市 中井 聖さん 3日目

今日のつくばは雨。
 肌寒いので外出はおっくうになってしまうけど、畑の野菜たちを思うと、恵みの雨に思えます。
 私の自宅は集合住宅なので庭がありません。建物は南を向いているので、日当たりはとても良いのですが、ベランダは寒暖の差が激しく、乾燥しすぎて植物を育てるにはあまり向いていません。

 子どもが生まれる前から、畑を借りて野菜を育てたいなと思っていたのですが、夫のつてで去年から無料で畑を借りられることになったので(それも、もったいないくらいの広さ)、二組の友だち家族も巻き込んで、野菜作りを始めました。
 みんな乳幼児を抱えている「ままとーん」のメンバー。自宅から畑まで少し離れていること、ままとーんの活動が忙しいこともあって、なかなか畑の面倒が見られせんでした。去年は梅雨を迎えたあたりから畑は雑草に覆われ、惨憺たる有り様。それでも、枝豆やトマト、トウモロコシ、ジャガイモ、サツマイモなどが収穫できたのですが、隣接する畑の持ち主のかたがたには迷惑だったかもしれません。

 そんな訳で、今年は畑仕事は止めておこうかとも思っていたのですが、冬の間に枯れた雑草を片づけ、耕耘機をかけてもらうと、目の前には黒々としたまっさらの畑。ああ、ここにまた種を蒔きたい、苗を植えたいという気持ちがふつふつと湧いてきて、結局今年も畑を借り続けることにしました。
 ココではお馴染み「おとなのための食育入門」の中で出会った"食の当事者になるには、まず自らが種蒔く人になること"というフレーズにも後押しされたような気がします。
 先週末までに、3種類のジャガイモ、ラディッシュ、トマト、ナス、ズッキーニ、カボチャ、ゴーヤーの植えつけをしました。
 雨が降ると、照っているとき以上に畑の野菜たちが気になります。晴れたら、様子を見に子どもたちと一緒に畑にでかけましょう。

 畑を借りたかったのにはもう一つ理由があります。台所から出る生ゴミ(あんまりゴミって言いたくないのですが)の行き先がほしかったからです。
 庭があれば埋めるという手があるのですが、そういう訳にもいきません。最近は電動の処理機もありますが、ゴミ処理にわざわざ家庭でエネルギーを消費するのも、何だか違うような気もします。
 畑を借りたら是非トライしてみよう!と思っていたのが、プランターを利用した生ゴミ処理です。
 これを畑を借りると同時に自宅のベランダで始めてみました。およそ1年経つのですが、そこそこ順調に分解されているようです。ただ、ちょっとかさが増えてきたので、プランターの半分くらいの土を畑に入れ、代わりに新鮮な土壌の菌を補充するために畑の土を持って帰りました。ついでに、家庭用精米器から出る米ぬかも、畑に持っていってまきました。
 こうして野菜くずなどを焼却場でなく、畑に戻してあげられるのが気持ちいいのです。野菜くずをプランターに入れる前に台所のボウルにためていると、娘は私のつたない説明そのままに「これは土さんが食べる分だね」と言います。捨てるのではなく、食べて貰う。土の力を借りられる暮らしって、楽しくて面白くて始末がよいです。

 ところで、下の娘は生まれて半年くらいから、写真のように土を食べて育ちました(笑)。地元の農家の人たちに「1歳くらいまでに土を食べておくと、体が丈夫になるそうだよ」と言われていましたが、彼女はとっても元気です。上の娘は2歳頃まで食物アレルギーに悩まされましたが、それも全くありませんでした。
 以前、食話会で土を食べさせると病気知らずの鶏が育つといったお話を伺いましたが、土の力はホントに偉大です。
 ちなみにこの子の名前は「樹(いつき)」。土を味方にスクスク育って、いずれは自ら土を豊かにする人になってほしいものです。




posted by LJ21 at 23:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 茨城県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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