2005年06月01日

国際協力機構(JICA、ジャイカ) 小林英里子 3日目

私がJICAに入って最初に配属されたのは、「青年海外協力隊事務局」という部署でした。青年海外協力隊はJICAの事業の中でも一番有名ではないでしょうか。都内にお住まいの方なら、電車の中吊り広告で募集のポスターをご覧になったことのある方もいらっしゃるでしょう。
現在、青年海外協力隊は世界69カ国に約2,500名派遣されています。その中でも、私はバングラデシュ、ネパール、パキスタン、ブータン、ウズベキスタン、キルギスという国に派遣されている協力隊員の方々を担当し、彼らが任地でスムーズに活動できるようサポートをさせて頂いていました。
具体的には例えば、活動に必要な機材やお金を送ったり、ケガや病気で日本での治療が必要な場合に一時帰国の手続きをしたり、技術面での支援が必要な時には日本から専門分野の先生を派遣したり・・・。
協力隊にご関心のある方はぜひ一度HPをご覧下さい!
http://www.jica.go.jp/activities/jocv/index.html

次に配属されたのは「人間開発部」という部署です。「人間開発」なんて、とてつもなく大げさな名前のようですが、要は、教育と保健という人間にとって一番基本的かつ大切な分野の協力を担当している部署です。
私が担当していた中でも非常に印象深い「ニジェール・みんなの学校プロジェクト」について少しお話したいと思います。西アフリカに位置するニジェールは、女性の10人に1人しか読み書きができず、2人に1人しか小学校にすら通えず、子どもの7人に1人は5歳以下で亡くなってしまう、という本当に過酷な状況の国です。
このプロジェクトでは、子どもが学校に通えないのは、親の教育に対する理解不足や学校に対する不信感が一因であることに着目し、「地域の人たちに学校をもっと身近に感じてもらうと同時に、魅力的な学校をつくろう」という目標を掲げて活動しています。
学校を魅力的なものにするために、校長、教師、地域の人たちみんなで話し合って計画を作ります。例えば、子どもの病気を予防するための手洗い・うがい励行計画、農業技術の習得と学校資金確保を兼ねた玉ねぎ栽培計画、学校の安全確保のための塀建設などなど、アイディアあふれる計画が次々と実行されています。
もっと詳しくこのプロジェクトについて知りたい!という方はぜひHPをご覧下さい。→http://project.jica.go.jp/niger/6331038E0/

*写真は、ある学校で行われたピーナッツバターづくりの様子です。小学校を卒業してすぐ働き手になる子どもが多いニジェールでは、こうした実践的な教育が必要とされています。





posted by LJ21 at 15:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 東京都 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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