2005年12月15日

岩手県盛岡市 高橋慶子 3日目

南部杜氏の里
 私の職場は盛岡市ですが、居住地は石鳥谷町というところです。宮沢賢治の故郷として有名な花巻市のお隣で、毎日ここから電車に30分乗って通勤しています。今朝の石鳥谷駅のホームは雪が積もっていました。
 石鳥谷町は「南部杜氏(なんぶとうじ)の里」として知られています。“南部”は南部藩、“杜氏”はお酒を造る職人さん(の長)のこと。石鳥谷町には、夏場は農業をし、冬になるとお酒を造るお父さん・おじいちゃんがたくさんいます。そうした人達の多くが、地元ではなく全国の酒造りの現場に出張していきます。つまり“出稼ぎ”です。私が小学生だった頃、冬になると必ず「出稼ぎに行っているお父さん・おじいちゃんへ」というテーマで作文(というか手紙)を書かされました。普通のサラリーマン家庭に生まれてしまった私は、手紙を書く家族がいないのが残念でならず、友達のお父さんやおじいちゃんあてに手紙を送っていました。



“生活工房 サスティナ・かや”のおかき
 未来図書館の監事をお願いしている平佐興彦先生は、岩手大学の先生をしていらっしゃいましたが現在は退官され、息子さんと一緒に様々なお菓子を作っています。毎月の理事会に必ず「おかき」をお土産として持ってきてくださるのですが、これがと〜ってもおいしい!昨夜の忘年会に持ってきてくださったので、本日のおやつとなりました。
 このおかき、ちょっと固めの食感といい素朴な味といい、食べ始めるとやみつきになってしまいます。世の中には“無添加”とか“無化学調味料”などの食品が出回っていますが、このおかきには、そういう言葉を当てはめるのがなんだか申し訳なく感じられます。うまく言えませんが、圧倒的に大きい自然を前にして「環境保護」を言うときの違和感にちょっと似ているのかな。そういう価値ではなくて、丁寧に作るお菓子ってこういう味がするんだな、こんな風に出来上がるんだな、そんなことを感じてしまうおかきです。そして何よりおいし〜い♪HPは開設されていないとのことですが、関連するHPを見つけました。



未来図書館のミーティング
 来年度の事業をどうしようかということで、ミーティングを行いました。未来図書館は私を含めて5人のスタッフがいます。代表の久保さん(男性)はもとはIT企業の経営者、右側の恒川さんは高校の家庭科の教師、山田さん(左から2番目)はマスコミなど様々な仕事を経験し、大山さん(左端)はアメリカの大学院を卒業されたあと東京の会社に勤めていたのだそうです。私はもとは公務員です。なんてバラバラな経歴なんだろう(笑)それが未来図書館の強みと言えば強みかな。
 バックグラウンドが違うので共通言語を見つけるまでに時間がかかることもありますが、違うゆえにスタッフで話をするのは面白いですね。今日はたっぷり1時間以上かけて、来年度のキャリア教育はどういう風に進めようかとあれこれ話し合いました。



デスクワーク
 ミーティングのあとは未来図書館の事務所に戻ってデスクワーク。デスクワークとは言っても体も使います。今日は、週末から始まる「子どもしごと展」に向け、掲示用のポスターを手作りしました。
 「世界のポスト」というテーマで作ってみましたが、世界中のポストの色っていろいろなんですね。びっくり。赤が主流と思いきや、黄色が多いことが今日の発見でした。やっぱり街で目立つことが大切なのかな。



読書
 往復の通勤電車は大切な読書の時間です。朝の電車では新聞を、帰りの電車では本を読むことを日課にしています。この間までは村上龍さんの本を読んでいましたが、今日からは夏目漱石さん(さん付けはおかしいですね)の本を読むことにしました。
 人との出会いと同じで、本との出会いもなんだか不思議だなあと感じてしまいます。これはちょっと読めないな〜と思って素通りしていた本が、ある日突然、「読んで読んで!」と言っているように見えるんです。昨日の本屋さんでは、この「草枕」くんに呼ばれてしまいました。

同級生
 帰りの電車に乗ろうとしたところで「慶子!」と呼ぶ声が。見ると中学時代の同級生でした。同級生って一瞬にして時間を飛び越えますよね。帰りの電車の中は、中学時代にタイムスリップした私たちが、尽きない話題で盛り上がりました。
 ということで、夏目漱石さんは明日からスタートすることとなりました。





posted by LJ21 at 12:27| Comment(0) | TrackBack(1) | 岩手県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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