ここのところの悪天候?で どうしようかと思っていたお正月前
の餅つきを今日は予定通りに行う事にしました。
広場もまぁ、なんとか一部雪が残ってはいるものの、大部分が
融けてくれたし天気も良いということで朝から準備に大忙し
です。 なにしろ、古式ゆたかな餅つきで、もう何十年も昔
の道具を使っての事ですから効率といった点から言えばあまり
良いとは言えません。 でも人が大勢集まり、餅を搗くには
やはり、この方法が一番、ピッタリときますよね。
そこには効率だけでは得られない人と人とが集まる楽しさ、
ふれあう嬉しさなど昔からそうやって生きて来た人類の根源の
様なもの、言い換えれば“和の精神”みたいなものがあるの
かも知れませんね。

ちょうど、今わが村にはイスラエルの家族とオランダの青年
が滞在中ですので古い?日本の食文化を見せてあげるには絶好
の機会でもあった訳です。
彼たちが母国に帰り、今日見たこと聞いたことをどう、伝える
のか? ちょっと興味深いところでもあるのですが。
いずれにせよ生活様式も食文化も違う者同士が互いに理解を
深め合うということは“狭い世界になってしまった”現在、
とても大切なことなんでしょうね。
とりとめのない事を書いてしまいましたが、人が集まる所には
やはり、美味しいものがあれば理想的ですね。 と言う訳で今日
はお餅の他にアツアツのおでんとバーべキューを用意致しました。
みなさん、美味しかったかな? ありがとう、ご苦労さまでした。

ここでイスラエルの文化を紹介します。と言いたいところなのですが
詳しい事は時間が無くて聞けておりません。 なんでもユダヤ
教では今月25日から8日間は聖なる日だそうで、清めるため
の儀式(お祝い?)のために8体の動物を作りキャンドルを立
てて歌をうたいます。(後日、もうちょっと詳しく聞きたいと
思っております。)
日本でもそうですが、どこの国でもしきたりや風習の中で人々は
生きているものなのですね。

この料理はそれに関する料理でLevivotという料理です。
ハンバーグにも似たようなものでとても美味しかったです。

明日(26日)はオランダの青年(Olaf)が旅立ちます。
オラフ、がんばれヨー!達者でナー!ということで、
最後にみんなで近くの温泉に行って来ました。
いつの日か再びめぐり会える日を願いながら。
ありがとうございました。
私の日記もこれでやっと終了です。
ほんとに日記とも言えない拙い代物を、辛抱強く読んで下さった
方々には誠に申し訳なく思っております。
改めて読み返して見ますと自分で恥ずかしくなってしまいます
が、どうぞご勘弁を頂きます様お願い致します。
そして、願わくばこれがご縁で新たなる出会いにつながる事を
願いまして・・・。
「やまあい村」 武藤計臣
