2006年04月07日

埼玉県さいたま市 賀屋直美 5日目

どのハクサイにする?


一度は欲しい赤バラ花束

今日は花の金曜日です。金曜日なだけに、今日は花屋でアルバイト。
というわけで、売るには咲き過ぎているバラを頂いてきました。
花は生のもですからこんなこともしばしば、お花に囲まれ楽しいバイトです。





そんな花屋バイトもかれこれと1年半。大学の長期休みの度に出かけていた私は、この花屋バイトがこれまでの人生最長バイトです。
結構あきっぽい性格だし・・・(笑)
大学生活を通じ一貫して続けてきたこと、胸を張って言えることといえば、「お弁当持参」でしょう!お弁当といっても、きっちりとおやつまで手作りし持参する日もあれば、冷凍しておいたカレーを研究室のレンジで解凍することや、学校で素麺を茹でる(←このへんはもはやただの自炊)まで様々。
ともかくお弁当はとても良いです。金銭的にも節約となることはもちろん、買うよりもおいしいし(自分好みの味付けだから)、安心・安全、そして何より愛がこもっている。



食べる物に関して、
農家(兼業ですが)の娘として生を受けた私は、大学生までの18年間、米と野菜に「買う」というジョウシキは全くありませんでした。「季節のものを、(畑に)あるものを食べる」という母の方針で、田のもの畑のもの、時に野のもの、またご近所さんから頂いたものを食べる。それはもちろん金銭的節約という理由からが大きかったのでしょうが、今となってみては素晴らしいことであったと思います。
そして大学生となり実家を離れて始まった、「食べるものは買う」という本格的な消費者生活。
これはなかなかセンセーショナルなものでした。




スーパーで悩む、どちらのハクサイがいいか。

判断基準はいくつかあります。
まず思いつくのは価格。それから、目で見える品物の品質・大きさだとか、身が詰まっていること、おしり?が新鮮なこと、色・ツヤ、虫食い状況・・。さらに「○○さんちのハクサイ」だったり、旬や朝取りの表示、また有機栽培か減農薬かどうか・・・等も判断基準となるでしょう。

では改めて、どちらのハクサイを選ぶのか。

そんな時、私の頭の中で親友の名言が流れます。
『買うことは支持することである』 
この名言を訳すと、
私たち消費者は買うという行為を通じて、商品を支持し、またその商品の生産者を支持している。
ごく単純に考えると例えば、消費者がみな有機栽培のハクサイを買うようになれば、スーパーも売れる有機ハクサイを仕入れ、そのためには農家がみな有機ハクサイ作るようになる、ということです。




つまり、消費者は日本の農業を左右している。

以前父(JA職員)にこんな質問をしたことがあります。
「どうして農薬を使うの?使わない方が安心・安全だし、良いに決まっているじゃない。」
すると、こう答えました。
「確かにそうかもしれないけれど、無農薬にしたら虫食いになる。消費者は虫食いのハクサイは買わない。きれいなハクサイを欲しがる。だから、減農薬はできても、無農薬にするのは難しい。」

消費者が持つ、日本農業への清き一票。


さて、どのハクサイを買って、明日はどんなお弁当をつくろうかなー。
でももうハクサイの旬はおわっちゃったから、明日はタケノコ堀りですね。





posted by LJ21 at 22:45| Comment(3) | TrackBack(0) | 埼玉県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして。九州の田舎に住むウエダといいます。<BR>賀屋さんのブログを読んで、私と真逆!と思って、面白くて。<BR><BR>私は18年間、野菜は「買うもの」というジョウシキの中で生きてきました。<BR>遠くに住んでいた祖父母は農業を営んでいましたが、一緒に住んだことはなく<BR>農業を身近に感じて育ったことはありませんでした。<BR>あたまでは知っていたものの、農の現場を見たことがなかった私は<BR>それにそういうことに興味のなかった私は、野菜や米や肉はスーパーに行けば<BR>手に入るものと思って、ただ食べていただけ。<BR><BR>それが大学に入り、自炊をするようになってから、スーパーで売られてる米や野菜が<BR>実際にどうなっているか全然知らないことに、ショックを覚え、それから近くの田舎へ<BR>遊びに行くようになりました。<BR><BR>
Posted by ueda at 2006年04月08日 10:03
長くなってすみません・・・。<BR><BR>そして縁あって2年ほど前から九州の田舎に住むようになりました。<BR>自分では農業をしていませんし、ほぼ周りからもらってばかりですが<BR>春にせりを摘みに行ったり、ふきを収穫したり、、、と身近にあるものを<BR>大切にしながら、それを食べるということがとても新鮮でやはり感動です。<BR><BR>育つ環境が異なっていようが、食に興味を持つのは、やはり食との‘出逢い’が<BR>大事なのですよね。<BR>私はただたんに食べることがすきというだけかもしれませんが。<BR><BR>やはり食べ物は直接体に入るし、体を作っていきますよね。<BR>もう少し気をつけてもいいのにな〜と思います。<BR>これは仕事が忙しくて食事がおろそかになる自分にも十分思ってます。<BR><BR>それにしてもお弁当作りを毎日って本当にすごいと思います!!
Posted by ueda at 2006年04月08日 10:03
ウエダさん、大変興味深いコメント、ありがとうございます!<BR><BR>コメントを読んでいて、ウエダさんも食との‘出逢い’を経験なさったのが「大学生に入って・・・」ということで、もしかしたら多くの人がその時期に食のターニングポイントを経験しているのかなーとか、考えていました。<BR>特に女性は出産を機に食について考え直すと言いますが、大学生活(自炊スタート)も、食との‘出逢い’のチャンスなのかも。<BR>ならば、大学生への食育って効果的なのかもしれないですね。<BR><BR>また、私はお弁当は作ってはいますが、ブログにも書いたように内容は様々、そうめんだけの栄養の足りない日もあるので、質と味(・・笑)の向上を目指さねば。<BR>ウエダさんのおっしゃる通り、食べ物は直接体に入って体を作っていくものだから、愛も栄養もきちんと(体に)あげたいですよね。<BR>
Posted by かや at 2006年04月08日 21:44
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