昨年の3月に朝日村が構造改革特区の認定を受け、どぶろく製造ができるようになりました。今までであれば6キロリットル以上生産しなければ酒製造免許が取れなかったわけでいたが、特区認定により瓶1個でも製造免許が取れるようになったわけです。
ただそれには2つの要件があり、食堂又は宿泊施設を経営してなければいけないことと、農業を経営してなければいけないということでした、その要件に私がちょうど当てはまり製造免許申請をしました、大そうな書類を付け税務署に5月に申請し何回かの聞き取りをされ製造免許を与えるにふさわしいか(?)審査され8月11日免許をもらうことができました。まじめな生活していることが証明されたようです。
そして、第1回目の仕込みが10月26日に行われました、そして繰り返すこと今日の仕込みで22回行いました。
仕込み手順は、水22gに麹が7.6kg、乳酸20ml、酵母アンプル1本をいれたタンクに、きれいに磨いだ米12kgを蒸して、それを30℃まで冷まして仕込みます仕込温度が21℃、次の日には15℃くらいになりその温度を保ちながら10日〜14日間管理します、それで出来上がりです。
22回の中では温度がうまく上がらなく酢ぱっ味が少し強いどぶろくもありましたが、現在まで一滴のどぶろくもあますところなく販売しました。
わたしのどぶろくを一度飲みにいらしてください。
最後に、どぶろくのエピソードひとつ話して今日の報告を終わります。
2,3年前私の祖母(91歳)が昔ながらの作り方で、内緒でどぶろくを作ったらしいそれをペットボトルにいれて軽くふたをしておいたのに、母はどぶろくのことをよく知らずきつくふたをして冷蔵庫にしまって置いたらしい。
祖母が夜中に少し眠れないので、そのどぶろくを飲もうとし、ふたを開けたら天井までどぶろくが吹き上げ全身どぶろくだらけになり、こっそりと着替え何もなかったように片付けておいたが、しばらくした天井にしみが現れそのことが判明した。
どぶろくを、飲むときは充分気をつけましょう。
鈴木