山口県の東部にある農業高校、山口県立田布施農業高等学校に勤務しています大津久美と申します。実は日記も3日と続いたことがないので、少し緊張しています(^^;)
今週1週間よろしくお願いします。
”なぜ農業高校?”と思われる方もいらっしゃるかもしれませんので、まずはその説明をさせてください。
農業高校に限らず専門高校には”課題研究”という科目があり、生徒がグループで卒論を仕上げていきます。
私の専門は農業土木なのですが、数年前から地域づくりに興味を持ち、2001年〜2005年までの4年間は棚田の研究を続け、中山間地農業の活路はどこにあるのか、を生徒と模索していました。そのときに地元とNPO法人が協力して地域づくりフォーラムが開かれ、その場でLJの方とお知り合いになりました。
グリーン・ツーリズムの手法の中で私たちは地元の在り方ばかりを検討してきましたが、来訪者の視点で地域を捉えなおすことの必要性を説かれたことで、目から鱗の気持ちでした。あって当たり前である地元の地物や風習、そして住民の空気をどうやって来訪者に伝えていくか、またそれをどういう方法で外部発信していくのか・・・。
2006年〜2007年はちょっと浮気をしまして、防災(とくに砂防)についての研究をし、豪雨時の災害情報の発信について検討しました。学校周辺地域の約40ほどの土砂崩れ危険箇所(と私たちが判断した)斜面について、一つ一つ危険雨量を算出し、その情報を紙データで地域に配布し、ゆくゆくはHPをたちあげてリアルタイムに危険予測ができるようにしたいと考え・・・ていた矢先に転勤が決まり、現在に至ります。
そして今年度、本校と同じ熊毛郡にある上関町”祝島”という離島について、地域活性化を最終目標において研究を進めています。
今週1週間でぜひ皆様にもこの”祝島”というユニークな島の魅力について、わずかなりとお伝えできたらと思っています。併せて農業高校っておもしろそうだなぁ、なんて思っていただければ幸いです(^_^)/。
<本日の私>
今週1週間は危険物取扱者試験受験者の朝課外。
週明けから3・4・5・6限続けて授業だ!やだなぁ(あれっ?)と思っていたら日課変更で3・4・6になってました。ラッキーです。


