2006年04月29日

イタリア・ウンブリア 朝田今日子 6日目

料理のこと。
 料理が好きです。食べることも好きです。でも空腹でどうしてもあれが食べたいと思いながら作る料理とそうでない時の料理の差は、歴然としています。料 理を作る時、おしゃべりしながらだと味が落ちます。おいしい料理を作ろうと思ったら、一番大事なのはやはり、「おいしくなれ〜」と念を入れることではな いでしょうか。あと、私の場合初めて作るレシピは緊張感もあって上手くいくのだけれど、おいしくできたからといって安心して同じレシピをもう一度作る と、2回目は必ず失敗します。

BTH2518008_2B.jpg そういったことを全てクリアしようとすると、なんだか自分は仮面をかぶって料理をしているのではないかという気分になります。仮面をかぶらなくて済むように料理しようと思ったらきちんと分量を計ればいいのでしょうが、私はとにかく数字に弱いので、大体の分量しか計れません。すべてその時の感覚と気分 で左右されてしまうのです。

先日ヨアンナがお昼ご飯に招待してくれた日、彼女は私に料理を見せたいと言うので、喜んでと朝9時に約束をしました。朝の9時は私にとってかなりキツ いのですが、がんばって行きました。すると彼女は朝5時半から用意して待っていたというので度肝を抜かれました。料理をしている間、ヨアンナはおしゃべ りもたくさんしていたけれど、出来上がりには随分満足して、私と話をして気分が盛り上がったとおっしゃりました。

 そしてヨアンナは料理の最中、すべての料理を味見して「う〜ん、おいしい」とニッコリします。ビールを飲みながら、本当に幸せそう。時間のことはすっ かり忘れて、食べる準備が整ったのは午後2時半でした。

テーブルについてからも、実においしそうに食べています。私の場合朝9時からだったけれど、彼女 は朝5時半から料理しているから私より疲れているはずなのに、そんな気配もありません。アンティパストからプリモ、セコンド、ドルチェと全部食べ終わっ てお腹がいっぱいになり、もう何もしたくないと思っていたら、彼女はサッサとお皿を片付けて、なんと、余った材料を使ってまた料理を始めたのでした。これにはアッと驚きました。ヨアンナの料理好きは年を重ねるごとにエスカレートしていると本人も自覚していて、その情熱には母の料理を残したいという使命 のようなものを感じました。彼女の料理熱、何か形になればいいなと心から思うのでした。 ヨアンナすごい!

写真:サルデーニャのお菓子 パルドゥラス
 羊のリコッタチーズとサフラン、レモンの香りがします。 


posted by LJ21 at 08:45| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリア・ウンブリア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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