2006年09月23日

十日町市中里地域 高橋剛(5日目)

みなさんこんにちは。
本日は作品の中から「大地のグルグル」という作品を紹介し、作品製作と集落の関わり方を突っ込んでお話したいと思います。

大地のグルグルは名古屋市のアーティストである芝裕子さんが東田尻集落のみなさんとともに作成したものです。鉄骨にワラを編んでできた渦巻状のトンネルをとおり、中心部にいくと田んぼが耕してある作品で、農の大切さとその時間の営み感じてもらうものです。
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芝さんは去年の夏から東田尻集落を何度も訪れ、作品について話し合いとしてきました。農を知らない芝さんは、集落の皆さんから農というもの、ワラというものを学ぶことからコミュニケーションをとっていきました。去年の秋、稲刈りを昔ながらの方法で実施しました。今では大型機械を使い2人程度いれば稲刈りができますが、昔は集落全員で1つの田んぼが終わったら、次の田んぼの稲刈りをする方法をとっており、これを「結い」と言って、集落の結束、人と人のつながりを体現したものでした。今回、昔ながらの稲刈りをすることで、芝さんやスタッフ、こへび隊は「結い」の精神を学び、集落の皆さんは再認識したのでした。
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その後、ワラ細工講習会を行い、都会の若者は昔の地域の人の知恵を学び、老人たちは自分たちの技を披露しました。
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今年になっていよいよ作品設置です。芝さんが「あーしたい」といえば「こうしたほうがいい」「こっちのほうがもっといい」など、時には言い合いをしながら、お互いにいい作品を作ろうと必死になり作業が進みました。
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ラストスパートは集落総出で作品を完成させました。ひとつの事を成し遂げるすごさを実感しました。「やればできる」「集落のまとまりを感じることができて嬉しかった」と集落の皆さんは喜んでいました。
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こうして完成した作品。期間中はおとうちゃんたちが設置した休憩所で、おかあちゃんたちが「あんぼ」(米の粉の生地の中にあんこや大根菜を煮たものをいれて作るお菓子)を販売しながら、来訪者をおもてなししていました。今後のコミュニティビジネスにつながる可能性を感じさせました。
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大地の芸術祭が終わったこれからも、芝さんと東田尻集落の皆さんの交流は続きます。今後は東田尻集落青年会の皆さんが名古屋を訪れたり、芝さんが稲刈りに再度来訪する予定になっています。


posted by LJ21 at 00:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 新潟県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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