
今日は花の金曜日です。金曜日なだけに、今日は花屋でアルバイト。
というわけで、売るには咲き過ぎているバラを頂いてきました。
花は生のもですからこんなこともしばしば、お花に囲まれ楽しいバイトです。
そんな花屋バイトもかれこれと1年半。大学の長期休みの度に出かけていた私は、この花屋バイトがこれまでの人生最長バイトです。
結構あきっぽい性格だし・・・(笑)
大学生活を通じ一貫して続けてきたこと、胸を張って言えることといえば、「お弁当持参」でしょう!お弁当といっても、きっちりとおやつまで手作りし持参する日もあれば、冷凍しておいたカレーを研究室のレンジで解凍することや、学校で素麺を茹でる(←このへんはもはやただの自炊)まで様々。
ともかくお弁当はとても良いです。金銭的にも節約となることはもちろん、買うよりもおいしいし(自分好みの味付けだから)、安心・安全、そして何より愛がこもっている。
食べる物に関して、

そして大学生となり実家を離れて始まった、「食べるものは買う」という本格的な消費者生活。
これはなかなかセンセーショナルなものでした。

判断基準はいくつかあります。
まず思いつくのは価格。それから、目で見える品物の品質・大きさだとか、身が詰まっていること、おしり?が新鮮なこと、色・ツヤ、虫食い状況・・。さらに「○○さんちのハクサイ」だったり、旬や朝取りの表示、また有機栽培か減農薬かどうか・・・等も判断基準となるでしょう。
では改めて、どちらのハクサイを選ぶのか。
そんな時、私の頭の中で親友の名言が流れます。
『買うことは支持することである』
この名言を訳すと、
私たち消費者は買うという行為を通じて、商品を支持し、またその商品の生産者を支持している。
ごく単純に考えると例えば、消費者がみな有機栽培のハクサイを買うようになれば、スーパーも売れる有機ハクサイを仕入れ、そのためには農家がみな有機ハクサイ作るようになる、ということです。
つまり、消費者は日本の農業を左右している。
以前父(JA職員)にこんな質問をしたことがあります。

すると、こう答えました。
「確かにそうかもしれないけれど、無農薬にしたら虫食いになる。消費者は虫食いのハクサイは買わない。きれいなハクサイを欲しがる。だから、減農薬はできても、無農薬にするのは難しい。」
消費者が持つ、日本農業への清き一票。
さて、どのハクサイを買って、明日はどんなお弁当をつくろうかなー。
でももうハクサイの旬はおわっちゃったから、明日はタケノコ堀りですね。