2006年03月01日

近畿大阪・京都 小沢晴司 3日目

BTH2355800_0B.jpg本日のアクティブレンジャー採用打ち合わせのため、募集地区である山陰海岸国立公園竹野地区(兵庫県の日本海側に位置)を担当する首席自然保護官が大阪まで出てきました。
私たちの事務所は、国立公園の保護管理等に関する行政分野では、鳥取砂丘などを含むこの「山陰海岸」と、「瀬戸内海」の大阪、和歌山、兵庫県地域、そして「吉野熊野」の3公園を担当します。

BTH2355800_1B.jpg特に吉野熊野国立公園は今年指定70年を迎えています。
2年半前にはこの区域に重なるように世界遺産熊野古道が指定され、昨年は串本沿岸海域がラムサール条約湿地として登録されました。
70年前、先人が紀伊半島の自然や文化の核心部で、保護と利用を進めることを願い国立公園をデザインしたときの地域の捉え方に関する先見性に改めて敬服させられます。
おそらく、今後大切なことは、国立公園を核にしつつも、紀伊半島に展開する景観資源(国定公園、県立自然公園、文化遺産、史跡名勝、古都、里山、その他の観光資源…)を一連のものとしてとらえ、魅力的なエリアデザインを地域の皆様と共有し、適切な言葉で表現していくことではないかと感じています。
ふるさとの姿をわかりやすく親しみやすくイメージできるようデザインし表現することが、地域に関わっていらっしゃる方々の励みにつながることを願ってやみません。

先日の京都のアユモドキ会議での情報をもとに、今日は、事務所の野生生物業務担当者が京都府亀山市にでかけ、午後戻ってきました。
アユモドキ生息地の上流で行われる河川工事で川の汚濁の可能性がいわれていたのですが、それを抑える工法について、関係者で打ち合わせを行ったのです。

このように貴重な魚類の保護を契機として関係者が事々に連絡をとりあい、丁寧に打ち合わせを行う経験を積み重ねていくことは、その後の業務のシステム化を展望するときに大切なことだと思います。
上の方で保護区を核に地域デザインを考えていきたいと書きましたが、これら面としての対象地を「布地」として捉えてみると、アユモドキやサンショウウオ、シカやツキノワグマという古来から紀伊半島に生息する野生生物保護を縦糸に、新参のアライグマ、ブラックバスなどの外来生物対策を横糸にして、近畿圏の環境を大きな視野でみていくことが必要なのでしょう。
ずいぶん観念的な内容になってきてしまいましたので、そろそろ本日の日記を終わります。
BTH2355800_2B.jpg左の写真は瀬戸内海国立公園和歌山県加太から望む紀淡海峡です。



posted by LJ21 at 22:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 大阪府 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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