2006年10月04日

滋賀県豊郷町 青山裕史 4日目

ガソリンスタンドってもしかしてすごいところ…

GSには大きな3つのポテンシャルがあると言われています。

GS.jpg

GSの立地力
⇒ 交差点の角地や、交通の要所など主要な場所に点在している。
GSのスペース力
⇒ 比較的広大な敷地を有し、また空いているスペースが多く有効活用の可能性がある。
GSの点在力
⇒ GSって全国にどれくらいあるのでしょうか?

ENEOSやコスモ石油・出光・エクソンモービルなど石油元売メーカーのマークを掲げたGSは全国に約48,000ヶ所あります。
私のGSが所属しているENEOSのGSは業界トップで、実に13,000ヶ所ちかくもあります。

ちなみに

民営化で話題の郵便局  約26,000ヶ所
JRや私鉄駅    約11,000ヶ所
コンビニ店舗総数 約47,000ヶ所
ガソリンスタンド  約48,000ヶ所

ENEOSでいえば、コンビニ最大手のセブンイレブン10,000店より3,000店も多い計算になります。
見方を換えれば、すでにこれだけ多くのエコロジーステーション(資源ゴミ回収ステーション)のインフラが整備できているということです。
この大きなインフラを活かさない手はないのではないでしょうか?

そんな視点で考えるとガソリンスタンドって面白いなぁと思います。

自分の普段の仕事が「面白い」と感じることは非常に意義のあることだと思っています。

これからのビジョン 〜ガソリンスタンドはまちのエコロジーステーション〜

GSがまちのエコロジーステーションとしてそのポテンシャルを遺憾なく発揮すれば、これからのGS業界において大きな役割を担っていくことは確かです。
しかし、果たしてエコロジーステーションがGSの最終の到達点なのでしょうか。
そもそもGSの本来の役割は、一般消費者に自動車や暖房用燃料である
石油エネルギーを供給することにあります。たまたま現在は化石燃料の石油が、その主役となり、ガソリンや軽油が自動車の燃料として、暖房や熱源用に重油や灯油が使用されているので、それら石油製品を販売することがGSの販売の根幹になっています。
しかし、前述の通り、たまたま石油であっただけなのではなかったか?といつも思います。
一昔前は、石炭などが主流であり、当社もいまだに豆炭や練炭なども取り扱っていて、初代は大八車でロウソクの灯明などを行商していた経緯もあります。
今後、地球環境が危機的な状況下で、地球温暖化などの対策がますます厳しくなる中で、石油がエネルギーの主役の座を降りる日もそう遠くはないでしょう。
いや、石油がなくなる前に石油を使わない生活が来る!と言った方が良いかもしれません。

そうなれば、GSのレゾンデートル(存在意義)はどうなるでしょうか。

現在、石油代替エネルギーとして、LNG(天然ガス)や燃料電池、GTL(液体燃料)、バイオマスエネルギーなどの研究が盛んに行われています。これらは紛れもなく石油に依存しないエネルギー社会を構築しようとしています。
自動車用の石油製品を販売するGSは、確実にその価値が必要なくなるでしょう。

では、GSのレゾンデートルを発揮するにはいったい何が必要となるのでしょうか。

私が考える一つの方向性は、「総合エネルギーステーション」です。
ガソリンや軽油等の石油製品に限らず、燃料電池や天然ガス・LPガスのほか、様々なバイオマスエネルギーである新エネルギーを色々選択できるステーションであるべきでしょう。
今はガソリンや軽油などの石油製品だけしか選択できませんが、今後は消費者が多様な選択肢から利用するエネルギーを選択できる日がくるでしょう。
その実現のためにこそ、ガソリンスタンドのレゾンデートルが発揮されると思うのです。


posted by LJ21 at 22:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 滋賀県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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