2006年02月16日

鳥取県鳥取市 家中茂 3日目

BTH2319399_0B.jpg今日は午後から、鳥取県主催で「地産地消フォーラム−これからの直売所に何が求められるか」がありました。岡山県美星町の「星の郷青空市」の張谷和弘さんが基調講演をされ、そのあと、「鹿野おもしろ市場」の原田伸幸さんらによるパネルディスカッションがもたれました。会場にはJA関連の直売所にかかわる女性たちの姿も多くみられました。

鹿野のおもしろ市は平成元年の設立で、すでに17年が経ち、当時働き盛りの人たちも高齢化している。この人たちの智恵や経験をいかすような取り組みができないだろうか、という問題提起がなされていました。平成なんてつい最近に入ったとばかり思っているうちにもう17年も経っているのですよね。20年振りだねと、このところよく人に会うようにもなりました。

有機農産物流通や産直運動、直売ふれあい市など、大きな社会変化のなかでどのような位置づけの変化が起きているのでしょう。張谷さんも、19年間やってきて、年間40万人の人が訪れるようになったが、近年は売上が横ばいで、青空市の登録料や手数料の見直しなど、大きな転換点を迎えていると話されていました。


来週の木曜日は、ローカルジャンクション21の朝田くに子さんを鳥取にお招きします。トットリ・アフトビア協会主催の食育フォーラムで「風土とFOODが出会うとき−食がつなげる人と地域」というお話をしていただきます。鳥取市の農業振興課からグリーンツーリズムの取り組みの相談があったのがきっかけでした。グリーンツーリズムというのもよくわからない言葉ですが、農村らしいライフスタイルを創り出すこと、たんに食料生産の場所として農村を位置づけるのではなくて、人々の暮らす場所としてとらえたときに見えてくることなどを大切にして、ゆっくり考えていけばよいのではないかと思います。

そこで、朝田さんに来ていただいて、食からつながる人々の輪というようなテーマのお話をしていただこうを思いました。どうしても経済のことがあるから、次のこと次のことを考えなくてはいけないのですが、それでも、いまの時がいまであることをもっと大切にすること、このときを十全に楽しむことによって世界が拡がるというような時の流れを知っていること、そういうことがこれからもっと大切になってくるのでしょう。物を知らない者の発想かもしれませんが、命につながること、食につながることはきっとそういう側面を抜きには語れぬところがあるのでしょう。

BTH2319399_2B.jpg話は飛びますが、鳥取は民芸の町でもあります。鳥取駅から歩いてすぐのところに、吉田章也の始めた鳥取民芸美術館があり、その横に、たくみ民芸店、たくみ割烹と軒を並べています。

BTH2319399_3B.jpgウィンドウの左にあるのは、青谷の山根窯の焼き物、右の方が沖縄の読谷のやちむんです。沖縄にいるときには日常の食器はずいぶん、やちむんで揃えましたが、こちらに来てからは、この山根窯にひかれて、工房にもお訪ねしたりします。朝田さんも今度ご案内いたしましょう。生活の質を楽しむ、大切にする暮らしの伝統というものが、この山陰の地にはあるように思えます。

BTH2319399_4B.jpgところで、大学はそろそろ卒業シーズン。昨日は、地域学部の前身の教育地域科学部政策課程の卒論発表会がありました。中心市街地活性化、景観保全、観光まちづくりなどに関するテーマも多く、学生たちが熱心に報告していました。春にはフレッシュな門出です。声援をおくりましょう。




posted by LJ21 at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 鳥取県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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