2006年02月19日

鳥取県鳥取市 家中茂 5日目

BTH2329226_0B.jpg渡嘉敷島からです。
今日2月18日は、渡嘉敷、座間味、阿嘉・慶留間の3つのダイビング協会が一堂に会し、「慶良間海域保全連合会」設立へむけて準備会を立ち上げた歴史的な日となりました。これから3月のうちに、座間味島、阿嘉島と会合を重ねていきます。

慶良間の海は、前にもお話しましたように、沖縄島周辺のサンゴ礁が再生するには不可欠なところです。慶良間のサンゴが産卵し、それが潮に運ばれ、沖縄島周辺へとたどりつきます。

とくに座間味のダイビング業者の活動が注目されるのは、漁協と協力し、自主的にルールを定めて、サンゴ礁のオーバーユースを回避しようとしてきたことです。最重要ポイントを定めて、サンゴを食べるオニヒトデ駆除にも取り組んできました。ラムサール条約登録も、このような活動が評価されてのことだといえます。

BTH2329226_1B.jpgしかしながら、現在、いちばん大きな問題となっているのは、沖縄島側のダイビング業者が慶良間海域にやってくることです。
慶良間のサンゴ礁をつかう沖縄島側の業者は160ほどといわれています。座間味と渡嘉敷の業者だけでも50を超えるのに、さらに沖縄島側の業者を加えればどうなるでしょうか。
かろうじて座間味のダイビング業者の保全活動によって維持されている慶良間のサンゴ礁はオーバーユースのために、もたないということになります。あるいは、ダイビングの安売り競争によって座間味のダイビング業者が廃業に追い込まれたとしたら、オニヒトデを駆除する者がいなくなってしまうのです。

BTH2329226_2B.jpgサンゴ礁という(観光)資源を、どうやって公平に分配するとか、そのための合意形成をいかにするか、という議論が一方にあります。しかし、その前に、そもそも沖縄島周辺のサンゴ礁が壊滅状態で再生もできない状態に陥ってしまっている、ということ自体が大きな問題でしょう。
このような状態を放置したままで、入込客数だけを増やそうとする沖縄県の観光政策がはたして妥当なのかということが問われているといえます。今回の「慶良間海域保全連合会」設立の動きも、そのような問題提起として受けとめるべきでしょう。

BTH2329226_3B.jpg渡嘉敷は初めてでした。
そこで、会合の翌日の朝、船の出るまでの間、渡嘉敷の集落のなかを歩きました。
最近通っている座間味とはずいぶんと印象が違います。島はたとえ近いところにあっても、それぞれに固有な空間があるのですね。

琉球王国時代の船頭の屋敷跡の石垣が残っています。精巧な石積みです。もちろんサンゴです。

BTH2329226_4B.jpg集落のうしろに出ると、水田が拡がっていました。もう田植えが済んでいました。
それから、田芋も。




posted by LJ21 at 01:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 鳥取県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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