2006年11月17日

岩手県葛巻町 森と風のがっこう/黍原豊/5日目

●北いわてのスローツアー

 昨年から「なつかしい未来・北いわてのスローツアー」という企画を行っています。つい先日の11月3〜5日にも開催しました。今回は、山根六郷という集落を訪ね歩きました。山村の暮らしの伝承記録映画上映や山村集落散策、郷土食や神楽などが思う存分楽しめる水車まつりなど、思う存分山根六郷を楽しみました。
DSCF3458.jpgDSCF3486.jpg
【左:郷土食「軍配もち」作り挑戦! / 右:木製の橋を渡って民家を訪ね歩く】

 スローツアーは、森と風のがっこうだけではなくて、隣町にあるバッタリー村(旧山形村、現久慈市)、山根六郷研究会(久慈市)との共同企画で実施しています。このスローツアーは、以下の点を大切にしながら開催しています。

▼活動を支えてきたひとに出会う、縁にふれる、ツアーです。

山根六郷研究会やバッタリー村の活動は、20年にわたって掘り起こしてきた土地の記憶、くらしに根ざした伝統食、衣、住を通して、心安らかではない私たちの生活を静かに問い返すものがあります。その旺盛な活動を実践してきた方々から直接お話をお聞きすることで、私たちのツアーをより厚みのあるものにします。

▼復元、記録という目に見えるかたちで地域生活文化を伝承してきた活動にふれるツアーです。

私たちの生活に本当に必要なアートや技術とはいったい何なのだろうか。北岩手で長い間育まれ、受け継がれてきた人々の記憶の上に、これからのくらし方をデザインしていくことの意義を実感できるツアーです。
DSCF3471.jpg
【山根六郷研究会の初代代表黒沼さん(写真中央)と集落を訪ね歩く】

DSCF3531.jpg
【囲炉裏を囲んで語りに耳を傾ける】

 バッタリー村と山根六郷研究会は20年以上前からまだそれこそNPO等という概念がなかった時代から活動を続けてきました。20年以上にわたる活動があるからこそ森と風のがっこうのパーマカルチャーや自然エネルギーの利用などがより意味のある物になってくるのです。新しい物をやることは、どこでもできます。しかし、それが本当に根付いていくためには、そこの土地の記憶をちゃんと掘り起こしていかなくてはならないと思うのです。
 実際、山村では、高齢化、人材の枯渇、資金不足など切実な課題も多く、これまで脈々と受け継がれてきた山村の丁寧な暮らしが消えかかっていることも事実です。このスローツアーを通して、都市と山村がお互いに元気を得て、また、山村への人材滞留を促すお手伝いができればと考えています。


posted by LJ21 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 岩手県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。