2006年12月07日

秋田県北秋田市 4日目 鈴木奏子 「阿仁の料理」

 おはようございます。
 雪解けが凍ってツルツル・ボコボコになった道路に、ヒヤッとしながら通勤をしています。こういう時は本当に気が抜けないので、早く圧雪された道路にならないかと思っていますが、そういう風になるということは、あたりにはたくさん雪が積もっているという状況なので・・・。なんだか複雑な気持ちです(笑)

 昨日は森吉と阿仁で開催した「食のつどい」についてご紹介しました。
 食のつどいを開催するにあたり、私にとって心強かったのは、前回の食の祭典を担当してくださった元公民館担当の渡辺さんの存在でした。お話を伺いながら準備を進めていき、当日実際に準備に動いてくださったのは渡辺さんをはじめ、地元の関係団体の方々で、本当に素晴らしいスタッフの方々でした。

 渡辺さんと話をしている中で、1回目の食の祭典の開催や結城先生のご紹介など仲介してくださったのが、このローカルジャンクション21の朝田さんということをお聞きしていました。食の祭典が1回だけ終わることなく、2回目の食のつどい、そして現在は来年の2月を予定として準備を進めているところです。
 こうして考えますと、ローカルジャクション21、そして、朝田さんとの出会い、阿仁とのつながりが、今もこうして続いているということは、深いものを感じますし、本当に感謝しています。ありがとうございます。
 人と人のつながりは2倍にも10倍にも大きくなるものですね。

 今日は、阿仁で開催した食のつどいで登場した料理を中心にしながらご紹介します↓↓

 
 阿仁と言ったら・・・やっぱり「山菜ときのこ」!!阿仁の道の駅でも季節ごとに、山の恵み、授かりものの「山菜ときのこ」がたくさん並びます。
 2つとも採れた季節のうちにも味わいますが、後で食べられるように、冬に食べられるように、いつでも食べられるようにと、「塩漬け」「乾燥」「冷凍」「缶詰」などを、地域の方たちは本当に手間隙惜しまずに保存しています。

 ぜんまいの一本煮1.jpg
 高関和子さんの『ゼンマイの一本煮』
 【食のつどいでは、高関さん他3名の方が出品して下さいました。】
 ゼンマイ料理と言えば・・・の一品です。私も小さい頃から食卓にあったのでずっとこの料理と思っていたのですが、『高値で取引されているゼンマイを他の食材を使わずにそのまま1本煮にしている。太くてやわらかくておいしいゼンマイを贅沢に・・・』と言われる料理。各家庭の味があり、ごはんのおかずや酒の肴になります。


 山菜の煮つけ1.jpg

 鈴木セツさんの『山菜の煮つけ』
 【食のつどいでは、鈴木さん他7名の方が出品して下さいました。】
 山菜にもたくさんの種類がありますが、阿仁では主に、ゼンマイ、アイコ、ワラビ、フキ、タケノコ、コゴミ、マイタケ、トビタケ、カノカ、シメジ、モタシなどを人参ホタテ、こんにゃくと一緒に味付けをした「煮つけ」をよく食べます。お客様がきた時、集まりごとなど。少量でなく、大きい鍋でドーンとたくさん作るのがおいしくできるコツだとお母さんたちは言っています。


 ゼンマイの白和え1.jpg
 
 三杉営子さんの『ぜんまいの白和え』
 【食のつどいでは、三杉さん他4名の方がいろいろな白和えを出品して下さいました。】
 昔は各家庭で豆腐を作っていたり、阿仁地区にも豆腐屋さんがありました。畑のお肉と言われる豆腐は、阿仁や秋田だけでなく全国的に食べられていた食材ですよね。阿仁では、ゼンマイ、コゴミ、大根、柿、きのこ、漬け物、りんごなどを白和えして食べています。


 大根の山ぶどう漬け1.jpg

 鈴木アヱさんの『大根の山ぶどう漬け』
 【食のつどいでは、鈴木さん他24名の方がいろいろな漬け物を出品して下さいました。】
 秋田の料理は、全体的にしょっぱい(塩辛い)と言われていますが、この味に慣れている私を含めた秋田県の食卓に、なくてはならないのが「漬け物」です。大根をナタで大ぶりに切って漬ける「なた漬け」などいろいろと多種類ありますが、阿仁の漬け物と言えば・・・「山ぶどう漬け」です。山ぶとうの鮮やかな色と甘酸っぱさは、漬け物になるんです。鮮やかな色を出すために少量の酢を使います。
 山ぶどう漬けのおいしさが分かってきた私。年を重ねた証拠だと思っています(笑)

 こうして改めて料理を見てみると、実に豊富だなあと思います。各家庭、地域で食べられていた料理が代々伝わって今になっていますが、角度を変えれば、様々な国の食材や料理が日本に伝わって普通に食べられているのも今なのです。昔ながらの味も伝えながら、食材を活用して今の味に工夫していくことも必要になっていることも感じつつ・・・。しかし、最後に人の核心部に響くのは、「母の、地域の、手作りの味、」だと私は思っています。

 豊富で何不自由なく、季節を問わずにいろいろなものが手に入り、食べられる日本ではありますが、現代のあらゆる問題に少ながらず何かしら関わっている「食」というものを見直す、原点に返ることを忘れてはならないなと思います。明日へつづく♪


posted by LJ21 at 08:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 秋田県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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