2007年01月06日

LJ21事務局 朝田くに子 最近、周囲に若い人が多いです

1月第1週目、おこもり状態です。今、やっておかないと怒涛の年度末が押し寄せてくる、と思いつつ、なかなか捗らずです。今日、東京はちょうど冷たい雨。おこもり日だったのに…やはり捗らず。焦ります。

ところで最近、若い人が周囲に多くなったなあと感じます。
そうか、歳をとるってそういうことなのよねぇ・・・しみじみ。

私の年若い友人の一人、伊藤地歩さんが、昨年、岩手県葛巻に嫁に行きました。
千葉で生まれ、東京で暮らし、岩手県でいろいろな体験をし、このたびめでたく葛巻にご縁を得て、落ち着くことになったというわけです。彼女のブログ「岩手☆バンザイ」には25歳の新鮮な目で見た岩手の今が日々、アップされています。

morikaze2.jpg昨年、11月に「今週の私」に登場してくれた「森と風のがっこう」の黍原さんたちと今後、葛巻を面白くしていきそうです。



morikaze3.jpgその黍原さんは、岩手大学を卒業後、「君なら大丈夫だろう」という恩師の確信に励まされて、ここにやってきたそうです。もちろん自分も面白そうだと思ったからですが。
イケメンです。私的には。もうすぐ結婚されるとか。。。

よく都会では「イイ男がいない」と女性たちが嘆いているのを昔から耳にするけれど、私の経験では、とかく意外なところ、人目につかないところに本物のイイ男は生息しているものだから、見つけるためには自分もそーゆーところに身を置かないとだめなんである。
20年前に気がついていれば、よかったんだけれど。

後の祭りです。
あ、そーいえば、「祭りの準備」という1975年製作(監督:黒木和雄 脚本:中島丈博)の映画を最近観て、とっても面白かったっけ。高知県の海辺の町が舞台で、江藤潤(懐かしい!)扮する信用金庫に勤める青年が、煮詰まった人間関係、閉塞感の中でもがいて、すがる母親を振り切ってシナリオライターを目指して東京に出て行くまでを描いたもの。あの時代は、とにかく都会へ都会へと人が吸い寄せられた時代です。今みたいにネットもないし、情報の集積も発信力も東京が圧倒的だったですから。
と、話がどんどんそれてしまいました。

morikaze.jpgこんな山間の廃校を活用した森と風のがっこうに若い人が来て、結婚する。それも彼だけではなく、ほかにも数人、この町に魅力を感じて定住しようとしている20代の人たちがいます。
葛巻といえば、新エネルギーを一早く施策に取り入れて取り組んできた町で有名。
きっかけはやはりそんな町に魅かれてということだったようだけれど、話を聞いていると、住民たちの温かさや熱い思いに動かされて・・・というのが大きいように思われました。

例えば、この廃校で泊まれるようにするために夜具が必要になったとき、住民たちはみんなでチャリティーのイベントを開催。自分たちの芸を披露して、資金集めをして、30組もの夜具を提供してくれたそうです。
聞いているだけで泣けます。

森と風のがっこうでは、自然エネルギーを最大限に利用して、資源を循環させる暮らしを実現するためにさまざまな試みをしています。
同時に子どもたちが楽しみながら自然や環境のことを楽しめるプログラムをたくさん実施しています。

プログラムを見ていると、まずは町内の人たちが集まって、楽しむ。そこに外の人がやってきて、環が広がる、そんなうきうきするような楽しさの循環が行われているように見受けられました。

kuzumaki8.jpg楽しそうなところには自然に人が集まってくる。
手づくりカフェでのコーヒータイムは、火が燃える音を聞きながら、話が弾んだ楽しいひとときでした。


michikochan.jpg12月のエコプロダクツ2006では、片品村の尾瀬ドーフの千明さんのところで出会ったキリヤマミチコちゃんとばったり再会しました。彼女は尾瀬ドーフの大豆畑にボラバイトで来ているうちに面白くなって、姉妹で移住してしまいました。自称元コギャルだそうです。
2005年のニッポン食育フェアでは、風土倶楽部のブースで尾瀬ドーフをしっかり販売してくれました(左がミチコちゃん)

そんな彼女が、この春から、グッドマザープロジェクトなる生活技術を若い女性が学ぶ生活塾を片品で展開するとか。ブログ「片品生活塾」を見ていると、これまた視点が古くて新しくて、とっても面白いです。LJ21のホームページのトップページにリンクしてあります。

片品は私の大好きなところで(なんといっても人が面白い)、ミチコちゃんという元気な女の子がますます面白くしてくれそうです。

団塊の世代を呼び込もうと、地方はあの手や、この手をこれから出してくるのでしょうけれど、若い人たちが何に反応しているかも、もう少ししっかり見ることをお薦めします。

彼らは意外に直球をはっしと受け止めているように私は思います。
本質を掴みたい、確かなものと出会いたいという気持ちに応えてくれる大人のいるところに自然に引きつけられているのではないでしょうか。





ラベル:定住
posted by LJ21 at 23:29| Comment(3) | TrackBack(0) | 東京都 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
今年は暖冬の葛巻。ピーク時にはマイナス20℃にもなると聞いていたので、今のところは救われている気持ちです。
現在、森風のゆりさんと一緒に葛巻の昔話や郷土料理の聞き取り&食い倒れを進行中。厳しい自然環境の中で貧しいながらもアイデア満載の昔料理の数々に興味津々です。
Posted by 伊藤地歩 at 2007年01月07日 11:47
>団塊の世代を呼び込もうと、地方はあの手や、この手をこれから出してくるのでしょうけれど、若い人たちが何に反応しているかも、もう少ししっかり見ることをお薦めします。

という意見にいたく同感です。ある勉強会で、「とにかく農家の所得をあげることだけが農村の生きる道」と力説しておられる方がいて、私は農業所得の高い(標準以上?)農業者や、農村が必ずしも「豊か」な生活をしているとは言えず、村が疲弊していないともいえないということは実体験しているので、「生活共同体としての古き良き村を残し、環境を守り、文化を伝承しているところにこそ、若者たちが帰ってきている」(これもだいぶ見てきたので)と言ったのですが、その方は、
「そんな地域はごくわずかで、ごく一部の若者しかいなくて、そんなの待ってられないから、企業組織的に農地を集めて、高齢者の労働力をそこに注ぎ込む」と言っておられました。
その言い回しには、村を守ってきた高齢者への敬意も感じられませんでした。

知らないだけなんじゃないのかなあ

最近、私のまわりにも若い人が多く、そしてあちこちの農村に心ある若者たちが戻ってきたり、引っ越してきたり、縁を作って通ったりしています。彼らが惹かれているのは、所得でも農業ビジネスでもなく、自給的な村の生活なのではないかと私は感じるのですが…。


Posted by もりち at 2007年01月07日 15:48
知らないというよりも、知ろうとしていないのではないかしら。

従来型の、未だに公共事業さえあればとか、道路さえ通ればと考えている人こそ、私たちが考えているよりも多いのですよ。

まったく必要ないというわけでもないけれど、もうそんなものには頼らない!と思っている人たちは、いろいろやり始めていて、そういう人たちはつながりやすくて、いつのまにか若い人も引き寄せられて、という感じかな。

水を飲みたくない牛(馬?)を水のみ場に連れていっても飲まないけれど、水が飲みたいとなれば、自分から水を探していくという例がよく出されますよね。あれですよ、あれ。

類は友を呼ぶ(いい意味で)、蛇の道は蛇…

私ともりちもそうだし、ここに参加してくださる方たちも、そのようなつながりですね。よく感じるのは、こうしてつながっていっていると、マスコミでは報道されない本当の日本にちょっと触れている、そんな気がするのですよ。

微力ながら、悩める若い人たちにきっかけづくりをしてあげられればいいなと思います。

Posted by LJ あさだ at 2007年01月07日 23:33
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