2007年01月14日

滋賀県近江八幡 山口琴子 7日目

例えば、イカの塩辛。

お店で食べることはあるが、自分でつくったことはなかった。
一年前、イカを丸ごと買ってきたら、ワタが余ってしまったので、それなら、と塩辛づくりに挑戦したことがあります。初めてのことなので、本を見ながら恐る恐る作ってみると…
出来は、失敗。酒が多すぎたのか、食べられませんでした。

その後、もう一度挑戦したら、今度は大成功しました。
我ながらおいしさに感動! すごい! やるやん私!

そして先日、またワタが余ったので作ったところ、酒が多かったようで、失敗。さらに何かが舌にじゃりじゃりして食べられたものではありませんでした。イカ、ごめん。
丁寧さが欠けていました。自信満々でしたから。
自信満々の私にワタをあずけ、失敗されて、彼は無念だったでしょう。
でも、私はまた挑戦するでしょうし、これからもイカには協力していただかなくてはなりません。

つまり、何が言いたいのかというと、
食べたことはあっても、作ったことのない料理がたくさんあるということです。そしてそれが大抵の人に当てはまるだろうということ。そして、作ったことがないと、食材のことは何も分からないということです。
作る人と、食べる人が分かれている状況は今後もさらに目立ってくると思いますが、その仕組みに頼りすぎるのはもったいないのではないでしょうか。
せっかく「イカ」という生きものが食材として自分の所へやって来ているのに、彼らがどこに住んでいたのか、なぜおいしいのか、どうやったら自分でも調理できるのか、など何も知らずに済んでいくなんて。

知ることは、新しいモノの見方を手に入れること。それは想像力につながり、そして想像力は、思いやりにつながると思います。
昨日より今日、今日より明日の方が、世界が広がると思うとわくわくしませんか?
日本人が「いただきます」と、これからも心から言えるように、私たち大人こそ好奇心旺盛で有り続けたいです。

まずは、自分から。

山口 琴子


ラベル:近江八幡市 食育
posted by LJ21 at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 滋賀県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
山口さん、ありがとうございました。
この1週間の記事を読むだけで環境のこと、食のことの本質に触れることができる、とても濃い内容でした。

いのちをいただくのですから、イカさんたちを最大限にイカしてあげねば! 
Posted by LJ あさだ at 2007年01月16日 09:11
6日目の自分のコメントを読んで、自己嫌悪になりました。続きは、書けません。ゴメンなさい。これからは、山口さんの言葉にあった等身大を、心がけます。ちなみに、イカの塩辛は、私の大好物です。作ったことはありませんが。
Posted by 地 at 2007年01月17日 23:25
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