2007年02月01日

東京都新宿区 大江正章  4日目

きのう書いた『幸せな牛からおいしい牛乳』の装丁のラフデザインを見に、デザイナーの斎藤芳弘さんの事務所へ出かけました。山手線の原宿駅から約5分。ふだんめったに行かないお洒落な街の一角、静かな場所です。斉藤さんとは初めての仕事。著者・中洞さんから「自分たちのやっていることを理解してくれているので、ぜひ斎藤さんにお願いしてほしい」と頼まれてのことです。なんと10点近いラフを創ってくださり、どれもなかなかの出来栄えで、選択に迷いました。そのなかから2パターンを選び、細部を詰めていくことに。ふだんは、もう20年近く仕事をしている二人のデザイナー(装丁家)に頼んでいます。お互いわかりあっているので楽なのですが、ときには新しい人と組むのも、またいいものです。

 仕事場では、生活クラブ生協の『本の花束』(共同購入で取り扱う本を紹介するタブロイド版4ページ)と『ふぇみん』に出す広告の文章をつくり終えました。どちらも、読者層がコモンズの本の読者とマッチしているので、定期的に出稿しています。これらの定価はリーズナブルなのですが、新聞広告(なかでも朝日新聞)は異常に高く、一面に並ぶ小さな欄で100万円、日曜日の書評欄下で45万円! 零細出版社では、なかなか出せません。それでも、小社は書評欄下には年3回は出しています。決して元は取れませんが、「がんばって本を発行しています。資金繰りも大丈夫ですよ」という、アピールという意味もあるというわけ。
 その後、このブログに以前書かれていた鳥取大学の家中茂さんから紹介されて出版を決めた、つる理恵子さん(吉備国際大学)の専門書『農家女性の社会学――農の元気は女から』の原稿を精読。この段階で気付いた点を著者に伝え、加筆や修正をしていただく、とても大事な作業です。これを丁寧にやらないと、編集者が存在する意味も価値もありません。にもかかわらず、多くの点数を作ることが優先されている出版界では、ここをおろそかにする傾向が非常に強いのです。それが本の質を低下させたり売れなかったりという現象につながっていると、ぼくは考えています。

 ただ、あまり進みませんでした。夕方は神田・小川町のスポーツ用品専門店へ行き、新しいマラソンシューズを買い、それから2日目に書いたパルクの理事会。終わってからは何人かで飲みに行くという、いつものパターンでした。きのうは焼酎だったので、今日は地酒です。ただ、あまり種類が豊富な店ではなく、立山と浦霞という一般的パターンでした。


posted by LJ21 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 東京都 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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