古川育ちの私は、花火の音を聞くと「早くいかなくちゃ」とうきうきした気分になってしまいます。
もちろん、今朝は始まりの日、外すわけにはいきません。5時45分には家を出ました。
烏堂(からすと)と呼んでいる熊野神社の境内に爺ちゃん婆ちゃんの出店が並びます。
昔は(子供のころよ)神社に通じる何本かの通りにも、ぎっしり物売りが並んでいたのだけれど、年を追う毎に数が減って、とうとう境内だけになりました。出店も後継者がいないみたいで、寂しいものです。
大根やキュウリの味噌漬けや花の苗を買ってきました。もう少し経つと山菜や野菜の苗が並びます。
何も買う物が無くとも、市の賑わいはなんだか楽しいし、子供のころにタイムスリップするみたいな気分です。
買うことより売ってるジイ、バアとの話もおもしろいの。こういう場がずっと続くといいのにな、と思います。
ぽかぽか陽気の土曜日、家族でランチが3組。畑の菜の花やハーブでおもてなし。
野菜嫌いの高校生のお子様もサラダ(皿だ?)を完食してくれて、ヨカッタ。
「朝市にいってきたのね」「あら、うちのまちにもあるってば」などと世間話に花が咲く午後でした。
風は強いけど、山学校、野良学校にはいい日和でした。