2007年05月09日

カフェスロー 間宮俊賢 2日目

毎週火曜日は、お店の定休日。
いつもなら静かなはずの一日ですが、この日は朝から店内の大改装がありました。朝から晩まで、工務店のおじさんや休日出勤?のスタッフが入れ替わりたちかわり。みるみるうちにお店のなかが様変わりしていきました。

今回の改装は、客席ではなく物販コーナー。フェアトレードの雑貨やコーヒー・紅茶、自然食品、書籍などのレイアウトが大幅に変わり、商品の背景にあるストーリーや風土が、より見えてくるようなディスプレイを目指した改装でもあります。

夜は改装作業をちょっとお休みして、カフェスローも参加している「種まき大作戦」という農ムーブメントの定例ミーティングに参加してきました。毎週たくさんの面白い情報とアイデアが飛び交う、刺激的なミーティングです。この日も、カフェスローで行うイベントやマーケットについても色々な楽しいアイデアや発見がありました。店のなかで一人で唸っていてはこうはいかないものです。うーん、楽しかった。

さて、今日はカフェスローのコーヒーについてご紹介します。カフェスローでお出ししているエクアドル・インタグコーヒーは、まろやかなこくと、フルーツのようなやさしい甘みが特徴。そしてこのコーヒーは「森林栽培」という少し変わった方法で育てられています。

森林栽培とは、いわゆるコーヒー畑を作らず、既存の森のなかに、他の植物の日陰を利用してコーヒーの苗を植えていくという栽培方法です。現地の生産者の皆さんはこの森のなかでコーヒーを栽培、出荷しながら、同時にアボガドやバナナ(何種類もある)、サトウキビなど色々な作物を並行して作り、自給しています。

森林栽培はアグロフォレストリーとも呼ばれ、メキシコなどでも実践例があり注目を集めていますが、実はエクアドルの森林栽培には、少し悲しい物語が隠されているのです。

エクアドルのインタグ地方は、アマゾンの入り口にさしかかる地域にあたり、世界的に見ても特に生命多様性の高いホットスポットに指定されています。しかし一方でエクアドルでは、外貨を獲得するための銅山開発が国家レベルで推進されており、このインタグ地方でも現地住民に無断で鉱山試掘が始まり、流れだした鉱毒で健康被害や水質汚染が起こるという出来事がありました。

怒った現地住民は、交渉を無視する鉱山開発会社のテントに火をつけて一時は追い出したものの、その後も鉱山開発会社のアプローチは続きました。

やがて、鉱山開発を受け入れるか否か?現地の住民が分断されていきました。

確かに、鉱山開発を受け入れることで雇用が生まれ、交通や医療などのインフラが整備され、現金収入が確保できるようになる。しかしそれと引き換えに、これまで自給的な暮らしを支えてきた豊かな森は傷つき、失われていく…。いったい、どうすればいいのか?

この続きは、3日目にて。


posted by LJ21 at 07:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 東京都 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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