2007年05月17日

フォトメッセージマガジン『日向時間』 藤木テツロー4日目 【宮崎県高千穂町】

今日の夜は、第一回「こんばんは会」(仮称)があるので、朝のうちに日記を書いておきます。

「こんばんは会」というのは、私が住む高千穂町で活動しているそれぞれの団体や個人が集まり、自分たちが取り組んでいる活動のことや町の良いところや問題等の情報を共有することを目的として、自由に発言できる場として毎月第三木曜日に行なわれるものです。と、いっても今日が第一回目なので、どういう形になるかは今後の話し合いの中で決めていきたいと思います。

ちなみに、「こんばんは会」(仮称)の名前の由来はと申しますと、高千穂町出身の『増刊現代農業』編集主幹で、このローカルジャンクション21の理事でもある甲斐良治さんが酔っ払ったときに、意味があるのか無いのかわからないのですけれども、やたらと「こんばんは」「こんばんは」という言葉を連発して面白いということに由来しています。甲斐さんのご実家で仲間と呑んだときに、具体的に高千穂のことを考える場所を設けましょうという話になりましたので、そのまま「こんばんは会」となりました。仮称としておりますが、仲間内では「こんばんは会」で統一されています。甲斐さんは、「こんばんは」を連発したあと、そのまま安らかに眠りましたので、この会の内容や名前が「こんばんは会」になったことは知らないかもしれません。「こんばんは会」のお話は、また明日の日記でさせていただきますね。

さて、今取り組んでいる宮崎情報発信『パワナビ』のレポートの内容を少しご紹介させていただきます。

宮崎県の日向市における不燃物の完全民間委託です。おそらく、行政が完全に民間委託という形としているのは、全国初ではないでしょうか?


日向市が不燃物を委託した会社が、ひゅうがリサイクルセンター(轄蕪c工業)というのですが、ここでは生ゴミ以外は全てリサイクルできるという最先端の機械を導入しています。実際に工場内を見学させて戴きますと、最先端の機械を導入したとしても、重要なのが手での選別だということがわかりました。

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プラスチック、ビン、鉄、アルミ、トレー、ビニール、その他色々、工場内で人の手でゴミの選別をされていました。工場長にお話しを聴いてみますと、やっぱり大切なのは分別だそうです。それぞれのゴミをリサイクルして新しい製品をつくるにしても、不純物が入っていると商品としては使えなかったり、ゴミを分別するのにかかる人件費を考えると、住民が意識を持って最初からゴミを分別することで、コストも削減でき最終のゴミ捨て場に行くゴミも減るということを仰っていました。

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ごみは大きな問題です。『日向時間』創刊号の特集記事でもあげましたが、私は以前、南太平洋に浮かぶ『ツバル』という島国に行ったことがあります。ツバルは地球温暖化による海面上昇の影響により、近い将来、国土が海に沈む恐れがあるといわれる国です。地球温暖化のシンボルのように扱われ、全世界から注視されている国です。

私は、2003年と2004年に行っていたのですが、地球温暖化の問題とは別に大きな問題としてゴミの問題がありました。ほんの十数年前までは、完全なる自給自足の生活が行なわれていたツバルですが、ここ十五年程の間に日本に住む私たちが使っているような便利な使い捨て製品などが輸入されるようになり、瞬く間に島にはゴミがあふれてしまいました。小さなビニール袋から大きな洗濯機や冷蔵庫などの家電製品まで、島での住民の生活から出る全てのものがゴミとなります。

ツバルの国土は25・9平方キロメートルしかありません。ゴミを埋める場所も、処理する場所も、持ち運び先もツバルにはないのです。地球温暖化の波だけではなく、消費文化の波にも襲われているようでもありました。

では、日本ではどうでしょうか?日本でもたまたま自分たちの目に届いていないだけで、ゴミの問題は大変大きな問題です。先日、宮崎市のゴミ担当職員の方とお話をする機会がありました。その方が言うには、宮崎市のゴミの最終処分場(ゴミ捨て場)は、300億円もの費用をかけて15年で満杯になるそうです。即ち、最終のゴミ処分場だけで、平均、一年間で20億円もの費用がかかるという計算になります。そして、また新たに処分場を建設する。資源が枯渇するといわれている中で、こういうことを繰りかえしていては、良い未来が訪れないのは明白です。

徳島県の上勝町は、2020年までに町からゴミをゼロにする、上勝町ごみゼロ(ゼロ・ウェイスト)宣言をしているとききます。その宣言の中に、『ごみの再利用・再資源化を進め、2020年までに焼却・埋め立て処分をなくす最前の努力をします!』とあります。ゴミをださないことを前提としての宣言だと思いますが、素晴らしいことだと思います。

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私の住む高千穂町でもそういう流れになれば良いと思いまので、そのためにも私自身が取材をさせてもらって、高千穂町や宮崎県に還元できればと思います。

上勝町ごみゼロ(ゼロ・ウェイスト)宣言

『日向時間』創刊号 ツバルの光−写真

プラスチックを再利用して作られた擬木と車止め

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固形燃料RPF

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ラベル:宮崎県 高千穂町
posted by LJ21 at 13:18| Comment(2) | TrackBack(0) | 宮崎県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
工藤H生くんから下記のようなメールが来ていて?でしたが、ようやく意味がわかりました。

>明日、いよいよ「こんばんわの甲斐(会)」(仮称)をやります。
呼びかけを藤木君にやってもらっていますが、何がどうなるやら
楽しみです。

福岡にはkaikaiがあります。
Posted by kaiです at 2007年05月18日 11:26
こんばんは!

まずは、ジャブってところですね。
続けていけば、形になっていくと思いますよ。お金がなくても、口は動かせるので、ほっとします。
Posted by 『日向時間』 テツロー at 2007年05月18日 23:35
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