2007年06月28日

月刊むすぶ編集長 四方哲 京都府京都市 4日目

先月末まで中京区という京都のど真ん中で仕事をしていました。よく京都の町は碁盤の目のようになっているといわれますが、中京・上京・下京というあたりが方眼紙のような区割りになっています。「室町六角上る」などと表示するエリアがこのあたりになります。

今度、引っ越したところは、東山区の南の端になります。映画「パッチギ」の舞台になったところのそばです。

「パッチギ」で描かれたのは、在日朝鮮・韓国人に対する差別問題でした。古都・京都はその歴史ゆえに部落差別や在日の問題を根深く抱え込んでいます。

shikatasan.jpg新しい仕事場の近くに豊国神社があります。豊臣秀吉を祀った神社です。その鳥居の前に耳塚があります。その昔、秀吉の朝鮮侵略の際、敵の首を持ち帰るのが大変だからというので耳や鼻をそぎ落とし、塩漬けにして持ち帰ったそうです。その供養等です。

観光都市・京都といわれますが、私たちの歴史にはかならずもうひとつの事実があることを忘れていけないと思うのです。

華やかに見えることがらもちょっと視点を変えれば違ってきます。

私たちの生活と歴史は違うもの、身近なものとしては中々、過去の出来事を体感することは難しいとは思います。


27日付けの新聞にアメリカ議会が、日本が戦中、従軍慰安婦=性奴隷として朝鮮や中国の女性を強制連行した行為を非難する決議が採択されたと載っていました。

これも私たちが歴史にふたをした結果です。いろんな立場がありますし、多様な意見もあります。でも、国家という権力が、弱い立場の人たちを苦しめたということは犯罪です。それに対して責任をとらないというのでは、やはりスジが通らない。                   
しかし、最近、これらの戦争責任、私たちの加害者性を問う市民運動が急速に低調になってきました。

自分自身の過去を振り返り、反省することで取り戻せる誇りはあると思います。それを忘れているこの国は一体、どこへ行こうとしているのでしょうか。

今週後半は、雑誌の発送作業に追われることになります。これが結構忙しい。

入金のチェックから始まり、宛名の確認・シール貼り、それから郵便番号での区分け、雑誌を封筒に挿入します。そして袋とじと進んでいきます。

この袋とじ、ロシナンテ社伝統の技があります。封筒の糊代に刷毛で、15通ぐらいまとめて糊をつけます。それを手のひらを押し当てて閉じていきます。この一連の作業を30秒でこなす。中々楽しい作業です。

こんな作業が2日ほど続きます。最近は、経費の問題もあってほとんどのしごとを一人でこなしています。それでもこの発送作業の時には手伝いをお願いしています。



ラベル:京都府 京都市
posted by LJ21 at 09:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 京都府 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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