2007年06月29日

月刊むすぶ編集長 四方哲 京都府京都市 5日目

6月28日。

 いつもは、本の行商、集金、お話を聞いて回るなどで出歩いているのですが、今週はあまり仕事場を離れることはありません。夏場、外回りは中々つらいものです。まず暑い。特に関西の暑さは、まとわりつくように全身を包みます。

 京都市内の中心部に残る古いお家は、俗にゆう「うなぎのねどこ」です。奥行きを長くして風の通り道を作ります。そして外からは見えないところに小さな庭があります。今はどこの家にもクーラーがありますが、これがまた蒸し暑さを増加させます。

 夕方、印刷所に原稿・版下を届けるため自転車で走っていました。今、東山区の一番、南にいます。ここは、ちょっと行くと映画「パッチギ」の撮影があった地域です。在日韓国・朝鮮人の人達がおおぜい住んでいます。その地区の隣が同和地区になります。関西的な事情というのは、この同和問題をどう捉えるのかという点です。人権を考える市民運動の一つの分岐点になってきました。

 自転車で川端通を北上していきます。塩小路→七条→五条→と進みます。四条川端の南側にあるのが歌舞伎で有名な南座です。高校のとき、一度、見学会で入ったことがあるだけ。入り口にあるお店のニシンそばは美味しいらしいが食べたことはない。このあたりから東は八坂神社、西は四条大宮にかけてが京都で一番の繁華街になります。

 四条川端を過ぎると次は京阪三条が見えてきます。京阪電車の駅があって三条通に面しているから京阪三条といいます。京都の旧市街は碁盤の目のようになっています。X軸とY軸が縦横にあるようなものです。だから四条河原町といえば、四条通と河原町通が交差した場所を指します。

 三条京阪から少し走ります。京都大学が見えてきます。そして出町柳につきます。ここの北側にあるのが下鴨神社。ここの糺の森は、世界遺産です。

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夏、この森は、市内より数度、気温が低いです。この近所に湯川秀樹さんが住んでいました。いつもお世話になっている印刷屋さんは、「糺書房」といいます。

 

 京都は歴史の古い街です。観光が大きな産業です。でもその裏にあるのは、やっぱりいろんな矛盾。今年の初め景観条例が始まりました。これ以上高い建物をたてるな!という約束です。市民が長い時間をかけて論議してきた結果です。全国各地、似たような建物ばかりです。少しでも個性を大切にしたい。京都には自治の意識は根付いています。

 

 市民運動の一番、大切なことは住民・市民が参加する点に尽きます。

 私たちは自分たちのことは自分達で決めたい。自分自身、個人という存在で考えてみると良く分かるはずです。自分のことは自分で決めたい。

 そんな声をロシナンテ社は、一つひとつむすんできました。ロシナンテ社は、出版社ではなくて、住民運動、市民運動のネットワーカーなのです。でも本当にちっぽけな存在です。

 



ラベル:京都府 京都市
posted by LJ21 at 09:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 京都府 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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