2006年11月11日

福井県池田町のまちづくり 7日目 溝口淳

とうとう、最終日がやってまいりました。
1週間お読みいただいたみなさん、
本当にありがとうございました。

おわかりいただけたと思いますが、
福井県池田町は、元気〜に頑張っています。

今週ブログに参加していただいた方以外にも
池田町には、個性ある仲間がいっぱいいます。

池田町外の人によく聞かれるのですが、
どうしていろんなことがそんなにできるの?と。

「食Uターン事業」「エコポイント事業」などの環境分野、
「こっぽい屋」「ゆうきげんき正直農業」などの農業分野、
福祉の分野でも、医療と福祉と保健分野を総合的に取り組んだり、
いろんなことに取り組んでいます。


私は、一つの表現として、
「百匠一品」(池田町長の言葉)
と言えるのではないか?と思っています。

この意味は、まず、
「一人ひとりができる技・商品は小さくとも、
 持ち寄ることが魅力ある仕組み・物になる」
という意味。

作るものは、ダイコン、にんじん、米、木工品で
少量しかなく、一村一品にはなりません。
でも、100人が匠の品を持ち寄った「こっぽい屋」は
大きな魅力を放っています。

例えば、スーパーよりも雑貨屋の方が、
何があるんだろう?とワクワクして
買い物するのが楽しいですよね。あれです。
人のもっているさまざまな匠そのものの価値もあるし、
集まることでの相乗効果もまた価値になっているんだなと
思います。

次に、
「一人のできる力は小さくとも、持ち寄ることで大きなことができる」という意味。

環境Uフレンズがやっている生ゴミの回収事業も、
実際は3ヶ月に1度、半日トラックにのってドライブするだけです。
(ドライブだけとはちょっと語弊があるかもしれませんが)

でも73人が集まれば、年末年始も休まず、月・水・金の週3回、
生ゴミ回収ができるのです。

最後に
「みんなの気持ちを一つにすることで、素晴らしいことができる」
という意味。

松井委員長が熱く語ったエコキャンドルイベントでは、
町民みんなが知恵をしぼり、力をあわせることでできました。
池田町の環境プロジェクトは、それぞれのプロジェクトが
縦横につながっているから、続いているのです。

百の力、技、心を持ち寄ることで、価値あるものができる。

人口が少なく、地域資源も一見少ない町が
こうして元気な秘密なのかなと思っています。

今、まちづくりは、
行政が何をするのかというステージから、
地域(暮らし、経済、行政などのすべての総合)が何を
生み出すことができるのかというステージに移りつつありますが、
持ち寄る力のある池田町はまだまだ元気です。

行政は、地域をよくするための「手段」である以上、
地域の主体である人々が、どういう町を期待するのかによって、
合併の問題は語られるべきというのが私の意見ですが、

地域の未発掘の価値をこれからも発掘し、
つなぎあわせ、もちよって百匠一品のまちづくりをする池田町には
当面、必要のないことなのでは?と
感じているところです。

ようやく一週間のブログを終えられそうです。
いろんな個性ある人が持ち寄った、
まさに「百匠一品」でつないでいた池田町の今週ブログは、
これでお開きにさせていただきます。

ありがとうございました!

posted by LJ21 at 18:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 福井県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

福井県池田町のまちづくり6日目 松井靖明

前編からつづきます。。

★実行委員長に任命
そこで迎えた今年2回目 私、
僭越ながら私、実行委員長に任命されました。

とは言うものの昨年は形ながら副委員長をやってました。
それとなく予感はしてましたけど (^^;) 。
(私の予感は当たります。)

一方で、昨年抱えてた「不安」は全く感じませんでした。
というより過剰と思えるかもしれませんが

「ここでしか出来ない、このメンバー(町民)じゃないと出来ない」

という確信の方が大きかったかな。
だからこのような大役を受けました。

★それで今年はどうだった?
今年は昨年よりさらにパワーアップし、
3万本にチャレンジしました。
(詳しくはHPをみてください!)

今回は、数量も昨年の3倍となり、
町内のリサイクル品では対応しきれず町外からも応援していただきました。

たとえばロウソクの芯を支える牛乳瓶のフタ。
3万ともなると、とても町内の学校機関では回収不可能で
近隣の小中学校に応援していただきました。

町内外の皆様に支えられて初めて実行できることなんだなあと
改めて実感。
大変嬉しく、また、多くの方々に期待されていると実感しました。
スタッフをはじめ、みんなが力を合わせました!
その様子は、こちらから・・


キャンドルの当日は、
巨大な火の文字、
グループアートのコーナー
幸せのキャンドル(ラブキャンドル)

などなど盛りだくさん。
キャンドル2.jpgキャンドル1.jpg
前頭でも申しましたが、
このイベントは多くの方々によって支えられています。
その御厚意は、決して無駄にしたくありません。

「ムダにしない」は環境団体に少なからず属している私の意地です。

★来年は?
もし・・・、
もう一度 皆様の御尽力、御支援が得られるのであれば
是非チャレンジしたいです。

「今年で最後」となると心のどこかに「もどかしさ」を感じます。
(ああすればよかった、こうしてみたらどうだったか?と
 いろいろ思うんです・・・)

ある方から「完璧を求めても難しい。」 と言われました。
当然、我々も人間ですからそれは求めませんし、
重々承知しています。

しかし、少なからず「理想」を求めてしまいます。
無理や難しいことを承知で、挑戦するのは、
人として、まちづくりに関わる人にとって、
悪いことではなく、むしろ必要なこととも思います。

今回の反省点を踏まえて
来年は「よっしゃ〜〜〜〜!」と
成功の雄叫びをあげたいですね。

皆様から今回頂戴したアンケートの内容には、
「さすが池田・・・」から始まる文章をよく見ます。

それを見ると 次はもっと とか次回への活力につながります。

来年、期待してください。
そして、このブログをみていただいた
みなさんも、是非お越し下さい。


最後に、身内ネタですが企画委員のYさん(女性:??才)
来年は予感しておいて下さい。
(私の予感は当たります o(^v^)o )
posted by LJ21 at 11:42| Comment(2) | TrackBack(0) | 福井県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

福井県池田町のまちづくり 5日目 松井靖明

みなさん、こんにちは。今日は、昨日の清水さんから
バトンをうけた、私、松井靖明からお話させていただきます。

私は、今年2回目の開催となった
「いけだエコキャンドル」実行委員長をさせていただきました。

★「エコキャンドル」とはなんぞや?
 これは、家庭で不要になった天ぷら油を固めて作ったロウソクの
ことです。これを、町内で一斉に点火するイベントが
いけだエコキャンドル」です。

★「いけだエコキャンドルイベント」について!
 イベント実施メンバーは町内の環境団体(2団体で約100人)で
構成されていて、みんなの力を合わせてイベントを運営しています。
 一昨年 初めてイベントを行った時、ロウソクの数の目標を
なんと1万本!
に設定しました。

 「最初から1万本〜?」
 「出来っこねぇ〜」
 「ホントに1万本作るの?」

というメンバーの声大きく、不安・不安・不安の日々・・・。

★不安から期待へ!
しかし、準備が進むに連れて、
自分が抱えていた気持ちが 「不安」から「もしかして」と
変化していった事は今でもはっきりと覚えています。
 振り返ると、自分自身が変わったのかもしれません。

★いよいよ当日
まず、1万本の灯りに「感動!」、
そしてそれ以上に、
池田町民の持つマンパワーに「感動!!」しました。
感動

人口 たった3,500人の町、
それこそ保育園児からお年寄りまですべてに至る
町民の協力なしでは実現出来ませんでしたから。

私、三十?年間3?年 池田に住んでいますが、
町民のマンパワーを これほどまでに感じ取ったのは初めてでした。
(何度も言うようですが、こればかりは味わった方々しか分りません。)

とここまでが前置きです。(長過ぎですいません・・・)

本論は、あとにつづきます。。。。

posted by LJ21 at 11:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 福井県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月10日

福井県池田町のまちづくり 5日目 清水真盛

宇根先生.jpgただの虫、どうでもいいものに目を向けよう!

みなさん、おはようございます。
池田町にある、農村力デザイン研究所理事長の清水真盛と申します。
昨日の南部さんからのバトンをうけて、私からブログを寄稿させて
いただきます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
11月3日・4日に、わたしたちが運営している、
日本農村力デザイン大学の11月学期で、
福岡県でNPO農と自然の研究所代表理事の宇根豊さんのお話と実習から
学びました。
その様子は、こんな感じです(学生さんのブログから)

午前中「みんなの百姓学」
私たちの周りには虫が沢山います。
虫には人間に役に立つ虫と作物などに害を与える虫、
そしてタダの虫がいるのだそうです。

害虫は(大量発生しなければただの虫)約100種
益虫(エサの害虫がいなければ困る虫)約300種

ただの虫(田んぼを豊かにする、ただならぬ虫)約600〜900種

宇根さんはこのただの虫を無視してはいけないと
おっしゃっていました。

自然はただの虫があるから維持されているのである。と。


そういえば、9月学期で講師をしていただいた、
地元学を提唱されている仙台の結城登美雄から
よく似たことを聞いた記憶があります。

世の中には
良いもの、
どうでもいいもの、
だめなものがあると。

私たちは、良いものと、だめなものには気づいているが、
どうでもいいものにも目を向けないといけない、
いや、どうでもいいものに価値があるとおっしゃっていました。

私たちが見過ごしてきた、
いや、見ようとしてこなかったものの一つが、
このタダの虫であり、
どうでもいいものなんだと自覚させられました。

私たちの家族や地域、社会、企業の中でも、
大事なことなのに、「どうでもいい」と思っているものが
たくさんあるはずで、それが実は、いまの時代に大事なものでは
ないのかなと、思っています。

午後 田んぼの生き物・野の草探し
午後の実習には子どもも参加しました。
子どもたちの生き生きした目、
虫を見つけるすばしっこさには感心させられました。

子どもたちにはタダの虫が見えているのですね。
大人になると見えなくなるのでしょうか?

私たちは、足もとにあって見落としている価値を見つけ、
生かしていく運動をここ、日本農村力デザイン大学で、
仲間とともに挑戦していきたいと
思っています。

来月12月には、食をテーマに講義を行います。
全国から気持ちを一緒にする方とともに
学んでいきたいです。どうぞ、池田町までお越し下さい!

なお、私たちのブログも、良かったらみてやってください!
よろしくお願いします!
posted by LJ21 at 11:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 福井県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月09日

福井県池田町のまちづくり4日目 南部優子

みなさんこんにちは。
福井県池田町のリレー日記で、バトンを受け取った南部と申します。
池田町の環境団体「環境パートナー池田」で理事をしています。


■環境パートナー池田とは

環境パートナー池田は、まちの有志がメンバー登録し、
「できることを、できるときに、できるぶんだけお手伝い」
をモットーに、環境活動を続けている任意団体です。
現在、約50名登録されています。

環境活動は、具体的には、主に次の3つの活動を行っています。

・環境行動をポイント制にし地域流通させる「エコポイント事業」
・池田町の総合環境月刊紙「かえる通信」発行
・資源回収や環境集会など、環境イベントの実施

それぞれの活動については、↓のサイトが詳しく説明していますので、
<エコいけだ環境ネットワーク>
ぜひご覧になってくださいね。


■がんばらない、こだわらない、あきらめない

人口わずか3500人のまちでの環境活動。
みんなが参加し、支えてくださることで、運営できています。
とはいえ、実際に力を合わせていくのは、とても難しいことです。

みんなそれぞれ、もっている事情が違ってますし、
なにより、とてもたくさんの活動があるので、
いつも全部に力を出していたら、すぐにくたばっちゃいます(笑)。

だから、
「できることを、できるときに、できるぶんだけお手伝い」
なんです。

ひとりひとりは少しずつでも、
みんなが寄れば、けっこうな種類になるし、
なにより、気が楽だから、長続きする。
がんばらない活動。これが「池田町方式」といえるかも。


それと、もうひとつ。
環境活動は、堅苦しくて、敷居が高い気がしませんか。
「環境によいこと」だけをしようとすると、息が詰まります。
みんなが気軽に参加できて、続けられるために必要なのは、
気軽さ、楽しさ、お得感。

だから、「環境」色をわざと薄めた演出だって必要です。
ストイックな「環境修行」にならないよう、
「環境」にあえてこだわらず、
遊び心とか、生活の中のお得感とかをまぜながら、
活動を楽しくPRして誘うことも、とてもだいじです。


それから、最後にいえるのは・・・

「こんな小さなまちでは、どうせ何もできない」
「一部の人間がちょっと活動しただけ、どうせ変わりっこない」
と、あきらめてしまわないこと。
あきらめたら、おしまいです。


私事ですが、
いろいろな事情が重なって、まったく縁もゆかりもなかった
この池田町に移り住むことになって、6年半がたちます。

初めは習慣や価値観の違いにとまどうことも多くありました。
あのとき、「どうせ・・・」とあきらめていたら、
今の私はありませんでした。


あきらめるのは、愚痴を言うのは、
自分でやれることをやってみてからだ。
あるとき、そう開き直って、肩の力が抜けました。

自分が変わっていけば、まわりも変わっていくものです。
そして今、
自分でもびっくりするくらい、たくさんの仲間に生かされながら、
環境活動に参加するほか、池田町内のネットワークを礎に、
DTPやWEBの情報発信をメインワークとして活動しています。
ほんとうに、ありがたいことです。

・・・

がんばらないで、できることから続ける。
こだわらないで、しなやかにやり方を探す。
あきらめないで、前向きに一歩踏み出す。

環境活動も、まちづくり活動も、
それから、もっと根本的な「生きる」ということも、
大事なことというのは、同じようなものなのかもしれませんね。


posted by LJ21 at 07:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 福井県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月07日

福井県池田町のまちづくり 3日目 沢崎美加子

今日は、冷え込みが一段と厳しい福井県池田町です。
さっき外に出たらアラレが降ってきました。寒いはずです…。
さて、溝口さんからのご紹介で、今日は、
沢崎美加子が担当させていただきます。

私は、ファームハウス・コムニタという
農林業体験型交流宿泊施設で働いています。

「百姓チャレンジツアー」という農業体験ツアーを
昭和61年から仕掛けていた
JA青年部の仲間たち21名(私は平成2年からメンバーになりました)が、
グリーンツーリズムを目指し、お金と知恵を出し合って、
平成8年に立ち上げた愛しいわが子のような職場です。

当時、メンバーの中でアイドル(自称??)であった私は、
「働く場所は、ここしかない!」と意気込んで、志願し、
職員の座を獲得し、現在に至っています。

有給のスタッフは4名。宿泊受入のほかに、
農業生産部門や加工部門などの仕事も行っています。
出資者でもある他のメンバーは、休日を利用し、
無給で草刈や施設管理、宿直当番などを行っています。

さて、コムニタも今年、10周年。
池田町に残る地域の資源を守り、活用して、次の世代に残していこうと
高い志を持って取り組んできました。

昭和一桁から昭和10年代の戦前のお母さん方が私の先生です。
一緒に山に行き、山菜を取り山菜の保存方法から食べ方、郷土料理の作り方、出すときのマナーを教えてくれる先生たち。

お世辞でなく私の先生たちは、池田町の宝、日本の宝。
本当にそう思います。

平坦な道なら決して負けない私の太い足も、
山道になると70代の足についていけません。袋と紐で簡単にリュックを作り、私の3倍の量を担いで、すたすたと歩く。そのかっこの良いこと。

畑に出れば、長靴で距離を測り、さっさと植え付けし、
畑の中でたとえ雨が降っても決して動じず、
空の雲の動きで、自分の次の動きを決める。

ビニール袋がなくても里芋の葉っぱでものを運び、
キッチンに入れば自分で包丁をとぎ、
旬の野菜で何通りものメニューを作っちゃう。

お母さんたちだけじゃなく、お父さんたちだって、
なたとのこぎりと紐であっという間に日よけや雨よけの屋根を
作ってくれます。

池田町に残る地域の資源を守り、活用して、次の世代に残していく。
簡単に出来ることではなかったなと実感しています。

10年やってきて、先生たちの生きる知恵、技、そして力。
これを習得するにはまだまだ、長い年月が必要!!

「おばちゃん、長生きしてや。」
「ほんなこと言ってくれるのは美加ちゃんだけや。お世辞でも」

お世辞じゃないよ〜。
ホントにお母さんたちがいなくなることを想像するだけで
涙が出てくるのだから。
posted by LJ21 at 20:08| Comment(2) | TrackBack(0) | 福井県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

福井県池田町のまちづくり2日目 山本美紀子

役場の溝口さんから、
食Uターン事業に取り組む
環境Uフレンズ理事長の立場で、取り組みに関わる町民の
気持ちや思いを話をしてほしいと頼まれました、
環境Uフレンズ理事長の山本と申します。
どうぞよろしくお願いいたします。

(事業の概要)
池田町では、生ゴミをリサイクルして堆肥にし
土に返す取り組みをしています。
そして、できた土で、お米や野菜を育て食卓に帰す運動をしています。
食がUターンするということで、「食Uターン事業」と言っています。

(自己紹介)
そのなかで、したち、NPO法人環境Uフレンズは、
生ゴミを回収する作業を担っています。
月・水・金の週3回、町内をトラックでまわって回収します。
メンバーには、農業をやっている方、主婦の方、会社員、
役場職員など、さまざまな人たちが集まっていて
今73名になりました。
設立以来、どんどん人が増えています。
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生ゴミは新聞紙につつまれて紙袋に入れられ、
紙ひもで縛っていて、破れていることもなく、
気になるようないやな臭いもあまりしません。

私たちは、回収した生ゴミを堆肥製造施設の
「あぐりパワーアップセンター」まで運びます。センターでは、
生ゴミに、畜産業からでる牛糞、稲作からでるもみ殻を混ぜ合わせ
良質の堆肥に生まれ変わります。

できた堆肥は、「土魂壌」という堆肥になります。
なんと読むかわかりますか?
正解は「どこんじょう」 です。
土壌に魂をいれているのです。

さらに、土魂壌をつくる過程からでる水分が液肥として有効で
これは「土魂壌の汗」と名づけられています。
池田町では、有機農業に「土魂壌」「土魂壌の汗」がともに、大人気です。

(地域の力を合わせて!)
食Uターン事業が、環境を守り、堆肥になるのなら
生ゴミは捨てられないねと面倒な水切りをして
紙袋に入れて出してくださる方がいて、

それを集める私たちがいます。

堆肥づくりには、常に努力して管理してくださる農林公社があります。

そして土魂壌を利用して、安全安心な農作物をつくり
元気で生き生きとしているおばちゃんたちがいます。

私たちは、その流れを支えていくこの仕事を楽しんでやっています。


(やりがい、喜び)
ときどき、町のなかで、回収をしていたときに、
笑顔で「土魂壌ねえちゃん!」と言われることがあります。
とてもうれしいです。

私は、この「楽しい」気持ちはなぜなんだろう?と思ったときに、

自分の住んでいる町を、季節の風を感じながら回収に回れること、
池田町の環境を守り、よくしていこうという地域づくりに役立っている
という充実感と誇りがあるからだと思いました。

また、参加している人との出会いという仲間づくりも大きな魅力です。

池田町は、小さなまちだからこそ、コミュニケーションを大事にして
行政と住民が一体となって助け合っています。
モノのリサイクルだけでなく、人の輪もつながって楽しんでやっていくことが
一番大切だと思っています。
これからも、仲間づくりをしながら、頑張っていきます。

posted by LJ21 at 08:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 福井県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月06日

福井県池田町のまちづくり1日目 溝口淳

〜池田町からこんにちは!〜

みなさん、はじめまして。
福井県池田町役場の溝口と申します。

いろいろなご縁で
今週は、私が福井県池田町のまちと人をご紹介しながら、
ブログを担当させていただきます。
よろしくお願いします。

★池田町ってどこ?
福井県池田町は、福井県でも山の方にあり、
足羽川(←東尋坊のある三国湊に流れ込みます)の
最上流地域にあります。
人口は約3,500人の小さな町です。
山々に囲まれた盆地にあって、
最近は、朝晩の冷え込みが厳しく、紅葉の色づきもぼちぼち
でてきたという感じ!です。

★池田町の特徴
さて、私たちのまち池田町のイメージをわかっていただくため、
ざっくり申し上げれば、3つの点に集約されます。


その1:環境・農業のまちづくりで先進的な町
その2:住民が元気な町
その3:合併をしなかった町

★環境・農業の取り組み
今日は、その1の環境・農業のまちづくりの「さわり」を
ちょっと説明させていただきます。

まず、池田町は、本年1月に社会経済生産性本部の
自治体環境グランプリを受賞いたしました。
受賞をした理由としては、多くの取り組みを地域の住民が力をあわせて
取り組んでいることにあり、実際にうちの町では、

1 町独自の有機農業運動 「ゆうき・げんき正直農業」
2 1億円のアンテナショップ 「こっぽい屋」
3 生ゴミ堆肥化の事業 「食Uターン事業」
4 廃油再生・利用と菜の花生産の 「菜の花プロジェクト」
5 環境NPO法人の 「環境Uフレンズ」
6 池田町の農地保全を担う 「財団法人 池田町農林公社」
7 地域住民主体のミニコミ誌づくり 「環境パートナー池田」の「かえる通信」
8 商店と環境の協働事業 「エコポイント事業」
9 地域の雑草生態系から環境を守る 「セイタカアワダチソウ撲滅運動」
10 廃油から心を揺らすろうそくイベント「エコキャンドルイベント」

ということをしています。

外の方からみると、
「そんなにいろんなこと、どうしてできるの?」と言われるのですが、
自分たちではあまり「たいそうなことをしている意識」はなく、
みんなができることを力を合わせてやっているだけです。

そして、役場にいる私は、
役場の職員として、また町の住民の一人として、
みんなといっしょに日々環境のこと、まちづくりのことに
関わっております。

池田町の自慢は、
何にしても、人の力が優れているということだと思います。

今週は、いい機会をいただきましたので、
いろんなことに関わっている役場職員及び個人の立場から、
池田町の人の取り組みを通じて、
小さな町のまちづくりへの挑戦について
紹介させていただきたいと思います。

それでは1週間、よろしくお願いいたします。

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2005年12月03日

福井県鯖江市 清水孝次 六日目

今回、縁あって、今週の私≠ノお誘いいただき、たいへん楽しい一週間を送らせていただきました。ブログ音痴を自称するものとしては、冒険の国へ迷い込んだような気分でのスタートというのが正直なところで、結果として、今年一番の理事長研修の機会≠ニなったように思います。交流センターのホームページ『どやの』の今後のデザインに、この貴重な体験を活かすとともに、常識を超える新しい発想への挑戦≠これからのセンターの信条にしていかなければならないと、改めて強く認識させられました。朝田さんには、よい機会を与えていただき、感謝しています。
(写真中央が私の自宅です)


ブログに載せられなかった、いくつかの会議を含めても、今週の私は、ちょっと余裕の一週間でした。今日の福井は、みぞれ混じりのたいへん肌寒い天気になりました。何かと騒がしくもなり、体調管理の一番難しい一年の納めとなる12月。病気予防の秘訣は、言うまでもなく、よく寝て、しっかり食べて笑うこと。これさえ守れば、新型インフルエンザも恐れるに足りません。皆さまのご健勝を心よりお祈り申し上げます。
 尚、
NPO法人 鯖江市民活動交流センターのホームページ
どやの≠焉Aたまに覗いてみてください。



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2005年12月02日

福井県鯖江市 清水孝次 五日目

19時に仕事を終え、矢継ぎ早に夕食を食べ終えると19時20分。一服するまもなく、片手に湯呑み、片手にかばんを抱え、バタバタと交流センターへ出勤。というのが、おおよそ、一年の半分くらいを占める、標準的な私の夜の行動パターンなんです。今日は、特に予定は入っていないのですが、今週の私≠フ材料探しを兼ねて、このパターンに乗っかり市民活動交流センターにやってきました。


来年4月より、当センターにも指定管理者制度が導入されることになり、9月、10月と必要書類の準備に負われる中で、これに平行して連続6回にわたる公民館出前講座の開催、11月4日には指定管理候補者のプレゼンテーション、そして、23日の市民活動フォーラムの開催‥‥‥と、トップギアを緩める余裕もなく、目一杯で総力上げての活動を続けてきました。お蔭様で、いずれの事業も参加者・関係者の方々からは、まずまずのご評価をいただいているようで、指定管理者の候補者にも選定され、ホッと一息つきたいところなのですが、お正月までは懸案事項がまだまだ目白押し。


さて、今日のセンターは、ビックイベント終了後の週末ということもあってか、とても静か。夜間当番は、市壮連の富永さん。彼女はガールスカウトの活動にもたいへん積極的な方なので、ちらっとミツバチの話を投げかけたところが大ヒット。数分後には、事務局は日本ミツバチ談義で花が咲き、この未知数のプロジェクトの人の環≠ヘ着実に広がっています。


時計の針が21時を回るころになって、成人式実行委員会のメンバーが、一人また一人と集まり始めました。メンバー構成は、センターの若手理事や一昨年、昨年の成人式の主役たちに加えて、今年新成人をむかえる若人たち。自分たちの成人式を自分たちで創ろう≠ニいうこの成人式プロジェクトも今年で三回目を迎えます。三十年前の私たちの時代には考えられない、若人のまっすぐな熱いエネルギーに、この上ない喜びを今日もいただくことができました。鯖江の未来は明るいのだ。


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2005年12月01日

福井県鯖江市 清水孝次 四日目

今日の鯖江は、この時期珍しい快晴の好天に恵まれました。福井県人にとっては何よりありがたい天からのプレゼントに応えて、お昼休みは久しぶりに畑へ。先月中旬に蒔いたエンドウの芽が、ポツポツ顔を出してくれているのにニンマリ。ここのところの連日の雨に、ひょっとすると種がくさってしまったのではと心配していただけに、小さな芽が、殊のほかいとおしく感じられます。


300本植えたタマネギも、シャンと胸をはって勢ぞろい。メロン並みの糖度の究極のタマネギづくりのための、究極の土作り。ややこしい文章を書いてしまいましたが、野菜に関しては、種より畑(正確には畑の土)で決まりですね。ただし、ここまでやっても、最後は天気しだいということで、奥が深いんですよね。トマト一つに10年かかりますね。


大地の気をしっかりいただき、カブの二三本も引っこ抜いて帰ろうとしたところへ、ご近所で畑を作られているオバアチャンが、両手に重たげな大根を何本もぶら下げて、80過ぎとは思えぬ軽やかな足取りでこちらに歩いてこられました。しばし世間話に花が咲き、十分お腹がすいたところで、ちょっと遅めのお昼ご飯となりました。おかずは鶏肉の白菜まきにカブのスライス浅塩づけ、大根のサラダに野沢菜のお漬物。これ全部自家製の野菜がベースということで、そこそこ家計にも貢献していると大満足。


15時に、井ノ口さん(讀賣新聞の記者さん)が来局。この一年の振り返りと来年へ向けての抱負を聞かせてくださいということで、今度はしばし、まちづくり談義に花が咲きました。この井ノ口さんという女性、讀賣の地元紙面担当の記者さんなんですが、これがまた正義感溢れる熱い女性なんですよ。雑然としていた心の中の整理整頓を、お手伝いしていただいたような感じでした。


新聞の週間予報では、福井の週末はずっと雨マークですね。この土日は山とたまった年内締め切りの宿題を、ボチボチと片付け始めようかな。

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2005年11月30日

福井県鯖江市 清水孝次 三日目

ハチミツのテイスティングが、最近、私の生業とする漢方薬局にて、しばしば開かれるようになりました。出張テイスティングも併せると、三重の赤目で開催された日本ミツバチの勉強会以降、20回を越えましたね。これがまた、なかなか盛り上がるんですね。ちなみに怒って帰られた方は、今のところ一人もいません。うちの家族は、あきれていますが。実は、年明けの三月頃から、NPO法人福井県フォレストサポーターの会のご協力をいただき、地域の子供たち向けの『しいたけ栽培のいろは=xを体験できるプログラムを準備していました。私も所属するピッコロの会では、循環型社会・共生社会のたいせつさを子どもたちに感じてもらうための事業を、今年でかれこれ13年続けているのですが、久々に赤目で、彼らの目線で彼らの興味を引き付け得る強い題材に出会えたというのが、素直な研修会での感想でした。フォレストサポーターの会の皆さんのミツバチ反応≠熄縺Xでした。近々、勉強会が開けそうです。


本日午前の部のテイスティングもすこぶる良好な反響をいただき、『今や、もう退路は断たれたの感あり』と自分に呆れつつ、ふとスタッフの顔が見たくなり、ここる≠ヨ。今週初めてのここる≠ナの昼食となりました。本日のランチの作り手はさんかくあたまのそよそよさん=B近所でパスタの専門店を営んでおられる奥様とそのお友だちのグループなんですが、毎月1回、季節感をたっぷりと味わせていただける、心のこもったいかにもここる≠轤オいお二人のお料理を提供していただいています。


で、今日の料理のテーマは、『木の葉のお皿のさといもごはんと、そよそよさんのおいしい冬じたく』とのことで、普段とても早食いなはずの私が、別人のようにゆっくりといただいているのは何故なのでしょうか。


帰りがけに、チーフからここる≠ノもクリスマスツリーがほしいとのリクエストをいただいてしまいました。考えてみれば、ここる¥奄゚てのクリスマス。ノーと言えない気弱な理事長はオンリー ワン≠フクリスマスツリーを、これから作るか見つけるかしなければならなくなりました。そう言えば近頃、いく所々で宿題をいただくというパターンの連続。少し、外出を控えなければいけませんね。


posted by LJ21 at 18:00| Comment(2) | TrackBack(1) | 福井県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月29日

福井県鯖江市 清水孝次 二日目

27日の日曜日、前代未聞のミニ運動会が、市内一番の小さな体育館にて開催されました。
主催は、コミュニティ カフェここる<Tポート委員会の皆さん方。赤白二軍に分かれた総勢三十数名の大選手団は、スポーツマンシップのもとで、二時間笑い転げて大粒の汗を流すという、とても不思議な運動会でした。知的障がいというハンディキャップを持つ二名の女性が主役のお店ここる≠ェスタートしたのは今から八ヶ月前のことでした。



収益の柱は、地元食材をフル活用した日替わりのふるさとランチ(税込み680円)。食に精通するボランティアのランチスタッフが自慢のふるさと料理や家庭料理を持ち寄り、専従スタッフと仲良く企画・調理してくださるここる方式≠ヘ、人情豊かな地方都市、鯖江のまさに真骨頂と自負しております。


ここる≠経営するのは、昨日ご紹介した特定非営利活動法人の鯖江市民活動交流センター。七年前に、旧図書館を改装し、当時全国的にも珍しい官設民営型のNPO支援センターとしてスタートしました。2年後には法人格を取得。現在50名の個人会員と20の団体会員に4名の専従職員が加わり、市民による市民のための施設利用に知恵をしぼり、毎日、汗を流しています。トイレ清掃から夜間管理に至るまで、その管理運営には徹底したボランティア方式が採用され、視察にこられる方々は必ずといっていいほど深いため息をもらして帰られます。


メインの施設管理業務と中間支援業務に加えて、当法人では実行委員会方式で様々な自主事業並びに市との協働事業を展開しています。その一つが先に紹介させていただいたコミュニティ カフェここる≠フ営業。この取り組みは、鯖江市が管理する多目的ホールの付属軽食レストランから、民間業者が撤退したことに端を発するものでした。鯖江市から当センターに、NPOによるレストラン再開の可能性≠問われ、種々の分野で活躍される市民・市民活動団体に声賭けをし、市民による環づくりワークショップ≠開催させていただいたのは、今からちょうど二年前のことでした。


現在、多い日には50食を超えるふるさとランチを食べていただき、100名を超えるお客様のご利用をいただいています。ユニバーサルデザイン、地産地消、食育などの地域から求められるここるの役割≠、今後より明確に情報発信する中で、市民のオアシス・元気づくりの応援団としての役割にも、一層の磨きをかけていきたいものです。


posted by LJ21 at 20:34| Comment(1) | TrackBack(0) | 福井県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月28日

福井県鯖江市 清水孝次 一日目

福井県、鯖江市の清水です。ヒョンなご縁から、今週の私≠フお仲間に加えていただくことになりました。日程調整が付かぬまま三週遅れで三重の名張にお邪魔し、そこでたまたま朝田さんが講師を勤められるイベントを知り、これを主催する里山の伝道師≠ノノーと言えずに居残ったのがご縁で、以来、ミツバチの飛ぶ季節の到来を待ちわびております。


福井では、この時期、お日様を日中ずっと拝めるような日は、週に1回あれば御の字。昼だか夜だかわかんないような、北陸の冬独特の鉛色の空が続くようになります。冬の訪れを告げる雪雷(ゆきがみなり)様も、先週あたりからとても元気になってきました。こんな中で、我が家の恒例行事、漬物用の大根引きが無事20日の日曜日に終了し、現在、軒先には美しき30余のおみ足がたらりとぶら下がっています。あと二週間もすれば、しわしわになり、漬け込みの作業が始まります。家庭菜園を始めて17年、完全無農薬の有機農法に切り替えてから丁度10年になりますが、目標としている形、大きさ、美しさに味わい、いずれの指標でも最高の評価がいただけました(*審査委員は家内と娘です)。


18個限定栽培の白菜の行き先は、コミュニティ カフェここる=Bここる≠ヘ、私が代表を務めさせていただいている(NPO法人)鯖江市民活動交流センターが、地産地消≠ニユニバーサルデザイン≠テーマに掲げて、今春に営業を始めたばかりの小さなお店です。収益の柱は、ふるさとランチ。安心安全な地元産素材を使った日替わりランチの特選素材として、清水さんちの白菜や大根を使ってもらえることは、作り手として最高の名誉=Aそこまで言うとちょっとうそ臭くなりますが、近々そう言ってもらえるお店になるような気がしています。


福井産こしひかりに完全自家製のおしんこは、これだけで毎日食べても絶対飽きのこない和食の原点。なんて価値観は、越前でしか通用しないかな。でも、うまいんですよね。
 ご挨拶代わりの私のブログ一日目は、農を楽しむ清水少年≠ニいうことでとりとめなく書かせていただきました。明日からは、ちょっとアカデミックな田舎の風を、全国の皆さんにお届けしたいと思っています。題して地方の時代・市民の時代の幕開け≠サれではまた、明日お会いしましょう。



posted by LJ21 at 20:51| Comment(3) | TrackBack(0) | 福井県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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