2007年03月11日

もさばロハス倶楽部 菊池 3月11日最終日

(気仙の北限あれこれ)
 いやァ〜。夕べは調子にのって呑み過ぎました。かみさんと二人でビール2本、焼酎ボトル1本空けた後、二次会に行っちゃったのが余計でした。でも、朝飯はしっかりいただきました。
 ここ、気仙地方は、北限の○○というのが結構あって、今回はそちらを紹介したいと思います。
 まずは、椿。自生する在来種としては、大船渡市が北限なのだそうです。ということで、大船渡市も陸前高田市も市の花に指定しています。あちこちの庭先に普通にあって、今ごろから可憐な花々が道行く人の目を楽しませてくれます。
 2つ目がお茶。大船渡にも陸前高田にも、まとまってはいませんが、樹齢うん百年というお茶の木が自生しています。一昨年から、県庁所在地・盛岡市の材木町という所で「しゃおしゃん」という中国茶、日本茶の焙煎・販売をしている店の女性オーナー前田さんがこちらを訪れ、この気仙茶を使って、おいしい茶の焙煎を始めました。彼女によると、気仙のお茶は、完全無農薬・無肥料なのが貴重とのこと。中国の本格茶葉にも引けを取らないそうです。興味のある方はぜひお取り寄せを。(ただ、数がすごく限られてますので、今年の焙煎時期・初冬まで待たなければならないと思います。)
 最後にみかん。ツアーのときに碁石海岸散策の案内役を務めてもらった会員の熊上さんの庭先には、立派なみかんの木が1本鎮座していて、今年もたくさんの実を付けたそうです。先日訪問した時、5個ほど分けてもらいました。「どうせ酸っぱいんだろうな」と食べてみてびっくり。結構甘くて、しっかりしたお味でした。
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 以上、1週間お付き合いいただき、本当にありがとうございました。まだまだ伝えきれない魅力的なモノ・コト・ヒトなどなど、気仙地方はお宝の宝庫です。ぜひぜひお立ち寄りください。ご連絡いただければ、色々ご案内いたします。
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もさばロハス倶楽部 菊池 3月10日

(ツアー2日目)
 今日も朝から快晴!しかも海はなぎ。絶好のワカメ刈り日和(?)です。6時30分にちょっと早めの朝食をとって、昨日燻製づくりをした碁石浜に集合。いよいよ乗船です。ワカメかりIMG.JPG
参加者の皆さんにもちょっと緊張の色が・・・。今回オイラは船に乗らず、浜で待機でしたが、約1時間後には、皆さん笑顔で戻ってきました。ワカメもばっちり大漁。コンテナ4つに満杯でした。
お土産用に早速袋詰め。ワカメといっても刈り取ったものは結構長くて、皆さん四苦八苦していました。
袋詰_IMG.JPG
後は、宿に戻って一休み。仙台からきていただいたご夫婦が早めに帰るというので、9時に、参加者の皆さんと私たちインストラクターが集合して解散式。みなさん笑顔で帰って行かれました。結局総勢6名のツアーでしたが、かえって和気あいあいの手作りっぽいツアーとなりました。(色々ドタバタしましたが)
少し寝不足で、ちょっと疲れましたが、ホントに楽しい2日間でした。そして、協力いただいた、インストラクターの熊上さん、熊谷さん、佐々木康行さん、佐々木公一さん、志田さん、大和田さん、菅野会長には、感謝、感謝です。(うるうる)
夜は、かみさんと二人で大船渡市内の居酒屋で打ち上げ。ちょっと飲みすぎました。
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2007年03月10日

もさばロハス倶楽部 菊池 3月9日

(いよいよツアー1日目)
とうとう、ツアー初日がやってきました。が、しかし、朝5時30分、日課のジョギングに行こうと外に出たら県南・大船渡には珍しく、小雪が舞って、うっすらと雪が積っているのにびっくり。「こりゃー、春先取りツアーじゃなくて冬逆戻りツアーかぁ?」といささか不安になりましたが、7時を回る頃にはやわらかな春の日差しが戻って一安心。どんどんいい天気になっていきました。

事務局長の私の行動開始は9時。市役所から借りておいたどでかバーベキューコンロを昼食会場の番屋入口にセッティングしてから、集合場所の碁石海岸駐車場へ。受付準備を済ませて待っていると、参加者の皆さんが早々に集まってきてくれました。(ドタキャンがなくてホントによかった。)

お揃いのところで早速最初の体験、ホタテ殻むき会場へ。漁協の佐々木課長さんの手ほどきで、海からあがったばかりのヒモに吊り下がった状態のホタテと格闘してきました。フジツボやらなんだか得体のしれない虫などがいっぱい付いていて、まずそれを取り払うのが一苦労。でも、皆さんだんだん慣れてきて、気分はもう漁師。チュルッと貝柱をむく手つきも様になってきました。むいたホタテは昼食の刺身と午後の部の燻製づくりの材料にんります。1時間後、作業完了。番屋に入って、お楽しみの昼食です。

昼食_IMG.JPG席についてびっくり、テーブルに並べきれないほどの新鮮料理がズラリなのでした。ホタテ刺身、マダラ刺身、タラの子ナマス、炭火焼き牡蠣などなど・・・。オイラが特に気に入ったのがタラのあら汁。臭みのない新鮮な肝が最高でした。

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2007年03月08日

もさばロハス倶楽部 菊池 3月8日

(ツアー準備)
いよいよ、「まるっと満喫!三陸浜体験ツアー」本番が明日となりました。
ということで、今日は朝からドタバタと買い出しをしてきました。
まず昼食。ホタテ殻むきをやった後、漁港近くの番屋で海鮮バーベキューをしますので、ゴム手袋、木炭、着火剤が必要です。市役所からでっかいコンロも借りました。
翌日は、朝から船に乗ってワカメ刈り取りをしますので、防寒長靴、ワカメお持ち帰り用のビニールも買いました。それと、忘れてならないのが酔い止め。結構沖に出るので不安な人には必須アイテムです。
午後からは、会員の熊上さんのお宅に行って打ち合わせ。帰りに採りたてめかぶをどっさりもらっちゃいました。
予報では今のところ天気もばっちり。ドキドキからワクワクに変わってきました。
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昨日付け忘れてしまいまいたが、これが噂(?)の黒船のラーメンです。おいしそうでしょ?

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2007年03月07日

もさばロハス倶楽部 菊池 3月7日

121-2166_IMGs.jpg我がアパートの前の庭の椿です。今年は暖冬のせいか、2週間くらい早い開花。大船渡は椿の北限なんですよ。
(岩手県気仙地方のラーメン名店)
 5日にご紹介したラーメン店「大船渡秋刀魚だし 黒船」にやっと行くことができました。
週1回は通っているのですが、今回は本当に久しぶり。塩ラーメン・並(530円)、煮玉子(60円)、半ライス(60円)で、しめて650円。お陰様で身も心も大満足。午後の仕事にも身が入りました。
 大船渡にお越しの際はせひお試しください。決して期待を裏切らないと思います 周辺のラーメン店でもう一つだけご紹介。こちらは大船渡市の南隣・陸前高田市にある「こんの直売センター」というお店です。ラーメン専門店ではありませんが、ここの磯ラーメンは、美味しくてしかも安い! 毛ガニやウニなどの豪華な具はありませんが、新鮮でプリプリのホタテが1個のっかり、周りをふのり、めかぶなどの海藻が彩るという必要充分な中身で、たったの450円です。
 「直売センター」という店名からも分かるとおり、ホタテやホヤを自分の所で養殖しているからか、ホタテ定食、イカ刺し定食など、こちらも良心的な価格で提供してくれます。
忘れてならないのが小ライス50円。ラーメンと一緒に注文すると、何と浜でしか味わえない新鮮なホヤ刺しの小鉢がもれなく付いてきます。こちらもぜひぜひお試しあれ。
ラーメン話ばかりですみません。次回はもうちょっと別な食べ物話をアップしたいと思います。


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2007年03月06日

もさばロハス倶楽部 菊池 3月6日

(三陸浜体験ツアー最終打ち合わせ)
 本日6日は、9日に迫った企画ツアーの最終打ち合わせを行いました。集まった会員は、ちょっと少なくて6名。
 当日の受付担当や燻製づくりの準備確認、送迎バスのスケジュール設定、ゴム手袋、長靴、酔い止め薬など当日用意するものの買い出し計画などを話し合いました。
 今のところ、何とか天気は持ちそうですが、「海は荒れないか」、「もし荒れたらワカメ刈り取りはできないね」、「そのときはワカメの芯抜き体験かなぁ」、「でも船には乗って欲しいね」と心配は尽きません。
 そしてなーんと、オイラが総合案内役になってしまいました。人前に出るのがホントに苦手なオイラにとっては、拷問に等しい・・・。
少しドキドキしてきました。

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2007年03月05日

もさばロハス倶楽部の菊池 1日目です。

(初めまして)
岩手県沿岸南部・気仙地方(大船渡市・陸前高田市・住田町)で、グリーン・ツーリズムをキーワードに地域を盛り上げようと昨年発足した、「もさばロハス倶楽部」という団体の事務局をしております菊池と申します。
 初めてブログというものに書き込みます。今週一週間よろしくお願いいたします。
 「もさば」というのは、気仙地方の方言で、「言うなれば」、「意外に」などの意味があり、団体名には、「気仙地方って意外にロハス?」のような意味を込めています。
 現在の会員は17名ですが、皆、県等の認定を受けたグリーン・ツーリズムインストラクターで、体験メニューの提供等を通じて、「まち」と「むら」の交流を増やしていきたいと考えています。
(体験ツアー実施します)
実は、本年度の活動の集大成として企画した「まるっと満喫!三陸浜体験ツアー」を今週9日(金)・10日(土)に控えておりまして、ただ今その準備の真っ最中です。
残念なのが、現在の参加申込がたった5名というところ。ローカルジャンクション21さんのホームページでも紹介いただいていますが、一泊3食、春取りワカメの刈り取り体験をしてワカメしゃぶしゃぶに舌鼓などなど、なかなか中身の濃いツアーです。興味があるという奇特な(?)方は、今からでも結構ですので、ぜひ下記あてお問い合わせください。
(職場電話:0192-27-9914 自宅メールアドレス:tatsu-10@agate.plala.or.jp)
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2006年11月19日

岩手県葛巻町 森と風のがっこう/黍原豊/7日目

●根を張り未来を描くこと

いよいよ最終日となりました。
今回は、森と風のがっこうがこれまで活動を続けてきて、「やってきてよかったな」と一番うれしかったエピソードを綴って終わりにしたいと思います。

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〜森と風のがっこうが分校として使われていた昭和37年、この集落にはまだ電気が通っていませんでした。東京方面の篤志家が子どもたちのためにと楽器やバット、グローブなどをこの山村の分校に寄贈してくれていました。その中にテレビがあったのです。電気がなければ見られない、じゃあ自分たちつくり出そう。集落の人達は、水路を築き、小型の水力発電装置を手に入れて、自家発電を始めました。〜

 こうした話は、地区の人達と忘年会などの飲み会の時に時々聞いていた話でした。「木曜日の夜は、分校に集まって、他の電気をみんな消して、プロレスを見たんだ」とか「冬は、電気が暗くなってきたら、ヤカンのお湯をもって水車にかけた」というような話を聞いました。(もう少しなまってましたが、文字にはうまくできません…、あしからず)

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【地区の人達の手でつくり上げた水路】

実は、その当時の映像が残っていて、そのビデオを見つけた地区長さんは「あのビデオがあったんだよ」と駆け込んできました。
その映像を見終わったときにとてもうれしい一言を言ってくれたのです。
「今森と風のがっこうでやろうとしていることは、自分たちがやってきたことと同じなんだね」

これまで、森と風のがっこうでやってきたことは、ちゃんと過去とつながっていることなんだ。という安心感を感じずにはいられませんでした。

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【水力発電の小屋】

その土地の過去を掘り下げ、根をしっかり下ろすことで、
より枝葉を広げ、確かな未来を描いていけるのだと思います。

過去と未来のつながる時間軸の上で、今という時をしっかり見つめていきたいと思います。
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2006年11月18日

岩手県葛巻町 森と風のがっこう/黍原豊/6日目

●足元の資源、自然エネルギーをいかす

 すでに初雪は終わり、4回ほど雪の降った森と風のがっこうには、着実に冬の足音が聞こえてきました。(ちょっと雪が降るぐらいでは、冬とは言えません。真冬はー20℃となって、ダイアモンドダストも見られる場所です。)

 森と風のがっこうでは、様々な足元にある資源や自然エネルギーを利用しています。

寒くなってくれば、これです。
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 ー20℃になるここでは、石油ストーブでは、なかなか温まりませんが、薪ストーブはぜんぜん違います。また、煮炊きにも使える優れものです。
 薪は、廃材や間伐材、伐採後の端材などを利用しています。森と風のがっこうは森林に囲まれているので、燃料にはことかきません。自分のところの山ではありませんが、持ち主や伐採作業をしている方にお願いして木をいただいてきます。木材の値段が安いため、良いのか悪いのか、山には出さなかった木がゴロゴロしています。
 薪作りは、ボランティアに来た学生や研修に来た方々のとても楽しいアクティビティにもなっています。すぱっと2つに割れれば、ストレスも吹き飛びます。
 この薪は、空缶風呂や五右衛門風呂にも利用しています。

校舎には、温室が併設されています。
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外が10℃切っているときでも、この中は20℃近くあるときもあります。
温室の中で快適に作業できるだけでなく、校舎に温まった空気を取り入れたりすることもできます。昼間は、ランチしたり、この中にテーブルを出して、デスクワークをすることもあります。


この一見なんだかよく分からない場所は、…
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…実はコンポストトイレです。
ここに来られる方々の落としていくものも大切な資源として、堆肥にして利用しています。
水も電気も使わないのですが、ぼっとん便所とは違って、悪臭が漂ってこないような工夫がされています。森と風のがっこうに来られたときは、ぜひぜひ資源を落としていってください。


今年の8月には、この森と風のがっこうを舞台に「くずまき自然エネルギーサマースクール」と題して、小中学生を対象にして、ここにある資源や自然エネルギーをいかした暮らしの実践体験を10日間の日程で行いました。
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【がっこう裏の川で水路をつくって水力発電に挑戦!】

これまで紹介した、森と風のがっこうの生活を存分に味わってもらいます。薪でお風呂焚き、薪やバイオガスでごはん作り、畑やニワトリのお世話、ニワトリを絞めていのちをいただく、手作りの小型水車や自転車で発電して映画上映、キャンドルを手作りして舞台に飾り付けて、森の中で宮沢賢治の童話劇上映等。子どもたちは自然といのちの循環、エネルギーの循環を体験していきました。

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【バイオガス装置で作っているのはココア。名づけて、うんココア】

 今年が1年目で、来年はアートと自然エネルギーを組み合わせたプログラムができないものかと、今から思案しているところです。3月には、まだ雪の中の森と風のがっこうで「自然エネルギースプリングスクール」が開催されます。今度は、薪ストーブが大活躍することでしょう。
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2006年11月17日

岩手県葛巻町 森と風のがっこう/黍原豊/5日目

●北いわてのスローツアー

 昨年から「なつかしい未来・北いわてのスローツアー」という企画を行っています。つい先日の11月3〜5日にも開催しました。今回は、山根六郷という集落を訪ね歩きました。山村の暮らしの伝承記録映画上映や山村集落散策、郷土食や神楽などが思う存分楽しめる水車まつりなど、思う存分山根六郷を楽しみました。
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【左:郷土食「軍配もち」作り挑戦! / 右:木製の橋を渡って民家を訪ね歩く】

 スローツアーは、森と風のがっこうだけではなくて、隣町にあるバッタリー村(旧山形村、現久慈市)、山根六郷研究会(久慈市)との共同企画で実施しています。このスローツアーは、以下の点を大切にしながら開催しています。

▼活動を支えてきたひとに出会う、縁にふれる、ツアーです。

山根六郷研究会やバッタリー村の活動は、20年にわたって掘り起こしてきた土地の記憶、くらしに根ざした伝統食、衣、住を通して、心安らかではない私たちの生活を静かに問い返すものがあります。その旺盛な活動を実践してきた方々から直接お話をお聞きすることで、私たちのツアーをより厚みのあるものにします。

▼復元、記録という目に見えるかたちで地域生活文化を伝承してきた活動にふれるツアーです。

私たちの生活に本当に必要なアートや技術とはいったい何なのだろうか。北岩手で長い間育まれ、受け継がれてきた人々の記憶の上に、これからのくらし方をデザインしていくことの意義を実感できるツアーです。
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【山根六郷研究会の初代代表黒沼さん(写真中央)と集落を訪ね歩く】

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【囲炉裏を囲んで語りに耳を傾ける】

 バッタリー村と山根六郷研究会は20年以上前からまだそれこそNPO等という概念がなかった時代から活動を続けてきました。20年以上にわたる活動があるからこそ森と風のがっこうのパーマカルチャーや自然エネルギーの利用などがより意味のある物になってくるのです。新しい物をやることは、どこでもできます。しかし、それが本当に根付いていくためには、そこの土地の記憶をちゃんと掘り起こしていかなくてはならないと思うのです。
 実際、山村では、高齢化、人材の枯渇、資金不足など切実な課題も多く、これまで脈々と受け継がれてきた山村の丁寧な暮らしが消えかかっていることも事実です。このスローツアーを通して、都市と山村がお互いに元気を得て、また、山村への人材滞留を促すお手伝いができればと考えています。
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2006年11月16日

岩手県葛巻町 森と風のがっこう/黍原豊/4日目

●タイNGO来訪

 昨日今日と1泊2日の日程でラックスタイ財団の方々4名が研修として森と風のがっこうを訪れ、森と風のがっこうの施設を利用しながら循環型の生活を体験し、夜には、お互いの活動の情報交換をして、夜遅くまで、森と風のがっこうには明かりが灯っていました。

 ラックスタイ財団は、1979年に発足し、農村部の貧困、環境保全、エイズに対する予防などの問題に取組み、活動地域は、タイ全土におよび、約100人のタイ人スタッフが働いているそうです。

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【左:青パパイヤを手の上で刻んでいく / 右:ソムタムの完成!】

 昨日午後に森と風のがっこうに到着したタイの皆さんは、まずは森と風のがっこうのエコロジカルな生活を体験できる施設の案内ツアーをして、早速みんなで食事づくり。今夜は、なんとタイの皆さんによるタイ料理!。トムヤムやソムタム、グリーカレーなど給食室は、タイのスパイスの香りでいっぱいです。お米は、タイ米で、うるち米ともち米の2種類。もち米は小さなお弁当箱のような竹で作った入れ物に入れて出されます。もち米を手で握って染む他無などといっしょにいただきます。辛さは、タイの方と比べたらかなり抑えてあるとのことでしたが、辛いのがちょっと苦手な私では、十分な辛さ。でも、ウマ辛いとはこのこと。どんどん、ごはんが進みます。
 夜は、町長を始め、役場企画財政課(観光などの担当)下天广(しもてんま)さん、町内の安孫自然塾を主催する外久保夫妻などのゲストも交え、食事をいただき、その後は、情報交換会となりました。

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【左:黒板を使ってタイでの事業の紹介 / 右:2日目朝は薪割り体験も】

 ラックスタイ財団で活動をするにあたって、環境保全というと自然環境だけではなく、文化や農業も含めた人間の生活全体を守っていくということを指しているそうです。日本の環境保全というと、どちらかというと、自然環境が中心となってしまい、なかなか人間の生活とそれが結びついていないような活動が多いような気がします。もちろん、すべてがそうではありませんが、文化や農業を含めたそこでの生活全体をどうしていくかということを考えていかないと、そこの環境は守られないと思いますし、何のために環境保全の活動をしているのか分からなくなってきてしまうのではないでしょうか?ただ、タイと日本では、経済的な違いもあって、タイでは、自然環境の荒廃が自分たちの生活にもろに影響を受けていることもあり、生活を守るために自然を守ることつながっていきます。
 なので、ラックスタイ財団の行う環境教育のアクティビティには、その集落の知恵者と呼ばれるような老人・長老や手仕事の技術をを持った人から子どもたちが色々と教わるというようなことを行っています。このアクティビティは、森と風のがっこうで行っている活動にとても共通する考え方です。昨日お伝えした「子どもオープンデー」での老人クラブや婦人会との交流にも通じるところでもありますし、また昨年から行っている「北いわてのスローツアー」のその土地の暮らしから学び、これからの地域のあり方を描いていくという考えにもつながっていきます。
 遠いタイと日本で活動の背景は違うにしろ、めざすものが重なることにとても親近感を覚え、また地域に住まう人々が本当にいきいきと幸せに暮らすことを考えたときに同じ方向を向くことということを感じました。
 ただ、タイの子どもたちの写真を見ていたときに、とても印象深かったのは、屈託のない笑顔でみんな目がいきいきとしていることを感じ、日本の子どもたちみんながそういう風にしているのかなと感じました。また、タイの方々は、子どもオープンデーでわざわざ子どもたちを自然の中で遊ばせていることに不思議に感じていました。物が豊になった日本で、子どもたちは本当に幸せになったのだろうかとちょっと複雑な気持ちになりました。
 だからこそ、森と風のがっこうでやっていることはとても大切なことですし、もっともっと活動を広げて行かなくてはいけないのだと感じました。
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2006年11月15日

岩手県葛巻町 森と風のがっこう/黍原豊/3日目

●子どもオープンデー

 ついこないだの土曜日11月11日に、今年最後となる、子どもオープンデーが行われました。
 子どもオープンデーは、森と風のがっこうで子どもたちが心とからだを解放しながら、のびのびと遊ぶことのできる場をつくっています。
 小学校が週休二日になるのに合わせて始まり今年で5年目となる事業で、4月〜11月に毎月原則第2土曜日に開催、冬は1月に1回開催しています。町内の小学生を対象にしており、参加者は30から40名、それに10から20名の学生・社会人のボランティアも関わっています。11月は、さらに町内の婦人会の連合会の方々20名ほども混じっての大所帯となりました。
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【しだみをつぶして…、パイにいれてアースオーブンで焼きます!】

 今月のテーマは、「縄文人になろう」ということで、婦人会の方々に、しだみを使ったしだみパイを教えていただきました。“しだみ”とは、この辺の方言でドングリのことで、縄文時代に食べていただけではなくて、つい数十年前まで穀物の代わりとして食べていたものです。穀物(といっても、お米はほとんどなく、そばや雑穀)が不作の時には、保存をしておいた“しだみ”が活躍したそうです。しだみを採取して、あく抜きをするところまでは、昔のままなのですが、今回は今風にアレンジして、パイにして、アースオーブンを使って薪を熱源に焼き上げました。他には、笹をとってきてお茶をつくったり、たき火で焼きリンゴを作ったりして、お昼にみんなでテーブルを囲んで、いただきました。
 テーブルを囲んだ顔ぶれは、子どもから学生、社会人、それに婦人会の方々とそれぞれ血のつながりもないのですが、なんだか大きな家族のような感じで、とっても良い雰囲気です。森と風のがっこうは、こんな風に色々な世代が自然と混じるのが特徴的です。他の事業である、自然エネルギー講座やパーマカルチャー講座も中学生ぐらいから高校生、大学生、社会人(20代から70代まで)と色々な世代が混じり、夜遅くまで語り合います。
 お腹がいっぱいになった子どもたちは、外に飛び出していって、森や川へ出かけていって、時間いっぱい遊び回っていました。
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【左:たき火料理!、右:世代が混じってテーブルを囲む】

 この子どもオープンデーは、葛巻町との協働によって成り立っています。プログラムの企画、当日の運営は、こちらで行い、広報や参加者募集のとりまとめ、子どもたちの送迎は町のバスを出して、葛巻町教育委員会で行っています。町とNPOがお互いやれることを持ち寄っているのです。また、町で出している生涯学習カレンダーにもこの子どもオープンデーを載せていただいていて、これは町の全戸に配られるものなので、町内の方々に森と風のがっこうのことを知ってもらういいきっかけにもなりました。

 実は、この子どもオープンデーの子どもたちが森と風のがっこうと地域の人達を
つないでくれたと言っても過言ではありません。1年目は、町内からは子どもたちだけが来ているだけでした。しかし、森と風のがっこうに来た子どもたちが「楽しかった」ということを家に帰ってから話し、それを聞きつけた、おじいちゃん、おばあちゃん世代の老人クラブや婦人会の方々が、2年目からやってくるようになりました。そして、年に数回、子どもたちといっしょに、伝統食を伝える活動を行ったり、昔遊びをしたりして、過ごしていきます。こうやって、子どもたちが森と風のがっこうと地域を結びつけてくれたのです。

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2006年11月14日

岩手県葛巻町 森と風のがっこう/黍原豊/2日目

 今日は、森と風のがっこうの一員であるニワトリたちを紹介したいと思います。ニワトリと一言でいっても、ただ卵を産んでもらっているわけではないのです。
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【雪の中でも元気に歩き回るニワトリたち】

 現在、約70羽のニワトリがいます。一日今ですと35〜40個ぐらいの卵を産んでいます。カフェのケーキやプリンなどのスウィーツに使ったり、ほしいという方に販売したり、自分たちで食べたり…。

 彼ら(彼女らといった方がいいのかな。2群いて、雄はそれぞれ3羽ずつです。)は、森と風のがっこうの生活の循環の一員を担っています。
 ニワトリたちは、私たち人間が不要としたものを食べて、卵や鶏糞としての肥料、時にはお肉を人間に提供してくれます。不要としたものには、草抜き、草刈りをした草や調理で出る野菜くず、地域に視野を広げると、精米や精穀(雑穀を取り扱っている商店があります。さすが雑穀王国の岩手県北!)ではじかれたものや豆腐屋さんからでるおから、魚屋さんから出るあら、水車でそばを引いているところから出たそばのかす(地元では、「じゃこめ」って言ってました。)などなど、色々と出てくるものです。使われていない「もったいない」ものは、見方を変えれば資源となります。
 地域でその資源をいただくときには、その資源が後々生まれ変わる卵を持っていきます。ちょっとした循環です。もったいない資源は、もともとお金を出して捨てていたり、手間をかけて処理していたものなので、喜んで提供してくれます。こちらとしても、喜んでニワトリたちが食べるので喜んでいただいていきます。お礼の卵を持って行くと、時々オマケに豆腐や魚の食べられるあらなどをいただけるという、思いがけないうれしいこともあります。
 卵は、そうやって循環の目に見える形となり、また私たちの感謝の気持ちをのせて、手渡されていきます。
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【お仕事中失礼しました】

 感謝の気持ちといえば、こういうこともよくあります。同じ集落内では、各戸で自給用の畑をやっています。一つの作物はだいたい同じ時期に収穫をむかえ、たくさん採れるものです。そうすると、おっそ分けといって、森と風のがっこうに持ってきてくれます。(森と風のがっこうは、たくさんの人が来るのでたくさんあっても困ることがありません。森と風のがっこうにも畑はあるのですが、たくさん人が来る時期はなかなかそれだけではまかなえないのです。)おっそ分けのお礼となったときにこの卵が大活躍するのです。(こちらの畑でとれるものでは、同じものになってしまいます。昔はどこのおうちでもニワトリを飼っていたようですが、今はどこも飼っていません。)これまでは、「ありがとうございます。」と感謝の気持ちを述べるだけだったのですが、今は卵というものに気持ちをのせて伝えています。
 森風卵はそう、森と風のがっこうの地域通貨のような役割を果たしているのです。
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2006年11月13日

岩手県葛巻町 森と風のがっこう/黍原豊(きびはらゆたか)/1日目

 すでに、2回目の雪の降った岩手県の北部に位置する葛巻町の「森と風のがっこう」より、1週間お届けします。
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【左:11月13日2回目の雪、右:新緑のまぶしい初夏】
 森と風のがっこうでは、スタッフが森と風のがっこうで生活をしながら、常駐しています。
 森と風のがっこうで行われている様々な活動の紹介に加え、日々の生活で流れている時間もお伝えしていきたいと思います。

 私自身は、愛知県の出身で、岩手に来て、ようやく10年が経ちました。岩手に来たきっかけは、大学入学を機に、家を出てみたいと思い、来た場所がたまたま岩手だったという感じで、今ほど岩手に思い入れはありませんでした。しかし、学生の時に、今いる葛巻町のお隣、久慈市(旧山形村)にある、バッタリー村という所に通うようになり、自然と共に生きている暮しに出会った事で私は岩手に強く惹かれていきました。伝統的な自然と共に生きてきた暮しは、自分自身は出来ないー今の便利になった暮しを捨てることも出来ないし、その暮しをするための技術も体力も持ち合わせていないーけど、そういった暮しを伝えて行けたら素敵だなと思っていました。大学卒業後、具体的に何をすると言うことも決まってなかったところ、岩手子ども環境研究所の代表を務める吉成から森と風のがっこうを始めるということをちょうど聞き、準備の段階から関わるようになりました。

 森と風のがっこうは、標高700mの11世帯の集落のかつて分校だった廃校跡に2001年夏に開設しました。「もったいない、ありがたい、おかげさま」を合言葉に気持ちの良い循環(エネルギーの循環、いのちの循環)が楽しみながら実感できる施設づくりを進めています。例えば、空缶風呂やコンポストトイレ、小型発電用風車、太陽光パネル、バイオガス装置をはじめ、環境共生建築のコミュニティカフェもオープンしました。

 森と風のがっこうの全体のデザインは、パーマカルチャーという考え方に基づいていて、それぞれの要素がつながりをもち、長所を活かし合うことができるようになっています。
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【バイオガス装置に投入!ウンチがエネルギーになる】
 分かりやすい例を挙げると、校舎に併設されて温室があるのですが、その温室には給食室と薪で沸かすお風呂が接しています。給食室と温室内に焚口があるお風呂は、温室の熱源としても機能しています。また、温室内には、バイオガス装置があって、温室がバイオガスの発酵を促進させています。夜気温が下がってくれば、併設された校舎とバイオガス装置が熱源として、温度を一定に保とうと機能します。また、寒い地方なので昼間は校舎に温かい空気を取り入れることも可能です。一石二鳥ならぬ五石十鳥といった感じです。
 それぞれが活かし合うという考え方は、施設だけではなく、森と風のがっこうでいっしょに生活をしている約70羽のニワトリさんたちはもちろんのこと、2匹の犬、4名のスタッフに加えここを訪れる様々な人々も、森と風のがっこうの気持ちの良い循環に組み入れられていて、それぞれの良いところを活かしながら、活かされています。

 森と風のがっこうが開設されてから6年が経過し、様々な活動を行ってきました。廃校再利用フォーラムに始まり、自然エネルギー講座、パーマカルチャー講座、子どもオープンデー、北いわてのスローツアーなどなど。なかなかひと言では、お伝えできません。明日から、少しずつこれまでの活動も織り交ぜながらお伝えしてきたいと思います。
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2006年05月28日

岩手県岩泉町 モーとんふぁみりー 穴田佐和子 最終日

1週間のお付き合い、大変有難うございました。
今日が最終日です。

写真を撮り、文を考える事。
これは大変ながらも楽しい作業でした。

こんな機会を下さった、ローカルジャンクションの浦嶋さんに感謝です^^

横浜でのスローフードフェアで声をかけて頂きました。

岩泉のような山の中にいると、あまりにも平穏過ぎる毎日に自然に、この
ままうずもれてしまうんじゃないかなんていう感情に襲われたりもします。

1日中他人と会わないこともしょっちゅう。
時には理解できない言葉や、地元の人との意識の違いに戸惑う事もまま
あります。

ですが、自分なりにもう一度噛み砕いてここを見て、綺麗な景色や空気
そして様々な食材の宝庫だと改めて思います。



こうして、改めて文章にしたり、イベントで外に出て人と会ったり外から
自分達の住んでいる所ややっている事を見て気づく事もあります。


スローフード協会の活動も初めはあまり乗り気じゃなく、グルメなお金
持ちの人達の集まりかしら〜なんて失礼な事を思っていたものですが
友人に誘われお手伝いしているうちに、どんどん引きこまれていってい
る自分がいます。


去年は帯広で行なわれたリーダーズ会議にも初めて参加させていただ
き、スローフード協会の産みの親とも言えるカルロペトリーニ会長にも
お会いしました。
カルロさんの、「食は文化だ。その地域の食を大事にする事によって
その地域の食だけではなく、農業、景観、文化すべてを守ることになる。」
「すべての人に美味しい物が良いものではない。その地域の中ではぐくま
れる食こそ地域性、多様性という面からおいても大切なのだ。」
という話にそうだ〜そうだ〜と頷いてしまいました。




岩泉で行なわれた、母校農大の教授小泉武夫先生の講演会でも、
CWニコルさんの話でも、それぞれ語り口語り方は違うものの、自然を敬
びこの景観を作ってる農業、食、そして文化を大切にする。

そのことが私達にとっても私達の大切な子供達の未来の為にも必要な事
なんだよと、同じ理想像を語っているように感じました。


もう1人、「スローフードな人生!」そして「スローフードな日本!」の著者の
島村菜津さん。
彼女のこの「スローフードな人生!」はスローフード運動なるものを初めて
日本に紹介した本です。
島村さんも何度も岩泉に足を運んでくださっています。


私より年上なのにこんな事を言っては失礼ですが、
とってもチャーミング!!な方です。
ベリーショートで、おしゃれで、気さくで、姉御的な存在の菜津さんはいつお
会いしてもとっても生き生きとした女性です。
目をキラキラさせながらイタリアではね〜とか、このワインはね〜・・・とそれ
はそれは面白く、物語でも聞かせてくれるように話してくれる素敵な姉さんな
のです。

良い意味おおらかで、いつもモーとんの事を、
「ムートン!ムートン!」(羊ですかぁ〜???)
などと言っていましたが(笑)


いろいろな出会いに、感謝感謝!




岩泉の写真と、つたない文章。。
楽しんでいただけたでしょうか〜?




いつかどこかでお会いできたら幸いです(。^-^。)


それでは。


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2006年05月27日

岩手県岩泉町 モーとんふぁみりー 穴田佐和子 最終日

1週間のお付き合い、大変有難うございました。
今日が最終日です。

写真を撮り、文を考える事。
これは大変ながらも楽しい作業でした。

こんな機会を下さった、ローカルジャンクションの浦嶋さんに感謝です^^

横浜でのスローフードフェアで声をかけて頂きました。

岩泉のような山の中にいると、あまりにも平穏過ぎる毎日に自然に、この
ままうずもれてしまうんじゃないかなんていう感情に襲われたりもします。

1日中他人と会わないこともしょっちゅう。
時には理解できない言葉や、地元の人との意識の違いに戸惑う事もまま
あります。

ですが、自分なりにもう一度噛み砕いてここを見て、綺麗な景色や空気
そして様々な食材の宝庫だと改めて思います。

FI2587534_0E.jpg

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岩手県岩泉町 モーとんふぁみりー 穴田佐和子 6日目

暖かい日が続きます。

FI2583256_0E.jpg

先日はついに32度を記録。今年1番の暑さとなりました。
しかし、翌日の朝には4度に逆戻り。
体調管理が難しい気温差です。

岩泉は今の時期1回ものすごく気温が上がります。
県内でも最高気温が何日も続く事もあります。

そして梅雨が来るとまた一気に寒さがやってくるのです。

BTH2583256_1B.jpg

東京のむしむしした梅雨と違って涼しく過ごしやすいのですが、まだまだ
ストーブがしまえません。
夏には夏で海から湿った空気がやって来る、ヤマセという霧が発生します。

この霧がまた幻想的な風景を作り出します。続きを読む
posted by LJ21 at 20:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 岩手県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月26日

岩手県岩泉町 モーとんふぁみりー 穴田佐和子 5日目

今日も良いお天気です。

やはり暖かいというのは良いものです。
春になり暖かくなると断然元気になります。
下手すると10月から5月まで雪が降ることもあるこの地域の寒さだけが
何よりも私は苦手です。



今日は行者にんにくを採りました。
この方は近所のおばぁーやん。(ここの人たちはそう呼びます)

とってもかわいいおばあちゃんなんだけれども、カメラを向けたら照れてそっぽを
むいてしまいました。残念。


山菜のピークはゴールデンウィーク頃です。
フキノトウから始まり、こごみ・こしあぶら・行者にんにく・たらの芽・ウド・
ウルイ・しどけ・・・と続きます。

今は山菜はほとんど終わり、フキの葉がぐんぐんすごい勢いで伸びてい
っています。

これは秋田フキ。
誰かが植えたみたいです。

自生しているものはもっとずっと小さいです。




絶景ポイントの1つ。

この町の中には私の中の絶景ポイントがいくつかあるのです。

そのうちの1つ。

山々が幾重にも重なって見えます。




最後に

岩泉商店街の夕暮れ。

夜7時で半分以上のお店のシャッターが閉ります。


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岩手県岩泉町 モーとんふぁみりー 穴田佐和子 5日目

BTH2581861_0B.jpg

今日も良いお天気です。

やはり暖かいというのは良いものです。
春になり暖かくなると断然元気になります。
下手すると10月から5月まで雪が降ることもあるこの地域の寒さだけが
何よりも私は苦手です。

今日は行者にんにくを採りました。
この方は近所のおばぁーやん。(ここの人たちはそう呼びます)

とってもかわいいおばあちゃんなんだけれども、カメラを向けたら照れてそっぽを
むいてしまいました。残念。

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2006年05月25日

岩手県岩泉町 モーとんふぁみりー 穴田佐和子 4日目

今日の作業はまず、昨日作ったポークジャーキーの真空。
7時間スモークと乾燥をくりかえしたお肉はあめ色に変わり透明に透
き通ってきます。
お醤油と三温糖、みりん、にんにく生姜の純和風味です。
美味しくできあがってまんぞく。
半端な切れ端を持って帰って今晩のおつまみとします。

BTH2579103_0B.jpg

思いどうりにいかない事もしょっちゅうですが、こうしてある程度満足が
いくものができるととたんに嬉しくなります。

ちなみに、ウチには一応レシピーなるものはありますが、その日その
時の肉の状態、気分により、少しだけレシピ―をいじってやります。
続きを読む
posted by LJ21 at 20:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 岩手県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

岩手県岩泉町 モーとんふぁみりー 穴田佐和子 4日目

今日の作業はまず、昨日作ったポークジャーキーの真空。
7時間スモークと乾燥をくりかえしたお肉はあめ色に変わり透明に透
き通ってきます。
お醤油と三温糖、みりん、にんにく生姜の純和風味です。
美味しくできあがってまんぞく。
半端な切れ端を持って帰って今晩のおつまみとします。

思いどうりにいかない事もしょっちゅうですが、こうしてある程度満足が
いくものができるととたんに嬉しくなります。

ちなみに、ウチには一応レシピーなるものはありますが、その日その
時の肉の状態、気分により、少しだけレシピ―をいじってやります。





ポークジャーキーを作るのは実をいうと久しぶりです。
今年に入ってから、初めて牛をまるごと1頭買いました。
地元の牛、短角牛です。
この牛肉を使ってひたすら短角牛ジャーキーばかりをつくっていました。

短角牛とは、黒毛和種・無角和種・褐毛和種に引き続く日本短角種という
れっきとした日本和牛の1種なのです。
もともとこの地域にいた南部牛とイギリスから取り寄せたショートホーン種を
かけ合わせて産まれたと言われています。




実は私は、地元の食材を広める為に、スーローフード協会の支部である
スローフード岩手の活動も行なっています。

今回、世界が認めるなくしてはならない貴重な食材=味の箱舟(アルカ)
にこの日本短角牛が認定されました。
本部のイタリアではすでに500以上もの食材が認定されていますが、日
本では9品目認定されています。
その内の1品目が日本短角牛。もう1つも岩泉町の食材、安家地大根です。
これは外側が真っ赤な美しい綺麗な大根です。

なぜ、短角牛がこのアルカに認定されたかというと、この地域のいろいろな
姿が見えてきます。
もともと短角牛は足腰が丈夫で子育てが上手だった為、地形の激しいこの
山岳地帯での放牧に適し、山々を駆けずりまわって暮らしてきました。
この地域の古い民家は南部曲がり屋と言って、Lの字に曲がった作りをして
います。
このL字の、日当たりのよい方に短角牛など家畜を飼育していたのです。
夏山冬里という飼い方で、ちょうどハイジのお話のように、春になったら山に
登り冬になったら里に帰っていました。
とても大事に育てられていました。



今や日本の畜産はアメリカなどの輸入の肉がたくさん入ってきたことによ
って値段が下がり、小さな農家はものすごい勢いで姿を消しています。
そして、今残っている日本の畜産も、元を正すとそのエサとなる飼料のほ
とんどが外国から輸入される穀物に頼っている状態です。

ですがこの短角牛は、地元で採れる飼料だけで生きる事が可能なのです。
死ぬまで牛舎につながれている牛より遥かに健康的な牛なのです。

ですが問題もあります。
短角牛は赤身の多い肉質なため、その肉の価値をはかる格つけの評価が
とても低いのです。
よって黒毛和種などと比べどうしても取引される値段は安くなってしまいます。
また、地域の農家の高齢化などによって飼育頭数はどんどん減っていってし
まっているのです。


今日もまた岩泉の山々に夕日がさしました〜。

写真を撮るようになって、空と山ばかり眺めております。

岩泉の自然の豊かさ、空気の透明さに改めて感動しています。

見ようとしなければ見えないものってたくさんあるのですね・・・。

町の面積が東京23区+横浜市よりも大きくて、そのうちの94%が森林な

自然にうずもれてしまいそうなこの町や

消えていってしまいそうな貴重な食材や

そんなもの達を支えている人達に

光があたりますよ〜に・・・


posted by LJ21 at 03:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 岩手県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月24日

岩手県岩泉町 モーとんふぁみりー 穴田佐和子 3日目

今日はまず、ポークジャーキーを作るために漬け込んでおいたお肉をスモークハウスへ
投入。

1枚1枚丁寧にならべます。


その後昨日作って冷やしておいたソーセージの袋つめにとりかかりました。

手伝いに来てくれている、鈴木久美子さん。
まったく顔が見えませんが・・・。

彼女も去年Iターンでこの町にやってきた仲間です。


全部真空袋つめできたら、袋ごとお湯で殺菌をしてもう一度冷却。
最後にシールを貼ってお化粧してあげます。
これはほうれん草いっぱいのほうれん草ソーセージ。

これからの時期は、青ものがたくさん採れます。

次回は人気の行者にんにくソーセージを作ろうと思っています。

その前に、山に入って行者にんにくを採って来なくてはなりません。。


ソーセージは常に6種類くらいは作っています。
お便りを付けて、完成ー!
こうやって会員の皆さんにお届けできる状態になるのです。
結構手間がかかってます。

お便りには、手描きのイラストや日々の思い、ソーセージのお話など、きままに
いろんなことを書きます。

このお便りが結構ファンが多いので、毎月頭を悩ませながらも徹夜で1日で描き
あげます。

毎月1回発行、かきつづけて約10年 

何とこの間100号を達成しました。

感無量〜。


posted by LJ21 at 13:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 岩手県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

岩手県岩泉町 モーとんふぁみりー 穴田佐和子 3日目

今日はまず、ポークジャーキーを作るために漬け込んでおいたお肉をスモークハウスへ
投入。

1枚1枚丁寧にならべます。

BTH2576333_0B.jpg

その後昨日作って冷やしておいたソーセージの袋つめにとりかかりました。

手伝いに来てくれている、鈴木久美子さん。
まったく顔が見えませんが・・・。

BTH2576333_1B.jpg

彼女も去年Iターンでこの町にやってきた仲間です。

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2006年05月23日

岩手県岩泉町 モーとんふぁみりー 穴田佐和子 2日目

今日はソーセージを作りました。
モーとんふぁみりーでは20種類くらい有るスパイスを独自のレシピで配
合してソーセージを作ります。
以前は結着剤というお肉とお肉をくっつける役割を持つ添加物(りん酸塩・
これが噛んだ時にパリッ!と言う食感を出します)
を入れてほとんどのソーセージを作っていましたが、最近ではうちのソー
セージは無添加のものが主流になりつつあります。
これも時代のニーズなのでしょうか?
私がはじめた当初は無添加のものなど邪道だとまで言われた時代で、な
かなか美味しい無添加ソーセージもありませんでした。
ですが、皆さん普通に売られているソーセージのパッケージの裏に書かれ
ている原材料欄の多さを見たことがありますか?
だいたい10行近く書かれているでしょうか。
その中で自分が普段目にする事が出来るものはどれくらい有るのでしょう
か?
私はまずソーセージを作る時の匂いが嫌いでした。
何でだろう?この匂いは???

まず、大手スパイスメーカーの作るミックススパイスをやめました。
ミックススパイスにはその中にもうすでに様々なスパイスが調合されており
それさえ混ぜれば簡単に様々な種類のソーセージを作る事が出来ます。
ですが、ここに何が混ぜられているかがわからない。
はっきり言って、詳細は企業秘密なわけです。
そしてここに混ぜられている添加物はキャリーオーバーと言い、自分のソ
ーセージのラベルにはその中に使われている添加物の名前を記入しなく
てもよい事になっています。

私は、その時技術的にも最低限必要と思われたりん酸塩を単独で取りよ
せミックススパイスをやめました。
これで何故か臭いと思った匂いはなくなりました。




これは、ソーセージを練るサイレンとカッターという機械。

ミンチにした新鮮なお肉・背脂肪・天日塩・調合したスパイスを混ぜ込み
ます。
荒引きソーセージを作る場合にはほとんどこのボウルを回さず、後は手
で練りこみます。

1つソーセージを作るときに大事な事があります。

それは、作るときに気持を入れる事です!

ホントです。
いくらどんなに同じレシピ―で作っても、出来あがったソーセージを自分
の頭の中に出来るだけ鮮明にイメージし、そのイメージどうりになるよう
に意識するのです。
用はおいしくな〜れ!おいしくな〜れ!と魔法をかけると言ったところで
しょうか???
これがきちんとできないと、何故か美味しいソーセージは出来ません。

これって料理人の方なら理解してもらえるんじゃないかな?
機械的にこれとこれを入れて、次はこーして…なんてやってもダメなんで
すよね。


これは、お手伝いしている我が家の娘。


私は一応畜産学科を出ていますが、専門は家畜飼養学でそっちの方の
勉強しかしていませんし、卒業後ハム屋さんに勤めたわけでもありません。

モーとんふぁみりーは岩泉町の農家8件が集まってできたサークル「岩泉
畜産加工研究会」が始まりです。
当時自分達の育てた豚や牛を正当な価格で購入してもらいたいと思った
農家が、「じゃあ加工でもやってみようか。」と研修に行き作り方を習い
農作業が終わった夜に集まって手で肉をこね、ソーセージを作りました。

その当時学生だった私は、一緒にその作業を手伝い初めて大学の学園
祭で自分達で(手伝って)作ったソーセージを焼いて売りました。
今から思えばその当時のソーセージなんてボロボロで形も悪くよく皆買っ
てくれたなあ〜なんて思ったりしますが。とっても楽しかった。そしてとって
も美味しかった。。

卒業が決まりさてどうしようかな?
と考えていた時に、養豚家の高橋さんから
「町の施設にハム工房を作ってもらえる事になった。おまえ、やってみな
いか?」と声をかけられました。

面白そう!

単純に私はそう思いました(笑)
今考えると、簡単に決めちゃったなあ〜なんて思いますが、こうして大変ながらもハ
ム職人として生きる道をくれた高橋さんをはじめサポートしてくれたたくさ
んの岩泉の方々には本当に頭が下がります。

一言にIターン、田舎暮らしと言いますが、こういう所に住むとしみじみと
人って1人では生きられないんだなあ〜と感じます。
支え支えられて初めてここでの生活は成り立ちます。
(私は今でも支えられてばっかりですがね・・・。)



今日は、うまく魔法がかかった様でとっても美味しいソーセージができ
ました!
バージョンアップしたノーマルソーセージと新作の荒引きチョリソソーセ
ージです。
両方とも原材料は、肉・背脂肪・天日塩・スパイスだけですがパリっとし
て満足なできあがりです。

今週は連れ合いが、千葉のハム屋さんに研修に行っている為私とお手
伝いに来てくれているパートの女の子の2人だけでやっているのでちょ
っと重労働です。

では、また明日。







岩泉の新緑。

青々とした緑が日、1日と濃くなり

もこもことした山々の茂みが

わさわさと大きくなっていきます

今が最高の季節です


posted by LJ21 at 23:54| Comment(3) | TrackBack(0) | 岩手県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

岩手県岩泉町 モーとんふぁみりー 穴田佐和子 2日目

今日はソーセージを作りました。
モーとんふぁみりーでは20種類くらい有るスパイスを独自のレシピで配
合してソーセージを作ります。

BTH2575197_0B.jpg

以前は結着剤というお肉とお肉をくっつける役割を持つ添加物(りん酸塩・
これが噛んだ時にパリッ!と言う食感を出します)
を入れてほとんどのソーセージを作っていましたが、最近ではうちのソー
セージは無添加のものが主流になりつつあります。
これも時代のニーズなのでしょうか?

私がはじめた当初は無添加のものなど邪道だとまで言われた時代で、な
かなか美味しい無添加ソーセージもありませんでした。
ですが、皆さん普通に売られているソーセージのパッケージの裏に書かれ
ている原材料欄の多さを見たことがありますか?
だいたい10行近く書かれているでしょうか。
その中で自分が普段目にする事が出来るものはどれくらい有るのでしょう
か?
私はまずソーセージを作る時の匂いが嫌いでした。
何でだろう?この匂いは???

まず、大手スパイスメーカーの作るミックススパイスをやめました。
ミックススパイスにはその中にもうすでに様々なスパイスが調合されており
それさえ混ぜれば簡単に様々な種類のソーセージを作る事が出来ます。
ですが、ここに何が混ぜられているかがわからない。
はっきり言って、詳細は企業秘密なわけです。
そしてここに混ぜられている添加物はキャリーオーバーと言い、自分のソ
ーセージのラベルにはその中に使われている添加物の名前を記入しなく
てもよい事になっています。

私は、その時技術的にも最低限必要と思われたりん酸塩を単独で取りよ
せミックススパイスをやめました。
これで何故か臭いと思った匂いはなくなりました。続きを読む
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2006年05月22日

岩手県岩泉町 モーとんふぁみりー 穴田佐和子 初日

はじめまして。
岩手県の沿岸岩泉町でハムソーセージ屋をやっています穴田
と申します。いわゆるIターンでして、連れ合いといっしょに今か
ら10年前に都会からここに移り住みました。

「なぜここに住んでるの?」というのはよく聞かれる質問。
22歳のその当時、あまり深くは考えなかったと言うのが本音な
のでありますがそのきっかけは、大学時代、将来青年海外協力
隊や海外の国際協力をするNGOなどに行くことを目指す人の集
まった「アジア・アフリカ研究会」というサークルに入った事がすべ
ての始まりでした。

今この地域でお世話になっている養豚家高橋真二郎・雅子さん
がサークルのOB・OGでありIターンの先駆者でもあったのです。
代々、このサークルに入ると
「海外に行って人様に農業を教える前に自分が日本の農業をし
っかりと学べ!」という高橋さんの言葉の元、新入生が入るとす
ぐに洗礼のように
「岩手に行け!そこで働け!」とまるで獅子が我が子を谷から突
き落とすかのごとく送りこまれるわけです。

当然、都会で「農業をやってみたいわ〜」なんて軽く考えていた10
代の若者にとっては豚を1000頭近くも飼う農家の生活なんてもの
は想像に絶するほど体力的にも精神的にもきついわけです。

しかし、そのきつい中にも農業をやる喜びや楽しさ、本物に触れる
感動なんて物があったりしてだんだんと生き生きしてくる。
そして都会に戻った時に逆カルチャーショックを受けてしまうのです。




そして、ここには地域という物がある。まだ、結いと呼ばれる共同
システムが残っているのです。

学生達がわらわらと作業に来ると、学生の手伝いなんて労こそあ
ってもほとんど功にはならないのですが、地域の人達が集まって
きて「よくきたよくきた」ともてなしてくれる。

何度も何度も通っていると、次第にはうちとけ更に仲良くなっていき
農家の方々が私の好みの銘柄の酒まで持参して来てくれて夜な夜
な呑みながらいろんな話しをしてくれたのです。

新興住宅地で暮らし、およそ何不自由なく平平凡凡と暮らしていた
私にとってはそれはもう刺激的でした。生活観あふれる魅力的な田
舎でした。

そんなこんなで、えいやっ〜!と大学卒業すると同時にやはり同じ
サークルでここに来ていた連れ合いと一緒に住みつき、
アレ??と思ったら10年経ってしまっていた・・・・と言う訳なのです。



今日はここまで。。


岩泉の夕暮れ。

ここは空気が透明でとても空が高く澄んでいます。
特に朝焼け、夕焼けは日本一!と勝手に思っています。
見とれてしまうくらい綺麗です。


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岩手県岩泉町 モーとんふぁみりー 穴田佐和子 初日

はじめまして。
岩手県の沿岸岩泉町でハムソーセージ屋をやっています穴田
と申します。いわゆるIターンでして、連れ合いといっしょに今か
ら10年前に都会からここに移り住みました。

BTH2572454_0B.jpg

「なぜここに住んでるの?」というのはよく聞かれる質問。
22歳のその当時、あまり深くは考えなかったと言うのが本音な
のでありますがそのきっかけは、大学時代、将来青年海外協力
隊や海外の国際協力をするNGOなどに行くことを目指す人の集
まった「アジア・アフリカ研究会」というサークルに入った事がすべ
ての始まりでした。

今この地域でお世話になっている養豚家高橋真二郎・雅子さん
がサークルのOB・OGでありIターンの先駆者でもあったのです。
代々、このサークルに入ると
「海外に行って人様に農業を教える前に自分が日本の農業をし
っかりと学べ!」という高橋さんの言葉の元、新入生が入るとす
ぐに洗礼のように
「岩手に行け!そこで働け!」とまるで獅子が我が子を谷から突
き落とすかのごとく送りこまれるわけです。

当然、都会で「農業をやってみたいわ〜」なんて軽く考えていた10
代の若者にとっては豚を1000頭近くも飼う農家の生活なんてもの
は想像に絶するほど体力的にも精神的にもきついわけです。

しかし、そのきつい中にも農業をやる喜びや楽しさ、本物に触れる
感動なんて物があったりしてだんだんと生き生きしてくる。
そして都会に戻った時に逆カルチャーショックを受けてしまうのです。

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2006年03月20日

岩手県住田町 佐々木康行 6日目

BTH2409343_0B.jpg今日は岩手大学農学部の三宅研究室の皆さんと今年度の取り組みに関しての検討会をしてきました。

検討会の前に少々時間があったのでWBCの日本vs韓国の試合をテレビ観戦。

「あぁ〜もうちょっとで!」というところで日本がアウトになり点が入らない・・・
そんな野球観戦している間にメンバーがぞろぞろとそろいはじめる。

試合に心残りはあるが今日は今年の活動の検討会をしにわざわざ岩手大学に来たわけで・・・。

そんなこんなでテレビを消してまじめに検討会。

検討会は2時間ぐらいの予定が3時間をこえる検討会となり最終的に今年は春夏秋冬それぞれの季節に一回のペースで活動をすることになる。

検討会を終えて校舎から出てみると外はめちゃめちゃ寒い!

午前中は日当たりも良く気温も高めだったのですが・・・

寒暖の差が激しいですね〜。びっくりしました。


ラベル:住田町 岩手県
posted by LJ21 at 15:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 岩手県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

岩手県住田町 佐々木康行 5日目

こんにちはっ!住田町の佐々木です。

今日は少々忙しかったので、駅に遊びに来た中学生特派員の相手が出来ませんでした。

ただ、彼女達が暇そうにしていたので、デジカメを貸して「世田米の魅力を取材して来い!」っといったら次のような写真を撮ってきました。

BTH2409262_0B.jpgまずは一枚目『空』の写真です。





うん、まあどおってことない写真ですね。(^_^;)

BTH2409262_1B.jpg二枚目は『カマキリの卵を発見!』

オッ!?(゚∀゚)これはっ日常っぽさが出ていてなかなか良いですねっ。

あとはこの写真を元に彼女達が良い記事を書ければ文句ないですね〜。

少々彼女達を褒めて次の写真に期待・・・

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ラベル:住田町
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2006年03月18日

岩手県住田町 佐々木 康行 五日目

こんにちはっ!住田町の佐々木です。

今日は少々忙しかったので、駅に遊びに来た中学生特派員の相手が出来ませんでした。

ただ、彼女達が暇そうにしていたので、デジカメを貸して「世田米の魅力を取材して来い!」っといったら次のような写真を撮ってきました。

まずは一枚目『空』の写真です。

うん、まあどおってことない写真ですね。(^_^;)


二枚目は『カマキリの卵を発見!』

オッ!?(゚∀゚)これはっ日常っぽさが出ていてなかなか良いですねっ。

あとはこの写真を元に彼女達が良い記事を書ければ文句ないですね〜。

少々彼女達を褒めて次の写真に期待・・・


しかし、三枚目はなんじゃこりゃ?( ̄○ ̄;)

彼女達に聞いたら『横断歩道のお手上げ君』だそうです。

う〜ん少々暴走しはじめてきたような・・・。


四枚目は『近所のお犬さん』

「んで?この犬の名前はなんて名前?」っと聞くと

「知らない!でも私達はチンペーとかコロ助とか呼んでるっ」

う〜ん・・・どうすりゃいいんだ?( ̄ェ ̄; )

特派員よ!世田米の魅力を取材してこいって言ったでしょう!




五枚目の写真は『小泉首相の鼻』

小泉首相の鼻ってアンタ・・・(゜Д゜;)

佐々木「もはや世田米の魅力でもなんでもないでしょうが!」
(`д´*)

中学生「魅力だよっ鼻息でそうで面白そうじゃん!」(´∇`)

あぁ・・・(T△T)

こんな感じの特派員ですが、自分とは違った視点で写真を撮ってくるのでじつは面白く思っております。

ただ、もうちょっと地域のことがわかる写真を撮ってきてくれたらな〜と思う佐々木でした。




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2006年03月17日

岩手県住田町 佐々木康行 4日目

昨日はアルバイトの面接に行ってきました。

ホテルのフロントのアルバイトということで、スーツを着てそれなりの心構えで行きましたが面接官の一番初めの「君はいったい月にいくらほしいんだい?」っという質問に度肝を抜かれてしまいました。(-o-;)

その後も厳しい質問が続きましたが今までの経験上、アルバイトの面接でこれほど厳しい面接は初めて。

就職の面接とは違ってそれほど厳しいものではないと思っておりましたが・・・甘かったようです。

さすがは、大船渡市で唯一黒字を出しているホテル!アルバイトの募集とはいえ厳しく審査(`ヘ´)

されど、そんな審査官が唯一自分に興味を示したこと・・・それは俺が大学卒業後、就職せずに漫画家を目指していたことと、現在ホームページを作って情報発信していること。

「エンターテイメントは情報発信に必要なエッセンスの一つ。その能力はきっと今後の社会では重要になってくる。君のような優秀な人がアルバイトとして当社のスキマのような部署に納めるのはもったいない・・・」というお褒めのお言葉・・・(T▽T)

「しかし、キミ堅いね。漫画家ならもっと会話にもエンターテイメント性を出さなきゃ!」

BTH2400777_0B.pngえっ?そんなこと言われても・・・( ̄○ ̄;)

なんとも微妙な面接でした(^_^;)

※画像は自分が描いた漫画の一コマですm(_ _)m


ラベル:住田町
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岩手県住田町 佐々木 康行 四日目

昨日はアルバイトの面接に行ってきました。

ホテルのフロントのアルバイトということで、スーツを着てそれなりの心構えで行きましたが面接官の一番初めの「君はいったい月にいくらほしいんだい?」っという質問に度肝を抜かれてしまいました。(-o-;)

その後も厳しい質問が続きましたが今までの経験上、アルバイトの面接でこれほど厳しい面接は初めて。

就職の面接とは違ってそれほど厳しいものではないと思っておりましたが・・・甘かったようです。

さすがは、大船渡市で唯一黒字を出しているホテル!アルバイトの募集とはいえ厳しく審査(`ヘ´)

されど、そんな審査官が唯一自分に興味を示したこと・・・それは俺が大学卒業後、就職せずに漫画家を目指していたことと、現在ホームページを作って情報発信していること。

「エンターテイメントは情報発信に必要なエッセンスの一つ。その能力はきっと今後の社会では重要になってくる。君のような優秀な人がアルバイトとして当社のスキマのような部署に納めるのはもったいない・・・」というお褒めのお言葉・・・(T▽T)

「しかし、キミ堅いね。漫画家ならもっと会話にもエンターテイメント性を出さなきゃ!」

えっ?そんなこと言われても・・・( ̄○ ̄;)

なんとも微妙な面接でした(^_^;)

※画像は自分が描いた漫画の一コマですm(_ _)m


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2006年03月16日

岩手県住田町 佐々木康行 3日目

皆さん、こんにちは。住田町の佐々木です。

今日の私の主な予定はSUMITA好いネットのネット産直部門に関する打ち合わせと、SUMITA好いネット報道特派員の新メンバーとの打ち合わせです。

BTH2395685_0B.jpg画像は住田町の名物「三尾 ぎんつば」です。

平日の午前中にしか店が開いておらず、材料がなくなりしだい閉店となります。

町内だけでなく、県内外からも買いに来るお客様もいらっしゃいます。

もし、住田町にいらっしゃる機会がありましたら、ぜひお立ち寄り下さい。店は住田町の世田米商店街の真ん中ぐらいのところにありますよっ!(*´艸`*)オイシィッ!


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ラベル:住田町 岩手県
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2006年03月15日

岩手県住田町 佐々木 康行 三日目

皆さん、こんにちは。住田町の佐々木です。

今日の私の主な予定はSUMITA好いネットのネット産直部門に関する打ち合わせと、SUMITA好いネット報道特派員の新メンバーとの打ち合わせです。

画像は住田町の名物「三尾 ぎんつば」です。

平日の午前中にしか店が開いておらず、材料がなくなりしだい閉店となります。

町内だけでなく、県内外からも買いに来るお客様もいらっしゃいます。

もし、住田町にいらっしゃる機会がありましたら、ぜひお立ち寄り下さい。店は住田町の世田米商店街の真ん中ぐらいのところにありますよっ!(*´艸`*)オイシィッ!


さて、ネット産直の打ち合わせと書きましたが、具体的にどのようなことかと言いますと・・・

SUMITA好いネットを立ち上げる際に、ふるさと住田会という在京人会の方々にどのような内容を当ホームページに掲載してほしいかというアンケートをとりました。

その結果、特産品情報を載せてほしいという声が非常に多くあつまり、ホームページ内に住田かあちゃん小包というネット産直項目を設けました。

そして、今回は実験的に町内に菓子工房をもつかあちゃん達に声をかけ田舎菓子をネット等で販売してみようということになりました。

4月オープン予定ですが今回はそのツメの打ち合わせです。

写真を撮影して味見をして感想を書く・・・。やってみると意外に難しい!(^_^;)


その打ち合わせのあとは住田好いネット秘密特派員新メンバーとの打ち合わせ!

今年高校3年生になる阿部君という少年。なんでも将来は地元のためになる仕事に就きたいんだそうで、将来有望な新メンバー!

彼には、『住田好いネットの秘密特派員の日々』というブログを受持ってもらいます。

いままでは女子中学生1人にデジカメを貸し出しレポートを書いてもらってきて、自分がブログにアップしていましたが、今後は彼に携帯電話をつかって直接データをアップしてもらいます。

ちょこっとづつですが、まちづくり遺伝子がつながってきているような気がします!いや〜好いネットに春が来たな〜!(´∇`)

ってことで春の気仙川!住田町の桜は4月下旬が見ごろ?(*_*)


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2006年03月14日

岩手県住田町 佐々木康行 2日目

みなさんこんにちわっ住田町G・Tテグムの会の佐々木康行です。

BTH2392578_0B.jpg今日の住田町は雪景色です。全国的にも今日は寒いみたいですね〜。




BTH2392578_1B.jpg本日の私は朝から隣町の陸前高田市のハローワークに行ってきました。

えっ?ハローワーク・・・なにゆえに?(*_*)

もちろん職を探すためです。日中はアジトの管理で働けず、収入も得られないので、夕方からのパートorアルバイトを探していました。


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ラベル:住田町 岩手県
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2006年03月13日

岩手県住田町 佐々木康行 1日目

みなさん初めまして、わたくし岩手県の気仙郡住田町でまちづくり活動をしておりますG・Tテグムの会の佐々木康行と申します。m(_ _)m

BTH2389498_0B.jpg画像の半裸の男性がその佐々木でございます。お見苦しい写真で申し訳ありません。(^_^;)





BTH2389498_1B.jpgローカルジャンクション21さんとは、2004年の12月に『ふるさと創造シンポジウム』を開催した際に浦嶋さんに講演をお願いしお世話になった他、今年の3月に町内の別地区で開催された炭焼き体験ツアーを見学させていただくなど色々とお世話になっております。

今回はその炭焼き体験ツアーの打ち合わせで浦嶋さんが住田町の我がアジトに立ち寄られた際に記事投稿の依頼を受けました。



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ラベル:住田町 岩手県
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岩手県住田町 佐々木康行 一日目

みなさん初めまして、わたくし岩手県の気仙郡住田町でまちづくり活動をしておりますG・Tテグムの会の佐々木康行と申します。m(_ _)m

画像の半裸の男性がその佐々木でございます。お見苦しい写真で申し訳ありません。(^_^;)





ローカルジャンクション21さんとは、2004年の12月に『ふるさと創造シンポジウム』を開催した際に浦嶋さんに講演をお願いしお世話になった他、今年の3月に町内の別地区で開催された炭焼き体験ツアーを見学させていただくなど色々とお世話になっております。

今回はその炭焼き体験ツアーの打ち合わせで浦嶋さんが住田町の我がアジトに立ち寄られた際に記事投稿の依頼を受けました。




悪だくみ団体G・Tテグムの会が、こちらのブロクに自分のような者がはたして投稿して良いものか・・・と少々恐縮しておりますが公共良俗に反することのないよう頑張って記事を書かせていただきます。

さて、『今週の私』というテーマで依頼を受けましたが、「基本的には好きなことを書いていいですよっ」と浦嶋さんより温かいお許しのお言葉をいただきましたので、とりあえず引き続き自己紹介をさせていただきます。

「G・Tテグムの会?なにそれ?がっつり・食べる会の略?」っと疑問に思われた方もいらっしゃるかと思いますが私達G・Tテグムの会は住田町の地域資源を活かし持続可能なまちづくりを目指そうっということで2年前の8月に有志であつまった仲間達で結成されました。

会の名前の由来「G・T」は「グリーン・ツーリズム」、「テグム」は気仙地方の方言で「手組む。手を組んで何かを企む。共謀する。」という意味です。

メンバーは今のところ5人で、Iターン、Uターン、町出身の学生等で組織されています。

主な活動内容としては、2004年10月にグリーン・ツーリズムモニターツアー『五葉さ行ぐべ!』を開催し岩手大学農学部の学生等を招き、町内でグリーン・ツーリズムが出来るかどうか模索しました。その後、そのモニターツアーがきっかけで交流が始まり、2005年の夏には岩手大学の学生等と地域の方々と一緒にに五右衛門風呂を作りました。


また、そんな私達の活動や町内の魅力的な情報を町外に伝え交流する手段として『SUMITA好いネット』というホームページを作りました。そして、そのホームページを誰もが気軽に見れて、お茶が飲めて漫画が読める多目的サロンを旧JR世田米駅跡地にオープンさせ、住田町の情報受発信のアジトを中心に活動しております。




情報受発信基地としてオープンさせましたが、もともとこの施設がバスの待合室でしたので今のところいらっしゃるお客様は病院帰りのお年寄りや小中学生がメインとなり、半ば学童保育のような状態です。

まあっ、そんなこんなで今日から一週間こちらのブログに記事を書かせていただきますので皆さんよろしくお願いいたします!(^o^)/


posted by LJ21 at 14:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 岩手県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月19日

岩手県盛岡市 高橋慶子 七日目

休日出勤
 先週は今ひとつ仕事が進みませんでしたので仕事に行きました。休日出勤というやつです。
 休みの日に仕事をすることを嫌がる人は多いですし、私も決して好きなわけではありませんが、実はそれほど嫌いでもありません。誰もいない事務所で一人、心静かに粛々と淡々と仕事を進めるというのもまた悪くはないと個人的には思っています。
 が、残念ながら、というよりは自分の心持ちが悪く、今日もさほど仕事は進みませんでした。「お天気もいいし、やっぱり外に行かなくちゃ!」と早々に事務所を引き上げました。


バスの中で
 事務所を出てバスにのると、知的障害と思われる女の子が一人乗っていました。しばらく行くと、途中のバス停から40台くらいの女性が一人乗ってきました。見ると、以前私が働いていた職場で見かけたことのある女性です。言葉を交わしたことはありませんが、どことなくクールな印象のいかにも仕事ができそうな人。バスの中には私たち三人だけです。
 目的地の駅に着き、知的障害の女の子、クールな女性(勝手な私の印象です)、私、の順でバスを降りました。見ると、クールな女性が立ち止まり、どこか一点を見つめています。視線の先にはさきほどの女の子。どうするのかなあと眺めていたら、その女性は女の子のほうに近づいていきました。「どこに行きたいのですか?」「バスに乗りたい…」。私が聞いたのはそこまでのやりとりでした。

 なんだかね、こういう光景を見るとやっぱり嬉しくなります。もしかしたら、その女の子は一人で十分目的地に行くだけの力を持っていたかもしれないし、見る人によっては“おせっかい”に映るのかなあ…。だけど、人の優しさに触れるというのは嬉しいものじゃないですか。その女の子はきっと、次に出会う人に優しく接することができるかもしれない。私もまた、その光景を見てなんだか気持ちがほぐれました。

 こんな風に優しさが循環するのっていいですよね。人から受けた優しい気持ちは1割上乗せして次の人に引き渡していきたいですし、運悪く誰からも引き渡されない日は、自分が最初に循環をつくるきっかけになれればなあ〜なんてことを思ってしまいます。


盛岡駅
 盛岡駅で写真を一枚。岩手県は石川啄木のふるさとです。盛岡駅にはこんな表示がどーんと大きく出ています。みなさまどうぞ盛岡にお越しくださいませ〜。

お礼
 おかげさまで、なんとか一週間、無事にこのブログを終えることができました。平凡な私の一週間でしたが、読んでくださった方には心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
 これからの皆様の毎日が楽しい時間の積み重ねでありますように!またどこかでお会いしましょう。



posted by LJ21 at 16:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 岩手県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月18日

岩手県盛岡市 高橋慶子 5日目

母と出勤
 恥ずかしながら、うちの母です。盛岡市内の病院に検査結果を聞きに行くということで、朝同じ電車に乗りました。普段電車に乗ることなど滅多にない人なので、混雑具合に驚きはしないか、駅に着いてから病院までは無事に行けるだろうかとハラハラしていましたが、心配など何のその、盛岡駅に着いた途端「じゃあね〜」とにこやかに軽やかに行ってしまいました。それにしても、何歳になっても母と一緒に出かけるというのは嬉しいものですね。今日の夜は二人でお食事をする約束です。



紀子さん
 今日は基本的にデスクワーク。溜まっている仕事を片づけていきます。
 途中、お昼ご飯を食べようと近くのイタリアンのお店に出かけ窓際の席に座っていると…窓の外からこちらを窺う女性の姿。「あ、紀子さんだ!」ということで、思いがけず二人でお茶を飲むことが出来ました。
 斎藤紀子さん。東京生まれの東京育ち。ご主人のお仕事の都合で盛岡に暮らしていらっしゃいます。この冬が盛岡で経験する初めての冬とあって、突き刺さるような寒さに驚きながら日々格闘しているそうです(笑)。見てのとおり、とてもチャーミングな女性です。
 縁あって未来図書館の会員になってくださり、“国際派キャリアプロジェクト”のスタッフとしてお手伝いしてくださっています。英語が得意で、幼稚園で英語を教えるお手伝いをしたり、YMCAで活動したりと、とても活発です。

 盛岡くらいのサイズの街だと、思いがけず知り合いに出くわすことがしょっちゅうあってなんだか得した気分になります。私の故郷・石鳥谷町くらい小さな街になると、街を歩いても知り合いだらけということになりますが…。それはそれで良いものです。



満月
 デスクワークが終わって事務所を出たのは17時過ぎですが、すでに外は真っ暗でした。見上げると満月!そうだ、今日は満月でした。真ん丸の月がぽっかりと空に浮かんでいます。思わず立ち止まって深呼吸。満月の力をいただいて、なんだか体の内側が少しばかり浄化されたような…気のせいかな。ともあれ母との待ち合わせ場所へと急ぎます。



食事
 母とは映画を見る約束でしたが、お目当ての映画が急遽上映されないことになってしまいました。がっかりする母と私。仕方ないからおいしいものでも食べて元気になろう!と入ったのがこの「銀河離宮」でした。普段親不孝ばかりしている私。こういう時にこそご馳走しないでどうする!と、清水の舞台から飛び降りる覚悟(!)で特選しゃぶしゃぶ御前(だったかな)を注文しました。母も喜んでくれた様子でひと安心。そう言えば母と二人でゆっくり話すのも久しぶりでした。今日は車を運転する予定もないし、「ちょっとお酒もいただこうか」とワインを一杯ずつ飲んだのですが、二人とも顔が真っ赤っか。お肉もたっぷりいただいて、お腹がパンパンに膨らんだところで(食い意地が張っているのは母親似です!)家路につきました。



posted by LJ21 at 14:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 岩手県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月16日

岩手県盛岡市 高橋慶子 4日目

橋の街
 盛岡駅から未来図書館の事務所までは歩いて30分ほどです。この頃は寒いので思わずバスに乗ってしまうのですが、今日はお天気が良くて気持ちが良いので、久しぶりに歩いて出勤しました。
 盛岡は、市内の中心部を三つの川(北上川、中津川、雫石川)が流れているため橋が多く、「橋の街」と呼ばれています。私の通勤コースでは、北上川を横切るときに開運橋を渡り、中津川を横切るときに毘沙門橋を渡ることになります。

下の橋
 毘沙門橋から下の橋方向をパチリ。奥に見えるのは奥羽山脈です。川端を散歩している人の姿が見えます。春も夏も秋も冬も気持ちの良いお散歩コース。ついこの間まではサケが遡上していました。



中の橋
 今度は逆方向に見える中の橋をパチリ。こちらの奥に見えるのは北上山地です。早池峰山や姫神山がこの山地に属します。橋の右側に赤レンガの建物が見えますが、岩手銀行のかつての本店です。東京駅を設計した方と同じかたが設計したのだと聞いたことがあります。
 それにしても、良く晴れて気持ちの良い日です。指がちぎれるほど寒いけど(笑)



事務所
 今日は基本的にはデスクワークです。出張の予定がなくなってしまいました。未来図書館の事務所は建物の一室をお借りしています。お隣はこの建物の大家さんでもある建築士さんの事務所です。二階にはインテリアデザインなどのお仕事をされる方がいらっしゃいます。異業種の方と同居しているのってなんだか嬉しい。
 この頃は寒いので、夜はかならず水道の水を元栓から止めて帰ります。そうしないと朝水道が凍ってしまってなかなか出ないのです。



年末調整
 所得税の年末調整の仕方を教わるために盛岡税務署に出かけました。
 以前は大きな組織に属していましたから、年末調整などは担当の方に任せっきりで、自分の所得から何が引かれているの理解していませんでした、と言うより、理解しようとしていなかったのかな。今は自分たちで事務を行わなければならないので、税務署の担当の方に一から教えていただきました。ごく初歩的な質問に呆れることなく、丁寧に教えてくだった担当の方に感謝!新聞紙上を賑わしている「定率減税廃止」の意味もよくわかりました
 帰りはすっかり暗くなっていて月が出ていました。満月かと思ったら、明日が満月だそうです。事務所から離れているためタクシーを呼びましたが、なかなか来てくれません。同僚の恒川さんが月の下で寒そうにタクシーを待っています。



明るい月
 自宅に帰って空を見上げると、本当に明るい。雪の明るさも手伝って、月の明るい冬は外灯がいりません。下の方に写っているのは高橋家の庭の山桜。寒い寒い、と言いながら急いで家の中に入りました。



posted by LJ21 at 12:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 岩手県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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