2007年04月08日

田んぼの中からとうとう最終日です

あっという間に一週間。お蔭様で日記を書く習慣が身についたというもの。
本日はカフェ休業なので、朝に選挙の投票に行ってから、とうちゃんと裏山へ出かけた。
ちょっと前に間伐した檜山の後始末。行ってびっくり、またもやゴミの山。伐採のときにあまりにも不法投棄のゴミがあったものだから、業者さんを頼んで始末してもらった。なのに、なのに、ゴミだらけ。ホントに腹が立つ。空き缶はもちろん、ビン、雑誌家庭ごみ、布、ゴミ入りバケツ、ネコのウンコ入りネコ砂、なんだこりゃというゴミばかり。
役所によると土地の所有者が処理することになっているらしいのだけど、これじゃいたちごっこではないの。
山で見張り番をしている訳にもいかないし、モラルの向上するのを期待するのもナンダカナという複雑な気分です。
いい天気なのにすっかり気分を悪くしたまま、午後からは草むしり。
おてんとさまも怒っているゾとばかりに、雷は鳴るし、雨混じりの風は吹くし、気分転換の日曜にはなりませんでした。でも、草の中に翁草が葉っぱを伸ばしていたし、こぶしももうすぐ開きそうだし、自然のものは約束どおりに決められた季節に姿を見せてくれて、少しだけご機嫌が戻る。来週末の営業日まではチューリップも咲くだろうし、赤蕪もサラダにできるかもしれません。

カフェの名前は「風のアトリエ」防風の為の屋敷林(いぐね)の中から小さな風を起こしていきたいと思います。
お近くにお出かけのことありましたら、何とか探してお寄りください。
一週間ナンダリカンダリ(いろいろ)書かせていただきありがとうございました。写真をたくさん載せたかった、のにうまくいったのがたった一回、ようやく機械にしがみついている田んぼの中のちばでした。


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2007年04月07日

田んぼカフェより 今日は6日目になりました

朝6時、八百屋市の開幕を告げる花火がどおんと鳴りました。家から8Km程の古川という町で1604年から400年以上も続いている朝市です。毎年4月7日が初日、6月までの3と7の付く日に市が開きます。
古川育ちの私は、花火の音を聞くと「早くいかなくちゃ」とうきうきした気分になってしまいます。
もちろん、今朝は始まりの日、外すわけにはいきません。5時45分には家を出ました。
烏堂(からすと)と呼んでいる熊野神社の境内に爺ちゃん婆ちゃんの出店が並びます。
昔は(子供のころよ)神社に通じる何本かの通りにも、ぎっしり物売りが並んでいたのだけれど、年を追う毎に数が減って、とうとう境内だけになりました。出店も後継者がいないみたいで、寂しいものです。
大根やキュウリの味噌漬けや花の苗を買ってきました。もう少し経つと山菜や野菜の苗が並びます。
何も買う物が無くとも、市の賑わいはなんだか楽しいし、子供のころにタイムスリップするみたいな気分です。
買うことより売ってるジイ、バアとの話もおもしろいの。こういう場がずっと続くといいのにな、と思います。

ぽかぽか陽気の土曜日、家族でランチが3組。畑の菜の花やハーブでおもてなし。
野菜嫌いの高校生のお子様もサラダ(皿だ?)を完食してくれて、ヨカッタ。
「朝市にいってきたのね」「あら、うちのまちにもあるってば」などと世間話に花が咲く午後でした。
風は強いけど、山学校、野良学校にはいい日和でした。

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2007年04月06日

本日営業田んぼのカフェ 5日目です。

Atelier cafe 006.jpg楽天は負けたけど晴天の宮城、今日仙台の桜が5輪咲いたらしいです。
4月になって初めて、久々の農家カフェ営業日です。
一日に5,6人もお客さんが来ればラッキー!看板も無いささやかな店です。
本日のメニューは、地鶏と玉葱のスパイシーなカレー、春の畑のサラダ(人参とくるみのバルサミコ和え・春キャベツのピクルス・町内産のフルーツトマト・ブロッコリ・菜の花・フリルレタス・青大豆のオリーブオイル和え)、人参と豆乳のスープ(鶏がらの出しでおいしいよ)、自家製カスピ海ヨーグルトは地物の苺にかけて、ひとくちチーズケーキ、そしてタンザニアベースのブレンドコーヒー。こうやって書いてみると結構たくさんだなあ。
料理を運びながら、野菜や作り方の話で盛り上がったりしています。
今日は女性のお客さんがほとんど。みなさんゆーっくりとおしゃべりを楽しみながらのランチタイム。
さんざん道に迷ってたどり着いてくださった方も、帰りはにっこり笑顔で「また来ます」ウレシイナ。
こんな仕事をやってると「オイシカッタ」が本当にうれしい。
がんばって今度は何作ろうかな、と元気が出るというもの。
お芸術を作ることも楽しい、野菜を作るのも楽しい、でも料理はもっと楽しい。食べることって命の元だから、こればっかりは手を抜けないものね。
さーて明日は何つくろ
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2007年04月05日

今日も寒い田んぼの中から 4日目

そろそろ暖かくなってもいいんじゃないの!と空に向かって文句を言いたい気分。今朝6時はなんと吹雪でした。春と冬をいったりきたりの気まぐれお天気に振り回されています。
二日に渡って摘んだヨモギ、本日めでたく餅になりました。爺ちゃんと婆ちゃんは大喜びでありました。外に出ることもない二人は草餅で春を感じてくれたみたいです。でもちょっぴりしんどかった
明日はカフェの営業日なのでせっせと仕込みの一日でした。涙を流しながら大量の玉葱と格闘、明日はカレーに変身します。野菜スープの準備やらお菓子の準備やら、いつものことなのにあたふたしています。
夕方、隣の隣の町から豆腐屋さんの定期便。直子さんちの豆腐はめちゃめちゃおいしい!自家栽培の宮城シロメ大豆で作る豆の香りぷんぷんの重たい豆腐。鉄の彫刻を作るご主人、今は彫刻より豆腐で忙しいらしいです。
ここの豆乳が濃いーの。明日はスープにもお菓子にも入れます。
カフェの貴重な食材でもあります。
ちょっと前まで大豆を出荷してた時は大変だったな、なんて思い出しています。一粒ずつ悪い豆をピンセットで選り出す作業が冬の仕事。目を瞑っても豆が見えたりするのね。今は生産組合になったからそんな作業はなくなりましたが・・・。遺伝子組み換えだの粉の輸入大豆だのわけのわからないものは食べたくないなと思います。
儲からないけど身元のわかるおいしいものでご飯を作りたいな。

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2007年04月04日

田んぼの中から 3日目です

昨日とは打って変わっていい天気だったのですが、三月よりも風が冷たい一日。家のまわりできのうのヨモギ摘みの続きをした。ヨモギがメインだったのに、甘草がうまそうに見えて、しばしヨモギを忘れる。夕餉のお膳にはわかめと甘草の酢味噌和えが仲間入り。
家の裏の丘陵地帯にこの時期花見にぴったりの佐藤さんの梅園があります。近年かなり遠くからも梅見にやってくる人が多くなってしまったので、見つけてびっくり秘密の花園という感じではなくなってしまったのですが。
今年は春が早かったのでそろそろ見ごろかなと、ちょっこら散歩に行ってみました。ここのところ風が冷たいので五分咲きといったところでしょうか。
どこまでいっても梅、梅、梅。「数えたことないから何本あるかわがんねえな」と梅家の爺ちゃんのおはなし。6000本とも8000本とも言われています。
梅の木の間を歩くと花の香りいっぱいで、桜とはまた違った花見を楽しめます。
香りを届けるわけにいかないのが残念。
花を愛でている時はいいのだけれど、やがて実が付く頃になると梅仕事(梅地獄?)がやってきます。
家には梅の古木が一本がんばって花をつけています。今年の我が家の梅の実はどうかな?
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2007年04月03日

田んぼの中から 2日目

畦道のヨモギがちょうどいい背丈になったので、草餅を作ろうなんて思い立って草摘みを始めました。小さくて柔らかいうちがおいしいのでちょっとばかり手がかかりますが、笊いっぱいにしようと気合を入れました。が、途中で雨、なさけないけど中断。摘んだ分だけ始末して明日に続く。雨のおかげで午後からちょっこらお隣の県に用足しにお出かけ。
山形のとあるデパートの食品売り場で山菜の数々にご対面。
さすが山菜王国です。あいこ、うるい、山独活、こしあぶら、ウコギ、かたくり、あまどころ(山形産と書いてある)しどけ、(これはなぜか東京産となっている)なんだか不明の山菜数種、そしてふきのとうがなんと8個程で300円也。うーんそれなら家の庭のふきのとうは、いったい何十万円分になるかな?と急にお金持ちになった気分になる。
まだ山菜の季節は始まったばかりだけど、採るのが楽しいんだよね、とつぶやきながら帰ってきました。
野山ではなく時にはデパートでの山菜の価値?を確かめることも大事かな?
夕暮れの峠は1℃、雪が舞い飛んでいました。
もう少し暖かくなったら山に行くからね!
明日はいっぱい草摘んで作るぞー、草餅。

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2007年04月02日

宮城の田んぼの中 ちば 1日目

昨日から黄砂交じりの風が吹き荒れてます。
梅がようやく咲いたのに、ホッカブリ(頬被り)しないと迂闊に外にも出れません。なんだか黄色のフィルターを通した景色の中に居るような気分です。
今週の私のわたしは、宮城県北部の田んぼのど真ん中に暮らしているちばです。
米農家の古嫁ですが、今年からの農業政策の転換で、我が家みたいな中途半端な規模の農家はドーデもいいからね、という雰囲気で生き残るのがちょいと厳しくなっています。田んぼはあるけれど作るのはヨソの機械よ、になってしまいました。
少しだけ畑もあるので、採れた野菜を使って農家カフェをやっています。野菜が中心のランチやコーヒーと田んぼの景色がメニューです。月に10日程の営業です。あまりお客さんも来ないのですが、食べ物を介して人と出会えるのって楽しいな(大変だけど)と日々実感!
畑の野菜は時々絵のモデルとして大活躍。
カフェをやってない日はこどもたちのお絵かき教室の先生です。今日は蕪をモデルにしてわいわいと絵を描いてました。
つい昨日まで展覧会だったので、少し空気が抜けた状態です。
今週は農家の母ちゃんウイークで、少し元気を取り戻さなくてはと思います。
一週間おつきあいください。
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2004年11月21日

宮城県仙台市 シブヤクミコ 7日目

今週になってから,雪虫を見かけるようになりました。
雪よりも青味のある「ふわふわ」が横をかすめていくのを見ると,
初雪の気配を感じます。
キャンパス内の落葉の匂いも,深く強くなってきました。
そろそろ,冬ですね。

今日は,鳴子ではグリーンツーリズムネットワークの全国大会が行われている筈です。
良いお天気に恵まれて,何よりです。
昨日は,ちょーっと雨が佇んでいたので…。
そんな日に,こんな話,喧嘩を売っているつもりは無いんですけどね。
私,どうも「ツーリズム」という言葉が好きではありません。
「ツーリズム」自体が嫌いなのではなくて,
その語感が,あまり好きではないのです。
なので,「グリーンツーリズム」という言葉ではなく,
何か別の言葉は無いかと,模索中です。
「旅」って言葉はとっても素敵なんですけどね。
どうも「ツーリズム」というと,商業主義が先に立つような気がしてしまって。
何か良い言葉は,無いものでしょうか…?

最終日なので,綺麗にまとめたいのはやまやまなんですが,
やはり「つれづれ」のまま終わりそうです。
好きなものについて,もう一度書いて締めようかなと思います。

好きなもの。
リアルでも,バーチャルでも,
フィクションでも,ノンフィクションでも,
物語が好きです。
その中でも,描かれ方の一つに,
「こーいうの好き!」っていう典型があります。
映画等で,
洋画なんかだとよくある,中世の物語,
場末の酒場で盛り上がる酔っ払い。
酒場の描かれ方って,良いですよねー。
酒場じゃなくても,「宴」のシーンは大好きです。
ハイクラスの「宴」ではなくて,町衆の「宴」。
物語の中で,瑣末っぽく見えるシーンでも,
ちょっと重要な鍵を担ってたりする。
好きなんですよ,そういうのが。
冒険譚とか英雄譚が好きなので,そういうシーンに頻繁に遭遇するんです。
で,見るたびに,「いいなぁ…。」と,うっとりする。
みんなで酔っ払ってどんちゃん騒ぎしてるシーンを見ながら,
うっとりしてるんです。一見,妙ですけどね。

<心地よい場所>とか,簡単に言っちゃってますが,
その中にも,「自分だけの」とか「みんなと」とか,
一つだけでは無いと思います。
そのうちの「みんなと」の<心地よい場所>は,
私にとって,「ケーリー」だったり,酒場での日々の宴だったり,
そういう時間を一緒に過ごせる人間がいる場所,なんだと思います。
「宴」そのものではなくて,です。
小さいアパートで,缶ビール片手に,でも良いんです。
どんちゃん騒ぎでなくても良いんです。
語り合える人と,ゆったりとした時間があれば。

「旅」の中の一期一会でも,
<心地よい場所>に出逢えたら,どんなに素敵でしょう。
そんな「旅」を,
「ツーリズム」という言葉以外で表現したいな,と思うんです。
せっかくの出逢いを,<非日常>で片付けてしまうのは勿体無いな,と思うんです。
<一過性>で無いトコロが,
いわゆる「グリーンツーリズム」の魅力じゃないかな,って。

んー,やっぱり矛盾言語の気がする…,「グリーンツーリズム」。
中身と外見がそぐわない。
「名前負け」,って,よく言いますけど,
その逆なんて,勿体無いなぁ…。
何か,良い言葉,見つけたいなぁ…。



 シブヤクミコ

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2004年11月20日

宮城県仙台市 シブヤクミコ 6日目

今日は,身近な人間について,さらりと書こうかな,と思います。
「地域づくり」に直接繋がる話ではありません。
<心地よい場所>を,少しずつ実現している人を見てみようかな,と。
家族,我が父について。

父は,会社勤めをずっと続けていましたが,
3〜4年前に,定年を待たずして,退職をしました。
平成不況の煽りを受けて,大変な会社経営の中,
父は管理職,リストラをする側の人間でした。
もともと真面目な性分なんでしょう。
高給取りのポジションに立ちながら,
部下の首を切るという仕事は,非常に酷なモノでした。
最後に,「でっかい規模の取引」を取り付けて,早々に会社を去りました。

私の家は,ずーっと両親共働きで,
母だけが家事をする,というようなことはなく,
父と母,家事を,「余裕のある方がやる」という,緩やかな分担を決めていました。
なので,父は退職後,
「何をして良いのかわからないお父さん」ではなく,
非常に優秀な主夫になったのです。
母いわく,「プリンセスになったような気持ち」と言う程,
いたれりつくせりの気の利く,ハウス・ハズバンドなのです。

もともと職人気質なのか,凝りだすと止まらない。
以前から,「何かに凝ると,しばらくはそればっかり」という,
典型的凝り性ですが,見事に,「家事」に凝り始めました。
特に,料理は凄いモノです。
旅行に行って食べた美味しいものなんかも,
自分なりにアレンジして日常の食事に出してきたりします。
しかもヘルシー。
母が,一度,体調を崩して以来,
「健康に気を遣った美味しい料理」を毎日準備しています。
かといって,贅沢をしているわけでも,
無理に極端に質素なわけでもない。
調理方法や,使用する調味料の質と量に注意を払い,
材料には出来るだけ旬の食材を選び,
たんぱく質は,肉と魚を交互に,大豆たんぱく質は毎日,
食後は少しの旬のフルーツを。
食材も,捨てる部分は,最小限にして,無駄は少なく。
私の家に常備されている冷凍食品は,
父の手作り料理がほとんどです。

父は買い物に行くとき,ほぼ徒歩で行きます。
たまーに,自転車を使います。
車は,雨が降ったときぐらいでしょうか…。
家から歩いて15分のところに,大型チェーンのスーパー,
家から歩いて10分のところに,
元・公設市場だった,現在は共同出資のスーパーになっている,
ローカルスーパーがあります。
この2店舗は,どちらも家から徒歩圏内ですが,
正反対の方向にあります。
父は,基本的に,後者のローカルスーパーで買い物を済ませ,
足りない物を,前者のチェーンスーパーで買い足します。
狙ってるのか,毎日2店舗に通っているように見えます。

毎日,丁寧に,効率よく(これがすごい)家事をこなしながら,
合間の時間で映画鑑賞や読書をし,
週に1回テニスクラブへ行き,
気が付くとPCの前で株の研究をしていたりします。
なんだかとっても働いていて,しかも,優雅な生活を送っていたりします。

何をやるにもきちんとしている。
それは決して「神経質」ではなく,「丁寧」なのであって,
しかも本人,とっても楽しんで生活している。
母は母で,仕事が趣味のような人間で,
家事に対しては「余裕があるときならいいんだけどねー。」という感じ。
バリバリの稼ぎ手です。
その母を,家事を楽しんでやっている父が家の中を整えて,迎えてあげる。
何だかとってもバランスの良い夫婦。
いいよなぁ,と,思うのです。バランスの良さが。

とってもとっても平凡な生活です。
誰でも実現可能な時間を過ごしています。
ただ,「丁寧に」かつ「楽しんで」生活しているだけで,
こんなにも特別になる,というのを,
本当に目の当たりにしてしまうと,
<心地よい場所>たるもの,すぐ傍にあるんだなぁ,って,
しみじみと感じてしまいます。
「今ここに無いもの」を不足と捉えて,揃える方向で整えるのか,
「今ここに在るもの」を,ちょっとだけ,今より良質なものにするのか,
結果はどちらも「プラス」でも,
それを実現したときの「心の在り方」は,ちょっと,違うのではないでしょうか。

余談ですが,
父の料理データベースは,200品目を超えたみたいです。



 シブヤクミコ


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2004年11月19日

宮城県仙台市 シブヤクミコ 学生 5日目

こんにちは。シブヤです。
今夜の仙台,雨上がりの水の匂いの立ち込める空気が満ちていて,
何だか,別府にいた時期を思い出してしまいました。
最近は実家住まいで,夜歩きはしないのですが,
別府に居たときは,結構,夜出歩いたりしてたので,
懐かしくなってしまいました。
「コンビニ・ルック」なるものが生活の中に存在していて…。
日中,その格好で出掛ける勇気は無いけれど,
夜,ちょこっとコンビニに行くぐらいならいいかな,
っていう,だらしのない服装です。
懐かしいなぁ…。

ところが,いわゆる<農村での生活>ってのは,
ばっさり安易にラベリングして言ってしまえば,
「コンビニなんか無くたって,豊かに生活していける。」というのが魅力の一つ。
でも,私は,そういう<豊かさ>に魅力を感じているわけでは無い気がしてきました。

先日,祖母の実家にお邪魔して来ました。
宮城県北のとある町にあるおうちです。
町長なのか村長なのかはっきりとは覚えていませんが,
昔,そういうお役目を務めていたというような家で,
「旧家のお屋敷」といった風情でした。
朝ドラ「天花」で「いぐね(居久根)」という言葉が流通しましたが,
まさに「いぐね」を持つお家です。
最近は,生業としての農業という規模ではありませんが,
作物を育てるということが生活の一部として根差している生活のようです。

古い建物を,
直さなければいけないところは直し,
未だ使えるところは,きちんと手入れをし,
自分で自分の<心地よさ>を整えながら生活している御夫婦は,
とても素敵でした。

そこで出てきた小話。
「いつだったか,寝ようと思って布団をめくったら,蛇がいたんだ。」
!?
「いやぁー,びっくりしたなぁ。あの時は。」
!!?

よく言われます。
<農村での生活>には,虫とか,蛇とかは付き物なんだよ,って。
こういう指摘には,
「憧ればっかり」へ,「現実」という石ころを投げてみよう,
という意味が含まれているんでしょうが,
御指摘の通り,
虫とか,蛇とかは,苦手です。
しかし,ちょっとした誤解のある指摘です。
<農村での生活>なんて言葉で表現してしまうが故に生じてしまう誤解。
何も,むやみやたらに,
山とか,森とか,川とか,農地とか,
いわゆる「自然」の傍で暮らしたいなぁ,という憧れでは,無いのです。
少なくとも,私は。

何と言うか,…うーん…,
そういう,今在る場所と向き合って生活を整えていく姿に対しての「憧れ」なんです。
言ってしまえば,立地条件に対しての魅力ではなくて,
そこに住んでいる人たち,人間に対する「憧れ」です。
何故なんでしょうね。とってもクリエイティヴに見えてしまうんです。
手持ちのカードの違いでしょうか,
この段になって,
<都市での生活>と<農村での生活>には差があるように感じます。
同じ,<心地よさ>を整えるというコトであっても,
差があるように感じてしまいます。

あれ,なんだか,今までと言っているコト,違うじゃん!
と,感じた方も多いでしょうが,
本人,これが矛盾だとは思っていません。
私がその<場所>を好きだと思うのは,
<都市>だから,でも,<農村>だからでも無いのは事実です。
でも,住まう場所・条件が違う故に,生活の在り方には差が出てきます。
手持ちのカードが違うから,というのはそういう意味です。
なので,区別して見た場合,
<農村での生活>は,何故か,クリエイティヴ。
「俺,コンビニ無いと生きていけないんだよねー。」という台詞は格好悪いですが,
「俺,土(山・海でも可)が無いと生きていけないんだよねー。」って,
めちゃくちゃ格好良い!!
この差は何なんでしょう??
はっきりとは言えませんが,
前者は,何やら,依存して生きている感じが,嫌な感じです。

思いっきり,偏見と先入観で書いているようですが,
わかりやすくする為なので,悪しからず…。
ただ,言いたいことは,
「大自然の傍で暮らすなんて素敵★」という感覚ではなく,
むしろ,「そこで暮らしている人々の生き様が素敵★」という感覚なのです。

人によりけり,というのは,重々承知なのですが,
少なくとも,
「自然環境」が見たいわけではなくて,
そこに生活している「人間」と交流したくて,
<農村の生活>に足を踏み入れる人も少なからず居る,
という点を,言いたかった今日この頃です。



 シブヤクミコ


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2004年11月18日

宮城県仙台市 シブヤクミコ 4日目

もーぅ…してやられたという感じです。
この日記,
知人にはバレないだろうと思い,名前を出していたのですが,
見事に見つかってしまいました。
よく見つけたよなぁ…,はい,後輩にバレました。
この上無く,好き勝手に,脈絡を無視して,
それこそ「つれづれなるままに」書いているので,
知り合いにバレるというのは恥ずかしいです。
だって,日記ですよ,日記。
でも,深く考えてしまうと,何も書けなくなってしまうので,
今までどーり,書いていきます。
(ちょっと,見つけられてしまった逆襲=やつあたりで,ネタにしてしまいました…。)

さてさて,今日は海を越えた話をするつもりです。
海を越えるといっても,
津軽海峡とか関門海峡とか,瀬戸内海のレベルではなくて,
本当に,ひとっとび,
ヨーロッパはケルトの国,アイルランドの話です。
ここで一応大前提としてあるのが,
「シブヤクミコはアイルランドが大好き」という点です。
何故,アイルランドか,というのは,
この前提の前には愚問なのです。
小学校2年生の時,本でこの国を知って以来,
行きたくて行きたくて,そこで生きたくて,憧れつづけた国に,
2001年2月に,ついに行くことが出来ました。
そこでのエピソードを少しだけ…。
あぁ,写真が無くて残念!!

枝葉末節は,ばさっと省略してしまいます。
さて,アイルランドで私は,とある集会に,数回ほど参加しました。
「アイリッシュ・ダンス」の集会です。
最近では,ショーとして日本でも知られていますが,
ここで話そうとしているのは,
「セットダンス」という社交ダンスの集会です。
週末の土日なんかに,小学校の体育館や公民館を借りて,
そこにバンドも呼んで,みんなで社交ダンスをしよう!!という集会です。
その名も「ケーリー」という集会です。
だいたいは近所に住んでる人が参加するのですが,
「ケーリー」の情報はネットなどでも得られるので,
遠くから参加するダンス好きも結構いたりして,
老若男女,初心者から熟練者まで,みんなで社交ダンスを楽しむ,
そんな集会があるのです。

参加費として500円ぐらい徴収されます(場所によりけりですが…)。
それは,ケーリー・バンドの人達への謝礼だったり,
ブレイク・タイムのお菓子代なんかに使われます。
そう,踊り狂って,ティータイム,そしてまた踊り狂うのです。
ティータイムのお菓子は,
有志の女性陣が家で作ってきたクッキーやスコーン,サンドウィッチ,
ブレイクタイムには,それらを手際よく並べて,温かい紅茶を淹れて,休憩します。
一人分はこれだけですよー,なんて,みみっちぃコトはしません。
思う存分,こころゆくまで,ティータイムを楽しめます。
まるで,ティーパーティー。
そう,「ケーリー」は,ダンス・パーティーとティー・パーティーを同時に楽しめる。
そんな楽しい集会です。
ケーリーのダンスは,社交ダンス,
ペア(2名1ペア×4組=8人で1グループが基本。)で踊ります。
「社交」ですよ,ポイントは。「社交」。
社交ダンスといっても,ハイソな宮廷文化に根ざしているわけではない,
むしろフォークダンスのようなモノ。
ペアで踊るんです。ペアで。だから,
極端に言ってしまえば,嫌でも(嫌な人は来ませんけど…)「交流」しちゃうんです。
みんなで踊って,みんなで食べて,みんなで喋って…。
楽しい!!んです!!!

楽しいからみんな来る。結構な人数。
だから,「一人参加費500円」という形式で運営。
聞くだけなら微妙な形態ですが,原型を考えてみましょう。
誰かのおうちに集まって,
そこでみんなで飲み食い宴会して,
楽しいから歌って踊って…。
楽しいから人が集まる。だったら大きい規模でやろうか。
それなら,週末に体育館・公民館を借りて,
演奏出来る人も呼んで(この,生バンド,ってのがすごい!),
「参加費500円」みんなから回収して費用に当てて…,
うん,出来るね。じゃぁ,やろっか。
という流れでしょう。
何か交流イベントをやらなければいけないからやってるわけではないのです。
「楽しいからやりたい!」だから,やる。
「材料費さえ何とかなるなら,スコーンぐらいなら作ってもいいわよ。」と,
言って,作ってくれて,本人も踊って楽しんで,
という人のなんと多いことか!!
規模が大きくなろうと,原型の「楽しさ」は健在。
みんなで踊って,みんなで(以下略)。

本日の言いたいこと⇒「これ,私の理想の原型なんです。」

もうちょっと考えるなら,
昨日の末尾と,少し重ねて頂きたい。
「まちづくり」「地域づくり」なんて冠する必要,無いんじゃないかな。
というのが,最近の私の所感です。
なんか,もう「まちづくり」「地域づくり」は,満腹です。
何に対しても,そう呼んでしまうのって,都合の良いスローガン。
私にとって「まちづくり」「地域づくり」と呼びたいものは,
<住んでいる人たちが住みたい=心地よいと感じる場所をつくること>です。
超理想主義なキレイゴトですが,これ↑なのです。
実際に住んでる人たちが,日常生活を満喫できるように,
楽しいことをしようと思う。
自然なことです。誰かがやってあげる種類のものではなくて。
有史以来,人間は,そうやって文化をつくってきたのだから…。

研究上・論文上,私も言ってきました。
「行政主導」だとか「住民主導」だとか。
なんか,そういうレベルのことでは無いんじゃない??って,
最近は,自問自答の毎日(ちょっと誇張)です。
だから,<私の純然たる理想>を再考してみました。
<純然たる理想>そのものではないけれど,
「これだよ,これ!!」と言えるエピソード,
紹介してみました。

というか,小学2年生の私のセンス…,よくやった!
って感じです。


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2004年11月17日

宮城県仙台市 学生 シブヤクミコ 3日目

今日の仙台は,今年としては貴重な秋晴れです。
今年の秋は,からっとした秋晴れがあまり無かったので,
このまま冬に突入かな,と思っていたのですが…。

個人的には,
仙台で過ごす上で,一番,季節を感じるのは,
夏から秋への移り変わり,だと思っています。
ずーっと夏が続いていたのに,ある日突然秋風が吹く。
気温が下がる,というのではなくて,
風の匂いが変わる瞬間があるように思っています。

さて,今日は,そんな仙台の話ではなくて,
私が今年の3月までの4年間を過ごした,別府について少しだけ…。
別府は,仙台とは正反対で,
冬から春への移り変わりが,なかなかの場所です。
2月の下旬頃,突然春風が吹く。
この春風の匂いは,私が別府での生活を始めたばかりの頃を思い出させます。

別府での4年間は,私にとって,
トクベツな時間です。
なので,別府は,トクベツな場所です。
初めて別府へ足を踏み入れたときは,
只の寂れて廃れた観光地(失礼)にしか感じられなかったのに,です。

丁度,3年前の今頃でしょうか。
獅子座流星群を肉眼でかなりの数を見ることが出来る,
というコトで話題になったのは。
私は,生まれて初めて,流星というものを,
別府湾の堤防で見ました。
親しい人たちと3人で,コンビニでおでんを調達して…。
学生にありがちな(と,一応恐縮してみます),
浅薄な感傷で(という自覚は無いのですが…),
「あぁ,ちっぽけだなぁ…。」と思い,
ぼけーっとしながら語らい,
次の日のインドネシア語の授業をさぼって,
骨抜きになってました。
「これからどう生きていこうか」なんてことに,
ただひたすら心を砕いて,現を抜かしていた時間を別府で過ごし,
そこで時間を共にした人々は,私にとってとてもトクベツな存在です。
盆・正月と仙台に帰郷し「ほっ」として,
別府に戻っても「ほっ」として…。

今でも,ネットを介してチャットをしながら,
「帰りたいよねぇ。」とコトバにしてしまう程の場所にはなっている模様です。
そういう場所が,誰にでもあるのではないかな,と思います。
私にとっては,3か所程あり,そのうちの一つが「別府」です。

そろそろ核心を突いても良い頃かな,と思っています。
私がひたすら追い求めて止まないモノ,
それは「生きていて心地よい場所」なのだと思います。
「場所」とは言っても,きっとそれは物理的な空間ばかりを指しているのではなく。
「人に纏わる物語」というモノがあってこそ,
その物理的空間は,トクベツな「場所」になる。
何も,特別な話ではなくて,
誰でも「そんなの当たり前じゃーん。」と言ってしまうような,
それこそ言葉にしてしまうと途端に安っぽくなってしまうテの話です。
それを敢えて言葉にしてしまう。
恥ずかしいですね。でも,やっぱり言ってしまいます。
何故か。
皆が当たり前と思っている,むしろ無意識で了解しているコトなのに,
こと「まちづくり」「地域づくり」なんて言葉を冠してしまうと,抜け落ちてしまう。
それに対して,この青二才は,「勿体無い!!」と思ってしまうのです。

さてさて。
今日もなかなか長くなってしまいました。
でも,ちょこっとだけ,核心に触れることが出来ました。
読み返してみると,抹消したくなってしまうんですケドね。
少しずつですが,パーツが揃ってきました。
明日も,もう少し浮遊してみようかな,と思ってます。では。



 シブヤクミコ



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2004年11月16日

宮城県仙台市 学生 シブヤクミコ 2日目

ども。二日目です。
今日は,私のナワバリについて話そうかな,と思ってます。
と,いうのも,
私が<農村での生活>というモノに憧れを抱いているというのは,
昨日,触れたことでもあるのですが,
かといって,「都市生活なんてうんざりだやーい!!」というワケでも無いのです。
団地生まれの団地育ちでも,
やっぱり「楽しさ」はあります。
でも,それは「団地だから」ではないのです。
そこら辺を,昔を振り返りながら,考えてみようかと思います。

私が住んでいる団地は,とっても偉そうな名前を冠しています。
「将監(しょうげん)団地」と言います。
将軍と監督を足して2で割った名前です。
最近,北将監という場所に新しく団地を造り始めていて,
その名も「将監殿(しょうげんでん)」らしいです。「殿」って…,と思ってしまいました。
ちなみに,写真は,「将監沼」という,団地内にある沼です。
私の技量じゃ,この程度にしか写りませんが,
空に合わせて表情を変える,美人さんです。
最寄り駅との行き来に,必ずそばを通るのですが,
なんだか,この光景を見ている時間は,
なかなかのモノです。
小さい頃は,ここにブラキオサウルスが棲んでいると信じていました。

ここも含めて遊び場が多かったように思います。
団地だから,公園が多いのは当たり前なのかもしれませんが…。
ぐるぐる公園(ぐるぐるまわる遊具があるから。),
怪獣公園(怪獣の遊具があるから。),
三角公園(敷地が三角形だから。)が3箇所ほど,
みつば公園(みつばのクローバーがいっぱい生えてるから。),
どかん公園(土管があるから。),
山公園(高台にある公営住宅団地にあるから),等々,
公園を渡り歩き,児童センター・児童館も駆使し,
小学校の校庭は,言わずもがな。
結構,遊びまわってました。

みんなで遊ぶ,というのは無条件で好きだったのですが,
「子ども会」って嫌いでした。そういえば。
1年生のときなんかは,お兄さんお姉さんと仲良くなれて,好きだったのですが。
学年が上がるにつれて,
「高学年たるもの」という封建的ポジションを要求されるのが嫌でした。
学校外で「学年」を気にするのは何でなんでしょう…。
未だに謎ですが,単に「便利」だからなのかな,とも思います。
年齢ほどアテにならない分類は無いんですけどね。
(年代,という規模になると別物ですが…。)

私は両親共働きだったので,
3軒隣の家に預けられてました。
学校から帰ると,自宅ではなく3軒隣に帰る。
実の父母には「パパ」「ママ」,
養父母(ちょっと違うかな)には「お父さん」「お母さん」と呼んで,
区別して生活してました。
だからでしょうか,団地に住みながら,
生活密着型近所付き合いが,私の家庭にはあります。
他に無いのかどうかは,わかりませんが。

長くなってきたので,まとまらないまま,まとめてしまいますが,
私は「将監団地」での生活に,かなりの愛着を持っています。
その愛着の源は,「都市生活の便利さ」では無いと思います。
都市だから,とか,農村だから,という部分では,決して無い。
もっと言ってしまえば,
そこが「将監団地」だから,でも無いと思うのです。
でも,<農村での生活>として最近クローズアップされているモノに,
私なりのイメージがあり,それに魅力を感じているのは事実です。
「将監団地」での生活に対する愛着,その要素,
これのもっと濃度を高くしたモノが,
いわゆる<農村での生活>にあるのではないか,
という勝手な先入観があるのだと思います。

結局「それが何か」というのが,この日記でのテーマなので,
寸止めしてしまいますが,
なんとなく掴んでもらえたらいいなぁ,と思う次第です。
伝わるか伝わらないか,私の表現力にかかっているので,
どきどきモノですね。
あと5日,私の「つれづれ」は続きます。



 シブヤクミコ



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2004年11月15日

宮城県仙台市 学生 シブヤクミコ 1日目

ついに始まってしまいました。
正直,場違いな気もしつつ…,それなりに好きに書いてみようかな,と思います。
「つれづれなるままに」なんて,本当に的を得たことを,先人は言ってたりするものです。

さてさて,「場違い」,と思うのもそれなりに理由があります。
はっきりきっぱり言ってしまうと,
「ローカルジャンクション21」さんが土俵としている部分で,
私は実践をしていない,という「自覚」があるのです。
所属=学生としているので,お気付きの方も多いとは思いますが,
私は未だ,「外から見ている」だけであって,「実践」に至っていないのです。
でも,どこかしらに「引っ掛かる=気になる」ような,
興味や好奇心をつつくような,<魅力>を感じているのだと思います。

「じゃあ,その魅力の源って何なんだろう」,というコトについて,
そこはかとなく書いてみようかな,と思っています。
新興住宅団地に生まれ育った私が,
「地域のチカラ」(解り易く言ってしまうと,なんだか陳腐なコトバですが…)に,
惹かれてしまうのはどうしてなのかな,と。
これもまた一つの<無いものねだり>なのかもしれないし,
そうではないかもしれない。
こうやって文字にしてしまうと小難しいようですが,
その実,そうではなくて,
直感的に,ひどく感覚的に言葉を重ねてみようかと思っています。
せっかくの機会なので…。

「こころにうつりゆくよしなしごと」以上の何ものでも無いのですが,
お付き合い頂ければ幸いです。


 シブヤクミコ


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2004年10月02日

第2回 全国GTみやぎ鳴子大会事務局 早川真理さん 7日目最終日

欧州のグリーン・ツーリズム事情?

最終日の今日は、私が見てきたヨーロッパのGTについて少しお話したいと思います。

1997年度の1年間、(社)国際農業者交流協会の農業研修制度でスイスに行きました。自分で農村レストランのようなものをやってみたいと思っていた私は、自給自足している小規模複合経営の農家で研修をしたかったことと、本場のGTを見てみたかったからです。
帰国後しばらく観光農園などで仕事をしていましたが、機会があり再び欧州の地で学びの場が与えられました。そのひとつが写真にあるフランスはブルゴーニュ地方の Chambres d'Hotes(フランス版B&B)"La Chaum"での2か月間です。"La Chaum"は農家民宿ではありませんが、古い農家を改築した美しい民宿です。
ブルゴーニュ地方はワインがおいしいことで有名ですが、ロマネスク様式の築1000年以上経つ教会がそこここに建っている有名な観光地でもあります。お客さんは国内はもちろん、スイス、ドイツ、オランダ、ベルギーなどから訪れ、平均5日ほど滞在していきます。サイクリングやハイキング、庭でのんびり読書を楽しんだりして過ごします。私もオフの日はお客さんにドライブに連れていってもらったりしました。

 愛犬のショメットがいます。毎日散歩にでかけていました。↑


7名定員のジットに1週間宿泊しても、1部屋250ユーロ程度です。これだったら家族で過ごしてもあまり家計に影響しませんよね。日本のツーリズムの問題のひとつは宿泊料が高いということもよく言われることです。

日本でもこれからは農村の風景や食をのんびり楽しみ、その土地のひとたちとの交流が目的となるような旅のスタイルに移行していくでしょう。GTが与える“癒し”の大きさにさらに気付かされることとなると思います。

→Gites de France加盟の民宿。Gites(ジット)はアパートメント形式の自炊ができる部屋です。各地域ごとにパンフレットがあり、料金や施設内容、通じる言語がわかるようになっています。この看板を目指して旅をするのも楽しみのひとつです



ボン近郊の山中でをハイキングしている途中に、養蜂をしながらハチミツやキャンドルなどを直売しているお店がありました。実際に蜂の巣に指をつっこん試食させていただいたのですが、ほんのり温かく、花の香がふんわり漂うハチミツに、しばしうっとりさせられました。品質の良さはもちろんですが、ドラマがあれば購入意欲がさらに湧くというものです。

→ドイツはフライブルクの語学学校にいたときに、マーケット(市)で見つけた蜜蝋キャンドルです。ひとつ3ユーロくらいから。蜜蝋キャンドルは長持ちして、いい香りがします。これも立派な農産物ですね

日本では山形の朝日町の「ハチ蜜の森キャンドル」で購入可能です
http://www.mitsurou.com/index.html



→スイスの首都ベルンでは毎年11月に「玉ねぎ祭り」が開催されます。玉ねぎのリースやお人形たちがところ狭しと並んでいます。写真にあるものも、カボチャや卵の殻などで作られた作品です。こんなおみやげもすてきですよね

スイスの農家は秋になると、この2色の小さな玉ねぎとドライフラワーで編んだカラフルなリースで家の中が美しく飾られます。春から秋にかけては、花いっぱいのガーデンと窓に置かれたゼラニウムなどのポットが、古い農家の家々を彩ります。自分の寝る間を惜しんでも家を美しく保とうとする農家の主婦の、意地がのようなものを強く感じます。それほどまでに景観を保つことは彼らにとって重要なことです。もちろん彼らはそれを楽しみながら喜んで作業するのです。


スイスで2002年に開催された国民博覧会では、農業をテーマにした会場があり、臼で小麦粉を挽かせてもらえたり、フェルトでこんなかわいらしいひつじちゃんたちを実演販売したりしていました。厳しいといわれる農業も「楽しいものよ〜」、という夢を与えてくれます。

スイスでは農家が景観を保っているという考えがあり、厳しい中山間地ほど高い補償金がでます。それだけ農業経営も難しくなるからです。そんな中、収入を少しでも増やす手段として生まれたグリーン・ツーリズムという考えは、農家にとっても訪れる人たちにとってもお互いの利益を生み出すものです。
日本に農家民宿やレストランが増えていくことは、大変嬉しいことです。ただ、農家があまり負担のないかたちで、あるものを提供していければなお理想的です。運営をする方も、訪れるゲストも、磨き合っていければすばらしいですね。

とりとめのない文章になったしまいましたが、1週間おつきあいくださいましてありがとうございました。またどこかで(大会で)お会いできることを楽しみにしております。 早川真理

Special Thanks to:
Takuma Sawaguchi
Yuki Abe
Yoshihiro Takahashi
Koju Itagaki


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第2回 全国GTみやぎ鳴子大会事務局 早川真理さん 6日目

丸森便り

週末は時間と体力が許す限り、丸森のクラインガルテンに戻ってきます。今日は宮城県丸森町からお届けします。

私が借りている不動尊クラインガルテンは、今年で4年目を迎えています。私は今年度から入居しました。
50坪ほどの畑に、いろいろな野菜を植えましたが、途中海外に2か月間仕事に行ったり、大会事務局が始まってからは遠距離でなかなか帰れなかったりと、1年目は波乱万丈、雑草だらけの畑となってしまいました。
それでも東京から父が何度か手伝いにきてくれまして、突然雑草が消えたりしております(...)。お百姓さんへの道はまだまだ遠いです。

ロフト付きのラウベ(ドイツ語で東屋の意。クラインガルテンで1区画ごとに設けられる休憩や簡易宿泊が可能な施設)が、2か所に全18棟。皆さますてきなKleingartenを作っていらっしゃいます↑





→神奈川から遊びに来てくれた親友のてらりんと、七輪パーティー。縁側に座卓を持ち出しちゃいました。なんだか楽しそうでしょう?


→お見せするのもお恥ずかしいような収穫物。ズッキーニだけは立派に“おがり”ました


丸森町は県内ではグリーン・ツーリズムの先進地です。
ここからぐねぐねの山道を20分ほど進むと、筆甫(ひっぽ)という地域があり、そば打ち体験できる「筆甫そば処 清流庵」や、地元の田舎料理を食べさせてくれる「ひっぽ森林(もり)のレストラン」、竹炭でいろいろな商品を開発している「竹炭工房ひっぽ」などがあります。

先日、「ひっぽの元気な味噌」を作っていらっしゃる太田さんのお宅へ、交流会のお誘いを受けおじゃましました。集まっていたのは、ひっぽの仲間たちと、福島県川俣町で農業研修をしている皆さん。新規就農のため土地と家を探しているそうで、新規で入られた太田さんのご夫婦がひっぽの空家などの情報提供をし、見学会を兼ねて交流を深めようというパーティーでした。
山奥のいわゆる「何もない」ような場所ですが、その土地のよさを、地元の人が発見し、それに惹かれて新しい人たちが次々とやってくる、そんな新しい風が吹いているひっぽです。それにしてもかわいらしい地名ですよね。


筆甫そば処 清流庵
http://www.pref.miyagi.jp/oksgsin/sennan/restaurant/restaurant-04.htm

ひっぽ森林のレストラン
http://www.omotenasi-miyagi.jp/tenpo/division/0200/0203.shtml

竹炭工房ひっぽ
http://www.ryokou.co.jp/koukoku/hippo/

山の農場&みそ工房SOYA
http://www.h2.dion.ne.jp/~soyamiso/index.htm
→味噌樽の看板?が目印です

町内にはほかにもいっぱいみどころがあります。今回は筆甫のみご紹介しましたが、またいつか別の機会に丸森の魅力をたっぷりお伝えさせていただきたいと思っています。


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2004年10月01日

第2回 全国GTみやぎ鳴子大会事務局 早川真理さん 5日目

上野忠志さんと焼畑のお話

農林観光課の安部さんから「はやかわさん、来ちゃいました〜」のコールが突然入りました。安部さんが来ちゃったのは、中山平西原の山奥。上野さんの焼畑です。

民俗研究家の結城登美雄さん(現代農業増刊号にほぼ毎号執筆)の話に触発されて、昔とった杵柄、ものの見ごとに焼畑ができあがりました。8月のことです。

育てているのは赤白のカブとユリ菜。耕さなくても、草灰の栄養分だけでちゃんと野菜ができるんですね。不思議です。 ↑焼いてます


→焼畑終了。この後姿、現代農業風ですね。かっこい〜!


上野さんとお電話が繋がりました。

早川:「始めまして。大会事務局の早川です。上野さんのお話、安部さんから伺ってました。今度畑に遊びに行ってもいいですか?」

上野さん:「どうぞ野菜たちに挨拶しに来てください。おいしくなって待ってますから」



上野さんのお人柄が出ていて、私は西原に飛んで行きたくなりました。その後安部さんからは収穫したてのカブちゃんたちをおみやげにいただきました。も〜さいこ〜でしたよ。ツーリズムは他人の火にあたること。旅は“他火”であり、“ひと”であるなぁとしみじみ感じました。

上野忠志さん。昨日ご紹介した「日曜山村学校」上野建夫校長のお父さんだったりします→




雪渡りのお話

ドラマといえば、こんなところにもありました。

鳴子にはなぜか昔から酒蔵がなかったのです。
川渡温泉駅前にある高橋酒店の5代目・高橋佳弘さんは、子どもの頃からお客さんに「鳴子の地酒は?」と聞かれても、隣町のものしか紹介できないことに歯がゆさを感じていたとのこと。それなら自分たちで地酒を作ってしまえ!と仲間たちと一緒に立ち上がりました。

古くからの知人、中鉢利彦さんの田んぼで収穫した酒米「蔵の華」を使い、仕込みの水には花渕山伏流水(おじいさまの実家である上鳴子横谷石材店の地下水)を使用。高橋さん自らが筆をとったオリジナルのラベルで、2〜4月で400本限定。約100名の会員が春のおとずれと共に新酒が届くのを首を長くして待っています。しみゆきしんこ、かたゆきかんこ...

中鉢利彦さんのお母さんです。酒米「蔵の華」は鳴子初収穫です! ↑


高橋さんの物語に感動したシンガソングライターの高橋佳生さんが、作詞作曲をした「雪渡り」が10月21日にCDリリースとなります。

ひとりの気持ちがたくさんのひとのこころを動かして、次々にドラマが生まれていくんですね。日々いっぱいの感動に出会いたいです。

「純米の会」を紹介している仙台の居酒屋さん「地雷也」さんのHP
http://www.jiraiya.com/pc/yukiwtari/yukiwatari14.html

高橋酒店
http://www.jalan.net/kanko/SPT_176530.html
店内には宮沢賢治先生の絵本コーナーや、賢治先生のお話を主題にした版画を彫り続ける佐藤国男氏のギャラリーもあります。どうぞ遊びにきてください。


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第2回 全国GTみやぎ鳴子大会事務局 早川真理さん 4日目

宿みやまと風の道のおはなし

私の拠点は現在、宮城県南の丸森町という所にあります。鳴子までの距離約120km。毎日通うわけにいきませんから、ここでは温泉旅館に下宿(居候?)しています。

私がお世話になっている「山ふところの宿みやま」は、鳴子温泉郷の5つの温泉地では最東に当たる川渡(かわたび)温泉に区分されますが、宿自体は温泉街から少し離れた山ふところの一軒宿です。
板垣家はもともと農家で、現在も米と野菜は自給しています。山菜やキノコも板垣さんのお母さんが山に入り集めたものです。
町内でも珍しくなった登録有形文化財である茅葺の母屋と湯治宿の本館、総金山杉づくりの新館の3つが、みやま(三山)のように並んでいます。裏には古墳の森があり、石を割って生えている「石割の梅」が地名にもなっている、静かで趣のある場所です。

みやまのラウンジです。吹き抜けの空間がとても心地よく、ときどきコンサートなどが開かれます。 ↑

やまふところの宿みやま
http://www.tabier.com/yado-miyama/index.html


風の道

宿みやまから川渡温泉街方向へ一本の田んぼ道が延びています。名付けて「風の道」。基盤整備されていない、自然のままに緩やかに弧を描いたその小道は、季節ごとにいきいきとその表情を変えてゆきます。

風の道を撮り続けている澤口琢磨さんは、温泉街で「銀の匙」という小さな洋食屋さんを開いています。どのお料理も、この写真のようにやさしい味がしますよ。
「風の道写真館」、しばしお楽しみください。

田植えの時期ですね。田んぼのむこうの茅葺屋根がみやまの母屋です。隣のりっぱな瓦屋根の家は、登録有形文化財の遊佐家です。本大会の第5分科会の会場にもなっています。重厚な古民家で、景観について語り合う、粋ですね〜 ↑





→風の道には樹齢約300年のスギと約200年のエノキが立っています。その株元には薬師様を祀る石祠があります。慶応元年10月8日“湯殿山”と刻まれた石碑は、風の道の風景に溶け込み、やわらかな空間を作りだしています。

ほら、風の道、歩いてみたくなってきたでしょう?




→稲穂が色づいてきました。もうひとつ小さな神様が風の道にいます


→稲刈りが始まりました。杭掛けする昔ながらの風景も、あまりみられなくなってきました。この風景を、いつまでも残しておきたいものです

鳴子にいろんな風が吹いてくればいいなぁ…


澤口さんにも会いに行ってみてください。
銀の匙
http://www.jalan.net/kanko/SPT_167417.html

追伸:朝田さん浦嶋さん昨晩企画委員会で更新遅くなりました〜。スミマセン...


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2004年09月29日

第2回 全国GTみやぎ鳴子大会事務局 早川真理さん 3日目

鳴子町のグリーン・ツーリズムに対する取り組み

鳴子町では平成16年6月に、構造改革特区として「鳴子温泉郷ツーリズム特区」を取得いたしました。3つの特区の内容は
@ 農地所有者による市民農園の開設
町と協定を結ぶだけで、農家自らが遊休地などの有効利用して市民農園を実施することができます。温泉湯治と市民農園の組み合わせ、可能性が広がりますね。
A 農地取得下限面積の引き下げ
一般の方が農業を始めるには、農地法のしばりにより50a以上でないと農地を取得できませんが、それを10aまで引き下げました。一般の方が農地を取得しやすくなり、就農できるというわけです。
B 特定農業者による濁酒の製造許可者の製造数量緩和
稲作農家が、自ら生産した米を原料に濁酒(どぶろく)製造の免許を取得する際、製造数量に制限がなくなります。ただし、免許申請手続きはたいへんです。米を実際に生産している農家であり、併せてその本人が農家レストランや個人経営旅館等飲食店営業を行っている方が対象となります。この制度を利用して、来年春に鳴子町初、宮城県初のどぶろくが飲める農家レストランがオープンします。楽しみですね〜。

このようにハードルの高い農地法・酒税法の規制を緩和し、増加している遊休地などを活用した農的交流空間を拡大すること、究極の農村文化・スローフードである「どぶろく」で地元ふるさとのぬくもりを体感してもらうことなどを通して、湯治など長期滞在しながら、農山村をまるごと体感することが可能となり、鳴子町全体の交流人口を拡大しようというものです(鳴子町中山間地域活性化推進協議会の文章を流用しました)。


@を利用して、鳴子町鬼首(おにこうべ)地区のきつね森とよばれる地域に市民農園を立ち上げ、「きつね森王国」を建設しようという壮大な計画もあります。休憩所はもちろん、ツリーハウスまで自分たちで建ててしまう予定です。なにもない休耕地から、ひとつひとつ生み出されていきます。あなた王国づくりに参加しませんか?

→きつね森で鬼首小学校の生徒たちがそばの栽培をし、収穫しました。無事に脱穀作業も終わったとのこと。GT大会でもお振る舞いできるでしょうか。どうですか?すてきなところでしょう?



中山平地域南原地区では4月から11月の毎月2回、「日曜山村学校」が開かれます。校長の上野建夫先生は、本大会の企画委員でパネリストでもあります。都市の方々に農村のすばらしさを知ってもらうとともに、消費者が自ら田んぼや畑で汗を流すことにより、食の安全や安心に対する価値観を再認識していただける機会となることでしょう。自分たちで栽培した大豆で仕込む味噌は格別の味です。

→無農薬栽培の田んぼには、アイガモが。いっしょに田んぼへGO!



鳴子ツーリズム研究会も立ち上がり、GTを含めた今後のツーリズムのあり方を、セミナーなどを通して模索しています。

→民俗研究家 結城登美雄氏のセミナー。大会の実行委員長です。大会のテーマであります「旅は他火」ということを学びました。もっと知りたい方は大会第1分科会へどうぞ

そのほかにも、「鬼首 鬼楽里(きらり)ふるさと体験」や「ブルーベリー摘み取り農園」、川魚の「キャッチ&リリース」など、いろいろな試みが行われています。まだ発展段階ですが、確実にファンが増え始めています。今後の鳴子にご期待下さい。

鳴子の新しい過ごし方「鳴子スタイル」のホームページものぞいてみてください。
http://www.town.naruko.miyagi.jp/tourism/



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2004年09月28日

第2回 全国GTみやぎ鳴子大会事務局 早川真理さん 2日目

昨日少し触れた「第2回 全国グリーン・ツーリズムみやぎ鳴子大会」のことを紹介させていただこうと思います。

この大会は、グリーン・ツーリズム(GT)を取り巻くさまざまな問題や悩みについて、課題の解決や今後の方向性に向けて、全国の実践者の方々とともに本音で語り合う質の高い交流を目指し、昨年度熊本県水俣市で第1回大会が開催されました。
今回、みやぎ鳴子大会では7分科会が用意され、GT初心者も実践者の方も、行政関係者や今後のGTを考えたい方も、様々な角度から“グリーン・ツーリズム”について学ぶことができます。
夜の交流会は、県内の農家レストランの料理を中心に、地元鳴子の味、温泉地らしく旅館の料理長たちが新しい食の提案を行ったり、宮城県旧宮崎町の「ミニ食の博物館」が移動してきたりと、目にも舌にも大満足な設定です。もちろん宮城の地酒もふるまわれます。スローですよ〜。

→大会募集冊子。いらすとらいたー福田るみさんがほんわかとしたイラストを提供してくださいました。第7分科会のパネリストでもあります


「温泉地でGT?」と不思議に思われる方もいらっしゃるでしょうが、鳴子も山間の農業地帯です。厳しいといわれる農家が、元気に楽しく経営をするための、ひとつの大きな可能性を秘めています。「温泉観光地」ゆえに、農家が観光に携ることなど考えもつかないような状況でしたが、これからは温泉旅館などと手を組んで、農業体験+湯治などというメニューも組むことができるのです。鳴子がこの大会を機に、大きく変わっていければと期待するひとりです。

→東鳴子温泉で行われた「稲刈り湯治」。「田植え湯治」から始まっていよいよ収穫をむかえました



→農作業の後はぼくも温泉にのんびりつかって最高〜!

このイベントを企画した旅館大沼の山荘「母里乃館(もりのやかた)」の庭園貸切露天風呂です。この山荘は本大会の第7分科会場でもあり、館主の大沼伸治氏は企画委員とパネリストまで務めていただいております。
大会ではこの「母里の湯」での「足湯」計画が進んでいるようです。大会極秘情報ですが...(笑)

旅館大沼
http://www.ohnuma.co.jp/


大会へのお申し込みは下記のURLから。フォームに入力して受付完了です。ご質問等がありましたら、事務局までお電話下さい。

第2回 全国グリーン・ツーリズムネットワークみやぎ鳴子大会事務局
〒989-6811
宮城県玉造郡鳴子町大口字鷲ノ巣85-4鳴子町中央公民館内
TEL/FAX:0229-82-2318
e-mail:gtinfo@town.naruko.miyagi.jp
URL:http://www.town.naruko.miyagi.jp/tourism/gtnetwork/

→早川、この広い事務所で仕事しています。だれか遊びにきて〜


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2004年09月27日

全国GTみやぎ鳴子大会事務局 早川真理さん 1日目

汽車がきた

陸羽東線「鳴子御殿湯駅」新駅舎の完成にあたって、久しぶりにSLが走りました。オープニングセレモニーの9月18日と前後数日間、鳴子の山間に汽笛の音が響き渡りました。新駅舎のプラットフォームに煙を吐きながらけんめいに走り込んでくるD51(デゴイチ)の姿は、圧巻でした。

→動いているSLを見るのは初めて。汽笛がもの悲しくて、なぜかじんときました


鳴子御殿湯駅は、東鳴子温泉のひとたちが「何もない」といわれる小さな温泉街をもっと元気に、魅力的なものにしようと動き出し、それを聞いた当時のJR東日本仙台支社長が感銘を受け、地域の方々と一緒に作り上げたという物語があります。

→木造の新駅舎。和風モダンで照明にも気を遣っています


ここは宮城県玉造郡鳴子町。鳴子温泉、鳴子こけしで全国的にも有名な温泉が湧くまち。この人口約9000人の小さな町で「第2回 全国グリーン・ツーリズムネットワークみやぎ鳴子大会」なるものが11月21・22日に開催されることとなりました。民俗研究家の結城登美雄氏を実行委員長に、グリーンツーリズムの第一人者といわれる研究者や実践者、そうそうたるメンバーが講師陣となっています。
 鳴子御殿湯駅から徒歩1分、鳴子町中央公民館に事務局を置く本大会のスタッフを務める早川真理です。これから1週間、大会のご案内含めて、鳴子や私の周辺を紹介していきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。ただいま参加者大募集中!

→秋ですね。ススキが銀色に輝いています。上野々スキー場にて


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