2007年07月22日

大分県日田市 伊東寿憲 最終日

とうとう最終日・・・

 もりちの一言に火がついて、またまた鮎で・・・

 鮎の友釣りはしません。もっぱら体力に任せた漁法しか、しちょらん、基本的に川に入るのが好きなもので・・・・

 津江漁協は、火振り漁が漁法で認められており、今の時期に渕を入札にかけます。
渕の上から、下までのたまりの部分を入札で競り落とします。ただし、火振りができるのは、2週間くらいの間に、ひとつの渕で2回が限度だったと思います。

 火振り漁とは、その名のとおり、夜になる前に渕の適当な場所に網を張り、日が暮れてから火(ライト)で鮎を驚かして、網で獲る漁法。

 その他、「ちょんがけ」というのをしたこともあります。細長い竹の中にハリスを通し、先には三又の掛け針をセット、川に潜り、鮎を引っ掛けて獲るという方法。

 他には、投網・・・丸く広がる網(釣具屋などで販売している。)を上手に丸くなるように投げ、ゆっくり引き寄せると獲れているという方法。
 だが、津江川では、大きい岩がごつごつしており、ゆっくり引き寄せても根がかりしてニッチもサッチも行かなくなる。
 このため、投げると同時に川に潜り、徐々に網を狭めていくというなんとも楽しい?獲り方となってしまう。

 この獲り方をすべて、小学生の時に・・・・体験した。
すごくよい環境で育ったとわれながら関心してしまう。

 ぜひ、自分の子供にも!と思う。

 少年期の貴重な体験が、地域を愛する心に育つのだと思う。
教育基本法の改正!
 ぜひ学校の授業で鮎のちょんがけを夏の体育で選択教科のひとつに加えていただきたい。
 「ちょんがけ」の道具をもって、
 「今日は学校で川に行ってくるね〜」
と元気よく家を出て行く未来があることを期待して、今週の私を締めくくりたいと思う。

 あっという間の1週間の今週の私でしたが、そのほとんどが少年期の出来事をつづってしまいました。
 いつもコメントいただいたもりちさん、あさださん、そして沢畑さん、津江の鮎、うなぎを食べたい時はぜひ事前に連絡してください。

 泊まりの準備もお忘れなく・・・

一週間ありがとうございました。
posted by LJ21 at 19:59| Comment(3) | TrackBack(0) | 大分県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月21日

大分県日田市 伊東寿憲 6日目

え〜い、食べ物の話でもう1日・・・

 今の時期、津江川の魅力といえば、うなぎともうひとつが鮎!!
中津江にとって欠かせない代物。

 津江川は、松原ダムや下筌ダムがあり天然の遡上鮎はいませんが、毎年5月頃に稚鮎を放流して、7月下旬に解禁となります。

 津江のおいちゃんは、「鮎は、大水が出ないとおいしくならん」という。
 鮎の主食は、石コケ、石の上に冬の間の泥や土がのったままだと、コケが生えにくく、鮎も太らんらしい。
 大水が出て、石が洗われ、きれいになったところに、日が照ると、きれいなコケが一斉に生え、鮎の食欲も一気に増進、急成長するらしい。

 ただし、大水が出すぎると鮎も流され不漁となる。

 だから、大水は出てほしいけど、出過ぎると困るというなんともいえないわがままを神様に頼まなければならない・・・

 毎年今の時期になると、今年の川情報が必ずどこからか流れてくる。いいらしい、小さいらしい、少ないけど大きいらしい、などなど・・・
 ちなみに今年はいいらしい。
(何がいいのか、量が多いのかそれはまったくわからず、ただ、いいらしい。)
 すごく、わくわくする情報・・・

 鮎は岩のり(石コケ)の香りが芳醇にただよう魚・・・だから香魚とも書くらしい。
 少しの塩で洗い、おなかの部分をしごいて、お尻からコケをだして、塩を胸ひれ、背びれ、尾っぽにだけつけて、(すでによだれがでてきた・・・)

 串でさし、炭火でじっくりと焼く・・・

 それを、頭からばくり!といただくのが最高にうまい。
骨もやわらかいし、背中の部分のゼラチン質のところが最高!

 鮎を塩洗いしてそのまま輪切りにし、氷水でしめて食べる「せごし」もうまい。

 塩焼きの鮎に、日本酒をひたひたにして飲む、鮎酒もうまい。

 梅雨の時期に蒸し暑く、川がコケくさいと感じるときがありますか?多くの人はいやなにおい、と思うかもしれないが、僕の頭の中では、その香りがそのまま鮎の香りとリンクして、無性に鮎を食べたくなる。

あるおじちゃんは、「鮎のたくさんおる渕は、においが違う」という。
 そんな体験、一生の内に一度でもいいから、あじわってみたい。
posted by LJ21 at 22:28| Comment(1) | TrackBack(0) | 大分県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月20日

大分県日田市 伊東寿憲 5日目

 もりちとの対話形式の今週の私だけど・・・

 うなぎは頭の眉間のところを、千枚とおしでこつんと刺し、片刃で頭から尻尾までサーと・・・なれば、すごく快感。いつもにゅるにゅるで四苦八苦すると。
 この技術を習得したつは、10年前頃。

 教育委員会の川遊びイベントがあって、子供たちは喜んで次々にうなぎを獲っては置いて、獲っては置いて・・・・

 漁協のおじちゃんたちも最初の10匹くらいは笑顔だったが、子供とさばく人の人数に多くの開きがあり・・・
 「こんくれ〜の人数でこの量をさばけるわけねーじゃねーか。!!」
 「お前もせんか!!」と、
 教育委員会からは子供がおぼれないように監視をしてくれと頼まれてきていた僕はいつの間にか、うなぎ処理班へ

 あの時、多くのうなぎを天国へ導いたおかげで今がある・・・

 うなぎの「かしばり」のことを書いたが、これは小学校低学年までだったかな?僕が「うなぎ獲り」で一番思い出に残っている方法は、「夜突き」だ。

 小学校の5、6年頃から、中学生の兄と父、3人で夜の9時頃から川に行き、水中用の懐中電灯でもぐりながら、うなぎをホコで突くか、うなぎバサミ(ギザギザ付の巨大なはさみ)を使い、獲った。

 今では、「夜突き」は禁止漁法(当時もだめだったのかも・・・)だし、夜に川に入るなど、とても今の学校や育友会が聞いたらどんな大騒ぎになるか、わからん。

 今は昼でも子供たちだけで川遊びしたらだめだって・・・
 1人で川遊びしていた僕からはなんとも寂しい感じがします。

 夜の川は、水が冷たい、めくらアブ(標準語?)もくるし、何しろおばけが出そうで怖い(小学生なので・・・)。
 カジカが大合唱の時はまだよかけどか、夜が遅くなるとカジカの声もなくなる。

 けど川に潜ると不思議・・・あまり怖くなくなる。

 うなぎは大きい岩などが重なり合っている巣屋から、よく水族館にいるウツボのような感じで、にょき〜と顔をだしている。

 色は青白くて、直接懐中電灯をあてるとびっくりして引っ込んでしまうので、

「あなたは見てませんよ〜横の石を見てるんだからね〜」
と独り言を言いながら、後ろからゆっくりと近づいて、ホコかはさみが届く距離まできたら一気に獲る!!

 こうして、捕獲したうなぎは、翌日の食卓に・・・

 大分県初出場でこの内容・・・なんか、本当にこんなこと書いてよかとやろうか。
 明日からは、現代に戻ってきます。

posted by LJ21 at 22:47| Comment(5) | TrackBack(0) | 大分県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月19日

大分県日田市 伊東寿憲 4日目

とうとうあれの日・・・
唯一の持ちネタが今日となった日にゃ。後の3日はなんにするか・・・

昨日のもりちのコメントをみればわかるが、ゲットした山ミミズを新聞紙にくるんで、ナイフで切る。新聞紙にくるむというのはつい最近知ったけど、別にくるまんでも切れるナイフであればスパッといく、 新聞でくるめば、色々と見る所が減るから・・・心も痛みも少なくていいのかもしらんね〜

 で、ミミズを小指位の長さにきり、鯉針につける。ハリスは頑丈なものを準備し(今は市販のセットを売っているのを見たことがある。世の中どんどん便利になる。)、道糸はたこ糸を使う。おもりは川原の石を使い自転車のゴムを輪切りにしたもので留める。

 ちょうど梅雨明けの今ごろから、8月中まで楽しむことができる。

 釣りの一種となる。このあたりでは『かしばり』といい。
夕方に川に仕掛けに行き、巣屋(昼間寝ているところ)と思われる近辺に投げ込み、川岸の石にくくりつけ、翌朝早くに引き揚げに行く。

 前の日に仕掛け、翌朝というのが実によか。夜寝る前にはどきどきして眠れず、翌朝早く引き揚げに行かんと、日が昇ると巣屋にもぐりこんでしまい、ハリスが切れることもある、必然的に睡眠時間が減ってくる。

 釣れていたら大喜びで跳ねて帰り、ぼうずの時は「早起きは三文の徳・・・」とつぶやきながら、目をこすり、がっくりと肩を落として帰る。

 釣れたあれを、引き上げる時には、グググッと重く、ニュルニュル〜とあがってくる。
 この感覚が最高!!これからの季節、スタミナを付けるために食べる物、土用の丑の日といえば?

 そうです。うなぎの登場!!


 当然、釣れたうなぎはじゅって(さばいて)、炭火をおこしている間に、たれを作り、炭火で焼いてからたれにジュッと入れる。
(よだれが出てきた・・・)

 たれにつけたのをもう一度、炭火の上に!!
骨も、一緒に焼いて、たれにジュッ!!

キョ〜!!辛抱たまらん!!

山ミミズ探しに行こう!!
 
posted by LJ21 at 16:28| Comment(1) | TrackBack(0) | 大分県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月18日

大分県日田市 伊東寿憲 3日目

昨日は鳩ご飯について、書き込みましたが・・・
これだけは言いたい!!鳩は鳩でも街中にいる鳩と山にいる鳩は親戚みたいなものではあるけどか、同じ品種ではありません。父曰く「あん鳥は臭くて喰えん!!」と・・・小さいころから言われてるので、町の鳩は食べ物ではなく、山の鳩は食べ物・・・という感じがある。

都会に行って、公園にいる鳩をみて「おいしそう」と思ったことは一度もない。町からきた人は、鳩ご飯と聞いて、鳩=公園にいる鳩となるから、「かわいそう」と言う人もおる。そんな人ばっかりかと思えば、森さんみたいに「食べたい!」と言ってくれる人がいる。

この言葉は本当にうれしい一言やった。町にもよか人がおる・・・と。


既にパックに入っているきれいな、牛肉や豚肉、鶏肉を毎日のように食べている人と、獲った鳩の羽をむしって、産毛を焼いて、じゅって(さばいて)・・・という過程を経て、食材となる食べ物と何が、違いがあるとやろうか??
と一時期考えたこともあるが、難しいことは考えないO型なので、そのままになっちょる。


 森さんから夏は、あれ、ですよね、あれ。という前振りがあるから、お待ちかねといきたい所だが、まずはあれの餌になる山ミミズから・・・

 山ミミズをご存知の方がおりますか?全長が30センチくらいになり、青紫色の、玉虫のように光沢があるあの巨大ミミズです。
 これを聞いただけでウゲッ!という人がおるかもしれんが、実物を見たらほんとにウゲッ!な生き物だ。

 梅雨時期の大雨が出た後などに、このミミズが側溝や道路に横たわった姿は実に貫禄がある。車で走っていてもすぐ発見でくる。
 このミミズを捕まえると、チュッおしっこを出す。
「このおしっこが目に入ると大変なことになる!!」と子どものころから言い伝えられているから、恐ろしくて直接持ったことがなかったが・・・
 これがあれの餌には一番いい!!ということになると話は別・・・手に持てるようになる。

人間とはなんと自分勝手な生き物だろうか・・・

明日はいよいよあれの登場!
posted by LJ21 at 16:58| Comment(4) | TrackBack(0) | 大分県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月17日

大分県日田市 伊東寿憲 2日目

本日は場所の紹介から・・・

 中津江村は、大分県の西端に位置しちょります。村の真ん中には九州最大の川、筑後川の最上流となる津江川が流れよります。

 車で西に5分行けば、福岡県矢部村、
 南に5分行けば熊本県小国町、
大分県庁には車で2時間半、福岡県庁には車で2時間ちょっと、熊本県庁には車で2時間弱とどこに行くにも2時間程度でついてしまうというすごく立地条件の良いところに中津江はあると。

 自然に囲まれて生まれ育った関係か親の育て方がよかったとかわからんけど、川と山にしょっちゅう出かけよった。


 これ以降の文を見て、おじちゃんかね〜と思われると困るので・・・
私は昭和48年生まれの今年34歳になるまだ青年です。(青年よね??中年??)


 山に出かけよったからといって、それで木の名前がわかるとか葉っぱの見分けがつくとかそんな知識は全くといっていいほどないから不思議・・・・ やまんもんなんとに知らん木ばっかりで、町んもんがきた時にいつも教えてもらよります。


 ただ家が百姓で、小学生の時分から冬になると父が猟にでるき、それに着いていって一緒に山を歩いたりした関係やろか?狸やテン、うさぎ、いのしし等の足跡とか獣道とかはわかると思う。(断言できないのは、この頃めっきり山を歩くことがなくなったき、年々自信がなくなっていく・・・)


 当時はポインター(鳥用の猟犬)とかビーグル(うさぎ用の猟犬)を飼っていて、犬と一緒に畑やたんぼを走り回った。父が撃った鳥を、「よーいドン」で取りにいったり・・・

 こんなことを活字に落とすと、本当に珍しい少年時代やったとかも・・・と少々不安になってきた。

 けどもう少しだけ・・・
 当然、猟にいって撃った獲物は、家に帰り父が“じゅって”(さばいて)食卓にのぼった。鳩にきじ、狸にウサギ、いのししに鹿、山鳥など様々な山の幸をいただいた。
 
 ウサギや鹿の刺身も食べたことがあるし、冬の鳩ご飯やきじご飯は、これはもお最高にうまい!

 鳩ご飯は我が家の冬の定番メニューだ!どこに行っても味わえない最高の味!!
おにぎりにしてもうまいし、冷えた鳩ご飯を茶漬けにしてもまたうまい。

 このことを、森さんに話すと目がぎらぎらと輝きだす。
「わたしも食べた〜い」と毎年話には登場するが、なかなか良いタイミングで遭遇することができない。
「一度でよいから食べさせて」と言われて今年で何年目だろうか・・・

今年の冬こそは、どうぞ召し上がれ・・・
posted by LJ21 at 23:25| Comment(3) | TrackBack(0) | 大分県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月16日

大分県日田市 伊東寿憲 1日目

「今週の私」には大分県から初出場ということで・・・。
せっかく地方からの書き込みなので、方言を交えながら書こうかと思います。読みづらいかもしれませんが、ご了承ください。

みなさんはじめまして、大分県日田市に住んじょる。伊東寿憲といいます。
生まれは中津江村、この地名を聞いて「あ〜」ち言う人が何人かおるかもしれん。次にカメルーンがキャンプした村っち言うたらもう少し「あ〜」ち言う人が増えるっちゃないかな?

2002年のサッカー日韓ワールドカッブでカメルーン共和国のキャンプ地になって、それで、到着がすごく遅れて連日のように報道された村です。


今週一週間ということで、村での出来事と、日常の何気ない会話をしていたところを森さん(色々お世話になっていて、今回の件も紹介してくれた方です。)がすごい食い付いてきた話などを、お伝えできたらいいな〜と思いよるから、よろしくお願いしちょきます。

今日は村の出来事から・・・

今、村では新たな騒動が起こりょります。

8月に大分市の九州石油ドームにカメルーンがやってくることが決まったのです。
サッカーの日本代表対カメルーン代表戦!!必然的に「こりゃ〜応援にいかにゃならんばい!!」「カメルーンが帰ってくるきね!!」とつい先日、7月6日に「カメルーン応援団」が結成されました。

坂本地球財団理事長(旧中津江村長 坂本 休)さんが、こげん言いよりました。「カメルーンと聞くと、私たちはときめきを覚える。」とすごく共感できる言葉でした。よか言葉やった。

この感情は多分、日本中の誰が聞いても多分わからんじゃろうと思う。その時に村におった人なら多分「うんうんわかる!」と共感してもらえると思う。それぐらい独特の感情がある。

今後、緑色の応援Tシャツを作ることや、応援の練習をすること、応援用国旗を作ること、九州石油ドームのアウェー席に約500名の応援団を結成することなどが計画にあげられている。

2002年の時には期待の新人と紹介された「エトー」が世界の「エトー」となって帰ってくるといううわさもある!本当にそうならますます大歓迎だ!


今からの1ヶ月・・・熱い中津江村が帰ってくる。
posted by LJ21 at 23:03| Comment(3) | TrackBack(0) | 大分県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。